2019-05-10

日々雑記 2019 May #1

1日(水)




いわし天丼、甘酢生姜、インスタント味噌汁(しじみ)。
昨日買ってきたいわし天ぷらを魚焼きグリルで焼いた。ちょっと焦げた。

食べたら出かける。友人に車を出してもらい、信楽へ行くのだ……ってちょっと、道が異常に混んでいるではないか。自室にいたとき道を走る車の音が聞こえなかったので、みんな家で新天皇即位でも見てるんだろうと思っていたが、なんのことはない、渋滞で車が流れていなかったから音がしなかったのだ。ははは。笑っている場合ではない。いつ着くんだこれ。それにしても前の車が札幌ナンバーだったりするのだが。なんで車で来るのだろう。飛行機で来てレンタカー借りた方がよくないか。まあ好き好きだけど。

現地には午後1時ちょっと前に到着。めちゃくちゃ人が多い。こんなに混んでいるMIHOミュージアムははじめて見た。そう、開催中の「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋」を見に来たのだ。


まずはお昼をと思ったが、レストランもめちゃ混み。しばらく待って席に案内されたときには、食べようと思っていた一汁三菜膳が品切れ。てことで


おろし蕎麦とおむすび。
ビバ炭水化物。なぜかここではきつねうどんしか食べたことがなかったのだけど、今回蕎麦にしてみた。おいしかった。

けっこうな降りの中、傘をさして美術館棟へ向かう。そういえば一度も見たことのない桜はすでに終わっていて、シャクナゲが咲きはじめ。到着、本館の大きなガラス窓から外を見ると、霧にけぶる山がいい感じ。


曜変天目待ちの列に並ぶ。60分以上待ちだとか。破草鞋とは破れわらじ、道端に落ちていてもだれも見向きもしない破れたわらじのように、偉いんだか偉くないんだかわからない、ありがたがられもしない存在として生きるとことが、禅僧の本当の境涯だということだけど、なんだろうな、茶を一杯所望したら曜変天目茶碗で出てきたなんてことがあったら……いや、なんか違うな。なんて考えているうちにようやくここへ


このタテカンに至るまでで15分、さらに40分かけて回廊をのろのろと回って展示室へ。入れたと思ったら、ここでも茶碗を見るための列に並ばないといけなかった。遠いよ。並んだ先には曜変天目茶碗のみの展示室がある。そしてそこに入室できるのは一度に10人程度、立ち止まらず時計回りにゆっくり回りながら見ろと指示され、観覧時間は1分というあわただしさ。もうちょっとこう、向き合いたかったのだけど、まあ仕方ないか。だからかどうか、「あ、綺麗」という以外の感想はない。その他の展示物では、伝牧谿筆「柿栗図」がよかった。華叟宗曇(一休さんのお師匠さん)の墨蹟を見られたのもうれしい。

常設展の曜変天目や贔屓のエジプトの河馬を見たりしているうちに閉館時間、というより駐車場までのバスの時間が迫ってきたのであった。ミュージアムショップでポスカを数葉購入。

さて帰りましょう。


ほかにも行きたいところがなかったわけではないけど、まっすぐ帰ることにした。雨も降ってるし。

晩めしはK大の近所の四川料理店で台湾ラーメンを食べた。台湾にはないといわれる台湾ラーメンが四川料理店で食べられるとはどういうことなのかは考えまい。スマホを車に落としてきたので写真はないが、このお店、安くて美味しかったのでまた行きたい。


2日(木)

朝は冷やごはんをしいたけ昆布(法事のお供えをもらってきた)とほうじ茶で。




ありあわせ汁ビーフン。
トッピングは煮たまご、もやし、干ししいたけ、干しアミ、ねぎ。スープ完飲。薄味にしすぎてちょっと味がぼやけていたが、麺を食べてうまいと思うほどにすると、辛すぎて飲めなくてもったいないのでまあよかろう。

午後は古本まつりに出かけたのだが、電車に乗っていてシャツを後ろ前に来ていることに気づいた。ボートネックってわかりにくくないですか。そんなことないですか。白川に生えているカニクサの先端のくるくるがちょっと異常なくらいの可愛さだったのだけど、そんなことよりシャツを回したいと急ぎ会場に向かい、カニクサは帰りに撮ったのだった。


可愛い。

今日こそはみそあんのかしわ餅をと祇園饅頭さんの工場へ。


前の人の分でかしわ餅は売り切れ……またか。しかし10分待てばできたてのものが買えるというので待ち、無事にふたつ買うことができた。帰宅して、まだあたたかいそれをひとつ食べた。もうひとつは明日のお楽しみ。

本日の収穫


児童書は姪たちに


『カニ ツンツン』はひょっとしたら自分のものにしちゃうかも。


3日(金)

おめざ


六方焼、ほうじ茶。
六方焼は死んだばあさんの好物だったと聞いた。




くるみパン、ヨーグルッペ。




カレーラーメン。
トッピングはお揚げ、煮たまご、わかめ、もやし、ねぎ。

おやつ


かしわ餅(みそあん)、ほうじ茶。

夕方、散歩(兼食材調達)に出る。いつもの散歩道にはうさぎを散歩させている人がいた。

本日の収穫


フキ、イタドリ、ヤブカラシ、セリ、ノゲシ、クズ、ヘラオオバコ、ヨモギ、ヒメジョオン、カキドオシ、ペパーミント、アップルミント。
フキの葉は塩水で茹でて水に取る。茎は皮を剥き、茹でて水に浸けておく。イタドリは皮を剥いて適当に刻み、茹でて水に晒す。ヤブカラシは葉とつるを取り、ほんの少し重曹を入れた水で茹でて水に取る。ふう。ほかはヘタらないように水に挿しておいて、下ごしらえ完了。とはいえフキの葉とヤブカラシは、水を換えながらひと晩晒してから使うのだ。


