2015-09-12

【Archives】 WLUK 高松編








テーマ:旅
 
坂出を後にして向かったのは高松。坂出との仲が心配される讃岐うどんのメッカ(しまった、陳腐なこと書いちまった)である。


まだびっくりかきあげの余韻が残る。というか、もたれている腹を抱えているわけで、これを解消するために市中をうろつくことにした。


まず出くわしたのが、これ。


うわさには聞いていたが、ほんとうに喫茶店メニューに、うどんが平気な顔をして鎮座している。そして、重要なことだが、うどん県においては「軽食」は2種類に分類される。「讃岐うどん」と、「讃岐うどん以外」に。「その他軽食」に、喫茶メニューとしてはトップ スターであろう「サンドウィッチ」が含まれているのである。おそらく「カレー」もであろう。他所では決して「その他」の地位などに甘んじていないスターたちがこの扱いである。だが気にするな、サンドよ、カレーよ。ここは地元のスターに花を持たせてやるのだ。それでこそ大物というものだ。


うどん県では、鬼もうどんをすすっている。


 香川は鬼も名物なのか。と思ったら、どうやら高松沖に鬼が島があるらしい。


極めつけは、これ。 


なんで、なんで「Scenic Spots(名勝・観光地)」が「さぬきうどん」なのだ!

どうなっているのだ、うどん県!


深い。深すぎる。


これはいちど宿泊もすべきだ。そしてこころゆくまでうどん県を満喫するのだ。主に看板を。


しまった肝心のうどんを紹介していなかった。


もう、うどん屋さんが多すぎて、選べない! えい、駅前のビルに入って、そこにある店にする!と決めたものの、そこでも迷うことになるのではない かというおそれがあることはあった。でもいいやもうどうでも、と、うどん屋酔いとも呼ぶべき感覚で麻痺してしまったわれわれは、ついにビルに飛び込んだの であった。


迷うまでもなかった。そこのレストラン街にある10店舗のうち6店舗が「中華・ラーメンの店」であった。あとは「イタリアン」、「弁当」、「すし」、「うどん」各1


選択肢が1しかないのでそこに入る。どうやらけっこう有名な店の支店らしい。


あっちこっち歩き回ったとはいえ、びっくりかきあげの後遺症は無視できず、油系は無理!なので「生醤油うどん」を注文する。友人は「きつね」。



おいしいけど、ものすごくおいしい!というほどではなかったな……そりゃわたしがいつも食べている食堂のうどん(かやくうどん138円)とは比べ物にならないけど。


あ、いまさらだけど、タイトル「WLUK」の意味は、「ワンダーランドうどん県」の略称である。……くだらない?

2 件のコメント:

  1. 弘法大師像大きかったでしょw 古町には一時期小林幸子像とかあって、それも6、7mあったと思う。新潟人はきっと大きいのが好きなんだね。

    鬼ヶ島は高松にあったのですね。昔叔父さんが広島に住んでいたときにお土産にきびだんごを買ってきてくれたのだけど、あれは岡山名物だったような。すると桃太郎は岡山から高松にある鬼ヶ島に向かったということか・・・いや、全然違ったらごめんなさい。

    その鬼ヶ島となんとなく名前の語呂が近いのか佐渡島(さどがしま)が鬼ヶ島と思っている人も少なからずいると思います。なにせ新潟に住んでいる僕が小学生の頃までそう思ってましたから。佐渡はたくさん流された人(世阿弥や日蓮等等)がいたおかげで文化的にはかなり発展したらしいです。新潟市よりも文化レベルが高い、というか新潟市がなんもないのでね、きっとそういう土壌だからこそ大きな像をつくっちゃうみたいな発想が出てきちゃうのでしょうね、まじで!まじでよ!ホントにそう思うのよ。悲しむべきこと(泣)

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    1. ともすけ先生、コメントありがとうございます。

      びっくりしましたよ。しかし「小林幸子像」のまえにはその吃驚がかすみましたよ! しゃもじもってるやつね!

      桃太郎はね、たぶんそういうことなんだろうなと思いました。桃太郎伝説自体には、なんかイロイロ複合要素があるんですけどね。温羅退治伝説の吉備津彦命とかね。きびだんごも、穀物の黍と地名の吉備とをアレしたのかなとか。

      佐渡はそんなに文化レベルが高かったのですね。しかし新潟…がんばれ新潟。大きいことはいいこと、かも、知れない…から…気を落とさずに。

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