2023-11-30

日々雑記 2023 Nov. #3

21日(火)



おぼろ昆布うどん。



ナムルと目玉焼き乗っけインスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。
つくりおきのナムル三種(ほうれんそう、ズッキーニ、豆もやし)と片面焼きたまごを乗せ、ラーメンに付属の切りごまをふった。

晩は、湯豆腐をアテにぬる燗の日本酒。


22日(水)

今日、第4水曜日だった(訳: 第3水曜日と勘違いして、また古紙回収に出しそびれた)。第1水曜は倒れていたのでしかたないが、そういうわけで、まとめた段ボールと紙類がもう2か月以上玄関にある。次こそは……!



ギリシャヨーグルトにオリゴ糖、バタールのトーストにバター、紅茶。
寒くなってはちみつが扱いにくくなった。湯煎している時間がないときはオリゴ糖の出番。



ズッキーニと玉ねぎ炒め、豆もやしのナムル、ほうれんそうの海苔和え、ごぼうとにんじんのきんぴら、ごはんのおとも(セイヨウカラシナ漬け、出し殻ふりかけ、くるみじゃこ)乗っけ麦飯、インスタント味噌汁(わかめ)。
冷凍・つくりおき・インスタントで構成。

おやつ


柿の味醂がけ。

晩は、湯奴に白菜キムチ、日本酒少々。


23日(木・祝)



そば粉のパンケーキはちみつがけ、紅茶。
ちょっとだけ残った牛乳と、そろそろ使い切りたいそば粉を使用。つくり方は2019年11月10日の日記に書いたのとほぼ同じ(→ 「日々雑記 2019 Nov. #1」 )。そば粉に対して牛乳の量が少なく、口の中の水分が持っていかれる感じになったが、味はよかった。

今日は「関西文化の日」で宇治市植物公園の無料観覧日。長いこと宇治にも行ってないので、見に行くことにした。
京阪宇治駅着、バスターミナルに行ってみると、乗るべきバスは行ってしまったところだった。本数の少ないバスなので、次が来るまでけっこう時間がある。お昼を食べてもいいかと思ったけど、朝のパンケーキはかなり腹持ちがよく、夜まで腹が空かなさそうな気配。ということでその辺を散策することにする。
しかし観光客の数が凄い。宇治ってこんな感じだったっけ、と一瞬思ったが、ふつう観光客の皆さんは平等院や宇治上神社を拝観して参道の茶店で休憩したりで、宇治川沿いに延々歩いたりするわたしとは行動範囲がかぶるわけがなく、そもそも宇治に対するわたしの印象がおかしいのだろう。さすがに今日は延々歩く時間はないので、周辺をうろうろするにとどめた。宇治川に沿って少し歩き、朝霧橋を渡って対岸を歩き、宇治橋通り商店街をぶらぶら。そういえばこのへんの路地を入ったところに、炭火で焼き豆腐を焼いていた豆腐屋さんがあったのだと思い出した(「まついの豆腐」という看板が出ていたのを覚えている)。すでに廃業されてしまったようだ。夏場に買った抹茶豆腐(黒蜜付)、うまかったな。残念。スーパーでのど飴を買って引き換えし、宇治橋を渡る。橋にはチャノキが植えられていて、ちょうど花が咲いていた。


ツバキやサザンカの仲間で、花の時期も近いのだね。

バスに乗り、15分ほどで植物公園着。


うむ。

入り口を入ってすぐ、「本を販売してまーす!5冊200円でーす!」と元気のいい声。ああ、地元の高校の図書館の除籍本を販売するということだったな、と思い出した。覗いていくことにする。


(許可を得て撮影・掲載しました)
なかなか興味深い品揃え(松浦理恵子の親指Pとかある)。本はきれいなものを選んで持って来ているようだった。「3冊まで200円」だったのが、終了間際で「5冊200円」になっていて、見ているとけっこう売れている。よきかなよきかな。わたしはとくに欲しいものがなかったので、買わずに出た。すまぬ。

