2021-03-31

日々雑記 2021 Mar. #3

21日(日)

昨日汲んできたおいしい水を沸かし、おすそわけしていただいた中国茶(黄金桂)を喫する。


香り高く、ほんとうにおいしい。一煎目を注ぎ終えたら、教えていただいたように、ティーポットの蓋を外してその香りを楽しむ。

朝食に昨日茹でたたまごをひとつ食べ、二煎目を淹れる。このお茶、好きだなあ。

頼まれたはんこを仕上げる。


絵柄はヤマドリ。この形だと持ち手があった方が捺しやすかろうと、はじめからつけて送ることにした(接着剤も見つかった)。



辛たまごあんかけラーメン。
サッポロ一番醤油ラーメンをアレンジ。みじん切りにんにくと豆板醤を油で炒め、湯を注いで麺ともやしとねぎを茹で、付属のスープを加えて水溶き片栗粉でとろみをつけ、たまごでとじて、ごま油を加えて完成。食後に黄金桂三煎目。まだ甘い。

晩はカップ麺(日清どん兵衛 天そば)。


22日(月)



刻みきつねうどん。

夕方、来年度の仕事の打ち合わせ1件。毎年遅いなと思う現場だけど、あと1週間で年度変わるんすよ……

郵便物を出しに行き、ついでに買いものをした。殻付きの牡蠣が手に入った。


殻付きの牡蠣となれば、こうしないのは罪でございましょう。こうするとなれば、ビールを飲まぬわけにもいきますまいて。ぬはははは。最高。4個の牡蠣が一瞬で消えてしもうたわ。ぬはははは。あとはお揚げ、ねぎ、しいたけ、エリンギ、たまねぎ、ししとうなどを焼き、そして飲む。ぬはははは(上機嫌)。

シメはもち。


醤油を塗ってこんがりと(ふたつ焼いたけれども、ひとつはすでに胃の中)。はー腹ぱんぱん。


23日(火)

おすそわけいただいたお茶、今日は四季春。


水は水道水ですけれども。おいしいおいしい。



魅惑のコロッケうどん。
コロッケは昨日買ってきたものをフライパンで温めなおした。うどんつゆにさっと浸して食べる至福。

帰宅したら、宅配便の不在配達通知が入っていた。送り主の名前が書いてない。えー、本なんて注文してないよ?(心当たりはそれだけなのか)(それだけだ)
再配達を依頼する際に追跡番号で引き受け事業所の住所をみて、送り主の見当はついた。夕方、果たしてその方々からの贈りものが届いた。こないだといい今日といい、わたしの好きな人々は、どうしてピンポイントでわたしの喜ぶものがわかるんだろ。ほんとうにありがたいことだ。



鍋。
豆腐、鱈、ねぎ、しいたけ、えのきたけを酒と塩を加えた湯で煮て、ぽん酢でいただく。鱈の残りは茹でて身を外しておく。

陥没して消灯が著しく困難になっていた照明スイッチをうっかり押してしまった。前回はなんとかなったけど、今回はどうやっても消灯できない(点灯は無問題で、点いたら最後消せない感じ)。仕方ないのでフェイスプレートとスイッチハンドルを外し、埋め込みスイッチを直押しして消した。


バネがぜんぜん利いていない。放置していたけれども、いい機会だから修理するか。全取り換えでなく部品交換でいけるはず(全取り換えは電気工事資格がないからやってはいけない)。しかし品番がわからんことには……外したハンドルの裏に品番が書いてあった。検索した結果メーカーが判明、メーカーの商品情報でスイッチ本体の品番もわかった。ホームセンターに置いてあるかな。


24日(水)



焼きバゲット、インスタントスープ(クノール ポタージュ)。



ほうれんそうとお揚げの丼、大根の皮の漬物、豆腐ときのこの味噌汁。
甘めのつゆでお揚げ、ねぎ、ほうれんそうを煮て、たまごでとじたものを炊きたて飯にのっけた丼は、わたしの好物。子供のころ実家で食べていた丼は、いつもかまぼこ(鶏肉のこともあった)とねぎとほうれんそうのたまごとじ丼だった。やわらかく煮たほうれんそうはごはんによく合うと思うんだけど、外食の親子丼やたまご丼でほうれんそうの入ったものを見かけないということは、あまり一般的ではないのだろうか。

晩は鱈グラタン。炒めた玉ねぎとじゃがいもに、昨夜茹でてほぐしておいた鱈を加えて塩胡椒し、耐熱容器に入れて牛乳を少し加え、チーズを乗せてオーブンで焼いた。


25日(木)



