2023-11-21

日々雑記 2023 Nov. #2

11日(土)



モーニングフランスのトーストに目玉焼き、紅茶。
黄身がかたよってしまったけど、これどうやったら焼くとき真ん中にもっていけるんだろう。



まいたけ炒め、炒りおから、くるみじゃこ、キムチ(大根、割り干し大根、白菜)、ベランダ産ナガイモのむかごのおむすび、かぶの味噌汁。
全体的に茶色い(=おいしい)。

おやつ


バナナのおから蒸しパン、紅茶。
残っていたおからを使い切ってしまいたかったので。おから蒸しパンのつくり方は2022年12月8日の日記(→ 「日々雑記 2022 Dec. #1」 )に書いたものとおおむね同じ。つぶしたバナナを入れ、牛乳の代わりにこれまた使ってしまいたいヨーグルトを使用、バナナが入るので砂糖は入れなかった。

晩は、冷や飯と煮返したかぶの味噌汁で汁かけ飯。


12日(日)



モーニングフランスの黒糖ミルクトースト、コーヒー。
ミルクトーストは、古パンでよくつくる。アルミホイルにパンを乗せ、牛乳を少しかけて焼き、砂糖を振りかけて食べる。今回は黒糖をふってから焼いた。



クミンライスのおむすび、キャベツとまいたけのカレースープ。
スープは、鍋にサラダ油、クミンシード、マスタードシード、フェヌグリークシードを入れて熱し、スパイスがはじけてきたら粗みじんに切った玉ねぎとにんにくスライスを加えて炒め、ターメリック、カイエンペッパー、塩、トマトがなかったのでウスターソース(代わりにはならないけど)、水、ざく切りにしたキャベツ、そろそろ怪しいまいたけ炒めを入れて煮た。

晩は、つくりおきおかずをアテに、ビール。ちょっと寒い。


13日(月)



バナナのおから蒸しパンにピスタチオクリーム、紅茶。



炒りおから、厚揚げとかぶの葉の炊いたの、ベランダ産ニラ入り大根センチェ、赤玉ねぎのレモン漬け、たまごと韓国海苔のおむすび、もやしの味噌汁。

夜間の仕事の前に助六、終了後にお揚げ白菜ねぎもやしえのきたけの鍋をアテに、ビール。こういうのがたまらん季節になった。


14日(火)



ライ麦パンのトーストにバター、コーヒー。



味噌バターラーメン、セイヨウカラシナ漬けのおむすび。
ラーメンはインスタント(サッポロ一番みそラーメン)、具は白菜、にんじん、ねぎ、もやし、わかめ、たまご。セイヨウカラシナ漬は、春に採ってきて漬物にして冷凍しておいたものを解凍して刻み、ごま油で炒めてごまと粗挽き唐辛子を加えた。

某所でこないだ見かけて気になっていた信楽焼の湯呑を見に行く。やっぱりよい。白釉と青萩で迷いに迷い、白釉に決めた。

晩は、インスタント味噌煮込みうどん(スガキヤ)を、具なしで。


15日(水)



ライ麦パンのトーストにいちごジャム、コーヒー。

今日は仕事は休みだけど、仕事に関係のある本を読んだ。昼になるまでに疲労困憊。読書はなんのしがらみもないに限る。



豆腐鍋、鮭ときゅうりのおむすび。
鍋は、昆布と煮干しの出汁で韓国味噌を溶き、粉唐辛子を加えて沸騰させ、白菜、ねぎ、えのきたけ、もやし、絹ごし豆腐を煮て、たまごを落とした。おむすびの鮭は、粕汁用に買ってきた銀鮭のアラの一部を利用、残りは昆布と一緒に煮ておく。

晩は、おむすびに使ったきゅうりの残りをみょうが味噌でぽりぽり食べつつ、ビール少々。


16日(木)



モーニングフランスの端っこパンペルデュはちみつがけ、紅茶。
例によって、まずパンを牛乳に浸してから溶きたまごを吸わせる。こうすると時間がかからず、思い立ったらすぐできる。



