朝
めかぶ納豆飯、インスタント味噌汁(しじみ)。
某呟き処でフォローしている方が作成されたアドベントカレンダー 「辛さを爆破する(したい)食事メニュー表」 に参加した。「大変なとき、むしゃくしゃしたとき、この気分を吹き飛ばしたいときに食べてしまうもりもりご飯」について書くということで、つらつら考えていたらナポリタンに着地した。ということで、写真を撮りながら昼食準備をする。
昼
ナポリタン。
午後3時過ぎ、記事を上げる。いったん「寓居雑記」のほうで公開したけど、よく考えたら「鳥頭料理帖」のほうがふさわしいので、そちらに上げなおした( → 「つらさを爆破するドカ盛りナポリタン」 )。
晩はきのう炊いたおでん的なものに焼き豆腐を加えたのとビール。
2日(月)
朝
昨日とまったく同じ。
昼
夜間の仕事の前にカップ麺(日清シーフードヌードル)、終了後にまだある煮物をアテに炭酸水。
3日(火)
天気予報を見ると、今日の予想最高気温は19℃とのこと。12月ですぜ。
朝
セロリの葉っぱ入りレンズ豆とジャスミンライスの粥。
あったかいんならちょうどいいやと、ニガウリのプランターの土をふるう作業をした。おおまかに太い根っこと鉢底石を取り去ってから、粗目のふるいにかけて残った根っこと鉢底石を取り除く。三分の二ほど終えたところで午前が終了。全部ふるったら、細目のふるいでの微塵抜きが待っている。それが済んだらナガイモの土も同様に処理する。道は遠い。
ベランダをいったん片づけて掃除し、なんとなくテーブルを出してバーナーとケトルで湯を沸かし、カップ麺で昼食。
椅子はベランダ農作業に最適な風呂椅子。ベランダといえど、外で食べるめしはうまいね(めしではないが)。
カップ麺ひとつで腹がもつはずもなく、冷凍ごはんをレンチンして納豆を乗っけ、おやつに食べた。
夜、買いものに行ってえのきたけ1パック189円というのを見て吃驚。
イラストはスイマー画伯。いつもありがとうございます。まだ震えが止まりません。
晩は買い置きの豆腐で湯豆腐。豆腐も高くなるのだろうな。
4日(水)
朝
雑穀飯にめかぶ納豆、インスタント味噌汁(しじみ)。
きょうも古土ふるいの続き。微塵抜きも済んだ。ニガウリのプランターの分だけ。あとはナガイモ、アサガオ、小松菜、ニr(意識が遠のく)
本日のベランダ作業めし(めしではない)。
辛ラーメン。
もちろん風呂椅子に腰かけて食べた。べつにベランダで食べる必要はないんだけど、やっぱり外は気持ちいい。次は米炊くか。
晩は煮奴をアテにビール。野菜がお高いので、保存しておいた野草を活用すべく、塩漬けして冷凍しておいたイタドリを水に浸けておく。
5日(木)
朝
昼
今夜は 恵文社一乗寺店 にてミュリエル・バルベリさんと高浜寛さんのトークショーを聞きにいくことになったので、早めに出て散歩を楽しむことにした。駅に向かう道ではイチョウが剪定作業中で、いい銀杏がたくさん落ちている。もちろん拾っていくわけにはいかないので涙をのんで通り過ぎる。行きの電車は空いていた。わたしのそばには中国語を話す男女がいて、女性は赤ちゃんを抱いていた。その赤ちゃんが大きな声を上げていたけれども、車内に嫌な顔をする人がひとりもいなかった。むしろニコニコ笑いかけたり手を振ったりする人たちがいて、なんかすごくよかった。まあ空いていたということもあるかもしれないけど、なんかね。
地下鉄今出川下車、今出川御門から京都御苑へ入園。まずはサザンカの大木の様子を見に。
比較するものがなくてわかりにくいけど、ほんとうに立派な木。
日が暮れて、月が出た。
寺町通りから出町枡形商店街へ。いつもの癖で豆腐屋さんで厚揚げを買いそうになったが、このあと2時間以上帰れないことを思い出して諦めた。ぶらぶら歩いているうちにいい感じの時間になったので、叡電出町柳駅へ。ここから3駅、一乗寺で下車。商店街をぶらぶら歩いて恵文社書店へ。開始時間まで店内を見て回る。ここは「あれを買おう」と思って来ると、目当てのものが見つけにくかったりするけど、目的を持たずにゆっくり見ると、思わぬ発見のある書店だなと思う。つまり、なにも買わずにイベント会場に行くことになった。もうちょっと早めに来るべきであった。
トークショーは、翻訳出版権エージェントであり日仏翻訳者であるコリーヌ・カンタンさんが司会兼通訳。バルベリさんの原作小説を高浜さんに紹介したのはカンタンさんだったとのこと。高浜さんはこの小説に触れて、禅寺の庭の意味についてあらためて考えたとおっしゃっていた。あとで購入した本をパラ読みしていて、作中人物ポールの「禅寺の庭は歓びをメランコリーに変え 苦しみを楽しみに変えます 今ここであなたが見ているのは 美に進化した地獄なんです」というセリフが目に入り、ほう、とうなったんだけど、こういうふうに明快に(西洋的に)言語化されると気持ちいいけれども、分かった気になったら「喫茶去」っていわれるんだろうな(などといっても「喫茶去」といわれるのだ)(以下繰り返し)。トーク終了後の質問タイムで「京都のオーバーツーリズムについてどう思うか」という質問に、お二人とも、コミュニケーションにより変化が促されるのは悪いことばかりではないと強調されたのが印象的であった。高浜さんは、今の状況が室町時代後期と似ているのではないかと。なるほどねー。1時間半があっという間、たいへん刺激的なお三方の会話であったよ。
