今朝見た夢。何らかの陰謀に巻き込まれ、関係者の女の子を連れてドイツの街を逃げ回る。複雑な事情が絡み合い、追いつ追われつの展開。バイクで走る道は右側通行と左側通行が入り乱れていて難儀する。階段で待ち伏せされたが、女の子が追っ手二人の頭をコンクリート塊で殴りつけるなどして、なんとか窮地を脱する。その後会った着物姿の初老の婦人が、にこやかに「如何でしたか」と尋ねてくる。そうだ、わたしたちはオペラを観ていたことになっているのだ。観てもいないオペラの感想をでっち上げている最中、婦人がわたしのズボンをちらちら見ているのに気づく。よれよれのチェックの綿パンだった。それは「そんな服装でオペラ観劇したのか」と思うだろう。敵か味方か判然としない吉本芸人が「もっとちゃんとした服を買え」といい財布から金を出そうとしたところで目が覚めた。
朝
ねぎ入りたまご焼き、じゃこおろしにぽん酢、めかぶ納豆、麦飯、インスタント味噌汁(油揚げ)。
夕方、腰の痛みもなくなったのでこたつを片づけ、ついに部屋が夏仕様になった。こたつを片づけると、まあいろんな「失われたもの」が発見されるわけだけど、今年は靴下の片割れが出てきたなんて生易しいものではなく、洗濯物を取り込んだ際に押し入れにでも突っ込んでそのままになっているのだろうと思っていたパジャマのズボンが現れて、さすがのわたしも絶句した。
晩はサッポロ一番塩らーめんに刻みねぎをどっさり乗せて。風呂上りに冷やしたミント茶がうまい。
2日(水)
朝
ヨーグルトにクワの実のコンポート、バタールのトーストにバター、コーヒー。
昼は駅前のコンビニでおにぎりをふたつ買った。「袋ご利用ですか?」と尋ねられ、結構ですと答えたら、ポリ袋に入れて渡された。
レジ袋ではないが、これは袋ではないのか。それより、先週も同じ店でおにぎりをふたつ買い、そのときはじかに鞄に入れたのだけど、この1週間でなにかあったのか。
仕事帰りに某所で買いもの中、「具合悪くてうずくまってる人がいる!」と心配して近寄ったら、丸い形の踏み台だった。目がどうにもポンコツすぎる。
晩はインスタントラーメン(日清ラ王 味噌)に刻みねぎどっさり。今夜も風呂上りの冷やしミント茶がうまい。
3日(木)
朝
フレンチトースト、ミルクコーヒー。
パンは昨日買ってきたもの。
夕方、土を買いに最寄りの、といっても徒歩25分くらいの場所にあるホームセンターへ。13日で閉店するとのことで店内の商品がスカスカ、欲しかった野菜の用土もなかった。しかたないので別のホームセンターへ。ここもうちからは徒歩25分くらいだ。無事20ℓの用土を買い、21ℓのリュックにぎゅうぎゅう詰めて背負って帰宅。そういえば、もう1軒のホームセンターもうちから25分程度の場所にある。ひょっとして、このあたりのホームセンターはうちの建物を中心とした円周上に配置されているのではないか。気づいたところでどうということはないが。
4日(金)
朝
ねぎどっさりうどん。
わかしょ文庫『ランバダ』を読んだ。
人を食ったような冒頭からユーモラスなものを予期したが、結構ズシンと胸にこたえるものだった。わかしょ文庫さんは、きっと目のいいひとなのだろう。身の回りの人や物に向けるたしかな観察眼、端正な文章、表紙を飾る白鳥ボートの写真、ランバダというタイトル、それらの統一感を欠いた集合体がわけわからん輝きを放つ、稀有な「作文集」。素晴らしい。
第1集を一気に読み、続いて『ランバダ vol. 2』を開いたら、なにかがはらりと落ちた。しおりだった。「科学と学習」と書かれていて、ホログラム加工されており角度を変えると色が変わる。あまりのわけわからなさに怖くて泣いてしまった(泣いてません)。まあ、非常にランバダらしい経験ではなかったかとは思う(ランバダらしいとは)。
