2024-10-23

日々雑記 2024 Oct.#2

11日(金)

室内より今朝のアサガオ。


ニラには実ができた。


ニガウリは、まだ暑い時期にできた実はだめになってしまったけど、涼しくなってからの実が少し大きくなっている。


食えるくらいになるだろうか。



けいらん中華そば。
300㎖の水で中華麺を茹でて器に盛り、茹で湯にヒガシマルラーメンスープと小さじ2杯分の片栗粉を水で溶いたものを加え、じゅうぶん沸騰したら溶きたまごを加えて仕上げたスープをかけ、冷凍ねぎをトッピング。K都には「けいらんうどん」というものがあり、要はたまごとじうどんのあんかけバージョンなのだが、それを中華そばでやってみた(のだけれども、おろし生姜を忘れた)。

火曜に戻したメールに返信が来ない件、こちらの不備かもしれぬとメールを再送。



イタドリのおかか炒め、かぶら菜とお揚げの炊いたの、なすのかば焼き丼、インスタント味噌汁(4種の野菜)。

メール再送の件で電話がかかってきた。出られないときに。「そちらの都合のよいときに電話する」とメールが来た。電話しかないんか。嫌いなんだが。しかたないのでこちらから電話。とりあえず一歩前進。

晩は厚揚げと焼き豆腐の炊いたのをアテにビール。


12日(土)

今日から遅い夏休み。

いつもの皆さんに水、サボテンと多肉に水と肥料をやる。



ぶどうパン、コーヒー。

ニガウリの枯れた葉やつるを切り、ナガイモのムカゴの一部とツユクサの種を採った。ニガウリの花にはヤマトシジミが来ている。そういえば今年の夏は、毎夏毎日来ていたアシナガバチがほとんど来なかった。近隣の昆虫界になんぞあったのだろうか。



厚揚げと焼き豆腐とたまごの炊いたの、イタドリのおかか炒め、かぶら菜とお揚げの炊いたの、梅きゅう、めかぶ納豆飯、大根の白味噌汁。

夏休みなのに、なんだかんだ仕事してしまった。

晩は茹で中華麺とヒガシマルラーメンスープで素ラーメン。


13日(日)



ヨーグルトにはちみつ、ぶどうパン、コーヒー。



梅の海苔巻きおむすび、インスタント味噌汁(4種の野菜)。
例のおにぎりアクションに今年も参加。毎年初回は塩か梅な気がする。


14日(月・祝)

ベランダの衆に液肥をやる。



ぶどうパン、コーヒー。

昨日焼いておいたさつまいも2本と爆弾おむすびを弁当にして、実家へ帰る。1枚だけ残っていた、有効期限が10月末日の地下鉄回数券を使えてよかった。

なんかおる



くのいちはそれで忍べるのか?

列の先頭で待っていたので座ることができたが、すぐに車内はけっこうな混み具合になった。どうせ嵐山まででしょと思っていたが、今日は嵐山を過ぎても隣の席には人が座っていた。やりにくいなか恒例の保津川チャレンジ。




3枚目には保津川下りの舟が映っていた。撮った時にはわからなかった。なんせ長いトンネルとトンネルの間にわずか数秒現れる川だもので。

小腹がすいて、いもを1本食べた。そうこうするうちに終点に着き、乗り換える。この電車もまあまあの混みようで、やっぱり隣には人がいる。だがわたしはやるよ(隣の人寝てるし)(たぶん)。もうお昼だから。

森を走り抜ける爆弾おむすび


これをやらないと帰省した気分にならない(謎の義務感)。

F知山の手前あたりでぽつんと立って田んぼを見つめている花嫁さん(和装)を発見。斬新な案山子だな。帰りに撮れるかな。

実家に着いて土産物授受の儀を済ませ、自室で本棚を見ていたらデコを蚊に食われた。見る見るうちに500円玉より大きくたんこぶ状に腫れあがり、もはや痒いというより痛い。なんか面白くなってきて「見てください」と母に見せたら、手製のドクダミチンキを持ってきてくれた。塗ったら嘘のように痒みが引いた。すごいなドクダミ。