4日(土)

どえらく怖い夢を見て目を覚ましたが、二度寝したら忘れてしまった。そんな朝、オブツサ子1号が最後の花を開いた


がんばったねえ。




バゲット、コーヒー。

昼の野草膳


ヤブカラシのおひたし、天ぷら(クズ、ヨモギ、ヒメジョオン、カキドオシ)、フキの葉飯、セリとしいたけのすまし汁。


食後はペパーミント茶。メントール含有量が多いので、スペアミント茶よりもスッとする。

晩酌


アテは湯引きの鱧。もう夏だ。


5日(日)

朝は紅茶のみ。

昼の野草膳


イタドリのきんぴら、フキとお揚げの炊いたの、セリ飯、ヤブカラシの味噌汁。

いいお天気なので、しいたけとエリンギを干す。


半日くらい干したものをソテーして食べるとうまいのだ。

午後のアップルミント茶


ちょっと薬くさいような香り。嫌いではない。

ああっ、今日が本番(?)だというのに、かしわ餅もちまきも食べ忘れた。予行演習(?)は万全だったのに、と買いものに行こうとして財布がないのに気がついた。あちこちひっくり返して、冷蔵庫の中まで探したが、見つからない。落としたか置き忘れたかしたな、これは。昨日出かけたのは一か所で、なくしたとしたらそこしかない。そこであってほしいと祈りつつ行って尋ねてみたら、落とし物として交番に届けたとのことでほっとした。受理番号のメモをもらって交番へ。すでに本署に送ったあとだとのことで、今から行って引き渡しができるかどうか聞いてくれていたが、夜も遅いし本署はちょっと遠いので、確実に受け取れる休み明けに行くことにした。

というわけで一銭もないので、晩酌はなし、ありもので晩飯を


ちく玉。
昨日の天ぷらの衣が少し残っていたので、お好み焼き粉と水を足して生地をつくり、キャベツ、ちくわ、たまごを入れて焼いた。青海苔が切れていたので刻み海苔をまいたらなんのことやらわからなくなった。うまかったが食べすぎだ、これは。


6日(月)

今朝、オブツサ子2号が最後の花を開いた


今年の花祭りフィナーレを飾る花。




茶漬け。
昨日の残りごはんを湯洗いして野沢菜茶漬けの素で。

昼の野草膳


ノゲシの胡麻和え、ヘラオオバコ入りツナと野菜のたまごとじ、フキの葉のおむすび、セリと豆腐の味噌汁。
たまごとじにはヘラオオバコ、ツナ、にんじん、ねぎ、昨日干したしいたけとえりんぎを入れた。

晩のおかず


炒り豆腐。
昼食後、たまごとじのタネが残っているので晩はこれを皮で包んで焼き餃子にしよう、ビールがあればなおよしなんだけどなー、なんて思っていたのだけど、よく考えたら明日まで一文無しなのでビールどころか餃子の皮も買えないわけで、昼の味噌汁に使った豆腐の残りと炒めた。昼の残りの冷やごはん、しいたけ昆布、インスタントしじみ汁と。


7日(火)




ソパ・デ・アホ(大盛)。

午後、財布を引き取りにケーサツへ。途中でワラビがわさわさ茂っている場所を発見。まあ金網の向こうなんだけど。帰りに金網沿いに少し歩いてみたら、ユキノシタもわさわさ茂っていた。金網の向こうに。

散歩道のヤグルマギク


はっとするような色。


8日(水)




お揚げとヤブカラシのうどん。
これで塩漬けにしたフキの葉以外の野草ストックはおしまい。


9日(木)

5時に起きて作業。




焼きマフィンのスライスチーズサンド、紅茶。

帰りの電車は同じ時間帯に仕事をしている方とご一緒した。他愛のない話とはいえ、専門の違う方との話はたのしいし、刺激的でもある。お聞きしたいこともあったのだけど、また機会もあるだろう。

帰り道、声をかけられたような気がした


塀からパンジー。




カレー醤油焼きそば。
具は白菜とちくわ、紅生姜を乗せた。

明日からしばらく帰省するのだけど、水に挿しておいたら根っこが出てきたペパーミントと、まだ小さな芽の状態の皆さんが心配。いっそ連れて帰ろうか(無理)。とりあえずミントを苗ポットに植えた。


10日(金)

朝、花祭りも終わったことだし、と室内の植物たちをベランダに出している途中、オブツサ子を落っことし、葉を傷めてしまった。申し訳ないことをした。イナカから帰ったら株分けもかねて植え替えよう。花が終わったばかりでなんだけど。




甘ぎつねうどん。
ねぎはベランダ産。

夕方、ベランダの衆にたっぷりと水をやる。苗ポットに植わっているものは腰水にしておいた。着替えと土産を背負い、結局食べきれなかったきゅうりを提げて実家へ。

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