12/31/2024

日々雑記 2024 Dec. #3

21日(土)



コロッケのホットサンド、紅茶。



鍋焼きキムチうどん。

午後6時過ぎ、アドベントカレンダー 「私の一冊」 の記事を書きあげる(→ 「わたしの一冊 塚谷裕一『ドリアン ― 果物の王』」 )。やれやれ、なんとか間に合った(最後の方ちょっとやっつけになってるけど)。

明日はいよいよ戦闘飯盒で同時調理をやってみようと、材料の下準備。


ゆうても大根・こんにゃく・たまごを全部いっしょに鍋に入れて茹でるだけという。ほかに、水・酒・みりん・八丁味噌を合わせたものに、出汁昆布と煮干しを加えたものを準備しておく。

晩はおじや。


22日(日)



そば粉のパンケーキにはちみつ、紅茶。
いつものレシピ(2019年11月10日の日記に書いている→ 「日々雑記 2019 Nov. #1」 )でなく、「グレーテルのかまど」のレシピでつくってみた(→ 「C. W. ニコルのそば粉のパンケーキ」 )。少し硬めの生地で、こんもり焼けた。もう1枚焼いてあるが、皿に乗りきらなかった(もちろん全部食べた)。

では飯盒炊爨を始めよう。昨日下茹でした大根、こんにゃく、茹でたまごと、適当に切った厚揚げを飯盒本体に入れ、中子には洗ってざるに上げておいた米、米と同量の水を入れて30分ほど浸水しておく。


本体に昨夜準備しておいた煮汁を加え、中火にかける。


沸騰したら中子をセットして、火を弱める。


蓋をして25分。


はい。


中子と蓋を外して米を蒸らし、本体はもう少し加熱を続ける。


味噌煮込みセット、完成。


これはいいな。次回は本体で炊飯、中子で蒸し物を試してみよう。ていうか外でやりたい。

晩は煮込みの残りをアテにビール。


23日(月)



喫茶アマゾンの玉子トースト風ホットサンド、コーヒー。



味噌煮込みうどん。
きのうの飯盒味噌煮込みの煮汁を使用、具はかまぼこ(冷凍)、しいたけ(冷凍)、お揚げ、にんじん、白菜、青ねぎ。朝2個食べたので、たまごはなし。

夜、買いものに行く。ちょっと気になったのだけれど


サンタは鼻赤くなくてよくない?

ほだされてひとり連れ帰ってきた。


夜間の仕事前に赤鼻のサンタ、終了後にインスタント沖縄そば(具なし)。


24日(火)



めかぶ納豆飯、インスタント味噌汁(しじみ)。



白飯にレトルトカレー(ボンカレーゴールド 中辛)、常温の水。
常温が冷たい。

クリスマスディナー


丸はげ(カワハギ)鍋。
実家では、鍋に入れる魚といえば長はげ(ウマヅラハギ)の小さいのだった。K都ではいまのところお目にかかったことがない。


25日(水)



素トースト、コーヒー。



インスタントラーメン(サンヨー 復刻版中華そば)。
トッピングは茹でたまごとねぎもやし炒め。

本日のクリスマスディナーも鍋。昨夜の残り汁に水を足し、豆腐と野菜を煮た。


26日(木)



全粒粉食パンのトーストにはちみつと黒ごま、コーヒー。

午前中に、畑の直売でほうれんそう、かぼちゃ1/4個、かぶ、九条ねぎ、ミニトマト、りんご3個を購入。ぜんぶで1,000円。



ちくわとにんじん入り炒り豆腐、厚揚げの炊いたの、ゆず皮入り大根皮の甘酢漬け、白飯、かぶの味噌汁。

晩はカップ麺(日清シーフードヌードル)。


27日(金)



全粒粉食パンのトーストにレモングラス&ジンジャーハニー、コーヒー。



ゆず皮入り大根皮の甘酢漬け、謎チゲ、白飯。
酸っぱくなった白菜キムチを油でよく炒め、残りものあれこれ(炒り豆腐、厚揚げ、かぶの味噌汁、昨夜の鍋)を加えて煮込み、仕上げにソフト豆腐を加えたチゲ。