終了後、会場で販売していた『薔薇が咲くとき』を購入。すでに作家お二人のサインが入れてあった。為書きだけしてもらうのもなんだなと思い、そのまま帰ることにした。
帰宅して、椎の実をボウルに入れて水を注いだ。
6日(金)
朝
ヨーグルトにバナナ、全粒粉食パンのトーストにはちみつと黒ごま、紅茶。
冷蔵庫内を整理して掃除、中途半端に残ったあれこれを手当たり次第にぶち込み、鍋一杯に深まりゆく謎。
昼
カレーに入っているのは玉ねぎ、にんじん、ピーマン、大根、じゃがいも、こんにゃく、蒸しサラダ豆、セロリの葉っぱとレンズ豆のスープ、大根と干しえびの炊いたの、焼き豆腐の炊いたの、エリンギ。
晩は一期一会カレーライス。
7日(土)
朝
昼
炒めピーマン入りカレースパゲッティ。
晩は湯豆腐。
8日(日)
昨夜はどうにも眠くて早々に寝てしまったんだけど、寝る前になんかものすごくものすごいことを考えついてしまったのに眠気を優先してしまい、今朝目覚めたら「ものすごくものすごいことを考えついた」という感覚だけが残っていて、肝心のアイディアはきれいさっぱり忘れてしまっている……という場合、十中八九そのアイディアはものすごくものすごくはないのだろう。
朝食用の湯を沸かしている間に、冷蔵庫のドアポケットのたまごの横あたりの謎(納豆についてくる小さいカラシ、自前のがあるので使い道がなかった小袋のぽん酢、もはやなんに使うのかわからなくなったタレ等々)を処分。すっきりした。
今回はなんと3点もの麩之介漫画を転載させていただきました。スイマー画伯ありがとう。
朝
昼
カレーうどん。
一期一会カレー最終章。鍋一杯を三日で食べきった。
午後、小さいさつまいも14個をアルミホイルに包んで余熱なし100℃のオーブンに突っ込み90分でセット、その間に拾ってきてそのままにしていたぎんなんを処理。実(外種皮)からはじき出した核を米をとぐ要領で洗い、水ですすぐ。これを何度か繰り返す。
ぎんなんの洗浄作業が終わってしばらくしてオーブンからビープ音。200℃に上げてさらに10分いもを焼く。おやつに1本食べた。
夜、完全に水に浮きはしなかったけれども、ちょっと実入りが怪しいやつを選び出して、煎ってみる。
9日(月)
朝
昼
焼きねぎと刻みねぎのダブルねぎそば。
ヒガシマルうどんスープには乾燥ねぎが入っているのでトリプルか。
午後、外出、K都駅まで出る。I勢丹地下の AoQ で妹家への米や野菜のお礼を手配(チョコふやきにした)、明日会う遠方の友への手土産(季節限定チョコふやき)も買った。あまりの人の多さにげんなりしてさっさと帰ろうと思ったが、そういえば IKEA が出店してるらしいけどまだ行ってなかったなと思い出した。長年使い続けてフェルト状になった綿毛布が去年ついに破れたのをすっかり忘れていたので、代わりになるものがあればと思い、覗いてみることにした。しかしここ、ワクワクが止まらんね。大阪店ほど広い店舗だったら一日いられる気がする。目当てのブランケットは安くていい化繊のものがあったけれども、ずっと綿毛布を使っていたので、綿のが見つかったらそっちを買おうといったん保留したところ、同じフロアの 無印良品 であっさり綿毛布発見。しかしおねだんが IKEA の化繊のやつの倍。どうしたもんかね。今日は毛布なんて買うつもりで出てきていないので、後日、米を買うとき用のでかいエコバッグ持って出直すまでに決めることにした。
帰りに見た西日を浴びるK都タワー。
このあとはいつもの書店で注文品を受け取り、ブックサンタして帰宅。
晩は焼きいも。
10日(火)
昨夜、決して寝過ごすまいと目覚まし時計とスマホのアラームを設定したが、鳴る前に自然に目が覚めて、両方止めて起床、身支度して、さて出かけよう、というところで目が覚めるという事案が夜明け前に何度も発生、いま自然に目が覚めて目覚まし時計とスマホのアラームが鳴る前に止めたのだが、わたしはほんとうに起きているのだろうか。
不安だったが身支度して出かけ、乗ろうと思っていた電車を逃し、10分遅れて待ち合わせ場所へ。友と落ち合い、 イノダコーヒ本店 へ。「京の朝食」(1,780円)をいただく。
まずオレンジジュースが出て
