15日に使ったあと、根っこの部分を水耕栽培していた豆苗。
実家のわたしの部屋は日当たりがよいので、こういうものを育成したり、冬場には月下美人の避寒場所になるなどしている。
月下美人。
滞在中に咲いてくれたらと思っていたけど、無理だった。いつか花を見たい。そして食べたい。
お天気がよろしくないのと、出たら一瞬で蚊が寄ってくるのでなかなか出られなかったけど、今朝は寒くて蚊も動けんだろうと庭に出る。
トラデスカンチア。
朝
このあと茹でたさつまいもを少々。
実家最終日、晴れたので布団を干す。母のPC作業指導はラストチャンスなので厳しくいく。
昼は外食しようと、居宅介護支援などをおこなっている団体が運営している食堂へ。歩いていると、うちの庭にあるのと同じ植物たちがちらほら目に入る。ご近所さんどうしで増えた植物をやりとりしているうちに、どこの庭も構成が似てきているらしい。まあそうなるわな。
さてお昼
日替わり定食(750円)。
豆腐と野菜の袋煮、じゃこおろし、サラダ、大根漬け2種、きすの焼いたのとにら玉、白飯、豆腐とかまぼこの味噌汁。実家のあたりで「きす」というのは「にぎす」のこと。
以前はほかにもメニューがあったと思うんだけど、日替わり定食のみ(ほかに日替わり定食飲み物付き、お菓子と飲み物のセット)になっていた。そしておねだん500円だったのが750円に……これはまあしかたないね。
じゃこおろしには昆布が入っていて、甘酢で味つけされていた。サラダは千切りキャベツ、薄切りきゅうり、薄切りソーセージ、粒コーンをマヨネーズで和えたもの。大根漬けはたくあんと浅漬けを細く切って混ぜ盛りにしてある。豆腐の袋煮ってはじめて食べたけど、いいな、これ。きすの焼き加減も最高。一品一品よく考えてあって、味つけも好み。前に来たときは座敷席もあったんだけど、少し前になくなったらしい。こういうよい食堂がなくなってしまうと困るので、実家に帰ったときはせいぜい利用したい。
帰宅して、母のPC練習を兼ねて豆腐の袋煮のつくり方など調べていて、ふと、これに載っているのではないかと思いつき、母の蔵書『おそうざい十二カ月』を棚から出す。「これ、いまでも現役で売られてるってすごい本だよねー」なんていいつつぱらぱら見る。ちょっとつくってみたいものがあったので、メモさせてもらおうとしたら、「もう本はあまり見ないから持って帰れ」とのこと。ありがたくいただく。
帰りはいつもより少し早めの電車に乗車。夜に仕事があるし、高校生の下校時間ともかち合わないし。と思ったら、たいへんに騒々しいおじさんたちの集団と乗り合わせることになった。たいへんに騒々しいので、彼らの話は聴く気がなくとも耳に入ってくる。すごい、誰も人の話を聞いていない……と思ったが、特に声のでかい3人がてんでんばらばらに自分の話をしながら降りていったら、あとに残った音量が普通の4人の間ではふつうに会話が成立していた。あの3人がすべてを覆い隠していたのか。ほんとうにすごい。
最寄駅に着いたらまずスーパーに寄り買い物をして帰宅。ベランダに出て皆さんにたっぷり水やり。ミントと小松菜が枯れかけていた。途中真夏日があったからなあ。
夜間の仕事の前にバナナ2本、終了後に魚肉ソーセージをアテにビール。うちに帰ったら途端に粗食。
22日(火)
朝
昆布出汁でオートミールを煮て醤油で味つけ。
昼
焼き海苔1枚を焙りなおしてちぎり、うどんつゆに加えて少し煮た。もう少し煮溶かしてもよかった。
午後、仕事で外出。帰りに出先の近くのスーパーで買い物。きのことピーマンがお安かった。が、よく考えたら高騰前なら普通のお値段であった。
晩はスーパーで買ったおいなりさん。
23日(水)
朝
野菜のカレー炒めのバタールサンド、バナナ、紅茶。
野菜はキャベツ・にんじん・ピーマン。