以上のようなことを某呟き処で呟いたところ、わかしょ文庫さんから「しおりは『進歩と調和』と『科学と学習』の二種類があり、『科学と学習』は10枚に1枚しかないレアなしおりです」と返信をいただいた。表紙が太陽の塔だったので、「進歩と調和」ならさほど怖くなかったかもしれない。いや、ホログラムが怖くて、というか、なにゆえホログラムであらねばならぬのかという点が理解を越えているということが怖くて、やはり泣いてしまうだろう(泣いてませんけど)。
5日(土)
朝
ヨーグルトにクワの実コンポート、トーストにバター、紅茶。
トーストは焼き網でなくオーブンで焼いた。網より時間はかかるが、いい色に焼けてうれしい。でも一番うまいトーストは、炭火で焼いたものだと思う。時間があるとき、たまに七輪で焼くが、うまく水分が抜けてカリっと仕上がる。そういえば夏目漱石は火鉢でトーストを焼いていたそうな。
昼
にんじんと玉ねぎのスープ、にら玉焼きそば。飲みものは水出し番茶。
焼きそばにはにらとたまごのほかにもやし入り。味つけは醤油、オイスターソース、ひとつまみの砂糖。
おやつにフラップジャックでも焼こうかと思ったが、そういえば砂糖がなかった。
砂糖もないが、ドライフルーツもなかったので、買いに行った。昼間に買いものにいくのは珍しいわたくし、いつもは売り切れている商品の数々に心奪われ、いか短冊を買ってほくほく帰宅したが、肝心の砂糖を買い忘れていた。なにしに行ったのやら。まあ黒砂糖はあるので、それを使おう。
オートミール150ℊにレーズンとドライフルーツ(これは忘れなかった)を混ぜておく。
バターの量に戦慄しつつ、完全に溶けるまで混ぜながら加熱、溶けたところにドライフルーツ入りオートミールを加え、全体をよく混ぜて、型に入れて平らにならす。
170℃に予熱したオーブンで30分焼く。
恒例の焼きすぎだが、においは悪くない。完全に冷めると切り分けることが難しいので、粗熱が取れたら筋を入れておき、冷めたら切り分けて缶に入れて保存。砂糖が少なく(これでも!)ぼろぼろ崩れてしまったが、それも別の密閉容器で保存。
晩
いかにハーブ塩をふって焼いたものをアテにビール。
6日(日)
昼
じゃがいもとほうれんそうのカレー、チャナマサラ、赤玉ねぎの甘酢漬け、にんじんのごまサラダ、チャパティ。
アル・パラクは、ブレンダーがないのでほうれんそうをこまかく刻んでつくった。チャパティは6枚分つくって3枚をタワで焼いて添えた。タワが焦げついたので、おかわりは網で焼く。
食後は黒糖チャイ。
おやつ
フラップジャック(不揃い)、紅茶。
かみしめるたびに「カロリー」と思う(イメージ的には忍者の携行食)。カロリーおいしい。
午後になって曇ってきたけど、散歩に出る。
オオキンケイギクにアオハナムグリ
ビヨウヤナギ
クリ
トケイソウ
アメンボを撮ろうとしたけどピントが合わず、逆さ鉄塔の写真になった。
ウマノスズクサ
コガネムシ
セマダラコガネ
ザクロ
木の下にはタコさんウィンナー
本日の収穫
ペパーミント。
明日からしばらく30℃超の日が続くそうなので、これでしのぎたい。
7日(月)
今朝見た夢の詳細は忘れてしまったが、なにかの病気の治療で注射を打たれたんだけど、目が覚めてもその痛みの感覚が残っていたのが不思議。
雨続きだったり、晴れたら晴れたで狭いベランダいっぱいに洗濯物を干していたりで、かなり延び延びになっていたニガウリの鉢上げを朝食前にすませた。朝食は昨日の残りのカレーとチャパティでかんたんに。
深夜に来ていたメールに返信。わたしにいえるだけのことを誠実に伝えたつもりだけど、その方の信頼にこたえることができていただろうか、対応を間違ってはいなかっただろうかと、つい考えてしまう。