そしてコーヒー。大満足で席を立つ。入った時は比較的空いていたけど、この時間だと並んで待っている人たちがいた。早く来てよかった。
店を出て、地下鉄で東山へ。蚤の市を見て回る。
「ピカソ」という独楽
白戸三平弁当箱
こんなんあるんや……
電車で出町柳まで出て、事前に決めていた店に行ってみたら、売り切れで閉店していた。わりとはやい時間に売切れちゃうんで、なるべく開店すぐくらいに行きたいのです、と話していたというのに、蚤の市を冷やかすのは楽しすぎて困る。
ということで、はじめて入る店 ライオンキッチン にて、オムライス(1,080円)。
中はチキンライスでなく「きのこデミごはん」というものであった。これはトマトソースバージョンだけど、きのこのクリームソースバージョンもあるそうで、きのこ on きのこというのもなかなか面白そうだ。
さて、本日のもうひとつの目的地……に向かう前に、商店街の古書店 上海ラヂオ を覗いていく。友は何やらお買い上げ。ここの商店街、古書店がもう一軒あるんですよ、と案内したところはお休みだったが、それじゃ行きましょうか、と歩き出したらなんと新規開店の古書店が。店頭に飾られた花には「暮靄書房」の文字。「ぼあいしょぼう」と読む。なんでいきなり読めたのかというと、古本まつりで気になる本をたくさん置いていたお店で、何冊かここで購入したことがあるのだった。へーと思っていると、通りすがりのおばちゃんに「また本屋さんできたんやねえ」と話しかけられる。
それでは本日のもうひとつの目的地、京都御苑へ。
まずはどうしても見てほしかったサザンカの大木へご案内。
この前来たときよりたくさん咲いている(気がする)。友も喜んでくれた。よかったよかった。ねーすごいでしょー、などといいつつ木の周りをぐるぐる回りながら見ていると、おじさんが若女子二人を案内してきた。「こんな大きなサザンカ見たことないでしょう」「しかも一重のサザンカで」とひとしきり説明して去って行った。ここで人に会うの、初めてかもしれん。知る人ぞ知る木なんだろうかね。
このあと、別の場所でなにかの黄色く色づいた葉を見ていたら、先ほどのおじさんが「光が当たってなくて残念ですね」と話しかけてきた。若女子二人は連れていない。自主ガイドさんだったらしい。親切に声かけてあげてるんだな。ここ、広いからね。
そういえば蚤の市でも知らん人に話しかけられたのだった。今日はそういう日か。
桂宮邸跡のクスノキに這うツタも紅葉していた。
近衛池。
いつ見ても水がないけど、水があれば美しかろうねえ。
みんな大好き大イチョウ……にご案内しようとして迷った。これはどこを歩いているかわからなくなったあたりで見た、波紋のようなケヤキの肌。
友「イチジクみたいですね」
ワシ「そうなんです!イヌビワはクワ科イチジク属でイチジクの仲間なんです。で、このイチジクみたいなの、これ花嚢というんですが、この付け根のところを見てください(以下、雄花と雌花の見分け方、授粉方法などを語り倒す)」
オタクトークの巻き添えにしてたいへん申し訳ございませんでした。
大イチョウを探しているときに見たツワブキの花。
あっちこっち歩き回った挙句、諦めかけたらあっけなく現れた大イチョウ。
はーよかった。しかしガイドが迷ってどうするよ。
今日はカメラを忘れてきて、スマホで写真を撮ったのだった。暗いとこ弱いんだよね、わたしのスマホのレンズ、と気をつけて撮ったつもりがどれもこれも微ブレ。これなんかきれいだったのに盛大にブレた。
カメラはしっかりと保持しやすいからこういうとこでもブレずに撮れるんですけれども(己の技術のなさを呪えという話ですが)。
なんとか見てほしかったほどのものは見ていただくことができた。次は梅ですかねー、梅園と桃園があるので、そこも見てほしいですね、あっ梅といえば天神さんの市は毎月25日なのです、と次回への布石も忘れずに。
そろそろ友はお帰りの準備。宿に寄って荷物を受け取り、K都駅へ。ふと思いついて、よせばいいのに IKEA まで連行してしまった。おまえ昨日行ったばかりやろ。IKEA と(どこにでもある) 無印良品 を満喫したあと駅に戻り、お土産物を探す。鉄板の阿闍梨餅は売り切れだったが、新幹線乗り場の売店で買えるかも、ということで、他所で買いにくいゆばちりめんをオススメ、新幹線の改札で手を振って別れた。
ふと歩数計を見ると、25,119歩。ひとさまを連れまわしていい歩数ではないような気がする。ほんと申し訳ない。これに懲りずにまた相手してやってください。
風邪さんいかがでしょうか?
返信削除こちらもよろしくなくてダウンしてました。
しんどいのバイバイ、ほっこりぬくぬくしてくだされ。
12月20日時点で、まだぐずぐずしている感じです。
削除体調崩している方、ほんとに多いですね。
おだいじになさってください。