晩は素うどん。


28日(土)



全粒粉食パンのトーストにスライスチーズ、コーヒー。

正午すこし前、20年以上足を踏み入れたことがないと思われる円山公園へ北側から突入、 長楽館 へ。先月、某所でつきあいのある方の「長楽館のアフタヌーンティーの予約が取れそうなのですが、どなたかご一緒しませんか」との呼びかけに飛びついたのだった。こんな機会でもないと入ることはなかったであろう。感謝。
席について、メニューに目を通す。「蟹と色々な大根」という料理に目が吸い寄せられる。「なんでしょうね、『色々な大根』って」「普通の以外は赤いのくらいしか知らないですね」などと話していると、アペリティフの注文を聞きに来たスタッフの方が、「召し上がると、『ああ、そういうことか』とお分かりになりますよ」とニッコリ。しまった、大根に夢中で何を頼むか考えてなかった。
アペリティフに「エルダーフラワージンジャージュース」をいただく。爽やかなエルダーの香りとしょうがの刺激が「なんじゃこれは」といいそうになるくらい複雑なおいしさを醸し出している。これはとてもよい。お茶ははじめて見た銘柄「ドアーズ」をたのんだ。

さて来ました。

下段:サンドウィッチ2種(きゅうり、野菜とりんご)、ほうれんそうのキッシュ、例の「蟹と色々な大根」、スウイートポテト


中段:スコーン2種(プレーン、クランベリー)、ジャム、クリーム


上段:果物2種(いちご、オレンジ)、洋梨のタルト、ベリーのムース、プラリネプリン、塩っぱい焼き菓子


お茶


知らない産地のお茶だったので、まずはストレートで。渋みがほとんどなくてすっきりした味。これ、かなり好み。ポットのおかわりもドアーズでお願いした。

問題のあれ


なるほど、たしかに色々な大根だー、と喜んで食べていたら蟹が出てきて驚いた。いや驚くなよ。「『蟹と』色々な大根」なんだから。しかし大根に気をとられて蟹のことを見事に忘れていた。

やーおいしかった。どの品も「こういう感じ?」という予測を超えて「そう来たか!」という驚きがあった。タルトがガツンと甘かったのも、トータルのバランスが考えられているってことだな。どれもこれも、たいへんにおいしかった。ありがとうありがとう。

最後にチョコレート


チョコレートがお好きだという方が「これはおいしいチョコレートです」と太鼓判を押された。わたしはチョコレートをよく知らないので、「これが生チョコレートというやつですか?」と尋ねたところ「いえ、これはやわらかいチョコレートです」とのお答え。やわらかいチョコレートがすべて生チョコレートではないと知った年の暮れであった。

このあと、皆さんご予定がないとのことだったので、そりゃこのメンバーなら本屋行くでしょ、ということで レティシア書房 へご案内。


入るやいなや、無言で散開。そりゃそうだ、そもそも本の話題でつながったわれわれだもの。今回の茶会をなにからなにまで手配してくださった方は遠方からお越しで、大きなカートを曳いておられるのを見て、ご店主が「どちらから……そうですか、京都の書店めぐりにいらしたんですか!」と仰るのが耳に入り、そうではないんだけど、まあ結果的にそいういうことになってるからいいか、とにこにこ笑っていたら熱い書店トークが始まり、知らなかった新規開店情報を得るなどして有益であった。しまいには帳場前のミシマ社さん作成の地図を駆使して近場の書店案内をしていただいた。ありがてえありがてえ。

ということで、レティシア書房のご店主にご案内いただいた 誠光社 へ。


ほんとに書店めぐりになってしまった。ぜんぜんいいんですけど。むしろ楽しい。

誠光社を出たら、ぼちぼちお開きの時間。みんなして京阪電車に乗り、途中駅で別れる。楽しかった。めちゃくちゃ楽しかった。またぜひお茶しましょうと約束。

このあとは、いつもの書店で入荷連絡をいただいていた本を引き取り、もう2軒書店を回って帰宅。本日の歩数は14,598歩。ひょっとしたら皆さんを10,000歩くらい歩かせてしまったのではなかろうか。すんません。

