2021-11-30

日々雑記 2021 Nov. #3

21日(日)

久しぶりに弘法さんの市に行ってみようと思った。東寺の近所に住んでいたころは、休みが合えば覗いていて、今も使っている電灯の笠やちゃぶ台などを買ったのだった。今日なにを買うというあてもないのだけど。

せっかくだから御朱印帳を持っていこうと思ったが、部屋の片づけをはじめる前にあった場所にない。片づけで行方不明にするとは、さすがはわたし、どうかしている。まあ見つからないものは仕方ない。来月の終い弘法に行く理由ができたというものだ。それまでに見つかればの話だが。

地下鉄九条駅で下車、お昼を食べるなら、ワクチン接種時に楽しみにしていたのに、非常事態措置だ措置延長だで二回とも振られた豆腐チゲ定食にしたかったが、出がけに御朱印帳探しで時間をとられたので、目的地の反対方向にあるその店はやめにして、東寺に近い某うどん屋さんにしようと決めた。が、行ってみたら店の外に長蛇の列ができていた。諦めて現地直行。

途中で見かけた立体看板。


じんわり面白い。

これは


盗難防止?

直行とかいいながら、途中で気になる路地に入ったりするのがわたくしである。それでうれしいことに、いいものを見つけた。


ゆずを買った。

そうこうしながら現地着。まずは食堂(「じきどう」と読むのですね)で十一面観音さんにお参り。堂内は御朱印を求める人でいっぱい。大人気スポットだ。次に金堂のお薬師さんにお参り。


そして店を見て歩く。腹がへっているので食べ物の店が気になるけど、帰りにうどんを食べたいので我慢。しかしなんでもあるね。絵や書も売ってる。わたしがなにか買うとしたら、主に中古の道具類。でも朝鮮骨董の店で李朝の徳利なんか見ると、ああ、いいなあと思ってしまう。買えないけどね。まあ目を養いに来ているようなものなのでせいぜいガン見。

いい黄葉。


この木の下の店でよいものを見つけた。


豆皿3枚。これは新しいもの。この作家さんの器はどれも好みで、大きいものも欲しかったのだけど、現在片づけ大会開催中なのだし、とりあえずは以前から探していたごく小さいものを買った。包んでもらっていたらお客さんが混んできて、作家さんのお名前や出展先などを聞きそびれた。次にお見かけしたらちゃんと聞こう。

帰りに例の某うどん屋さんを覗いたら、店じまいするところであった。嗚呼この滾るうどん欲を如何にせむ。

ちょっと足をのばして別のうどん屋さんへ行ってみる。が、ここも閉店直後。コロナ禍以降営業時間が読めなくて困る。どうしたものかと辺りを見回し、少し離れたところに「らーめん」の看板を発見。よしラーメンで妥協しようと近づいたら、「らーめん」の隣に小さく「年中夢中」と書いてあるのが見えた。そっと退散。こういうノリがどうも苦手なのだが、それは「らーめん」が平仮名である時点で気づくべきであった。空腹は判断力を奪う。

あちこちうろついていたら、もう早めの夕食という時間で腹がMAXペコ。わたしはついにうどんへの執着を捨てた。


おすし美味しい。いろんな種類を食べたい方だけど、いかとげそは各2皿食べた。好物だもの。

帰宅して、じっくり自分をプロファイリング、御朱印帳をしまいこみそうなところをあぶり出す。果たしてその場所に御朱印帳はあった。我ながら分かりやすいんだか分かりにくいんだか。


22日(月)



さば味付缶、きくらげ玉ねぎにんじんたまご炒め、つぼ漬け、白飯、乾燥野菜の味噌汁。
さば缶の残りはほぐして輪切り唐辛子を加えて煮詰め、そぼろにしておく。

晩は冷や飯に熱い茶をかけ、つぼ漬けを添えた。

頭痛が酷いので早々に布団に入る。


23日(火)