午前中はほったらかしにしていたベランダの衆の世話。留守の間に枯れかけたミントと小松菜の枯葉を取り除き、ニガウリの枯れたつるを整理。帰宅した日になんか虫のふんらしきものが落ちてるなと気づいたんだけど、本日青虫がニガウリの実をもりもり食っているのを発見。
今年はハチがほとんど来なかったからか。青虫には申し訳ないがご退去いただいた。たぶん1匹じゃないとは思うが。越冬しようとしていたツヤアオカメムシにもご退去いただいた。今日は蒸し暑いからお引越しも楽だろう。
切り干し大根煮をつくった。
昼
午後は休んでいる間に湧いた急ぎの仕事を片づけてから、ニガウリのつる整理。落ちてきた青虫を観察。ワタヘリクロノメイガ(ウリノメイガ)のようだ。10匹ほどは見つけられた。まだおるんやろなあ。食害されたニガウリを収穫、しばらく水に浸けておいたら、中にいた1匹が出てきた。
晩は切り干し大根煮をアテにビール。
24日(木)
朝
バナナ、バタールのチーズトースト、紅茶。
ニガウリやナガイモの枯れたつるを整理、青虫は見つけ次第排除、ナガイモのむかごを収穫。
これまでで一番収量が多い。
午前中は蚤の市を覗きに行く。
セクスィー海女さん。
セクスィーたぬき。
信楽でつくっていたんだろうか。
いい造形と構図。
今回はアルミ製品2種とコーヒー豆を買い、会場を後にする。
会場の外にいたやつ。
いい顔。
お昼は みふき亭 にて。「麺類しかできひんけど、かまへん?」といわれたが、家を出たときから、なんなら10月9日から(10月9日の日記→ 「日々雑記 2024 Oct. #1」 )中華そばを食べようと思っていたので無問題。
中華そば(550円)。
祇園饅頭 でお菓子を買って帰宅。
本日の収穫:
鹿番長のアレ(未使用 1,500円)(脚が開ききっていない)、16㎝アルマイト皿2枚(@300円)、コーヒー豆、和菓子(くり蒸しようかん、志んこ)。
アルマイト皿は調理時に使用するつもりで買った。
おやつ
くり蒸しようかん、蓮茶。
一息ついたらふたたび外出。用事を済ませて ○善 と B○○K ○FF で本を1冊ずつ買って帰宅。
エルンスト・H・ゴンブリッチ『美術の物語 ポケット版』(河出書房新社)、鴨居羊子『鴨居羊子コレクション 3 カモイ・ヴァラエティ』(国書刊行会)。
晩は買ってきた白身魚フライとバタールでサンドウィッチをつくり、それをアテにビール少々。
25日(金)
朝
バナナ、バタールのトーストにジェノベーゼソースとパルメザンチーズ、コーヒー。
今日は集中力を途切れさせずに仕事をしたいので、ガーッとやって区切りがついたら食べられるようにと思い、仕事開始前に弁当を作っておく。
遅めの昼
海苔弁、インスタント味噌汁(4種の野菜)。
にんじんとピーマンの胡麻和え、きのこ入り切り干し大根煮、白飯に醤油おかかをサンドして、ちぎった焼き海苔を敷いて醤油をちらっとかけたのに昨日買ってきた白身魚フライを温めて乗せて、たくあんを添えた。
食べたら本日の仕事の仕上がりをチェック。
晩は某所で某会の終了後に出されたお菓子と中華料理いろいろ。まず空きっ腹にビールを入れてしまってさあたいへん、であった。
26日(土)
朝
バナナ、バタールのミルクトースト、コーヒー。
虫に食われたニガウリは置いておいたら黄色くなって割れたので、種を採取。
隔月の勉強会で外出。今回はおやつの係が決まっていないようなことを聞いたので、途中カルディに寄ってチョコレート菓子を買い、例によって かも にて昼食。
エビピラフセット(600円)。
味噌汁もスプーンで食べるのだ。えびは小えびでなくフライに使う大きさのものをカットしてあるらしく、けっこう食べごたえがあった。
今日の会では、自分にとって定義があやふやだった語について知ることができてよかった。