本日購入した本:


鳩山郁子『ゆきしろ、ばらべに ― 少年傑作集 ― 』(太田出版)、エンリーケ・ビラ=マタス 著 / 木村榮一・野村竜仁 訳『永遠の家』(書肆侃侃房)、内田洋子『十二章のイタリア』(創元ライブラリ)。

いただいた本:


エリナー・ファージョン 著 / 石井桃子 訳『ムギと王さま 本の小べや 1』(岩波少年文庫)。
奇しくも今年のブックサンタで贈った本の一冊がこれだった。昔読んだ記憶はあるけど、自分の分はもっていなかったので、とてもうれしい。くださった方によると「このあとの『天国を出ていく』がいいんです! 品切れで手に入らないんですけど! 電書はあるんですけど!」……そりゃあぜひとも読みたい。古書でみつけられるといいんだけどな。ともあれ、年越し読書はこれに決定。

晩は20%オフになっていたカレーパンとチーズピロシキ。


29日(日)



めかぶ納豆飯、インスタント味噌汁(しじみ)。

やります。


素沙茶醤の瓶に入っているのは味噌だれ。八丁味噌30g+米味噌50g+砂糖・酒・みりん各大さじ2+醤油大さじ1+おろし生姜・おろしにんにく各適宜を混ぜ合わせたもの。これは加熱する前提でつくっているので、かけだれの用途が多い場合は酒とみりんを煮切った方がよいと思うけど、けっこういろんなものに使えて重宝する。

飯盒本体に浸水した米を入れて少なめに水加減し、刻んだお揚げ、水、酒、醤油、みりんを加えて火にかけて


沸騰したら、中子にもやし、まいたけを敷いて甘塩鮭を乗せ、味噌だれをかけて本体にセット


火を弱めたら蓋をして、本体からパチパチいう音が聞こえたら、10秒ほど火を強めてから止め、蒸らす。

はい



炊けた米にしょうがのみじん切りをたっぷり加え、底からよく混ぜて完成。



ゆず皮入り大根皮の甘酢漬け、味噌蒸し鮭、お揚げとしょうがのごはん、お揚げとかぶの葉の味噌汁。

晩は昼の残りのご飯と味噌汁。


30日(月)



ライ麦食パンのトーストに両面焼きたまご、紅茶。

今日もやります。


昨日使い切れなかった甘塩鮭とまいたけを水加減した米に乗せ、酒と醤油で味つけして火にかける


沸騰したら、中子に適当に切った絹ごし豆腐を入れ、カニカマあん(刻んだカニカマにおろし生姜・酒・醤油・片栗粉を混ぜたもの)を乗せて本体にセット


きのうと同じ要領で同時調理。

はい



鮭の骨をはずして、身をほぐしながら混ぜて完成。



カニカマ蒸し豆腐、かぶの塩もみ、ゆず皮入り大根皮の甘酢漬け、鮭とまいたけのごはん、お揚げとかぶの葉の味噌汁。
味噌汁は昨日の残り。戦闘飯盒調理、たのしい。

今年最後の夜間の仕事の前に昼の残りの炊き込みごはん、終了後にビール。


31日(火)



カニカマチーズトースト、紅茶。
ライ麦食パンにきのうの残りのカニカマあんとチーズを乗せて焼いた。



かぶの塩もみ、ほうれんそうのおひたし、かぼちゃの塩蒸し、白菜とにんじんのとぎ汁漬け、衣笠丼、インスタント味噌汁(しじみ)。

夕方、そばに乗せるかき揚げでもあればと近所のスーパーに出かけ、値下げシールが貼られた瞬間の争奪戦に参加することすらかなわず無言の帰宅。もっとこう、気迫をあれしないと(あれってなんだ)。

まあおせちのパーツ(?)が少し残っていたので買った。それでよしとしよう。