昨夜は痛みのせいでよく眠れなかったが、夜明けごろにはましになった。



魚肉ソーセージとザワークラウトのサンドウィッチ、紅茶。
魚肉ソーセージはスライスして油をひいたフライパンでこんがり焼き、トマトケチャップとカレー粉を絡めた。ケチャップはよく焼いて酸味を飛ばす。パンは網で軽く焼き、内側になる方にバターと辛子を塗った。なかなかいい。



ピリ辛さばそぼろ、里芋の炊いたの、つぼ漬け、白飯、白菜と麩の味噌汁。
里芋には一昨日買ったゆずの皮を刻んで乗せた。そうそう、こないだ帰ったときに母に味つけを教わったのだ。

わたし「里芋の炊き方教えて」
母「最初に全部皮を剥いて冷凍する」
わたし「ふむふむ」
母「使いたいときに出して、凍ったまま湯に入れて煮る」
わたし「ほうほう」
母「麺つゆで味つけする」
わたし「麺つゆ」
母「麺つゆ」

秘訣は麺つゆであった。昔は出汁じゃこや昆布と一緒に炊いていたような記憶があったのだけど。それで今日は麺つゆで炊いてみたけど、それでも同じようにはできなくて、母の炊いたもののほうがうまい。

おやつ


ロータス カラメルビスケット、ミルクティー。

晩はトーストにマーマイトとバター、紅茶。


24日(水)



にゅうめん。
天かす、乾燥ねぎ、へぎゆず、わかめをトッピング、ゆずの搾り汁をたっぷりかけていたたきます。

殻つきの牡蠣が半額になっていたので、晩は


焼き牡蠣。飲み物は炭酸水。さすがに寒かった。


25日(木)

朝は里芋粥。こないだ炊いた芋を使用した。写真は誤って消去した。

もう済んだと思っていた仕事の件で連絡が来た。先方はこのことには一切触れていないが、一週間も経ってからというのは、ひょっとして○○○○○○○○○○○○○○○○○のではないかと勘繰ってしまう(公開日記では伏せておく)。これヘタしたら先々誰も得しないというパターンじゃないのか? わたしはその点を指摘しておいたのだけど。
今日は休みにして、これまた久しぶりに天神さんの市を見に行こうと思っていたのだけど、こういう仕事はとっとと済ませてしまうに如くはなし。天神さんはまたいつか。



厚揚げを焼いて、今夜はちょっとだけビール飲んでやる。寒い。


26日(金)



チーズイントーストに目玉焼き、コーヒー。
12枚切りのパンにスライスチーズを挟んで焼き、目玉焼きを乗せた。

昨日あらためて依頼された仕事を片づけるべく調べものをしていたら、借りているモバイルルータのデータ残量を使いきってしまい、スマホのデザリングで乗り切った。できあがったブツを送る際に、先方にはもう一度念を押した上で、論文並みに出典もバチバチに付けといたった。なんかあってもわしゃ知らん。そんなことより、奥歯が割れた! 集中すると歯をくいしばる癖があって、仕事が長引くと歯がぐらぐらしたりしていたのだけど、この仕事でついに限界が来たらしい。まったくろくなことがない。

夕方、歯科医院の予約。明日の朝空きがあるとのこと。すぐ診てもらえてありがたい。安心したら腹がへってきた。昼はちょっと怖くて食べるのを躊躇したので腹ペコ。コンデンスミルクをしこたま入れたベトナムコーヒーを飲んだら目が回った。



ねぎ入り焼き飯。
ガラムマサラをたっぷりふった。欠けた歯を気にしつつだと、どうも食べた気がしない。


27日(土)



インスタントスープ(クリーム)二食分。
歯に負担をかけないものをね。

さて歯医者さんへGO。初診なので問診票を記入していると、最後に

 歯医者は
  □ 怖い
  □ 少し怖い
  □ 怖くない

という項目があって、ちょっとなごんだ。患者の緊張を緩和するための設問かもしれない。(少し怖いにマークした)