わかめうどん。
旬の刺身わかめが手に入ったので、たっぷりと。



スクランブルエッグのホットサンド、紅茶。
昔よく行った喫茶店の「玉子トースト」を目標にしてつくった。その店のは片面にマヨネーズ、片面にケチャップが塗ってあったんだけど、うちにはマヨネーズがないので、両面ケチャップで。マヨネーズがわりに、オリーブオイルに塩胡椒でもいいかもしれない。

シノブちゃんがどんどん新芽を伸ばしているので、古い葉を整理してやる。


オブツサ子1号の開花はもうすぐ。


2月ごろからどうも死んでいる気がしていた実生レモンに見切りをつけた。そろそろ皆さんを外に出す準備をせねば。



炒り豆腐。
ちくわ、にんじん、ひじき、ねぎ入り。これをアテに、湯割り焼酎少々。


26日(金)

風が強くて花粉が吹き荒れているせいか、朝から目鼻がたいへんなことになっている。外して洗いたい。



りんごジャムとシュレッドチーズのホットサンド、コーヒー。



あるもんなんでも入れたおじや。
残りごはん、白ねぎの青いところ、しいたけ、えのきたけ、豆腐を出汁で煮て、仕上げに刺身わかめを加え、味噌仕立てに。こう見えてうまい。なぜなら好きなものしか入っていないから。ひとり暮らし万歳。

午後、いくつかの用事を片づけに外出、ついでにぶらぶら散歩(自棄)。

わたしの頭の中には、時期に応じた野の花の地図がある。いまあそこに行けば、あの花が咲いている、という感じで散歩のコースが決まる。年々勢力を拡大しているものもあれば、ある年を境に消えてしまうものもある。それでいつも、楽しくなったり寂しくなったりしながら歩いている。歩くたびに頭の中の地図は更新される。でも、「もうなくなってしまったけど、ここに生えていた」を忘れることはない。

アリアケスミレ


オオキバナカタバミ


シダレザクラ


ソメイヨシノ


志賀直哉旧居跡にもサクラ


碑の周りにはタチツボスミレがたくさん


カスマグサ


カラスノエンドウとスズメノエンドウの間の大きさだからこの名前って、そりゃないよねえ。

乙女椿



落ちて朽ちゆく姿も美しい。

オドリコソウ


ヒメオドリコソウ


この2種はすぐ近くに生えている。

ヒメウズ


白い花びらに見えるものは、萼片。

毎年楽しみにしている場所。


ここも。


キュウリグサ


コハコベ


ハナニラ


サンシュユは終わってしまっていた。残念。


ハナカイドウ


チョウセンレンギョウ


(よく似たレンギョウやシナレンギョウは雄蕊よりも雌蕊が長い)

オオアラセイトウ


ユキヤナギ


本日のにゃー1(寝てる)


本日のにゃー2(寝てた)


あったかくなったねえ。

無事入手。


開けるのに精密ドライバーが要るな(自前の爪では無理だった)。

晩は茹でキャベツとツナのサンドウィッチ。


27日(土)

寒気がして、目が覚めていても長いこと布団から出られず。エイヤと起き出し、お茶を淹れた。


いただきものの東方美人。飲んだら元気が出て、パーッと着替えてダーッと外に出てガーッと野草を採ってきた。

オブツサ子1号の花


もうすぐだ。



ムングダール、セイヨウカラシナの炒めもの、にんじんの炒め煮、赤玉ねぎの即席漬け、ジャスミンライス。
今日はカレーは豆のみ。カラシナはスパイス料理にとても合う。

さてスイッチ。精密ドライバーを出すのが面倒で、手近にあったカッターの刃を差し入れてこじ開けた。壊れている方も同様にして開ける。


下の黄色いのが古い方。バネが破損している。撮影時、うっかり新旧の向きを逆にしてしまったが、なに、取り付けの際に間違えなきゃよいのだ。で、新しい方をそのまま嵌め込めばいいんでしょ、とやってみたが、どうしても嵌まらない。スイッチ本体がモデルチェンジしていたらしく、大きさが若干違うという罠(罠ではない)。さいわい板バネは同じものだったので、バネを外して交換。


それを本体に……嵌まった!(当たり前だ)


