2021-06-20

日々雑記 2021 Jun. #2

11日(金)

きみは……


ツルなのか葉っぱなのか、はっきりしたまえよ。



納豆にわさび海苔、七味じゃこ、大根漬け、麦飯、野菜の味噌汁。
味噌汁にはにんじん、キャベツ、わかめを使用。

晩は冷凍の皮つきフライドポテトをフライパンで揚げ焼きにして、ビール少々。


12日(土)

ランポーくんの蕾が大きくなってきた。


順調順調。

曇っているが、ベランダで朝昼兼用食。


フライドポテトとミニトマトとピーマン乗っけ目玉焼き、焼きたてフランスパン、グレープフルーツ、ミルクコーヒー。
いもは昨晩の残り。フランスパンはフジパンの「おうちで焼きたてプチフランス」。家庭で焼き上げる半製品(でいいのか)なので、パリフワでうまい。コーヒーはベトナムコーヒー風だけど、粉はエスプレッソブレンドで、コンデンスミルクではなく普通の牛乳を使用。

去年採ってきて乾燥保存していたハッカでお茶。


蒸し暑いので氷で冷たくして。そしてインドのお話を読む。

明るいうちから


醤油に浸したベビーホタテ、アサリ、厚揚げを焼き、ビールをぐいぐい。まことに甚だしく申し訳ない。明日はがっつり仕事するので許してほしい。


13日(日)



小倉トースト、ミルクコーヒー。



くたくたズッキーニのスパゲッティ。
ズッキーニを薄切りにして、鷹の爪、薄切りにんにくとともにオリーブオイルでじっくり焼き、塩入りの湯で茹でたスパゲッティと茹で汁を加えてガーっと混ぜ、粉チーズをふった。

午後は仕事。昨日はベランダで遊んでいたし、今日の午前中はNHKラジオ第1「子ども科学電話相談」に夢中だったのでかなりハードだが、それはまあ仕方ない。

午後10時前にはなんとか片づいた。風呂に入り、冷ややっこに青唐醤油漬けを乗せたものをアテにビール少々。


14日(月)



素うどん。

午後の仕事を終え、出先の最寄り駅まで戻り、そういえばホタルはまだ見られるのだろうかと思った。夏至まであとわずか、この時期の日暮れは遅い。とりあえず、ときどき利用する駅前の書店に入る。小さなお店だけど、企画(そしてPOP)がいつもアツいのだ。今日は入口近くに「夏葉社の本入荷しました」コーナーがあった。店員さんが近くに来られたので、撮影して SNS 等にアップしてもかまわないか尋ねたら、「どうぞどうぞ」と快諾してくださった。




その後のみすず書房


これの元になった POP が某呟き処で拡散したのは見たけれども、わたしはある意味季節労働者なので、実際に見ることはかなわなかったなあ、などと思いつつ撮影。意気に感じてガンガン買っちゃうお客さんたちも素晴らしい。

で、今回のお買いものは



こういわれちゃあ仕方ねえ、ってんで岩波文庫を2冊購入して店を出る。

さて、どうしよう。まだまだ日は暮れない。ホタルの住む川沿いをしばらく歩いてみる。男子高校生がベンチでなにか食べているが、キミら蚊に食われないのか。ワシさっき信号待ちしてて食われたんだが。しかし腹が減った。朝うどんを食べたきりだから、そりゃ腹も減るというものだ。どこかでなにか食べようと思うが、店がない。店を探して歩いていて、仕事先の近所まで戻ってきてしまった。ここまで来たら、市立図書館が近い。そうだそうだ、図書館で時間をつぶそう。1階にはカフェ(なんと駅前の書店の系列店)もあったから、そこでなにか食べよう……と思ったが、月曜は休館日だった。がっくり。

