2020-07-31

日々雑記 2020 Jul. #3

21日(火)




レーズン酵母パンのオムレツサンド、紅茶。
オムレツには玉ねぎ、トマト、ピーマン入り。

夜、冷蔵庫の中の怪しげな食材を総動員してカポナータをつくる。なぜラタトゥイユでなくカポナータなのかというと、やはり冷蔵庫にあった怪しげなカゴメサルサをぶち込んだからだ。サルサには酢が入っているが、それだけでは足りないのでバルサミコ酢を足し、砂糖を加えて甘酸っぱく仕上げた。取り除いたセロリの筋や節は、水で煮出して野菜出汁にしておく。

そういえば今日は土用の丑らしい。うなぎはもう何年も食べていない。我が家では「う」のつくものを食べれば OK という説を採用しているが、朝はレーズン酵母パンのオムレツサンド、昼は出先の近くで海鮮焼きそば、晩はカポナータでビール……レーズンこ「う」ぼでクリアしたことにしよう。


22日(水)




豆腐丼、インスタント味噌汁(しじみ)。
麦飯に絹ごし豆腐を乗っけ、乾燥三つ葉と青唐醤油漬けをかけた。三つ葉はいらなかったような気がする。

帰宅、朝に仕込んでおいたパン生地のボウルの蓋を開ける。非常によい。今回も傑作の予感。帰りに買ったビールと冷やしておいたカポナータで晩めし(めしは食べてない)。

寝る前に、昨日つくった野菜出汁に粉末の野菜ブイヨンを足して、玉ねぎ、にんじん、セロリの葉を煮てスープをつくり、明日のパンを焼く。


よしよし。

23日(木)

久し振りに涼しい朝。ニガウリの雌花が4つ咲いていた。


1号は収穫適期。





野菜とたまごのスープ、レーズン酵母パン。
昨夜つくったスープにピーマンを足して溶きたまごを加えた。

こないだ買ったキウイが酸っぱかったのでしばらく置いておいたけど、やっぱり酸っぱかったので、砂糖で煮る。


煮沸した瓶に詰めて冷蔵庫へ。




野菜スープ、野菜炒飯。
炒飯には昨日の麦飯、たまご、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、かにカマを使用、乾燥コリアンダーリーフをトッピング。

ランポーくんの3番


明日咲くらしい。今年のランポーくんは、何故かわたしが確実に在宅する日に咲いてくれている。なんと親孝行な。

日が沈んでから買いものに行く。今日はカメラを持って出て、ずっと気になっていたブツを撮る。


棄てられた自転車にからみついて咲くコヒルガオ。


24日(金)




カポナータ、レーズン酵母パン、水。

ランポーくんの3番、お昼を少し過ぎたころの様子。


始まった。

ニガウリ1号を収穫。





新生姜とみょうがの漬物、ゴーヤーチャンプルー、麦飯、わかめと野菜の味噌汁。
チャンプルーには1号の半身、たまご、沖縄麩、豆腐、かにカマ、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、かつお削り節を使用。味噌汁は野菜スープを利用した。

ニガウリにはミツバチが来てくれている。


動きが素早くて、まともに撮れたのはこれだけ。時折内側に入ってきて花を探しているけれども、いまはなにも咲いてなくて申し訳ない。そのうちニラが咲くので毎日来てください。

3番開花(午後1時50分の状態)。


ミツバチ嬢はこちらには関心がないようで。

おやつ


キウイソーダ。
砂糖煮のキウイを軽くつぶして、無糖の炭酸水を注いだ。うまい。

晩酌


ふと思いついて、焼酎に梅醤(カルディで売ってるやつ)を合わせて炭酸水で割ってみた。案外おいしい。アテは1号のおひたし。


26日(土)

明け方まで激しい雨が降っていた。

ニラ咲き始め。


これが房になって咲くのだ。しかも食べられる(食べません)。

朝は昨日の残りものと常備菜


常備菜は新生姜の佃煮、新生姜とみょうがの漬物、青唐味噌。味噌汁にはわかめを足した。

たまに見かけて不思議に思うもの。




「3人前」で「5束」。どないせーと。とりあえず1.2人前(2束)を茹でて、昼。


カポナータそうめん。
茹でて冷水で締めた1.2人前のそうめんにめんつゆをかけて、冷やしておいたカポナータを載せ、ベランダ産のバジルをトッピング。

ランポーくんは今日も美しい。


全開のランポーくんの背後(いや、前か)には、ぶら下がれない場所に実ってしまい、横になっているニガウリ2号。


今日もミツバチが来ている。


さすが素早い。

降ったりやんだりしている午後。雨が上がった隙に用事で出かけ、帰りに少し買いものして、帰宅したらすぐ土砂降りになった。昔からなぜか天気には恵まれている(といういい方でいいのかどうか知らない)。電車に乗ってすぐ雨が降り出し、乗っている間はざんざん降りで、降りる頃にはやんでいるなんてことがほんとうによくあるのだ。一度、出張でこちらに来ていた妹と落ちあってあちこち案内した際も、電車で移動している間だけ土砂降りだった。妹もこういうことはよくあるのだそうで、「死んだおじいちゃんが守ってくれてると思う」といっていた。

