4/13/2025

日々雑記 2025 Apr. #1

1日(火)

我が家の最古参シノブちゃん(推定17歳)が新芽を出した。


去年の夏の異常な暑さでうちの植物たちはだいぶ弱っていて、例年なら花芽をグイグイ伸ばしているオブツサ子はいまだ沈黙しているし、いつでも元気に咲いていたハナキリンも花芽をつけていない。そんななかでシノブちゃんが動き出したのは喜ばしい。



ありあわせスープ。
にんじん、クレソン、しいたけ、えのきたけ、たまご入り。

午前の仕事の前に米を研いでおき、仕事が終わったらそれを炊く。飯を炊いている間に、その辺にある野菜を刻んで次々鍋に入れていき、水を注いで煮て、野菜が柔らかくなったらちくわと厚揚げを加え(おでんにせよカレーにせよ、練り物はグツグツ煮込むよりサッと煮るくらいの方がうまいと思う)、市販のカレールウで仕上げ。たまに日本カレーも食べたくなるのだ。


しかし、毎度毎度なぜ給食センターになってしまうのか。



カレーライス。
玉ねぎ、にんじん、大根、新じゃが、ちくわ、厚揚げ入り。添えた甘酢らっきょうは母作。

晩もカレー。


2日(水)



全粒粉食パンのチーズトースト、紅茶。



白飯に二日目のカレーとらっきょう漬け、ポテサラの基礎+ミックスビーンズ、常温の水。

晩は素うどんにかけるタイプのカレーうどん。これでカレーは食べきった。


3日(木)



全粒粉食パンの素トースト、紅茶。



小松菜の海苔和え、こんにゃくのきんぴら、大根皮の酢漬け、新玉ねぎとたまごの醤油炒め丼、わかめと野菜のスープ。
丼は飯の上にかつお削り節ともみ海苔をまいてから醤油炒めを乗っけるとうまいのだが、あるはずの海苔が行方不明につき、かつおのみ。

晩は味噌鍋(焼き豆腐・糸こん・麩・ごぼう・九条ねぎ・春菊)をアテにビール。


4日(金)



全粒粉食パンの素トースト、紅茶。



インスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。
茹でたまご、冷凍なると、九条ねぎ、春菊、付属の切りごまトッピング。

春休み期間に怒涛のように続いていたオンライン仕事が、こちらと先方のスケジュールの関係でいったん落ち着く(ゆうても新年度の仕事が始まるので、この先も忙しさにはさほど変化がない)ということで、植物たちの株分けやら植え替えやらに着手した。今日は小さいプランターにぎっちぎちになっていたニラの株分け。

晩は湯豆腐をアテにビール。


5日(土)

今日は一日休みにした。働かない。朝のルーティン(ストレッチ&太陽礼拝)のあと朝食、しばらくごろごろして、滞っていたお便りを書くことにする。いいお天気なので、午後は散歩に出よう。



全粒粉食パンの素トースト、ミルクコーヒー。



せいろ蒸し(にんじん・キャベツ・しいたけ・ながいも・れんこん・かぼちゃ・厚揚げ)にごまだれ、蒸し豆腐にコチュジャンだれ、麦飯、豆腐・春菊・えのきたけのすまし汁。

午後、散歩に出るころには空が曇ってしまったが、オリンパス TG-6 を連れてGO。近所の「さくらの小道」のサクラ(ほぼソメイヨシノ)は見ごろで、けっこうな人出。レジャーシートを敷いて飲んでる人もちらほら。

たのしみにしていたナシの花。


桜並木に1本だけあるのだ。


まだ少し早いか。

いちおうサクラも撮る。


しかしわたしはほぼ下を見て歩く。ちらほらと大好きなヒメウズが咲いている。ヒメウズチャレンジ2025の好機なのだが、なぜかヒメウズが咲いている場所の近くにはことごとくシートを敷いて花見を楽しんでいる人々が。そんなところで這いつくばってカメラを構え、あーでもないこーでもないとやる勇気は今のところない。

