11日(火)
今日の弁当に、野菜スープと、昨日のエリンギごはんを温めなおして弁当箱につめて持っていったのだけど、昼休みに開けてみたら、いたんでいた。がっくりきた。この腐ったごはんをうちに持って帰らないといけないわけで、食べられないことより、そのことがこたえた。スープは食べたけど、さすがにそれだけでは足りないので、食堂に行ってうどんを食べた。腹は満たされたけど、なーーーんか午後いっぱいモヤモヤしてた。かばんの中に、腐ったごはんがあるんだよなあ。ああ。
12日(水)
本日は在宅仕事で午前中はつぶれたけど、午後、少し時間ができたので、下鴨納涼古本まつりへ出かけた。
すごいひといた。ひとりのおばちゃんが店の人につかつかと歩み寄るなり、「イマエさんの小説置いてる?」って切り出す。店の人、「えっ……イマエヨシトモさんですか?」と切り返す。
「メドルマさんの小説」ならば「目取真 俊」さんの小説だろうし、「クルマダニさんの小説」ならば車谷長吉さんの小説だろう。「イマエさんの小説」ならば、まあ今江祥智さんの小説だろうなと見当はつく。しかしこういうお方は、どんなありふれた姓であろうと同じ攻め方をするはずだ。「山本さんの小説置いてる?」 手強いぞ。周五郎なのか一力なのか文緒なのか昌代なのか有三なのか兼一なのか(思いついた順)、対峙した者はどう対処すべきなのか……「下の名前はなんですか?」って聞きゃいいのだな。
そうそう、おばちゃん、店の人に「児童文学関係は、ウチはあまりおいてなくて……」といわれて「小説いうてるやん、なんやの児童文学て?」的なカンジでしたよ。
13日(木)
明日からなんと4日間の連休が取れてしまったので、帰省する。しかしまだまだ暑い日が続きそうで、ベランダの衆が心配である。なんせ去年は仕掛けておいた「水やり当番」(毛細管現象を利用した自動潅水装置)が機能していなくて、というかホース部分にしっかり水が入ってなかったので悪いのはわたしなのだが、そのせいで帰ってきたらシオシオになってたからな。今回は念入りに準備しておこうと、朝から水に漬けておいて(注: そんなことをする必要はありません。意気込みが空回りしている例)、帰宅後実験して、ちゃんと水が送られていることを確認してセッティング。明日の朝、水をたっぶりやって行くことにする。
※14日(金)~17日(月)の日記は記事として独立させました。(こちらをどうぞ→「於実家日録」)
18日(火)
昨日の夜10時半ごろに帰ってきて、心配だったニガウリやテラスライムがピンピンしてたので安心して見逃したのだけど、朝見たら、マンゴーがどうも根腐れしてしまった様子。心配しすぎた……
帰省中の4日間、酒を一滴も飲んでいなかった。とくに禁断症状の起こることもなく、ああ、やめようと思えばやめられるんだな、酒、などと思いもしたが、「やめようと思えばやめられる」と思えば飲んでしまうのが人の性。
というわけで、本日からふたたびヒューマン・ネイチャーの呼び声に従うことにして、仕事帰りに酒屋に寄ってビールの6缶パックを買ったら、「景品です」とノンアルコールビールをひと缶くれた。これはどう解釈するのが正解なのだろうか。ノンアルコールビールを買った人に、「これ新製品ですよ~。こっちも試してみてね~」ということならわかりやすいのだけど。「酩酊感も含めてビールの醍醐味」と思ってるんじゃないのか、普通のビールを買う人間は。釈然としないながらも、差し出されたものは貰ってしまう悲しい性。というか貧乏性。じゃなくて貧乏。
19日(水)
朝はパンを焼いたの、マーマレード、ミルクコーヒー。それっきり作業に没頭したり遊んだり(遊んでるほうが多いか)していて、昼飯を食べるのをすっかり忘れていた。米は洗ってざるにあげておいたのに。まあいいやと、晩酌。
餅、ではなく豆腐の塩焼き、焼き万願寺とうがらし、ヱビス。
豆腐は塩焼きにするとしみじみうまい。1cm幅に切った木綿豆腐(特に水切りする必要はない)に塩を塗って、網か魚焼きグリルで焼くだけ。薄塩にしておいて、レモン醤油で食べてもよいものだ。
昨日、安かったので二袋買ってきたえのきだけを、一袋分は石づきを落としてほぐして冷凍、もう一袋分は生で使う分を取り分けて、残りをベランダで干していたのだけど、夜に雨が降ってきたので、室内に取り込んだ。大丈夫かな。
20日(木)
雨のおかげもあって、涼しくなったので、弁当再開。今日は味噌炒め乗っけ弁当。
白飯、なすとピーマンとエリンギのしょうが味噌炒め、スープ(えのきだけ、玉ねぎ、にんじん、しょうが)。
帰宅して扉を開けると、そこはかとない異臭が。干しえのきの、密集したあたりが腐っていた。無念。
本日の晩酌: 厚揚げしめじ、ベランダ産ニガウリと玉ねぎとカニカマのごま酢、丸オクラのごま油かけ、ヱビス。
うめえ。さて、しばらく休みなしだ。
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