2022-03-10

日々雑記 2022 Mar. #1

1日(火)



パンケーキ、紅茶。
Shrove Tuesday なので。生地のレシピはこちら(2021年2月16日の日記 → 「日々雑記 2021 Feb. #2」 )に書いた通り。パンケーキは焼けたら皿に取り出し、次のを焼いている間に砂糖とレモン汁をふってくるくる巻いたり折り畳むなどするのだ。今回レモン汁は瓶詰のを使用。今朝は6枚焼いて、3枚はおやつにとっておいた。



ふわとろオムライス弁当。
POPにはデミグラスソースとカニクリームコロッケとエビフライのことは書いてあったけど、とりのから揚げが入ってるなんて書いてなかったですよ(食べましたけれども)……イモも入ってるとは書いてなかったな。弁当にはデフォルトで装備されている二品なのであろうか。

おやつ


朝に焼いておいたパンケーキ、紅茶。

腰が痛い。


2日(水)



マーマイトとチーズのトースト、紅茶。
パンが生の状態でマーマイトを塗ったら、表面がぼろぼろになった。少し焼いてからにするべきであった。



麩とセロリときくらげの炒めたの、大根の皮の酢漬け、麦飯、大根にんじんねぎの味噌汁。
沖縄の車麩は、水で戻して絞り、溶きたまごに浸して焼いた。きくらげも乾物。

晩は、半額になってた鰤の刺身でビール。ドリップのしみた大根を捨てるのが忍びなくて、刺身とツマは別々に売ってくれないかなあと毎度思う。つくりたてかサクで買えという話ではあるけれども。


3日(木)



ピンクサーモンとブロッコリーとヴィーガンチーズのホットサンド、紅茶。
ピンクサーモンは缶詰のもの。汁は取っておく。冷凍してあるヴィーガンチーズは、余熱なし100℃のオーブンで5分ほど温めるといい感じに解凍できるが、今回冷蔵庫から出した冷たいままの茹でブロッコリーと合わせたためか、とろーり感はなし。



ひじきの炊いたの、ブロッコリーと黒オリーブのサラダ、大根の皮の酢漬け、麦飯、落としたまごとかぶら菜の味噌汁。
ひじき煮にはにんじんとちくわ入り。黒オリーブは、朝のホットサンドに入れようと思って出していたのに入れ忘れていたので、ここで使用。味噌汁にはピンクサーモンの缶汁入り。

シノブちゃんが動き出した気配がする。なにが違うとはっきりいうことはできないけど、なにかが違うことはわかる。たっぷりと水をやる。実生レモンにも少し。

晩は、ひじき煮を具にした炒り豆腐をアテに、湯割り焼酎。


4日(金)



ねぎとヴィーガンチーズ入りたまご焼きのホットサンド、紅茶。

ニラ始動。


一昨日はなんにもなくて枯れてるのかと心配したけど、ほんといつも気づいたら伸びてるな、キミは。

お昼はサッポロ一番カップスター旨塩……


これ、クイズなんかな……


……答えとは。

謎の体調不良。熱があるなこれはと思って測ってみたら、普段よりも低かったりしたけれども。なんなのだろ。すると約束したことはしようと思うけれども、それ以外のことをする元気はないので、しばらくは諸々休むことにした。

本日の夕空


日暮れが遅くなった。


5日(土)



煮りんごとヨーグルト、フランソアの天然酵母ソフトクッペのトースト、ミルクコーヒー。

食べたら布団に戻って寝る。



ゆず野菜ちゃんぽん。
インスタントちゃんぽん(マルタイ)に、にんにく、玉ねぎ、にんじん、ちくわ、キャベツ、しいたけを炒めたものを乗せ、ゆずのしぼり汁をかけて刻んだゆず皮をトッピング。