天かすと青海苔のおむすび、粕汁。

近所の病院でコロナワクチン接種。帰り道でティラミスを買った。

おやつ


ティラミス、紅茶。
一昨日買った白釉彫湯呑(丸伊製陶)の初仕事。形に惚れたんだけど、使ってみると口あたりもよい。青萩のほうも買っとけばよかったかも。まあうちに客なんてめったに来ないんだけど。

晩は、粕汁と白飯。


17日(金)

昨日ワクチン接種したので、今日は一日休みにしたが、微熱が出て体がだるい程度ですんでいる。まあ一日ごろごろして本でも読んでいよう、と思ったら、「K都府立植物園でアリストロキア・ゴルデアナが日本初開花」とのニュースを見てしまった。うーん……明日行くか。



ライ麦パンのトーストにチーズ玉ねぎ炒りたまご、紅茶。
実は炒め玉ねぎ入りのオムレツにしようと思ったのだけど、横着して玉ねぎを炒めたフライパンにそのまま溶きたまごを入れたら、こびりついてどうにもならなくなってしまったので、こそげとって炒め、冷凍していたシュレッドチーズを加えてまとめたのであった。しかもチーズが少ししか残っていなかったので、まとまりきらず、食べにくいことこの上なし。味はよかった。



柿ピーおむすび、ほうじ茶。

出汁を取るたびに冷凍しておいた削り節がたまってきたので、乾煎りして海苔とごまを加えてふりかけを作成。出し殻なので味が物足りなくて、味つけに濃縮タイプのつゆの素を加えてつくったのだけど……なんとなーくモヤっとするのは否めない。

晩は、白飯に手づくりふりかけ。


18日(土)



ライ麦パンのジェノベーゼトースト、紅茶。
いつ買ったのかわからないけど未開封だから大丈夫じゃね?で開封した市販のジェノベーゼソースをパンに塗り、粉チーズをふってオーブンで焼いた。具合は悪くならなかったけど、早めに使ってしまおう。



くるみじゃこ、大根のセンチェ、さやいんげんの黒胡麻和え、刻みしば漬け、白飯、粕汁。
今日新たにつくったものはいんげん胡麻和えだけで、あとはつくりおきと残りものと冷凍していたもの。

食べたら出かける。例のアレを見に行くのだ。

電車で座っていたら、手に金封(金銀結び切り)と財布を持った人が隣に座り、おもむろにスマホで相場を調べ始めた。間にあうんかこの人。

久々に植物園に来れた。年パス買ったのだからもっとちょくちょく来たいんだけどね。例のアレは観覧温室にいるので、入園したらまっすぐ向かう。途中、メタセコイヤがいい感じに黄葉していた。


来ました。


入り口の貼り紙を見てワクワク。券売機で入室券(200円)を買って入る。そうだった、ここ有料だったわ。さて、展示室へ。この時期の風物詩「入室即メガネ真っ白」の洗礼を受けるなど。

熱帯スイレンいいよねえ。


とくにこの青いの(ニンファエア・ギガンティア)、好きなのだ。

ホウガンノキの花と実。


花が咲いているのははじめて見たような。

そして来ました。例のアレ、アリストロキア・ゴルデアナ。


さすがにここには人だかりができて渋滞が発生していた。花は通路に背(?)を向けて咲いているので、正面顔(?)を鏡に映して見せてくれるという工夫がなされていた。


人垣の隙間からなんとか撮れた。なるほど、ウマノスズクサ科。わたしの散歩コースに咲いているウマノスズクサ(2021年6月6日の日記に写真があります→ 「日々雑記 2021 Jun. #1」 )が巨大化したような花。形がそのまんまだ。

人だかりを離れて一息ついたところに、フウリンブッソウゲ。


見惚れてしまう。

ネマタンツス・ブラジリエンシス。


丸っこい葉っぱと実が超かわいい。実の淡い藤色もたまらない。

この植物は


名前が好き


アジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)二つの世界(相界)の境に位置するマダガスカル原産だから「アアソウカイ(亜阿相界)」だというのだけど……なんか思いついちゃったんだろうねたぶんね。