空きっ腹を抱えて、図書館脇の川沿いを散策。いいところなのだ。行ったり来たりうろうろした挙句、わさわさ生えているミントを狂ったようにちぎっているところに「お疲れさまです」の声。仕事先の人であった。そういえば先週その方と「ホタルまだいますかねー」「さあ、どうでしょうねー」という会話をしたのだった。「ホタルねー、もういないんですよ。この前帰りが遅くなったときに、ホタルの出るスポットを見に行ったんですけど、出てませんでしたねー」と残念そうにおっしゃった。じゃあまた来年ですねー、ミント採って帰りますわー、というわたしに、その方はホタルスポットを何か所か教えてくださり、自転車に乗って颯爽と去っていかれた。んじゃ、帰りましょうかね、とそのまま川沿いの道を駅方面に進む。

と、彼の姿。


彼を見かけると撮る習性のあるわたくし。なにやら違和感を感じたので近づいてみた。


サルノコシカケ的ななにかが。静かに分解されゆく彼。10年くらい前だろうか、この場所には著作権的にいかがなものかと思われる塗りなおし物件があったのだが、


彼も分解されてしまったのだろうか。

お洒落な彼。


基本を踏襲しているが、靴の色でそれとなく個性をアピールする彼。


薄い彼。


苞が5枚のドクダミ。


ブレてて残念。

駅前まで戻ってきて、本日のにゃー


立ち上がって、書店の並びの喫茶店を覗いている。妙に人間くさい。

結局なにも食べずに電車に乗り、帰り道でたまごサンドを買い、うちで食べた。腹が減っていたらなんでも美味しいというのは嘘だ。そのサンドはべつに美味しくなかった……と書いたところで思ったが、ひょっとして腹が減っていなかったら、べつに美味しくないどころではなく、とんでもなく不味かったのかもしれない。どっちにせよ、もう一度買って検証する気はない。


15日(火)

昨日買った本


木田元『一日一文 英知のことば』、井筒俊彦『意味の深みへ 東洋哲学の水位』。



トーストにバター、ミルクコーヒー。

昨日採ってきて洗っておいたミントは、一部は生で使用するために水に差しておき、残りは葉をむしって干す。


刃物で刈り取ったものなら束ねて吊るすのだけど、手摘みなのでこういう形に。ときどき上下を返しながら乾燥させる。



ありあわせ焼きそば。
マルちゃん焼きそば、にんじん、ピーマン、刻みねぎ、間引いたシソを使用。


16日(水)

ニガウリの初花が咲いた。


よしよし。



じゃここん、納豆、麦飯、インスタント味噌汁(とうふ)。
じゃここんはちりめん山椒でつくることが多いけれども、これはちりめんじゃこと粉山椒でつくった。



サッポロ一番塩らーめんに刻みねぎと七味。


17日(木)



ヨーグルトにブルーベリーとはちみつ、塩バターパン、コーヒー。
ブルーベリーは冷凍のもの。塩バターパンは電子レンジで10秒あたためた。某呟き処でフォローしていた方が、こうするとおいしいとおっしゃっていた。アカウントを消されてずいぶん時が経った。元気にしておられるだろうかと、ときどき考える。



巣ごもりたまご on ライス。
飲みものは水出し番茶。その辺にあった野菜(玉ねぎ、にんじん、ピーマン)を雑に切って炒め、塩とクミンパウダーで味つけして、真ん中にたまごを落して焼いたものを白飯に乗せた。あんまり巣ごもっている感がないところも含めて、いかにも在宅テキトー飯という雰囲気で悪くない。乾燥パセリをふって、マギーソースをかけた。飯とおかずの間に敷くつもりで、スライスチーズを冷蔵庫から出しておきながらそのまま忘れていたことに気がついたのは、食べ終わって3時間が経過したときだった。溜息をつきながら、ふんにゃりしたチーズを再び冷蔵庫にしまう。



テンジャンチゲ。
水に煮干し、テンジャン、甜面醤、粉唐辛子を加えて煮立て、鱈のあら、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、豆腐、鱈についていた青じそを煮て、ビールのアテに。


18日(金)



おうちで焼きたてプチフランス、紅茶。

午後に時間が欲しいので、午前中は鬼の集中力で仕事に取り組む。



残りもの定食(つくりおきの赤玉ねぎとにんじんの胡麻酢和え、温めなおしてたまごを落した昨夜の残りのテンジャンチゲ、レンチンした昨日の残りごはん)。
チゲは酒のアテより、飯のおかずにするのがやはりおいしい。

