2024-08-10

日々雑記 2024 Jul. #3

21日(日)



全粒粉食パンのトーストに自家製いちごジャム、紅茶。



もりそば。

晩は冷ややっこをアテにビール。


22日(月)

朝は紅茶のみ。



めかぶ納豆、ふきの佃煮、ピーマン丸炊き、なすの生姜酢醤油漬け、生姜きゅうり、白飯、トマトの味噌汁。
佃煮は初夏に採ってきたフキ(葉と葉柄は別に煮た)でつくって冷凍しておいたもの。冷凍すると安心して忘れてしまいがちなので、発見したら食べないといけない。

わがY区が誇る郷土野菜、Yなすをさくらえびとともに炊く。


落し蓋をして15分


とろとろである。これを冷蔵庫でキンキンに冷やして明日の糧とする。

晩はかつおのたたきをアテにビール。


23日(火)



全粒粉食パンのトーストにピーナッツバターと自家製いちごジャム、コーヒー。



Yなすの炊いたの、ピーマンの丸炊き、さやいんげんとお揚げのみょうが味噌和え、小松菜の生姜和え、こんにゃく炒り煮、生姜きゅうり、白飯、大豆もやしとわかめの味噌汁。
Yなす……もうええか、山科なすは皮も肉質もやわらかで、育てるのも輸送するのも難しく、以前は近場以外にはほとんど出回っていなかったらしい。最近は京都以外にも出ていっているのだそうだ、「京山科なす」という名で。「京」!(山科に住んでいる人間として名状しがたい微妙な心のざわめきがある)

晩は昼のおかずの残りをアテにビール。


24日(水)



ヨーグルトに自家製いちごジャム、全粒粉食パンのトーストにカルネマーガリン、紅茶。



ピーマン丸炊きと山科なすの炊いたの、ピビンパ、インスタント味噌汁(しじみ)わかめプラス。
ピビンパは小松菜の生姜和え、さやいんげんとお揚げのみょうが味噌和え、大豆もやしの胡麻和え、目玉焼きを飯に乗せ、コチュジャンを添えた。

初回上映時に観そびれたトッド・ヘインズ監督『キャロル』、5日間限定でリバイバル上映していたのでK都シネマへ。


トッド・ヘインズ監督の映画のつくりがオーソドックスであること、撮影監督エドワード・ラックマンの映像が美麗であることは、以前『エデンより彼方に』を観ているので知っていて、そのあたり不安はないし、原作はパトリシア・ハイスミス、キャロルを演じるのはケイト・ブランシェット。もうこれは太鼓判でしょ、と思って鑑賞。物語はクリスマスセールの百貨店ではじまる。アイゼンハワーの大統領就任の年、ということは1953年のことだ。アメリカ合衆国で同性愛行為は違法であり、同性愛者は治療の対象だった時代。それを思って観ると、キャロルもそのためにかなり苦しんでいるけれども、ルーニー・マーラ演じるもう一人の主人公テレーズの決断はものすごいことなんだろうなあと思うんよね。ラストシーンのキャロルの笑みは、そのあたりの複雑さをはらんだもののように見えた。さすがはケイト・ブランシェット様。
本筋に関係ないけど、テレーズが写真家志望ということで、むかしカメラ販売員やってた人間としては登場するカメラもガン見してしまい、おーアーガス!おおキヤノンⅢ-A!ということはセレナー50㎜F1.8付き、ってその距離でピント合うのかい?と、ここはきゃっきゃとじゃれ合う二人をにこにこしながら見るのが正しいとわかっていながら、いらんことが気になってしかたないのであった。

同館でこれから上映予定の『本日公休』、これは見たいね。


9月20日からか……ずいぶんと先のような気がするが、すぐ来ちゃうんだろうな。

晩はツナピーマンをアテにビール。


25日(木)



なすの生姜酢醤油漬け、白飯に納豆、インスタント味噌汁(しじみ)。



山科なすの炊いたのとピーマン丸煮、さやいんげんの胡麻和え、小松菜の生姜和え、きゅうりの味噌漬け、白飯、小松菜とみょうがの味噌汁。
煮物にはみょうがをトッピング。

晩は 炎の池 にて


えびグラタン(890円)と漬物付きライス(250円)。
ほたてが食べたかったけど売り切れだった。


26日(金)

朝は電車でゼリー飲料。

昼は出先の近くのフードコートにて


スガキヤの野菜ラーメン(630円)。

帰りの電車までかなり時間が開いたので、先週見た宇治抹茶の白くま(7月19日の日記→ 「日々雑記 2024 Jul. #2」 )を買ってホームで食べようと思った。


売ってなかった。スガキヤに戻ってソフトクリーム……と思ったが、すぐ近くなのに戻る気力がなく、ホームへ(べつに宇治抹茶でなくプレーンでもいちごでもよかったのでは、とこれを書いているいま思う……暑すぎて判断力が鈍っていたのかもしれないが、まあ普段からこんなもんか)。暑いのですぐに来た反対方向の電車に乗り、終点で下りた。このあたりは琵琶湖が近くて眺めがよい。が、やっぱり暑いのですぐ駅に戻り、停車中の電車に乗って涼をとる。

帰りの車窓より


いつも行かないところに行って楽しかったのではあるが、思いのほか帰りが遅くなり、イベントに遅れそうになって焦った焦った。恵文社一乗寺店にて今福龍太『霧のコミューン』(みすず書房)刊行記念トークイベントを聴きにいったのだ。霧をキーワードに古今東西の詩を引用、流れては留まる、軽くて濃密なトークの霧に巻かれた3時間であった。