「おやつ係が決まっていない」と聞いたらそりゃみんななんか買ってくるわな、ということで、本日のおやつの充実度がなかなかすごかった。
晩はバナナ3本。
27日(日)
朝
ブレッドプディング、コーヒー。
1本買ったバタールの最終形態。パンが多すぎたので小鍋に分けたら卵液が少なかった。うまいこといかんな。味はうまかったけどな。
昼前に投票へ。人が少ない印象だったけど、期日前投票に連日たくさんの人が行っているのを見ていたので、まあこんなもんかと思う。期日前投票も理由の申告が不要になってやりやすくなったし、これで投票率が上がらないなんてことは……なんてことは……今回も低いんかな(あまり期待はしなくなった)。それでも某呟き処のわたしのタイムラインの投票率はほぼ100%なので、わかってはいるけれども、いつも吃驚してしまう。今回の選挙は公示から投票日までの期間が短すぎて、投票所までの足を確保できない人たちがやむを得ず棄権することになったかもしれないなとは思う。
投票に行ったら外食ということで(実はその曲は聴いたことがないのだけど)、お昼は ポカラダイニング にて。
ダールバート(1,250円)。
クリーミーなダールたっぷりで満腹。ドリンクはホットチャイ。
晩は選挙速報を見てくだを巻きながらビール。まあ、あのへんの(そこはかとなくぼやかす)人らが好き勝手しにくい状況になったことはともかく歓迎したい。
28日(月)
朝
朝イチで仕事メールを作成・送信。
昼食の準備をするために冷凍庫を開けると、まだ暑かった時期に買った白くまが目に入った。どうしよう、けっこう涼しくなってきたんだけど。
昼
インスタントラーメン(サンヨー復刻版中華そば)、わかめごはんのおむすび。
ラーメンのトッピングは冷凍かまぼこ、冷凍しいたけ、茹でもやし、乾燥九条ねぎ。あるものだけでつくったので、うどん用に冷凍している具材になった。
おやつは昨日焼いたブレッドプディング(小)。
今日は夜間の仕事はお休み。晩は茹でもやしのぽん酢がけをアテにビール。
29日(火)
朝
トッピングは冷凍かまぼこ、乾燥九条ねぎ、冷凍しいたけ、乾燥わかめ。
昼
さやいんげんとさつま揚げの炊いたの、切り干し大根煮、たくあん、具だくさん味噌汁、白飯。
汁にはにんじん、お揚げ、出し殻昆布、えのきたけ入り。
ブツの最終チェックをして、夕方、某所にて引き渡し。
出先の近所の無印良品で長袖Tシャツと靴下を買い、スーパーで生ひじきとお揚げと豆腐を買って帰宅。大豆を水に浸けておく。
晩は湯豆腐をアテにビール。
30日(水)
朝食の準備と同時に大豆を茹で始める。
朝
めかぶ納豆飯、昨日の残りの味噌汁。
生ひじきを使って煮物を作成。
「ちょっと少なくない?」と思うくらいでちょうどいいと今さら知る。が、これは1パック90gで売っていた生ひじきでつくったからで、自分で戻した乾燥大豆はやはりすごい量になっている。冷凍しておけるので無問題だけど。
昼
ひじき煮、切り干し大根煮、さやいんげんとさつま揚げ煮、たくあん、白飯、残り味噌汁。
茹でた大豆をサラダ油で炒め、塩と青海苔をふった。
晩はこれと煮物の残りをアテにビール。
31日(木)
朝
納豆飯にインスタント味噌汁(4種の野菜)。
昼
ひじき煮、豆腐と大根のピリ辛煮、たくあん、白飯、インスタント味噌汁(ちんげんさい)、コーヒーゼリー。
今日中に仕上げたい仕事は片づかなかった。締め切りは来月中旬なのでまだ焦る必要はないけど、月がかわる前にやっつけてしまいたかった。秋だし、遠足とか行きたいじゃないですか。いやまあ行くけれども(かたい決意)。
麩さんへ
返信削除こんばんは。
真夜中の投函、失礼します。
麩さんも、京都もいかがですか?(もうだいぶしゃっこいのかしら?)
