朝
かますの干物の焼いたの、麦飯、大根とにんじんの味噌汁。
晩酌のアテは、小鯛フィレのトマト煮込み缶詰(賞味期限切れ)。ビールが進む。
22日(木)
朝
トースト、ラズベリージャム、アップルティー。
某所で仕事。早い時間は最寄駅からのバスがないため、一駅先からコミュニティバスを利用して、帰りはどっちのバスもないのでタクシーで最寄り駅まで、ということになるのだけど、せっかく事前にそれぞれの切符を買っておいたのに、往路、最寄り駅までの切符で改札を通ってしまった。その前の地下鉄ではJRの切符で改札通ろうとしてピンポン鳴らしてしまうなど、もうボケボケだ。でも帰りの最寄り駅で蒸気機関車が通って行くのを見られたのでよしとしよう。しかし突然のことに「えっ?SL?なんで?なんで?客車ひいてるけど、なんか前に電気機関車ついてたよね?」となり、写真を撮るのも忘れて呆然と見送ってしまったのは残念。
帰宅して、昼
余り食材全入れ丼、もやし甘酢醤油漬け、インスタントのキムチスープ。
一昨日、昨日と食べて、ちょっとだけ残った大根とにんじんの味噌汁に、昨夜の缶詰の煮汁を足し、中途半端に残った玉ねぎ、しめじ、えのき、魚肉ソーセージと麩を入れてさっと煮て、水分が多い感じだったので乾燥わかめを加えたものを麦飯にのっけたというシロモノだけど、案外うまかった。
おやつ
焼き芋、ほうじ茶。
昼めしと並行して準備した。芋を濡れ新聞紙にくるみ、アルミホイルで巻いて170℃のオーブンに放り込んで90分、余熱15分でねっとり焼きあがった芋のうまさよ。
夕方散歩。そろそろ花粉がきつい。
ボケ
サザンカ
ニセカラクサケマン
ハコベ
カラス
絶対こっち見てる。
寝る前に、あ、午前見たSL、あれ北びわこ号じゃね?と気づいて調べたら、鉄道写真を撮影されている方がブログに書いておられた。春の運行前の試運転のために牽引されていくところだったらしい。スッキリ。
23日(金)
本日は在宅で仕事。
朝
タカキベーカリーのスイートポテトデニッシュ、コーヒー。
昼
タイカレー入りたまご炒め、白ごはん、もやしの甘酢醤油漬け。
しょうが、玉ねぎ、ピーマンを炒めて、いなばのツナとタイカレー缶(グリーン)を加えてたまごでとじた。賞味期限切れ缶詰消費料理としてひねり出したものだけど、これ美味いよ。タイカレー缶は三つセットのを買ったのであとふたつあるんだけど、ふたつともこれでもいいと思うほど。たまご2個使用で二人前はいける感じ(ごはんおかわりした)。ひょっとしてカニカマ入れたら偽プーパッポンカリーになるのでは。
おやつ
干し柿、緑茶。
24日(土)
本日も在宅で仕事。
朝
梅粥。
ちょっと休憩。
干し杏とドクダミ茶。
昼
野菜炒め、もやしの甘酢醤油漬け、麦飯、インスタントのほうれん草と麩の味噌汁。
野菜炒めはスライスにんにくと魚肉ソーセージをサラダ油でじっくり焼いたところにタレ(豆板醤、甜面醤、酒、オイスターソースを混ぜておいたの)を入れてしばらく炒め、キャベツ、ピーマン、きくらげを加えて炒め合わせたもの。ごはんが進む味。
おやつ
りんご柚子茶和え、りんご紅茶。
25日(日)
朝
塩パン、コーヒー。
昼
白菜うどん。
土鍋にごま油をまぶした白菜(全部ボウルに入れるなどしてざざっとまぶしてやるといいのだけど、洗い物が増えるのが嫌で、土鍋に白菜を少し入れてごま油をたらして混ぜ、その上に白菜を載せて油たらりという感じで三回くらいに分けてやった)を山盛りにして
蓋をして火にかけ、しばらくすると
こうヘタるので、これに酒、昆布茶を加え、水を足して塩加減して、うどんを入れて煮て、仕上げに胡椒とラー油をかけて食うべし。これ、キャベツ+オリーブ油+塩レモンでもいけそうな気がする。「セロリの葉でも美味しそう」というご意見をいただいたけど、ああ、それはぜったい美味しい!