さて、植物を見にいこう。園内で最初に目に入ったパパイヤの花。


小柄な木で、花が間近で見られた。

カエデ類が植えてあるところは、すでにいい感じに紅葉していて、カメラマンがいっぱい。


そりゃきれいだもんね。本気の人々の邪魔にならないように、さっさと退散。

小さなヤツデ


今年芽を出した子だろうか。とてもかわいらしい。

イヌビワ


こう見えて花。コレ(花嚢)の内側で花が咲くのだ。花嚢の基部がなんとなーく長いので、たぶん雄花(雌花嚢は基部が伸びず、丸い実に見える)。

池の方に行ってみる。傾きかけた日を受けたラクウショウがきれい。


柔らかな葉と、いい匂いのする実。


池の周りを歩いていたら、前を歩いていた警備員さん二人(ベテランさんと新人さんっぽい)の話し声が耳に入った。新人さんらしき人が「ぼく、ここ朝しか見たことなかったんですけど、夕方すごくきれいですね」といっていたのが、なんかすごくよかった。


うん、すごくよい。

このあとは園内をぐるっと回る。温室が迷路みたいで面白い。

バナナ(サンジャクバナナ)なってた


秋バラ(品種不明)よかった。


こちらはアイスバーグ。


こんな東屋ほしいねえ(わたしに与えられているのは西日しか当たらないベランダ)。

桜(四季桜)が咲いてた。


広場への斜面には原種シクラメン。


こんなに愛らしいのに、和名はブタノマンジュウ!なぜだ!

かなり日も傾いて、もう人も少なくなったことだろうと、カエデエリアに行ってみた。



西日を浴びて赤く燃えている。こういうの、見る時によってぜんぜんちがうんだよね。

チャノキの花にホシホウジャク


彼らが素早すぎたのと、ちょっと距離があったのとで、なんとか撮れたのはこの1ショット。

沈む夕日


一日たのしかった。


24日(金)



昨日焼いたそば粉パンケーキ、紅茶。



買ってきたアジフライとキャベツにんじんのせん切り、ほうれんそうの海苔和え、白菜とにんじんの切り漬け、白飯、しめじにんじんわかめの味噌汁。

晩は、湯豆腐。


25日(土)



たまご粥。
昨夜の湯豆腐の残り汁と冷凍ごはんを使用。



牡蛎鍋、白菜とにんじんの切り漬け、白飯。
酒と醤油で味をつけた昆布出汁で、豆腐、牡蛎、九条ねぎ、しめじ、花麩を煮た。残った牡蛎と豆腐は甘辛く炊いておく。

そば粉が少し残っているので、そばぼうろをつくることにした。たまご1個でつくるには粉が少し足りず、結局新しいのを開封。まあいい。
たまご1個をほぐし、砂糖70gを加えてすり混ぜ、そば粉60gと薄力粉40gにベーキングパウダー小さじ1/2を合わせてざるでふるいながら加えて混ぜ、水大さじ1程度を少しずつ加えて硬さを調整して生地のできあがり。できあがった生地をポリ袋に入れ、端を少し切って梅の花っぽく絞り出すのだが


焼き第一回分はこの体たらく。焼いている間に第二回分を絞っておく。コツをつかんだ頃に終了。人生そんなもんだ。

おやつ


そばぼうろ、緑茶。
形はともかく味はそばぼうろであった。うまし。

晩は、牡蛎豆腐をアテに、ビール。


26日(日)

朝は紅茶のみ。



マスールダール、チャナマサラ、バナナにタヒン、玉ねぎのレモン和え、にんじんとレーズンのレモン和え、ごまズッキーニ、白飯。
つくる前に考えていた出来あがり図となんか印象が違うなと思ったら、茹でたまごをつくっておいて盛るのを忘れていたのだった。