午後も鬼のように働いてなんとか捻出した時間で、映画館の会員証の更新、明日の分のチケット購入、注文していた書籍の受け取り、買いものを済ませて帰宅。疲れた。


19日(土)



シナモンロール、コーヒー。

『イージー★ライダー』(デニス・ホッパー監督)を観に出かける。が、土休日ダイヤを考慮に入れていなかったため少々遅刻した。まあ本編始まる前でよかった。ナショナル・フィルム・レジストリにも登録されているこの作品、どんな映画かはなんとなく知っていたけれども観るのは初めてで、自分がここまで衝撃を受けようとは思っていなかった。だってこれ、「自由が殺される話」だったのだから。なんでもかんでも今の日本社会と結びつけて考えることは避けているけれども、自分たちと違うものに向ける敵意の強さ、多様性を認めず排除する行為のえげつなさを突きつけられると、どうしても考えがそちら方面に向かってしまい、どんどん暗い気持ちに。次の『アメイジング・グレイス』で上向きになるといいけど。




次の上映まで2時間以上あるので、まずはお昼。前にオムライスを食べた店(4月2日の日記→ 「日々雑記 2021 Apr. #1」 )に行こうと、いつもは使わない地下鉄出口の階段を上がると


NAZE。

雨の降る中てくてく歩き、目当てのお店に着いてみたら「緊急事態措置延長により6月30日まで休業」との貼り紙……コロッケセット(500円)にコンソメスープ(50円)をつけて食べたかった。7月になったら必ず食べに行きます。

映画館の近くまで戻ってチェーン店の蕎麦屋に入り、冷やし山かけ月見そば定食を注文。


小鉢に盛られたもの(写っていない)は、子芋ちゃんだと思って食べたらみたらし団子だった。

スマホを充電し忘れていて、この時点でバッテリー残量が20%を切っていたため、読書が捗った。今日持参したのは北村薫『詩歌の待ち伏せ』。思いがけないところで出会った詩の思い出を綴ったエッセイで、どれもこれもべらぼうに面白い。3集が出ているので、続編も買うことにしよう。

『アメイジング・グレイス / アレサ・フランクリン』(シドニー・ポラック監督)を観た。もう聖歌隊入場からノリノリ。いやー凄いよアリーサ姐さん。聴衆(ミサの会衆ですけれども)も熱狂……と思いきや、ぽかんとしている人や寝ている人がいて驚いた。一夜目の白眉 "Amazing Grace" では、聖歌隊のメンバーの目に涙が浮かび、ジェイムズ・クリーブランド師はハンカチに顔をうずめて泣いていた。もちろんわたしも泣いたが、どっちかというと "You've Got a Friend" でマジ泣きした。二夜目のオープニング前、聴きに来ていたミック・ジャガーがちらりと映ってこれまた吃驚。ライブ中、後ろの方の席でノリノリのところをカメラがとらえるやいなや、前に座っていた聴衆が興奮して立ち上がりカブってしまった。ライブだねえ。カメラはしばらく粘っていたけれども、もうミックが映ることはなかった。二夜目はやはり "Old Landmark" が凄かったけど、ピアノを弾きながら "Never Grow Old" を歌うアリーサ姐さんの汗を、父 C. L. フランクリン師がタオルで拭いてあげているのにちょっと驚いた。これはレコードじゃわからないからなあ。




映画館を出て、しばらくあたりの店を冷やかし、某所でコーヒー豆を買い、帰宅。帰宅時のスマホのバッテリー残量は3%。危機一髪であった(いや、スマホがなくても本があれば大丈夫なのだけど)。


20日(日)



あんぱん、ほうじ茶。

先端が先祖返りして葉になったツルは、少しツルらしいふるまいを見せている。




にしんの煮付、じゃここん、きゅうりとわかめの酢の物、白飯、大根漬け、豆腐の味噌汁。
飯のおかずといえばだいたい魚だった家で育った身ではあるが、身欠きにしんでない、生のにしんは食べたことがなかった。流通の問題かもしれんけど。そういえば太刀魚もそうだ。

昨日遊んだので、午後は仕事。晩は昼の残りで適当に。

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