キュウリグサ。


川に下りて食材の様子を見る。

クレソンを見にいったら、そばで咲いていたムラサキケマン。


ここのクレソンにはもう花が咲いて、種ができかけているものもあった。


ヘビイチゴ。


下流の方を見にいくことにして、散歩道に戻る。

ローズマリー。


ニセカラクサケマン。


モモ。



ナズナにはアブラムシがたかりはじめている。


フラサバソウ(失敗)。


最近増えつつあるハマダイコン。


もっと増えてほしい(花蕾や種莢がうまい)。

カラスノエンドウにはありんこがいっぱい(ということは、奴らが……)。


ホトケノザ。


コブシ。


タンポポの綿毛。


シダレザクラ。


スズメノヤリ。


キュウリグサはかわいいねえ(本日2度目)。


踊り子たち(ヒメオドリコソウ)。


五色椿はちょっと遅かったか。



八重咲きの椿。


落ちた花もゴージャス。


さっきのとは違う場所のコブシ。


ソメイヨシノより白っぽいサクラ。品種はわからない。


マスクを木に引っかける奇習。


スズメノヤリはかわいいねえ。


手前のヘラオオバコは、食べられないことはないけどちょっと筋っぽくて、普通のオオバコの方が食べやすい。が、普通のオオバコはだいたい先に虫に食べられている。

さて食材。このあたりのクレソンはまだ花が咲いていない。


まあ咲いてても食べられるんだけど。

セリ。


近場のセリはほぼ全滅してしまった。この場所のははじめて採るが、よく採っていた場所のものより香りが弱い気がする。そういえば、この散歩道で最初に見つけたスペアミントも消えてしまっていた。昨日株分けしたうちのニラは野良の種を採ってきて蒔いたやつだけど、その場所にもうニラは生えていない。けっこう大きく様変わりしているものだなと思う。

クレソンとセリのほかに、セイヨウカラシナとノヂシャを採り、帰路に就く。

帰り道のツツジ。


品種はわからない。こういうツツジを見ると、春のあたたかい日に亡くなった祖母のことを思い出す。斎場に向かうバスの中からぼんやり外を見ていて、ああ、山にツツジが咲いている、と思ったこと。

このあたりのノヂシャにはもう花が咲いていた。


対岸から見たサクラとナシ。


14,000歩ほど歩いた。

本日の収穫:


セリ、クレソン、ノヂシャ、セイヨウカラシナ。

本日の反省点:スズメノエンドウ、カスマグサ、フラサバソウといった小さな花はことごとく撮影失敗していた。マニュアルフォーカスのやり方を確認せず散歩に出たのが敗因。

晩は鮭の味噌バター焼きと麦飯。


6日(日)

昨日採ってきてざっと洗っておいた(ざっと、といっても、川が増水した後でひどく汚れていたため、2時間くらいかかった)野草をあらためて洗い、セイヨウカラシナは部位ごとに分け、塩を入れた湯で次々に湯がいて水に晒した。




ソフトフランスパン、コーヒー。



クレソンの白和え、セイヨウカラシナの花茎と茹でたまごのサラダ、セイヨウカラシナの花蕾のおひたし、セイヨウカラシナの葉の塩漬け、セリ飯、ノヂシャ・厚揚げ・えのきたけのすまし汁。
セイヨウカラシナの花茎をわたしは偽アスパラと呼んでいる。食感はアスパラ、味はピリッとしている。辛味成分を含んでいるので、下地に漬けるだけで「菜の花の辛子和え」っぽくなる。油と相性がよく、オリーブオイルと塩をかけたりしてもうまい。

午後、TG-6 のマニュアルを読んで愕然。これまでどうもうまくいかないと思っていたことは、わたしの設定ミス、というか最初にいろいろ変えてみて試していたAF方式を解除せず、そのまま忘れ去っていたためであったことが判明(モニターのインフォメーションをちゃんと見とけ)。カメラは悪くなかった。ワシが悪かった。すまぬ。明日からはちゃんと撮れる(はず)。

晩は残った白和え衣でセイヨウカラシナの花蕾を和えたものをアテにビール。


7日(月)



焼いたソフトフランスパンとサラダ、紅茶。
サラダは市販のグリーンサラダ、ミニマルポテサラ、焼きれんこん、焼きかぼちゃ。ありがとう TG-6 、飯写真がようやくまともに撮れた。