晩飯前に腹がすいたので、残りのいもを母と分けて食べた。評判よし。実家のオーブントースターでも焼けるからやってみますか、ということで明日実演することになった。

晩のおかずはさんまの塩焼き。


久しぶりに食べた。ほかには庭で採れたなすの炊いたの、鶏肉の照り焼き、煮しめ。

夜、どうしても眠れなくて、姪っ子に上げようと思って持って帰った本を読んだらどうにもこうにもうまそうな文が現れて大変困ったことになった。以下引用:
……それから、大いそぎで、おかあさんのイルバが待っている、うちに帰りました。もうご飯どきだったのです。
 ビッケは、バタつきパンに蜂蜜をつけて一枚食べ、チーズをのせて一枚食べ、ハムをのせて一枚食べ、コケモモの実のジャムをつけてもう一枚、くん製にしたウナギをのせてもう一枚、それからチーズをのせてもう一枚食べました。
「ごちそうさま、おいしかった。」 ビッケはいいました。「オオカミに追っかけられると、まったく、腹ぺこになっちまう。」
(ルーネル・ヨンソン  著 / 大塚勇三 訳『小さなバイキング』(学習研究社) pp. 15-16)
チーズを乗せたのをふたつ食べているのに妙な説得力があってはなはだ困る。つまり、「困ったことになった」というのはもちろん、腹が減ってしまったということだ。不可抗力。


15日(火)



煮しめ、トースト、かぼちゃとキャベツのスープ。

さつまいもを洗ってアルミホイルで包み、100℃に設定したオーブントースターに余熱なしで突っ込んでゆっくり温める。温度が70~80℃のときにさつまいもは甘くなるらしいので、レンジでちゃっと温めたりしてはならぬのだ。これで最低でも60分、温度を170℃に上げて30分焼きたいのだけど、電源スイッチを兼ねたタイマーがダイヤル式で最大15分(オーブントースターやでな)なのでちょっと面倒。

青菜がない夏は豆苗をよく食べていたが、どうも硬くて食べにくい感じがしていたので、おいしく食べる方法はないかと聞かれた。ということでにんにく炒めのつくり方を伝授。


伝授というほどのこともない。まずやかんに湯を沸かしておく。フライパンに油と刻んだにんにくを入れて火をつけ、にんにくの香りが出たら豆苗と塩(多め)を加え混ぜ、豆苗に油がなじんだらやかんの湯を注いでざっと混ぜ、豆苗に火が通るまで茹で、湯を切って盛り付ける。茹での工程を入れることで、ただ炒めるだけよりも食べやすく、塩味のむらもなくなるのでおすすめ。素材によって茹で時間を変えれば、だいたいどんな葉物野菜でも使える技。

こちらは母作の鯛のあら炊き。




煮しめ、豆苗のにんにく炒め、白飯(新米)、鯛のあら炊き。

午後は本屋に行こうかと思っていたが留守番を頼まれる。本日は夕方から雨の予報。

洗った食器を拭いて棚にしまっていて、わたしが幼稚園児だったころに使っていた弁当箱を発見。


自分で選んだとは思えないんだけど、この絵をすごく気に入っていた思い出。しかし小さいね。いまならたぶん三口で終了。(よく噛んで食べるように)

寝転んで『小さなバイキング』の続きを読む。ビッケととうさんと野郎どもが航海に出てしまったら、あの賢く強くかっこいいかあさんのイルバ(と彼女のつくるうまそうなごはん)は出てこないんだよね。わたしは彼女のファンなのだ。

スノッレがこれからは感じよくしようと改心したあたり(つまり第4章の終わり)で、留守番から解放され外出。書店を2軒回ったが探している本がなく、検索してもらったところ、初回入荷分が売り切れ、発注分が明日入荷するとのことだったので、取り置きを依頼。そのあと頼まれた食材を買い、ついでに油麩も買い、某呟き処でフォローしている方のニュースレターをネップリで出力して帰宅。雨が降らなくてよかった。