おやつ


柿。

チャナマサラをつくるのに使った残りのトマト缶は、とりあえずタッパーに入れて冷蔵庫にしまっておいたが、そうだ、それでアチャールをつくればいいじゃないかと思いついた。昼に思いついていればよかったんだけど、まあカレーはまだ残ってるし、明日以降使うためにつくっておく。



鍋。
昨日の牡蛎鍋の残り汁に昆布出汁を足して、鱈、豆腐、白菜、小ねぎ、しいたけを煮た。タレはぽん酢と柚子胡椒。


27日(月)



全粒粉食パンのトーストにジェノベーゼソースと粉チーズ、コーヒー。



マスールダール、チャナマサラ、トマトのアチャール、小松菜炒め、玉ねぎのレモン和え、にんじんとレーズンのレモン和え、白飯。
今日は米を炊いて小松菜を炒めただけで、ほぼ昨日の残り。

洗い物をし、残りものを冷蔵庫にしまおうとして、昨日盛り忘れた茹でたまごの姿を発見。なぜ今日も忘れた。置いておいても明日も忘れそうな気がして、その場で殻を剥き、塩もつけずに食べた。

晩は、昨夜の鍋の残り汁に出汁を足して豆腐、白菜、九条ねぎを煮た鍋。冬場恒例のエンドレス鍋。


28日(火)



全粒粉食パンのトーストにいちごジャム、紅茶。



豆カレーライス。
昨日炊いた白飯を温め、マスールダールとチャナマサラをミックスして温めなおしたものをかけ、各種レリッシュ(玉ねぎレモン和え、にんじんとレーズンのレモン和え、トマトのアチャール)を添えた。あしらいのイタリアンパセリはベランダ産。これにてカレーは終了。

晩はカップ麺(日清焼そば)。


29日(水)



全粒粉食パンのピザトースト風、紅茶。
全粒粉食パンにトマトのアチャールを乗せ、シュレッドチーズがなかったのでスライスチーズ2枚を適当に刻んで乗せて焼いた。



小松菜の生姜和え、大豆もやしの胡麻和え、ごぼうとにんじんのきんぴら、白菜とにんじんの切り漬け、大根のセンチェ、白飯、かぶとブロッコリーの味噌汁。
小松菜、白菜、大根、かぶ、ブロッコリーと、気がついたらアブラナ科だらけになっていた。味噌汁は大豆もやしの茹で汁に煮干しを加えて煮た。

郵便局へ行き、用事を済ませたのち、4か所の銀杏スポットを回ってぎんなんを拾い、その間に川で食材(野草ね)の様子をチェック、畑で野菜を買い、畑の近くのスーパーで魚を買って帰宅。3時間歩いていた。

食材の様子



クレソンはそろそろ採ってもよさそう。セイヨウカラシナは2月ごろまで待った方がいいだろう。セリはもう少しという感じだった。

拾ったぎんなん


時期が遅いのでちょっと少ないけど、まあ食べるのは実家の父母とわたしだけなので、こんなもんでいい。実は去年拾ったのがまだ冷凍庫にあったりする。

懸案のベランダの衆取り込み完了。


冬季キャンプがようやっとスタート。そしてヒトの冬支度はこれから。



鍋(鱈、豆腐、白菜、春菊、九条ねぎ、えのきたけ、しいたけ)。
こたつが未設営なので、これで暖を取るのだ。


30日(木)



味噌おじや。
昨夜の鍋の残り汁に昨日の昼の味噌汁の残りを足し、冷凍ごはんを煮てたまごでとじた。かぶとブロッコリーがとろとろでうまい。



大豆もやしの胡麻和え、小松菜の生姜和え、大根の皮のセンチェ、豆腐と野菜の味噌鍋、白飯。
鍋には大根、玉ねぎ、ズッキーニ、春菊、しいたけ、えのきたけ入り。

おやつ


ミルクレープロール、コーヒー。
ファミリーマートのミルクレープロール、ほんの少しの塩気が感じられてうまい。

今晩も鍋(訳: こたつはまだ出せていない)。

2023-11-21

日々雑記 2023 Nov. #2

11日(土)