おやつ
柚子茶。いまだに適量がよくわからない(濃かった)。
本日届いた本
レオ・ペルッツ『レオナルドのユダ』(鈴木芳子 訳 エディションq)。
26日(月)
朝
キャベツトースト、インスタントのミネストローネ(パンに載せきれなかったキャベツを足した)。
パンには刻んだキャベツを載せ、塩、クミンパウダー、コリアンダーパウダーをふって焼き、食べるときにオリーブオイルをかけた。美味い。トーストを焼くときは高温で表面を一気に焼くのがいいのだけど、これは低めの温度でじっくり焼いて水分をとばしたほうが、カリっとした部分と、キャベツの下のふわっとしてて、そこに油がじゅわんとしみてる部分のコントラストが効いてよいと思う。
27日(火)
朝
納豆トースト、コーヒー。
パンに味噌とケチャップを塗り、味つけしていない納豆、チーズを載せて焼いた。焼いている間のニオイが凄くてなんというか雑巾のようだったのだが、味は……想像の範疇を超えるものではなかった。まあそういう味。
巨大根をいただいたので、インド漬物をつくる。
テキトーなつくりかただけど、普通サイズの大根半分程度なら、ターメリック、マスタードパウダー、フェヌグリークパウダーを各ティースプーン1杯、塩カレースプーン1杯弱、カイエンペッパーを好きなだけ混ぜ、にんにく2かけ分、しょうがはにんにくと同量程度をすりおろしたもの、レモン汁をお好みで混ぜてペーストをつくっておき、鍋に油をだばっと入れ(100㏄くらいか)マスタードシードとカレーリーフ(なければ省略)、ベイリーフを加えて火にかけ、パチパチはじけたら角切りにした大根を入れてしばらく炒め、スパイスペーストを加えて混ぜたら火を止める。とか書いてはみたものの、今回フェヌグリークパウダーが切れていたので粒のを油に入れたし、韓国唐辛子パウダーが賞味期限切れなのでカイエンペッパーのかわりに使ったしで、かなりいい加減。
巨大根は、あと普通サイズの大根換算で2本分はあるので、西洋風の甘いピクルスとトルコ風の塩っぱいピクルスをつくるか。
夜、ぼんやり考え事をしているとき、泣き所が他人と違うと指摘されることがよくある自分は、そういえば馬が登場する物語では高確率で泣くことに思い至った。ナルニア国物語『魔術師のおい』でも、馬車馬だったストロベリーがアスランによって天馬にされる場面、「翼を持て。すべての天馬の父となれ」というアスランの咆哮に号泣していた。いま読んでいるイラーセク『チェコの伝説と歴史』でも、名君リブシェ女王が理不尽な侮辱を受けようと、男たちとの戦いで少女が無残に殺されようと泣かないわたしが、ホリミールと愛馬シェミークの話では、君主に諫言し(その結果なんやかんやあって)、死罪を言い渡されたホリミールが厩のシェミークを迎えに行き、喜んだシェミークがいななき、床を前足で打っただけで涙ぐんでいたわけで。その後
に堪えきれず、彼がシェミークのくつわを取って小屋から広場に現れると、露台にいた公や家長や首長たちも、下の中庭で見ていた鉱夫や番兵や人々も、皆驚きの声を上げた。皆の驚きは、シェミークの荒々しいほどの力強さと美しさに対してであった。(p. 85)
で滂沱の涙ですよ。断崖をためらうことなく飛び降り、無事主人を村に連れ帰ったものの、このときの怪我がもとでシェミークは死んでしまうんですよ……行いを許され再び城に招かれたけれども、愛馬が心配で急いで帰ってきた主人に向かい、もう立っていることもできず横になっていたシェミークは、自分はもう死ぬが、どうか死んでも自分の体を鳥や獣のほしいままに捨て置かず、屋敷の門の前に葬ってほしいと頼む、でたまらず号泣。前世は馬だったのかとか思うほど。まあどうかしてはいる。ホリミールが二回目の口笛を吹くと、馬は一方の門から向かい側の門に向かって駆けだした。土塁の近くに来た時、彼は三回目の口笛を吹き叫んだ。「シェミーク、さあ飛べ。」彼はひざで締めつけ、風になびくたてがみに身を寄せた。その時シェミークが言った。「旦那様、しっかり掴まって。」最初の一歩で馬は土塁を飛び越え、次の長い跳躍で丸太の城壁を越えてしまった。(p. 85)
28日(水)
朝
素トースト、コーヒー。
夕方、ネパールに留学されていた方から、大根の漬物はネパール語で「ムラコアチャール」というのだと教えていただく。「ムラ」=「大根」、「コ」=「の」、「アチャール」=「漬物」なのだそうだ。勉強になるなあ。そういや「あちゃら漬け」って「アチャール」からきてたな、なんて思ったり。
さて、薄揚げの乾煎り焦がし醤油味と、味がなじんだムラコアチャールをつまんでビール飲んでとっとと寝よう。明日は5時起きなのだ(もっと早くてもいい)。