煮しめ、鶏肉となす(昨日の残り)、冷ややっこ、白飯、いろいろ野菜の味噌汁。
冷ややっこに乗せた花穂紫蘇は庭で採れたもの。

『小さなバイキング』の続きを読み、就寝。


16日(水)



炒りたまご、キャベツ炒め、ウィンナー半分、庭で採れたミニトマト、トースト、コーヒー。



里芋煮、もやしのにんにく炒め、油麩丼、常温の麦茶。
もやしのにんにく炒めはきのう豆苗でつくったものの応用編。基本の塩炒めにごま油で味つけ。丼は、きのうの外出時、頼まれたもののほかに「これうまいから」とわたしが勝手に買ってきた油麩を使って作成。ねぎと三つ葉は庭で採れたもの。

おやつ


京ばぁむ、抹茶。
京ばぁむ(ひらがななのがなんかむかつく)(とくに「ぁ」がむかつく)はわたしが手土産に買ってきたもの。抹茶は例によって湯を注いだ段階で茶筅とともに渡され、泡立てるのはセルフで。



さば味つけ缶・じゃがいも・玉ねぎ・三つ葉の炊いたの、里芋ごはん、豆腐と三つ葉と糸寒天の味噌汁、常温の麦茶。

きょうは雨が降ったりやんだりで、外出もままならず母のPC作業指導、その空き時間で『小さなバイキング』読了。ビッケはいいね。心配やで怖がりで、暴力と蛮勇が大嫌い。臆病だからこそ、誰も(敵であっても)痛い思いをしないように、最低限(相手の背中をぽんと軽く押す程度)の暴力ですむように、考えに考え抜くのだ。力でなく知恵で数々の問題を解決してきたビッケは仲間の信頼を得て一人前のバイキングとして帰郷、村の人々の相談役となる。
 ビッケは、フラーケの人々の相談ごとに、しんぼうづよく耳をかたむけました。「どうして、そんなまずいことにしちまったのかね?」なんて、ききはしませんでした。こんな調子の、ばかな質問は、いっぺんも、なんの役にもたったことがありません。昔から今まで、いっぺんも役にたったことがありません。こういうのは、いちばんばかげた質問なのです。
(p. 249)
ここ、ほんとに好きだな。著者の念の入れようがたまらない。「いったところで事態を打開することにはならない(役にたたない)(どころかひとをさらに落ち込ませることになる)ことは口にしない」はわたしも肝に銘じていることなのであった。


17日(木)



キャベツとピーマンのピクルス、もやし炒めとカニカマ、トースト、バナナ、コーヒー。

午前は母の付き添いで外出。待っている間ナオミ・オルダーマン『パワー』を読む。


出だしからおもしろいな。

帰りにスーパーに寄って買い物いろいろ。ピカピカの小いわしとはまちの刺身の端っこが買えた。真鱈が1尾380円だったので迷ったけど、さばいたことがないので見送った。

ご当地糸こんとご当地ごぼう天。


煮物を作成。


煮汁は母の手製の濃縮タイプめんつゆを使用。



さば缶の煮物、ごぼう天と糸こんの生姜煮、いわしの梅生姜煮、里芋ごはん、いちじく。
さば缶煮と芋ごはんは昨日の残り。

おやつは一昨日焼いたさつまいもと常温の麦茶。



野菜とごぼう天の炊いたの、はまちの漬け丼、豆腐としいたけの軸と糸寒天の味噌汁、常温の麦茶。
漬け丼の花穂紫蘇は庭で採れたもの。刺身は端っこなので3人前で250円であった。


18日(金)