おやつ


白バラ牛乳エクレア。

夕方、雨が上がってすごい色になった空。


さらにすごい色に。


夜、風呂から上がって、残り湯をバケツで洗濯機に入れ、洗濯機を回しながら風呂掃除。大汗かいて着ているTシャツがズクズクになった。また風呂に入りたい(永遠に続く)。

ベランダに洗濯物を干したら、部屋の中がものすごい湿度。コップ置いといたら水が溜まるのと違うかと思うほど。


27日(日)

明け方、外でブンブンと羽音が聞こえたが、ミツバチであろうか(起きて確認はしない)。




刻みきつねうどん。

ラジオの合い間に断続的に昼めしの準備。番組開始前にアチャールにする赤玉ねぎと青唐を刻んでボウルに入れ、キャベツを刻んで水に放しておく。音楽と交通情報の時間にキャベツの水気を切り、きゅうりを刻んで玉ねぎと青唐と合わせる。マスールダールを洗って小鍋に入れ、水を加えて火にかける。ニュースと気象情報の時間にトマトを刻んで合ボウルに加え、乾燥コリアンダーリーフを振り入れておく。ダールをかきまぜ、ターメリックと赤唐辛子粉を加える。米を洗ってざるに上げる。番宣とニュースの時間に別の小鍋にテンパリング用のターメリック、塩、クミンシード、マスタードシードを入れておく。ダールに塩を加える。タルカリに使うじゃがいもを切って水に放し、にんにくとしょうが、玉ねぎ、青唐を刻んでおく、てな具合。番組を聞きながら、某呟き処で実況もするので忙しいことおびただしい。




マスールダール、じゃがいもとなすとさやいんげんのタルカリ、にんじんのレモン和え、キャベツなどのアチャール、豆苗のクミン炒め、白飯(タイ米)。
このアチャール、適当につくったけどうまかった。要は刻んだ野菜を混ぜたところに、塩とスパイスを入れて熱くした油をジュっとかけて混ぜ、レモン汁を加え混ぜるというもの。今回はキャベツ1/4個、赤玉ねぎ1/4個、青唐2本、きゅうり1本、ミディトマト1個、乾燥コリアンダーリーフ少々。テンパリング用にはサラダ油大さじ2、ターメリック小さじ1/2、クミンシード小さじ1、マスタードシード小さじ1弱、フェヌグリークシードひとつまみ、塩小さじ1/2、最後にかけるレモン汁は1/2個分。

ランポーくんの3番


今日で咲き終わり。ランポーくんお疲れさま。3番は一度も太陽の光を浴びられなくて残念だったね。

おやつ


キウイラッシー。
ラッシーはいつもは「ヨーグルト90㎖(大さじ6)、砂糖大さじ1、牛乳100㎖、レモン汁適宜」でつくるところを、砂糖を減らしレモン汁を少なめにして、キウイの砂糖煮を加えた。

雨でいちにち部屋の中が暗かったが、今日も日没あたりで日が射した。


晩は、昼の残りのタルカリとアチャールをアテにビール。アチャールを食べていて「?」と思った。うまいんだけど、辛くない。辛み担当の青唐辛子だけを食べてみたけれども、まったく辛くない。ちゃんと「辛とうがらし」と表示されていたのを買ってきたのだが、ひょっとして甘唐に間違ったラベルがついていたのか。それとも、しし唐にたまにめちゃめちゃ辛いのがあるように、辛唐にも稀に辛くないのがあるのだろうか。などと思いながら、試しにタルカリの青唐だけを食べてみたら、むせるくらい辛かった。疑ってごめん。ということは、アチャールに使ったのは辛くない稀な辛唐だったのだろうか。それとも辛唐の中に甘唐が混入していたのだろうか。わからんが、残りの青唐はちょっとかじってみて、むせたら使うようにしよう(体はりすぎ)。


27日(月)

ミツバチ嬢は今朝も早い時間帯に来ていた。ニガウリの花粉が出ているのは午前中なので、毎日このくらいの時間に来てくれるとありがたい。働いている姿を見ていたいので、7時から8時の間に来てくれるとなおうれしい(何様)。




キチュリ。
ムングダールがあるだろうと思っていたが、どうも使い切っていたらしく、マスールダールと昨日の残りごはんで作成。

昨日、パックの半分を炒めものに使った豆苗は、根っこの部分を水に浸けておいてあるのだけど、これは明るいところで管理するらしい。外に置くと一瞬でハダニの餌になることは目に見えている(このほどネギが全滅した)ので、仕事机兼食卓の二月堂の端っこに置いた。


かなり存在感がある。ていうか、邪魔。ラックでも買ってくるか。

夜、今年はじめての立派なGが出た。ウチにはたぶん軍曹がいるはずなのだが(6月1日の日記を参照→ 「日々雑記 2020 Jun. #1」 )、軍曹の目をかいくぐってここまで成長したとなると奴もかなりの猛者に違いない。敬意をもって「超くぎづけ成分配合 凍止スプレー」を噴射。(敬意とは)