こちら、まだショーシャンクできておらず…
今日は海(サチモスのヨンスがいる辺り)まで散歩してきました。
たっぷりの大きな波が陽の光を浴びてきらきら、カモメが空をよこぎり、わたしのななめ右どなりの白髪のおじいさんはひっくり返ってうたたねをしていました。
帰りは低くも高くもない赤松の林を横目に、夕日が木の幹をところどころ照らし、それを眺めているとなんだか吸い込まれそうな不思議な感じでした。
人ってこんなもんだよね、というあきらめの気持ちと、そんなもんじゃない、という希望の気持ちを行ったり来たり。
人ってあたたかい、を知りたいです。
さてさて、話は変わりますが鳥頭日記のサバサンド、マリーアントワネットさまのくだりがとても好きです(あと、缶詰たくさん買っちゃうところとかも)
ひひひとお腹をよじりました。
いいなあ、わたしにもどうかマリーアントワネットさまを…
麩さんのごはん、ていねいだなあと見ています。
切る長さも、切る向きも、切ればいいではないのだな、と。
コーンブレッドは、あれ、シンプルなのかしら?それとも甘くしてあるのかしら?とか思ったり(うらやましいとおいしそう)
長くなってしまいました。
ずっとひとりでいるから話を聞いてほしいのでしょうね(トナカイみたいな、コフキコガネムシ見たよ〜とか)
ふふ
ではでは。
(寒くなってきたのでぬくぬくしてくださいね)
こんにちは。お返事が遅れてすみません。メールを開けていなくて通知に気づいてませんでした。
削除朝晩はだいぶ「しゃっこく」なってまいりました。まだ昼間は窓を開けて仕事していることが多いです。
海まで歩いて行けるなんてうらやましいです。実家からは海まで歩いて行けたりはしないのですが、夏休みに友人の家がやってる海の家でバイトしていたので、毎日電車で海に行ってました。海大好きです。
人間って複雑ですよね。だから失望もするけど、わたしはいまのところ、希望を捨てることもしていません。人は冷たかったりあったかかったりするもんだなあと思っています。なにをいってることにもなってませんね(笑)。
マリー様をひとり心に住まわせておく、それがわたしのライフハックです。たいていのものはなくてもなんとかなるものですね。コーンブレッドはほんのり甘くしてあって、おやつにもいけます。
コフキコガネをみたらまたご一報下さい。わたしはまだ見たことがありません。(うちにはシロテンハナムグリがよく来ます)
こんばんは。
削除お返事ありがとうです。
いろいろお話し聞かせてもらえてうれしかったです。
海、いいですよね。
刺青入ったいかつい人もにこにこさせちゃうんだから、すごいなあって。
魚もサーファーのとなりでぴょんこぴょんこしてて、わたしはそれを見てにまにましてます。
人のことが人の気持ちが知りたいくせに、人と関わると自分の感情がわたわたして怖くて仕方ないんだなって、あらためて思いました。
ちゃぷんちゃぷんして溢れそうになること、しあわせなことなのかもしれません。
でも本人、穴を掘って隠れたくなるほどおっかなびっくりなのですが、きっとそれでもやめられないのでしょう。
シロテンハナムグリ、彼らもコガネムシの仲間なのですね。
今年の夏はアパートの外廊下で弱っていたコフキコガネを指に捕まってもらって木や草があるところにリリースする、というのを何度もしてました。
つぶらなおめめがかわいいんです。
https://images.app.goo.gl/N3XYHT2h8WVFoYfq9
やりとり、うれしかったです。
ありがとう。
「刺青入ったいかつい人もにこにこ」で思い出しましたが、わたしがバイトしてた海の家には、毎年その筋の人たちが慰安旅行(?)で家族連れで来てて、最初はちょっとびびりましたが、気持ちのいい人たちだったなあ、なんてことを思い出しました。楽しそうにスイカ割りしてたり。
削除わたしは人と関わるのが怖かった時期もあって、まあいまもそういうところはあるんですが、ひとはわたしのことなんてそれほど気にしてはいないんだろうなと思ったらちょっとラクになりました。それでもまだ怖かったりはするんですけど。
不器用でうまくふるまえていなくても、自分が心配するほど相手は気にしてないんだろうと思って気楽に生きております(もうちょっと神経使えという語意見もあろうかとは思うけど、気にしたらきりがない)。
虫の目は愛らしいですね。複眼で彼らは世界をどんなふうに見てるんだろう、とたまに考えます。
日記じゃなかった、鳥頭料理帖だ、失礼!!
返信削除タイトルなど記号にすぎませんので、無問題。
削除そうだ、海がお好きでこちらに来ることがもしもあるのなら
削除稲村ヶ崎の海は砂が黒くてぴかぴかしていて、すぐそばに海を見ながら入れる温泉があります。
逗子の海は遠浅で波はおだやか、細かい漂流物がわりとたくさん。
駅前に「はら田」という飲み屋さんあり。
お刺身と定食がおいしいです(お店の人も気さくで好きです)
あと「ととら堂」というお店のつくりがおもしろい(秘密基地みたいな)本屋さんあり。
逗子はとてもよかよかです。
またしてもお返事が遅くなりすみません。
削除逗子、行ったことがないんです。日本海の荒波育ちなので、太平洋側のおだやかな海を見ると、海ってこんな顔もしてるんだなあと不思議で穏やかな気持ちになります。海を見ながらの温泉、最高ですよね。
ぜひ行ってみたいです。季節はいつがいいのかな。いつ行ってもいいもんだろうけど。