朝の分も合わせて洗い物を済ませたら、布団に戻って本を読む。スティーブン・グリーンブラット『暴君 ― シェイクスピアの政治学』(河合祥一郎 訳 岩波新書)、加藤陽子『それでも、日本は戦争を選んだ』(新潮文庫)、『われわれはいま、どんな時代に生きているのか 岡村昭彦の言葉と写真』(戸田昌子 監修 赤々舎)、増村十七『バクちゃん ①』(KADOKAWA)がこないだから枕元に積まれているので、気が向いたものを適当に手に取って読む。疲れたら Duolingo で韓国語の練習を、と思ったけど、スマホの画面を見ると余計に疲れるので、早々に本に戻る。疲れたとき用の本も枕元に積む。松尾芭蕉『おくのほそ道(全)』(角川書店 編 角川ソフィア文庫)と町田メロメ『三拍子の娘 ①』(DU BOOKS)。疲れ果てたら寝る。完璧。

これまで気が向いたところを拾い読みしていた岡村昭彦の本を、今日ははじめから読んでみる。


1966年8月11日、毎日新聞に掲載された「『可哀そう』ということば」と題された文章に、ある種の報道写真を見る際に、わたしが覚えていた居心地の悪さの正体が的確に書かれていた。「とくに日本の報道写真のうちでもっとも数が多く、もっとも質の低い写真は、民衆の泣いている場面をとった写真であろう。それは、事件の原因を追究してゆく力のとぼしいフォトグラファーのごまかしの手段として使われているからだ。」(『われわれはいま、どんな時代に生きているのか』 p.54)という岡村は、しかし「ハンカチを用意し」てそれを求める読者も共犯であるということを指摘し、こう述べる。
 日本では、「可哀そう」ということばが、甘いオブラートに包まれて、人々の心を心地よくゆすり続けている。ベトナムの人たちは「可哀そう」であり、沖縄の人も、部落差別で結婚できない人も、筑豊の炭鉱失業者も、在日朝鮮人も、すべて可哀そうという一言でほふり去られてきた国だ。だが、その可哀そうという同情のことばによって、日本人の心はどれほどむしばまれ、堕落への一路をたどり続けてきたことか。
 人間が「可哀そう」という同情の立場をとるときは、すでにその相手に対して、連帯を拒否したときなのだ。つまり相手の立場に立って考えられないということは、他人の苦しみは三年でもがまんするということなのだ。どんなことでも、自分の問題として考えられなければ、真実は永遠にその人のもとから立ち去るのだ。人間は真実の上にのみ生きる価値を見出せるし、同情は真実を拒むことを露骨にみせないための演技なのだ。」
(pp. 56-57)
同情は相手のためのものでなく、徹頭徹尾自分のためのものだ。同情は「自分は無関心ではありませんよ」という演技、自分に対しての言い訳、自分の立場の正当化として機能する。される側に立つと、それがよくわかる。「同情するなら金をくれ」(古語)ではないけど、同情なんてまっぴらごめんだ、それよりこの状況をなんとかしてくれと、わたしなら思う。同情するなというのではない。それで終わりにせず、それを起点にまずは事態について考えよう、そして自分にできることを捜そう、連帯し行動しようということだ。



ところでいま、ヘルマン・ゲーリングの言葉がふと思い出されたのだけど、あれは何で読んだのだったかな、「国民は誰も戦争を望んでなどいないが、指導者の思い通りにするのは簡単だ。『このままでは我が国は攻撃される』といってやればいい。戦争反対を叫ぶ者たちに対しては『愛国心がない』と非難してやればいい」みたいなの。まあ、あれです、他人事じゃないって意識は常に持って、考え続けていかんといかんですね。


6日(日)



りんご煮とヨーグルト、ソフトクッペのトーストにマーガリン、ミルクティー。
昨日とビジュアルがほぼ同じなので、ヨーグルトとりんごを盛る順番を逆にしてみた。



ひじきの炊いたの、夫婦炊きと菊菜、大根の皮の酢漬け、鮭のアラ汁、麦飯。
今日のひじき煮はお揚げとにんじん入り。最近ひじきの出番が多いのは、乾物のストッカーを整理していて未開封の乾燥ひじき(消費期限切れ)を3パック発見したため。こういうものはスーパーで見かけて「あ、たぶん切れてる」と買ってきて、ストッカーにしまうときに「あっ」と思うの繰り返し。切り干し大根や切り昆布も同様。柚子胡椒は最大で3瓶が冷蔵庫に存在した時期がある。毎度「使い切ったらメモすること」と心に誓い、そのくせ毎度実行しないのでこういうことになる。ひじきを使い切ったら切り干し大根責めが始まる見込み。