奇想天外


一科一属一種、近縁の植物がまったくない、孤独な植物。わたしがこの植物を、龍膽寺雄の名とともに覚えているのは、高校生のとき、友人に借りて読んだ科学エッセイ本のおかげだろうと思う(記憶が遠すぎて、思い違いをしている可能性もある)。大学入学とともにK都に住みはじめ、本で読んだこの植物が当地の植物園で栽培されていると知り、わくわくしながら見に来たのを覚えている。当時は入手できなかった龍膽寺雄の著書『シャボテン幻想』がちくま学芸文庫に入ったときも嬉々として買いに走ったのであった。元気そうでなにより。こんどは開花期に見に来たい。

標本室には


ショクダイオオコンニャクの標本が。

人でにぎわう観覧温室を出て、大好きな植物生態園へ。こっちは人がほとんどいない。なんとなく野山をひとりで散歩している気になって、たのしい(そんなにひとりが好きなのか)(好きだ)

ツルソバ


タデ科の花ってかわいいんだよねえ。

ハクサンボクの実


秋の野の赤い実はよいね。

フユイチゴ


冬場、母の実家に行ったら、裏山でこれを探して食べたものだった。

シロヨメナ(たぶん)


サンインギク


晩秋まで咲いている野菊が好きだ。

こんな看板が


たしかにいっぱい落ちていた。だれか(鳥だろう)が食べた形跡のあるものもあった。

日も暮れかかってきたので、出入口方面に向かいつつ、気になる花を撮る。

サザンカ


これが咲くと、冬だねえという気分になる。

フウセントウワタ


実の方は知っている人も多いと思うけど、花もとてもかわいいのだ。

ダリア


品種はわからんけど、ダリアは好き。

あー、毎度思うけど、やっぱり朝から来ないと回りきれないんだ。入園料200円とかもうすごくない?年パス1,000円だよ?ここ住めないかな?(錯乱)

錯乱状態のままゲートを出て、地下鉄に乗り、繁華街や非繁華街の書店や古書店をハシゴして本を買い、帰宅。

本日購入した本:


李箱『翼』(斉藤真理子 訳 光文社古典新訳文庫)、松田青子『女が死ぬ』(中公文庫)、ミハイル・ブルガーコフ『悪魔物語・運命の卵』(水野忠夫 訳 岩波文庫)、イーヴリン・ウォー『黒いいたずら』(吉田健一 訳 白水Uブックス)。

さっき話が出たので、今日買った本じゃないけど、ついでにこれも


龍膽寺雄『シャボテン幻想』(ちくま学芸文庫)。


19日(日)



バナナにヨーグルト、バタールのトーストにバター、コーヒー。



さやいんげんの黒胡麻和え、くるみじゃこ、大根のセンチェ、たらこと豆腐のスープ、白飯。
スープにはたらこと豆腐のほかに、じゃがいも、ズッキーニ、玉ねぎ入りで、出汁用の煮干しもそのまま入っている。味つけはたらこの塩気のみで、中挽き唐辛子を少々ふった。

晩は、白菜きのこ九条ねぎの鍋。


20日(月)

朝は紅茶のみ。



ありあわせピビンパ、昨日の残りのたらこと豆腐のスープ。
麦飯に大根センチェ、ほうれんそうナムル、くるみじゃこ、さやいんげんの黒胡麻和え、豆もやしナムル、セイヨウカラシナ漬け、ズッキーニナムル、目玉焼きを乗せ、コチュジャンを添えた。両面焼きたまごは、ひっくり返すときに破けたところから溢れてえらいことになった。

夜間の仕事の前にさば缶キムチスープをつくって食べたら、腹がぐるぐる鳴りだした。とりあえず何事もなく仕事は終えることができた。よかった。

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