寝る前に、鍋に湯を沸かし、昨日摘んできたミントを入れて、粗熱が取れたら葉を取り除き、はちみつとレモン汁を加えておく。
8日(火)
ルールのわからないカードゲーム(オイチョカブのようで、そうではなかった)をやり続けている夢を見ていた。目が覚めたら汗びっしょり。シャワーで汗を流し、昨晩つくっておいたはちみつレモンミント茶を飲む。
プランターに直蒔きしたニガウリを摘心。鉢上げしたばかりの方はもう少し大きくなってから。
朝
トーストにバター、ヨーグルトにフラップジャックの崩れたのとクワの実コンポート、コーヒー。
フラップジャックの崩れたの、って要するにフルーツグラノーラなのだ。そういえば昔買った The New Farm Cookbook におからのグラノーラのつくり方が載ってたので、またつくってみてもいいかもしれない。クワの実はこれでおしまい。
9日(水)
朝は冷やしておいたはちみつレモンミント茶。
外に出たら、ちょうどうちの建物脇の大きなサクラの木が切られているところだった。毎年きれいに咲いていたのだけど、病気だったのだろうか。原因がなんにせよ、木が切られているのを見ると悲しくなる。
昼は先週と同じコンビニで、先週と同じおにぎりを買った。先週と同じなのは、味付け海苔使用のおにぎりが嫌いなので、選べる商品が限られるためだ。今回はポリ袋に入れられていなかった。先週のはレジ係の人の気遣いだったのかもしれない。ところで今日の人はお釣りを渡す際、手でこちらの手を包み込むようにして渡された。どっちかというとこっちの方がイヤだ。誰が始めた文化なんだ、これ。
帰宅して見たサクラ跡地。
中が腐っていたのか。前の通りは人も車も多いし、危険だから仕方のないこととはいえ、やはり悲しい。
仕事先でご一緒した方にパッションフルーツをおすそわけしていただいた。
沖縄から来たんだなあ。ロッカーに入れておいたのだけど、仕事を終えてロッカーを開けたらいい匂いが漂って、嬉しくなってしまった。ひとつは酸っぱいところを、残りはもう少し追熟させて甘くして食べるとしよう。
晩はいろいろなものを串に刺して七輪で焼く。
カネテツ 海鮮あられ(たこしょうが)、醤油に浸した厚揚げ。そしてもちろんビール。
かれこれ10日ほど水に差しておいたローズマリーの枝が発根した模様だが、目が悪くてほんとうに根が出ているのかどうかよくわからない。明るくなってから確認しよう。
10日(木)
シソとバジルを間引いた。
バジルはもうひとつ新たに発芽していたものを間引いた。これを残しているのは、別の鉢に蒔いたものがハダニにやられて息も絶え絶えで、うまく育たないかもしれないので。
朝
バナナトースト、紅茶。
バナナトーストはシナモンシュガーをふって焼いた。もうちょっと色づくまで焼けばよかった。
本が届いた
カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』(村上春樹 訳 新潮社)、フィリパ・ピアス『まぼろしの小さい犬』(猪熊葉子 訳 岩波少年文庫)。
マッカラーズは学生の時に買って読んだペンギンブックス版を今でも持っている。最近新訳が続々出て広く知られるようになってうれしい。
軽く冷やしたパッションフルーツを食べて、種を採った。
以前苗を買って育てていたものは、実がなるどころか一度も花を咲かすことなく、3年目に冬越しに失敗して枯らしてしまった。これも育てられるかどうかわからないけど、蒔いてみることにする。
根が出ていることが確認されたローズマリーを土に挿した。
うまく育ちますように。
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