7日(月)



ソフトクッペのトーストにマーガリン、ミルクコーヒー。



ひじきの炊いたの、夫婦炊きと菊菜、大根の皮の酢漬け、ありあわせ丼、インスタント味噌汁(わかめ)。
冷凍、つくりおき、残りもの、インスタントで構成。丼にはちくわ、玉ねぎ、しいたけ(生をスライスして冷凍しておいたもの)、菊菜(茹でてタッパーに保存しておいたもの)、たまごを使用。飯は冷凍してあったもの。


8日(火)



ソフトクッペのフレンチトーストにスライスチーズ、コーヒー。
フレンチトーストは、昔フランス人に教わった、先に牛乳に浸してからたまごをからめる方法と、土井善晴先生流に牛乳を吸わせている途中で溶きたまごを加える方法でつくっている。今回は土井先生方式のパンの内側にもたまごが浸透しているもの。カチカチになったバゲットでなく、柔らかいパンならこちらが向いていると思う。2枚焼いて塩をふり、間にスライスチーズを挟んだ。



麦飯にレトルトカレー(ベジタブル)。

用事で出たついでに少し散歩。

このあたりのハクモクレンは、まだほころぶ気配もない。


ノハラムラサキ。


ナズナ。


セイヨウカラシナの様子を見に行った。


まだ小さいものが多いけど、そろそろ採ってもよさそうな株もちらほら。近づいてみたら、すぐそばでカワウが死んでいた。死んだばかりのように見えた。いずれなにかが食うだろうか。


9日(水)



ソパ・デ・アホ。
ソフトクッペの端っこの部分を使用。



切り昆布豆(市販)、にんじんセロリかまぼこのペペロンチーノ、糸こんとじゃこの山椒炒め、麦飯、大根にんじんごぼうの味噌汁。
ペペロンチーノは、鍋にオリーブオイルと輪切り唐辛子を入れて温め、細切りにんじんを加えて弱火でゆるゆると炒め、にんじんに火が通ったら火を少し強めて、乱切りにしたセロリと細切りのかまぼこを加えて炒め、塩で味つけ。最初にスライスしたにんにくを入れてもいいけど、朝食べたので今日は使わなかった。にんじんにゆっくり火を通して甘みを引き出すのが唯一のポイント。

にんじんの葉っぱとじゃこのふりかけをつくった。


晩は、昼に炊いた麦飯を温めなおしてこれを混ぜ込んだ飯と、昼の残りの味噌汁。


10日(木)



全粒粉パンのトーストに目玉焼き、紅茶。
えらく黄身がかたよってしまった。

今日は確定を申告しに行く……これ、助詞はどうすべきなんだろう、確定を申告なのか確定に申告なのか確定で申告なのかそれとも申告を確定なのか……どうでもいいか。

いつもと違うルートをたどると、そこはいけず石の多発地帯であった。

オーソドックスに角を守るタイプだが


間をペットボトルが埋めている。


リサイクルタイプ。


控えめなタイプ。


強い意志を感じさせるタイプ。


オーソドックスタイプだが


反対側にはかつていけず木があったらしい。


この通りには河井寬次郎記念館がある。某呟き処のヘッダー写真はそこで撮ったものだ。静かで居心地の良いところだった。また行きたいね。

用事を済ませて、駅へ向かう途中に、そそる落し物。


水生昆虫のページ。

このあと図書館で本を返却しようと思ったら、肝心の本を忘れてきていた。なんてこと。まあ近くでやってる蚤の市を冷やかしましょう。

ハロが売られている……


だるまコーナーは必ず見る。買わないけど。



本日の収穫:


二彩点打3.5寸マカイ、根来の椿皿。マカイは古いものではなく、小野更生麗(さおら)さんの新作。冷やかすだけのつもりがひとめぼれして即決購入。だ、だっていま使ってるマカイ、ひびが入ってるし(言い訳)。そのひびの入ったマカイは4.5寸なので、3.5寸はさすがに小さいかなと思ったけど、深さがあるので見た目よりはたくさん入る。量ってみたらすりきりで225㎖だったので、とくに小さいわけではなかった。

あれこれ用事を済ませ、本を返却した帰り道。


左は白川。

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