モーニングフランスのトーストに目玉焼き、紅茶。
黄身がかたよってしまったけど、これどうやったら焼くとき真ん中にもっていけるんだろう。



まいたけ炒め、炒りおから、くるみじゃこ、キムチ(大根、割り干し大根、白菜)、ベランダ産ナガイモのむかごのおむすび、かぶの味噌汁。
全体的に茶色い(=おいしい)。

おやつ


バナナのおから蒸しパン、紅茶。
残っていたおからを使い切ってしまいたかったので。おから蒸しパンのつくり方は2022年12月8日の日記(→ 「日々雑記 2022 Dec. #1」 )に書いたものとおおむね同じ。つぶしたバナナを入れ、牛乳の代わりにこれまた使ってしまいたいヨーグルトを使用、バナナが入るので砂糖は入れなかった。

晩は、冷や飯と煮返したかぶの味噌汁で汁かけ飯。


12日(日)



モーニングフランスの黒糖ミルクトースト、コーヒー。
ミルクトーストは、古パンでよくつくる。アルミホイルにパンを乗せ、牛乳を少しかけて焼き、砂糖を振りかけて食べる。今回は黒糖をふってから焼いた。



クミンライスのおむすび、キャベツとまいたけのカレースープ。
スープは、鍋にサラダ油、クミンシード、マスタードシード、フェヌグリークシードを入れて熱し、スパイスがはじけてきたら粗みじんに切った玉ねぎとにんにくスライスを加えて炒め、ターメリック、カイエンペッパー、塩、トマトがなかったのでウスターソース(代わりにはならないけど)、水、ざく切りにしたキャベツ、そろそろ怪しいまいたけ炒めを入れて煮た。

晩は、つくりおきおかずをアテに、ビール。ちょっと寒い。


13日(月)



バナナのおから蒸しパンにピスタチオクリーム、紅茶。



炒りおから、厚揚げとかぶの葉の炊いたの、ベランダ産ニラ入り大根センチェ、赤玉ねぎのレモン漬け、たまごと韓国海苔のおむすび、もやしの味噌汁。

夜間の仕事の前に助六、終了後にお揚げ白菜ねぎもやしえのきたけの鍋をアテに、ビール。こういうのがたまらん季節になった。


14日(火)



ライ麦パンのトーストにバター、コーヒー。



味噌バターラーメン、セイヨウカラシナ漬けのおむすび。
ラーメンはインスタント(サッポロ一番みそラーメン)、具は白菜、にんじん、ねぎ、もやし、わかめ、たまご。セイヨウカラシナ漬は、春に採ってきて漬物にして冷凍しておいたものを解凍して刻み、ごま油で炒めてごまと粗挽き唐辛子を加えた。

某所でこないだ見かけて気になっていた信楽焼の湯呑を見に行く。やっぱりよい。白釉と青萩で迷いに迷い、白釉に決めた。

晩は、インスタント味噌煮込みうどん(スガキヤ)を、具なしで。


15日(水)



ライ麦パンのトーストにいちごジャム、コーヒー。

今日は仕事は休みだけど、仕事に関係のある本を読んだ。昼になるまでに疲労困憊。読書はなんのしがらみもないに限る。



豆腐鍋、鮭ときゅうりのおむすび。
鍋は、昆布と煮干しの出汁で韓国味噌を溶き、粉唐辛子を加えて沸騰させ、白菜、ねぎ、えのきたけ、もやし、絹ごし豆腐を煮て、たまごを落とした。おむすびの鮭は、粕汁用に買ってきた銀鮭のアラの一部を利用、残りは昆布と一緒に煮ておく。

晩は、おむすびに使ったきゅうりの残りをみょうが味噌でぽりぽり食べつつ、ビール少々。


16日(木)



モーニングフランスの端っこパンペルデュはちみつがけ、紅茶。
例によって、まずパンを牛乳に浸してから溶きたまごを吸わせる。こうすると時間がかからず、思い立ったらすぐできる。