スイッチハンドルを取り付け(これけっこう力が要る)、フェイスプレートを嵌めて完成。


点灯も消灯も快調。やれやれ。しかしバネだけを売ってはくれないものだろうか。税込み200円ちょいとはいえ、部品を取るために新品を無駄にするのは心苦しい。

夜、買いものに出たときに見た朧月と桜がいい感じだったので、帰宅即カメラを持って出た。


明日は雨になるようだ。

晩は、昼の残りをアテにビール。


28日(日)

オブツサ子1号の開花まつりが始まった。


おめでとうおめでとう。

朝は紅茶のみ。



クレソンのスープ、焼きめし。
焼きめしは、たまご、ちくわ、にんじん、セイヨウカラシナ、ねぎ、にんにく、しょうが入りで、味つけは業スー東南アジアの素、ナンプラー、マギーソース、トッピングは赤玉ねぎとベランダ産コリアンダーリーフ、レモンを絞っていただきます。クレソンはもうすぐ花が咲くので、少し硬くなっている。細かめに刻んで、某呟き処のフォロイーさんに教えていただいたように、海老と包んで水餃子にしよう。

おやつ


ひとくちルマンド(チョコ)、コーヒー。
ボロボロこぼれなければ食べやすいのに、とあんなに思っていたのに、食べやすいひとくちルマンドをつまむわたしの心に去来するのは、これはあのルマンドでは、あのわたしのルマンドではないという、寂しさにも似た感情であった。なお、味はルマンドである(ちょっと表面のコーティングがぶ厚い)。



湯がいたごぼう天を網で焼き、生姜醤油で。もちろんビール。シメはカップ麺(サッポロ一番塩らーめん 富山白エビだし仕立て)。


29日(月)

オブツサ子1号の2番開花。


サボ子の1番は明日あたり咲きそう。




わかめそば。

うちの前のトウカエデ並木が芽吹きはじめた。いま目を覚ましたばかりなのやら、すでにふさふさになってるのやら、個体差があって面白い。

晩は、半額になっていたかつおのたたきをアテにレモン焼酎。


30日(火)

窓から見える山が白く霞んでいる。黄砂がすごい。

サボ子開花。


おめでとうおめでとう。

オブツサ子1号の3番開花。


快調快調。



オートミールにインスタントスープ(わかめとしじみ)。

晩は冷凍ごはんを温めて、インドのレトルトカレー(パニール&バター)をかけた。


31日(水)



ソパ・デ・アホ。



菓子パン(フジパン スペースアポロ)、コーヒー。
食べたことはないけど、なんとなく昔からあるんじゃないかと思わせるパッケージに惹かれて買ってみた。ザラメがジャリっとする食感、高級カステラなんかにそういうのあるけど、これ苦手な部類であった。そしてものスゴい甘さにコーヒーおかわり。

食べたら出かける。まずはいつもの散歩コースへ。

アリアケスミレ


ノヂシャ


通常なら引き返すところを、そのまま五条通を渡り、Y駅方面へ。京阪Y駅から東へ折れ、北上。

もうずいぶん散っている。


琵琶湖疎水へ(ここまでで1時間弱)。


東の方は人が多そうなので、西へ。

まだまだきれい。


カエデ


まだ少し早い。

アセビ


向こう岸には山のツツジ


近づけないので種類はわからない。

シャガ


疎水を離れ、天智天皇陵に向かう道へ。

キランソウ


クサイチゴ


ビロウドツリアブ(ふっさふさ)が来ていたが、写真は撮れず。残念。

ハナイバナ


そのすぐ近くのキュウリグサ


ハナイバナとキュウリグサ、ムラサキ科のよく似たふたり。

天智天皇陵のシャシャンポの木


好きな木なのだ。

地下鉄に乗るつもりだったけど、まだ行けそうな気分なので歩いて帰ることにした。知らない道を南下、広い通りに出たら東へ。途中いい感じの商店街(しかしシャッター閉まってる店が多かった)を通ってずんずん行くと、ようやく知っている通りに出た。そこから散歩コースに戻る。今日はハナイバナ(ムラサキ科ハナイバナ属)、キュウリグサ(ムラサキ科キュウリグサ属)を撮ったので、ついでにいつものコースのノハラムラサキ(ムラサキ科ワスレナグサ属)を撮れば、ムラサキ科三兄弟(と勝手に呼んでいる)を揃えられるではないか、という謎の情熱にとらわれてしまったのであった。

ということで、ノハラムラサキ


無事に三兄弟揃い踏み。

ついでに、近所のサクラ並木の中になぜか1本だけ混じっているナシ


毎年楽しみにしているこれを見ないことにはね。

これにて本日の散歩終了。よく歩いた。