午前の間に、土曜に書いたはがきを出しに行く。土曜の散歩ついでにポストに投函するつもりだったけど、どうせ今日まで回収されないのだから、郵便局が開いている時間に行って、風景印を押してもらおうと思ったのだ。今日は南の方へ。

行きしなに見たサクラ。


今日はD醐の郵便局へ。これに風景印を押してもらえますか、とはがきを出すと、窓口にいた局員さんが満面の笑みで「準備しますねー」と風景印の日付を入れ替え、隣の窓口の局員さんは「押すプロがいますので!」とこれまた満面の笑み。押すプロ!それは素晴らしい、というと「局長なんですけどね!」と指し示す方向から局長さんが出てこられ、「おらんときどうするんや」と苦笑い。ではプロのお仕事を見学させていただきます、と要らんプレッシャーをかけるわたくし。みごと美しく押された風景印に拍手。楽しい郵便局であった。

O野随心院門跡の駐車場のサクラが見事。


ついふらふらと境内へ。


まあ明日から始まる仕事の準備もあり、本格的に拝観はできないので、拝観料の要るところには入らないでおく。

ここは無料。





水はきれい。

随心院からの帰り道、とあるお店の前の「焼きたてだし巻きサンド」の看板に心惹かれ、持ち帰りできますかと尋ねたら「熱々なので、蓋を開けた状態でお持ち帰りいただくことになりますが、できますよ」とのことだったので、店内に入る。明らかにやってない感じ。店員さんが奥に向かって「マスター、お客様です」と声をかけたら奥から「えっ」という声。あっ、もしかして時間外でしたか?ときくと、今日は店休日だが仕出しの注文が入り、ならばいつもは冷たい状態で売っているだし巻きサンドの焼きたてをためしに売ってみようかとちょうど店を開けたところで、つまりわたしが「焼きたてだし巻きサンド」を買い求める客第1号とのことだった。

畑の直売で野菜を買って帰宅。



一旦 の焼きたてだし巻きサンド(500円)。
箸がついてる。これどうなってんのと思い、だし巻きのはみ出した部分を(自前の箸で)切ったら、こういうことだった。


それは箸があった方が食べやすい。

午後は明日の仕事の準備。初回は少しだけ緊張するので、念入りに。

晩は湯豆腐をアテにビール。


8日(火)



めかぶ納豆飯、インスタント味噌汁(ゆうげ)。

今年度初の現場仕事、昼は食べずに臨む。終了後、最寄駅近くの例の書店へ。


相変わらずアツい。

文庫本を1冊買い、隣の喫茶店に入る。注文した品が来るまで買った本を読む。


呉明益 著 / 天野健太郎 訳『歩道橋の魔術師』(河出文庫)。

きました。


トマトピザ(680円)、コーヒー(320円)。
フォークをどう使えばいいのかわからない。トマトだけ先に食べるのだろうか。

買いものをして帰宅。晩は買ってきた巻き寿司。


9日(水)



クレソンのスープ、トマト・キャベツ・セイヨウカラシナの花茎のサラダ、焼いたソフトフランスパン。




味噌煮込みうどん。
お揚げ、えのきたけ、しいたけ、九条ねぎ、カニカマ、たまご入り。

午後は明日の仕事(現場&在宅)の準備をするつもりだったが、疲れてごろ寝してしまった。明日朝早起きしてやる。

晩はオートミール粥。


10日(木)



いちごヨーグルト(オイコス)、焼いたソフトフランスパン、ミルクコーヒー。
乳製品がかぶってしまった。

乗換駅近くの 志津屋 でコロッケパンを買い、乗車。


畑を突っ切るコロッケパン。

現場仕事終了後、今日は寄り道せずに駅へ。しかし昼にコロッケパンひとつで腹が減り、乗換駅近くの朝とは別の 志津屋 にてぶどうパントーストセット(540円)。腹が減りすぎて即座にかぶりついてしまい、写真なし。

夜間の仕事前にカレー焼きビーフン、終了後にいなりずし。ともに出来合いのもの。