天かすと青海苔のおむすび、粕汁。

近所の病院でコロナワクチン接種。帰り道でティラミスを買った。

おやつ


ティラミス、紅茶。
一昨日買った白釉彫湯呑(丸伊製陶)の初仕事。形に惚れたんだけど、使ってみると口あたりもよい。青萩のほうも買っとけばよかったかも。まあうちに客なんてめったに来ないんだけど。

晩は、粕汁と白飯。


17日(金)

昨日ワクチン接種したので、今日は一日休みにしたが、微熱が出て体がだるい程度ですんでいる。まあ一日ごろごろして本でも読んでいよう、と思ったら、「K都府立植物園でアリストロキア・ゴルデアナが日本初開花」とのニュースを見てしまった。うーん……明日行くか。



ライ麦パンのトーストにチーズ玉ねぎ炒りたまご、紅茶。
実は炒め玉ねぎ入りのオムレツにしようと思ったのだけど、横着して玉ねぎを炒めたフライパンにそのまま溶きたまごを入れたら、こびりついてどうにもならなくなってしまったので、こそげとって炒め、冷凍していたシュレッドチーズを加えてまとめたのであった。しかもチーズが少ししか残っていなかったので、まとまりきらず、食べにくいことこの上なし。味はよかった。



柿ピーおむすび、ほうじ茶。

出汁を取るたびに冷凍しておいた削り節がたまってきたので、乾煎りして海苔とごまを加えてふりかけを作成。出し殻なので味が物足りなくて、味つけに濃縮タイプのつゆの素を加えてつくったのだけど……なんとなーくモヤっとするのは否めない。

晩は、白飯に手づくりふりかけ。


18日(土)



ライ麦パンのジェノベーゼトースト、紅茶。
いつ買ったのかわからないけど未開封だから大丈夫じゃね?で開封した市販のジェノベーゼソースをパンに塗り、粉チーズをふってオーブンで焼いた。具合は悪くならなかったけど、早めに使ってしまおう。



くるみじゃこ、大根のセンチェ、さやいんげんの黒胡麻和え、刻みしば漬け、白飯、粕汁。
今日新たにつくったものはいんげん胡麻和えだけで、あとはつくりおきと残りものと冷凍していたもの。

食べたら出かける。例のアレを見に行くのだ。

電車で座っていたら、手に金封(金銀結び切り)と財布を持った人が隣に座り、おもむろにスマホで相場を調べ始めた。間にあうんかこの人。

久々に植物園に来れた。年パス買ったのだからもっとちょくちょく来たいんだけどね。例のアレは観覧温室にいるので、入園したらまっすぐ向かう。途中、メタセコイヤがいい感じに黄葉していた。


来ました。


入り口の貼り紙を見てワクワク。券売機で入室券(200円)を買って入る。そうだった、ここ有料だったわ。さて、展示室へ。この時期の風物詩「入室即メガネ真っ白」の洗礼を受けるなど。

熱帯スイレンいいよねえ。


とくにこの青いの(ニンファエア・ギガンティア)、好きなのだ。

ホウガンノキの花と実。


花が咲いているのははじめて見たような。

そして来ました。例のアレ、アリストロキア・ゴルデアナ。


さすがにここには人だかりができて渋滞が発生していた。花は通路に背(?)を向けて咲いているので、正面顔(?)を鏡に映して見せてくれるという工夫がなされていた。


人垣の隙間からなんとか撮れた。なるほど、ウマノスズクサ科。わたしの散歩コースに咲いているウマノスズクサ(2021年6月6日の日記に写真があります→ 「日々雑記 2021 Jun. #1」 )が巨大化したような花。形がそのまんまだ。

人だかりを離れて一息ついたところに、フウリンブッソウゲ。


見惚れてしまう。

ネマタンツス・ブラジリエンシス。


丸っこい葉っぱと実が超かわいい。実の淡い藤色もたまらない。

この植物は


名前が好き


アジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)二つの世界(相界)の境に位置するマダガスカル原産だから「アアソウカイ(亜阿相界)」だというのだけど……なんか思いついちゃったんだろうねたぶんね。