明日のパンを焼いて就寝。


28日(火)

ニラ


残念ながら、ミツバチ嬢はニラには興味がないようだ。以前、野良で咲いている花(そこで種を採ってきた)にキタテハが来ているのを見たけど、ここまで来てくれるだろうか。




レーズン酵母パンのピザトースト、紅茶。
カゴメピザソース、トマト、赤玉ねぎ、ピーマン、バジル、シュレッドチーズ。

豆苗はみんな窓の方を向いている。


いくら愛らしくとも、所詮は食糧なので刈る。




インスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。
トッピングは玉ねぎ、にんじん、ピーマン、茹でさやいんげん、豆苗、魚肉ソーセージを炒めたものと、付属の切りごま。

晩は白ごはんにインスタント味噌汁(しじみ)。


29日(水)




レーズン酵母パンのなすサンド、紅茶。
なすサンドは、パンにピザソースを塗り、赤玉ねぎのスライス、なすとピーマンのソテー、バジルを挟んだ。チーズを挟むつもりで忘れた。

夜、しみじみと思った。一人暮らしで自炊するとは、今朝の野菜ソテーの残りと昨夜の残りごはんを炒めてレトルトカレーをかけて食べるつもりで、カレーを温めつつフライパンでなすとピーマンを炒め、いざごはんを投入、と思ったらごはんが傷んでいて、急遽在庫の炭水化物のうち最短時間で調理可能なマルちゃん焼きそばの麺を使うといった悲惨なことが、それなりの頻度で起こることなのだと(なすとピーマンと中華麺とカレーの混合物を噛みつつ)。自虐的な気分ではないので写真は撮らない。

明日のパンを仕込んで寝る。


30日(木)

昨夜、布団に転がったまま、あれこれと考え事をしていて夜が明けてしまった。静かでミツバチの羽音がよく聞こえた。

起き出してパン生地のガス抜き、成形してフライパンにセット。少し本を読む。久しぶりの J. G. バラード。『コカイン・ナイト』が文庫で出たとき(15年前ですよ……)、私的バラードブームが到来、高校生のときに読んでピンとこなかった『結晶世界』を含め、図書館にある本を片っ端から読んだ。そのあとけっこうな期間の空白を挟んで『千年紀の民』が出たときには私的ブームは去っていたけれども、『ミレニアム・ピープル』と改題して文庫化されたときに買ってはいた(そして積んでいた)。それをいま読んでいる。


いま読むと、はじめて読んだときに持て余した理由がよくわかる。読者として未熟だったわたしは、独特な比喩が多用される文体に慣れるのにかなり時間がかかったのだ。SFファンの友人から熱く勧められて読んだけれども、どうも目が文字の上を滑ってしまい、気をつけていないと途中でなにを読んでいるかわからなくなって後戻りしたりして、これを楽しめる友人は凄いと思っていた(いまは好物です)。

パンを焼き、まだほんのり温かいところをコーヒーとともに朝食に。


今回も上出来。つぎは饅頭(マントウのほう)をつくってみようかと思う。

晴れるかと思ったが、昼前には曇ってきて一時雨。そのあとも照ったり降ったり曇ったり。ほんとにいつ梅雨は明けるのか。

『ミレニアム・ピープル』の主要登場人物のひとりが映画学の講師で、彼女のセリフに「ポチョムキン」なんか出てくると、その度に、あれ、『戦艦ポチョムキン』の監督って誰だっけ?画面は頭に浮かぶのに、監督の名前がどうしても出てこない……と手が止まり、エイゼンシュテインの名をひねり出す過程でどんどん連想ゲーム的に、そういえば『アンタッチャブル』にポチョムキンの引用があった……けど監督誰だっけ?主演はあれだよね『パーフェクト・ワールド』にも出てた……監督誰?あっ、ダーティ・ハリー……なぜ名前が出てこない?奥さんとよく共演してたよね?ほら『ガントレット』のあの……ガントレットってゴーントレットじゃんね?ガントレット恒子もやっぱりゴーントレット恒子じゃないの?ていうかこの人、恒子なのか恒なのか?と、顔は思い浮かぶのに名前だけがどうしても思い出せないというだけでなく雪だるま式(?)にどんどん謎が増えていき、まったく読書が進まないのをなんとかしたい。それにしても、この逆、「名前は出てくるのに顔が思い浮かばない」はないのはなぜだろう。ちょっと不思議。

晩はしめ鯖でビール少々。


31日(金)

ニラ2号は柵の外に


3号も咲きはじめ





レーズン酵母パンのサーモンフライサンド、紅茶。
昨日買ってきたサーモンフライをフライパンで温め、ピザソースをかけバジルを乗せて挟んだ。

晴れ間の少ない日だったが、近畿地方は今日梅雨が明けたらしい。明日から8月。

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