いよいよ診察。先生は優しくてぜんぜん怖くなかった。実は学生時代以来、歯科検診を受けていないわたくし、歯も欠けてしまったことだし、きっと虫歯だらけなのではと思っていたが、意外にも子供の頃に治療した歯以外はすべて健常であった。先生がおっしゃるには「もともと虫歯は少いようですねー。すごい昔の治療というか、それも今だったら処置しないようなC1ぐらいの段階で削ってアマルガムが入れてある状態」 すごい昔て。たしかに学校で受けた検診ではC0かC1だけで、最後に治療したのは中学生のときだった。よかった、ちゃんと歯みがきできてたみたい。

欠けたところに「お薬」(詰め物のことのようだ)を入れてもらい、別件でレントゲンを撮ってもらって本日は終了。「お薬」が神経を刺激して痛みが出ることがあるので、そのときは市販の痛み止めを服用するようにとのこと。

ひと安心したところで、昼


かぶとカニカマの酢の物、かぶの葉とお揚げの炊いたの、なすのからし漬け、白飯、里芋とねぎの味噌汁。
ポリポリと生のかぶなんて噛んでみたりして。

おやつ


焼き芋、緑茶。
濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルでいもを包み、オープン100℃90分、200℃で30分焼いた。

晩は残りものの片づけ。


28日(日)



さつまいも粥。



インスタントスープ(クリーム)、スパゲッティナポリタン。
具は玉ねぎ、ピーマン、魚肉ソーセージ。

ランナーを伸ばしていたので、隣のプランターのシソの跡地に伏せておいたスペアミント


版図を横方向にも広げている。さすが庭に入れてはいけないハーブ筆頭。周りのちいさい緑ちゃんたちはミチタネツケバナ。最初はわたしにくっついて持ち込まれた一粒の種だったのだと思うけど、増えたねー。

午後、少し歩きに出る。

今日は複数いる。


3匹いたけど、撮ろうとしたら1匹どこかに行ってしまった。

おじいさんがアラカシの木からどんぐりを帽子に取って観察している。

シャクチリソバの実。


韃靼蕎麦に近い種類だということだし、煎ってお茶にしてみるのはどうか。まあ集める気力ないけど。

頑張ってるハナイバナ。


ミゾソバとイヌタデ。


ほぼ全開のイヌタデって、あまり見たことがない気がする。

日が暮れるまで2時間弱。歩数は1万歩にわずか及ばず。

買いものして帰ろうと思ったら、鞄の中には本(何故?)とカメラと水、そしてエコバッグしか入っていなかった。

晩はカップ麺(日清どん兵衛 天そば)。


29日(月)



豆腐グラタン(相模屋 たんぱく質のとれる豆腐グラタン)。
初めて買ってみたが、美味しかった。今度おぼろ豆腐と豆乳で自作してみようか。

食後にぶどう(スチューベン)。


(もちろん種はとっておく)

こないだの帰省時に立ち寄れなかった本&カフェの web ショップで 10%off が適用されるということで、某特殊版元の本を2冊注文。前から買おうかなと思ってた本は現在 sold out 。またこんど。



湯豆腐。


30日(火)

昼前に歯科へ。前回とは違う「お薬」を入れてもらう。「ウルトラ」という語が聞き取れた。なんだか凄そう。抗生剤を出してもらって帰宅。

昼過ぎに本が届いた。


ピエール・マッコルラン『黄色い笑い | 悪意』(中村佳子・永田千奈 訳)、アイリス・オーウェンス『アフター・クロード』(渡辺佐智江 訳)、ともに国書刊行会 刊。
昨日注文して今日届く幸せ。すぐには読めないけどありがたい。またお店には必ず伺います。

いつもの散歩コース、北コースはしばらくサボっていたが、今日歩いてみたらコーヒーショップができていた。焙煎・販売がメインのようだけど、席もあって飲むこともできるようだ。また寄ってみよう。

草刈り後に復活したスイセンたち。


頼もしいね。



またしても湯豆腐。

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