奇想天外


一科一属一種、近縁の植物がまったくない、孤独な植物。わたしがこの植物を、龍膽寺雄の名とともに覚えているのは、高校生のとき、友人に借りて読んだ科学エッセイ本のおかげだろうと思う(記憶が遠すぎて、思い違いをしている可能性もある)。大学入学とともにK都に住みはじめ、本で読んだこの植物が当地の植物園で栽培されていると知り、わくわくしながら見に来たのを覚えている。当時は入手できなかった龍膽寺雄の著書『シャボテン幻想』がちくま学芸文庫に入ったときも嬉々として買いに走ったのであった。元気そうでなにより。こんどは開花期に見に来たい。

標本室には


ショクダイオオコンニャクの標本が。

人でにぎわう観覧温室を出て、大好きな植物生態園へ。こっちは人がほとんどいない。なんとなく野山をひとりで散歩している気になって、たのしい(そんなにひとりが好きなのか)(好きだ)

ツルソバ


タデ科の花ってかわいいんだよねえ。

ハクサンボクの実


秋の野の赤い実はよいね。

フユイチゴ


冬場、母の実家に行ったら、裏山でこれを探して食べたものだった。

シロヨメナ(たぶん)


サンインギク


晩秋まで咲いている野菊が好きだ。

こんな看板が


たしかにいっぱい落ちていた。だれか(鳥だろう)が食べた形跡のあるものもあった。

日も暮れかかってきたので、出入口方面に向かいつつ、気になる花を撮る。

サザンカ


これが咲くと、冬だねえという気分になる。

フウセントウワタ


実の方は知っている人も多いと思うけど、花もとてもかわいいのだ。

ダリア


品種はわからんけど、ダリアは好き。

あー、毎度思うけど、やっぱり朝から来ないと回りきれないんだ。入園料200円とかもうすごくない?年パス1,000円だよ?ここ住めないかな?(錯乱)

錯乱状態のままゲートを出て、地下鉄に乗り、繁華街や非繁華街の書店や古書店をハシゴして本を買い、帰宅。

本日購入した本:


李箱『翼』(斉藤真理子 訳 光文社古典新訳文庫)、松田青子『女が死ぬ』(中公文庫)、ミハイル・ブルガーコフ『悪魔物語・運命の卵』(水野忠夫 訳 岩波文庫)、イーヴリン・ウォー『黒いいたずら』(吉田健一 訳 白水Uブックス)。

さっき話が出たので、今日買った本じゃないけど、ついでにこれも


龍膽寺雄『シャボテン幻想』(ちくま学芸文庫)。


19日(日)



バナナにヨーグルト、バタールのトーストにバター、コーヒー。



さやいんげんの黒胡麻和え、くるみじゃこ、大根のセンチェ、たらこと豆腐のスープ、白飯。
スープにはたらこと豆腐のほかに、じゃがいも、ズッキーニ、玉ねぎ入りで、出汁用の煮干しもそのまま入っている。味つけはたらこの塩気のみで、中挽き唐辛子を少々ふった。

晩は、白菜きのこ九条ねぎの鍋。


20日(月)

朝は紅茶のみ。



ありあわせピビンパ、昨日の残りのたらこと豆腐のスープ。
麦飯に大根センチェ、ほうれんそうナムル、くるみじゃこ、さやいんげんの黒胡麻和え、豆もやしナムル、セイヨウカラシナ漬け、ズッキーニナムル、目玉焼きを乗せ、コチュジャンを添えた。両面焼きたまごは、ひっくり返すときに破けたところから溢れてえらいことになった。

夜間の仕事の前にさば缶キムチスープをつくって食べたら、腹がぐるぐる鳴りだした。とりあえず何事もなく仕事は終えることができた。よかった。