その後は某所で軽く食事会のようなことをした。わたしはカレーを監修(つくり方を教えてほしいと頼まれたので)。


玄米ごはんにひよこ豆となすのカレー。

トークイベントに参加していた人々(なのでみな今福龍太ファン&関係者、なのだろう)に声をかけてくれる人がいて、みな面識はほぼなかった感じだったけど、さまざまなジャンルを専門とする人々が集まった会は滅法楽しく会話が弾みに弾み、わたしは終電を逃しそうになって慌てて走り去る羽目になった。そして盛大に忘れ物をした。買った本からスマホまで。

帰宅したら実生レモンがしおしおになっていた。すまぬ。


27日(土)

ふたつ並んでるやつら


三つ並んでるやつら


寝そべってるやつ


ぼちぼち皆さん収穫適期。



豆腐丼、インスタント味噌汁(あさり)わかめプラス。

にがうり2号(ふたつ並んでいたうちのひとつ)を収穫、手土産にして、きのうの忘れ物を回収に行く。神社の森の中を突っ切っていけば涼しいだろうと思いきや、縁日で人がごった返しており、屋台で様々なものが焼かれていてむしろ暑かった。到着したら「歩いてきたのか、バスに乗ればよかったのに」とあきれられた。そうだな。

昼は 稲穂食堂 にて。フォー(サラダ付き 1,100円)を注文。まずはサラダが来た。


ドレッシングににんじんのすりおろしが入っていてうまい。

フォー来ました。


薬味とナッツたっぷり、スープも上品で非常によかった。

食後にジャスミン茶のアイスクリーム(430円)。


絶品でした。

せっかくなので恵文社一乗寺店に寄り、買うつもりで買えていなかった本を購う。今日回収してきた本とともに。


今福龍太『霧のコミューン』(みすず書房)、輪佳『日々のふいうち』(PEOPLE BOOK SELLER)。

夜、山科なすを炊く。出回る時期が短いので、あれば買ってせっせと食べるのだ。

晩はなすの炊いたのをアテにビール。あったかいなすも悪くない。


28日(日)



きゅうりの味噌漬け、白飯に納豆、アイス紅茶。



なす豆腐そうめん。
氷水でしめたそうめんに山科なすの炊いたの、くずした木綿豆腐、刻みみょうが、おろし生姜を乗せ、なすの煮汁に麺つゆを足してかけた。

晩は厚揚げを焼いて生姜醤油をかけたのをアテにビール。


29日(月)



ヨーグルトに白桃ジャム、バタールのトーストにカルネマーガリン、コーヒー。

にがうり3号(腰壁に寝そべっていたやつ)を収穫。



にがうりのワタ入り炒りたまご、山科なすの炊いたの、にがうりと赤玉ねぎのぽん酢がけ、きゅうりの味噌漬け、麦飯、玉ねぎ麩わかめの味噌汁。

夜間の仕事の前に、昼の残りの白飯に味噌汁をかけたもの、終了後にきゅうりの味噌漬けをアテにビール。


30日(火)



ヨーグルトに白桃ジャム、バタールのトーストにカルネマーガリン、コーヒー。



山科なすの炊いたの、出し殻の梅煮、にがうりと赤玉ねぎ、きゅうりの味噌漬け、白飯、麩・みょうが・わかめの味噌汁。

午後、新たに山科なすを炊く。


この形のかわいらしいこと。

夕方、某所へ。山科なすの炊いたの、長なすの生姜酢醤油漬け、きゅうりのにんにく生姜和えを持参。もち米入り玄米ごはん、近くの豆腐店のおいしい豆腐にばっけみそ、お揚げの味噌漬けを焼いたの、天津飯の天津部分(でいいのか?)をつくってもらい、3人で晩めし会。


奥の席は「走ってきます」と出て行った人のためにとりわけておいたのだけど、この写真を撮ったあとすぐに戻ってこられたので、3人で食べられたのだった。しかし若いってすごいな。日は落ちたといっても十分すぎるほど暑いなか走るって。

食後に白玉ぜんざいつくってもろた


はあ幸せ。

土産に下鴨神社の御神水をいただいた



……富士山の水。なんでや。


31日(水)



バタールのトーストにピスタチオクリーム、紅茶。

所用で出るついでにごみを出しに行ったら、小型金属置き場に捨てられて泣いていた鉄鋳物のたこ焼き器(未使用)と目が合ったので、帰りに保護した。



全体にうっすら錆、裏面にところどころ赤錆が出ているが、無問題。あとでやる。



ねぎおから納豆、なす入りさつま揚げ、きゅうりのにんにく生姜和え、きゅうりの味噌漬け、パックごはん、麩・みょうが・わかめの味噌汁。
味噌汁は昨日の残り。ごはんはあっためたけど、ほかは冷蔵庫から出しただけ。おからはレンチンしてから冷まし、ねぎと納豆を混ぜて冷やしておいたもの。

夕方、少し涼しくなってからたこ焼き器にかかる。クレンザーを使って錆を落とし、よく洗ったら両面に油を塗って煙が出なくなるまで焼くこと2回。


いいんじゃない。たこ焼き楽しみだな。アヒージョもいいな。完全に冷めたら新聞紙にくるんで保管。

晩はきゅうりに味噌つけたのをかじりながらビール。

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