野菜の炊いたの、トースト、コーヒー。



鮭ときのこの酒蒸し、厚揚げときのこと三つ葉のおひたし、はちみつおろしソース、白飯、子芋とかぼちゃの味噌汁。

午後、散歩に出る。場所はいつもの土手。


ヨメナ。


見ただけではノコンギクと見分けがつかないので、葉っぱを触って確かめた。つるっとしているのがヨメナで、ざらっとしているのがノコンギク。

ススキ。



もう少しすると穂がほうけていい感じになるだろう。

セイタカアワダチソウ。


背があまり高くなってないやつ。

イタドリの雄花。


いつも食べ物として見ている野草の花がかわいらしくて、毎度驚いてしまう。

ツルマンネングサ。


今年は花を見られなかった。

アサツキとノビル。


……おわかりいただけるだろうか。

イヌコウジュ。


名前に「イヌ」がついている植物は、「イヌ」のつかない有用植物によく似ているが人間の役には立たないということで、なんか多方面に失礼な気がする。

赤トンボ(種類はわからない)。


下から撮ろうとしたら逃げられた。


赤くないトンボ(種類はわからない)。


バッタ(種類はわからない)。


虫の名前もわかるようになりたいね。

公園にクルミを拾いに行く。


何年か前にバッサリ切られてしまってから、あまり実がならなくなったようだ。



拾えたのは10個ほど。山に行けばたくさん拾えるだろうけど、今日はちょっと無理か。

先日の書店に寄り、取り置きしてもらっていた本を買い、帰宅。11,124歩。



野菜の炊いたの、いわしの梅生姜煮、鶏もも肉のソテー、はちみつおろしソース、白飯、じゃがいもとキャベツの味噌汁、いちじく。

母は「野菜をにんにくとともに油でコーティングしてから茹でて火を通す」方式がお気に召したようで、今晩はもやし・キャベツ・にんじんでつくりおき素材を作成していた。

本日買った本。


酉島伝法『宿借りの星』(創元SF文庫)。

拾ってきたくるみを洗って就寝。


19日(土)



もやしキャベツにんじんの胡麻和え、野菜と練り物の炊いたの、厚揚げときのこのおひたし、トースト、コーヒー。

きのう洗って乾かしておいたくるみ。


割るのがたいへんだけど、うまいんだよねえ。



厚揚げときのこのおひたしに庭で採れたミニトマト、とんかつと玉ねぎの卵とじ、いちじく、里芋ごはん、大根と豆腐の味噌汁。
とんかつは冷食で、青みは庭の青ねぎ。

整理するという食器の中に、なぜか失われていたわたしの茶碗があった。なぜか……はまあいい。晩飯から使用することにする。

おやつ


京ばぁむ、常温の麦茶。



ちくわとじゃがいもの炊いたの、鶏もも肉ソテーと野菜の炊いたの、納豆、梅肉、白飯、常温の麦茶。


20日(日)



もやし・キャベツ・にんじんのサラダ、じゃがいも・切り干し大根・ごぼう天の炊いたの、トースト、コーヒー。

昼に妹と姪っ子たちが来るので調理を担当。


ピーマンの丸炊き、じゃがいもの紫蘇味噌炒め。紫蘇は庭で採れたもの。このほかに親子丼をつくる。



親子丼、豆腐・わかめ・海苔の味噌汁、おかずいろいろ。
親子丼には庭の三つ葉の軸の部分を刻んで乗せた。葉は味噌汁に。

妹家からは家族でジブリパークに行った際の土産(名古屋小倉トーストラングドシャ)をもらい、こちらからはマッコリカップ大小セット、デイヴィッド・ホックニー / マーティン・ゲイフォード 著 ローズ・ブレイク イラスト 井上舞 訳『はじめての絵画の歴史 ― 「見る」「描く」「撮る」のひみつ ―』(青幻舎)を渡す。


『小さなバイキング』のほうは、その面白さを熱弁して、たまたま手に入れたこの本(1967年に学研の「少年少女新しい世界の文学」シリーズの一冊として刊行された)はシリーズで出ていないけど、この続きの巻も含めて評論社から新訳で出ていて、いま手配しているから届いたらそちらのほうをあげるという話をした。



鯛のアラのほぐし身のたまごとじ、ピーマンの丸炊き、じゃがいもの紫蘇味噌炒め、白飯、豆腐・わかめ・海苔の味噌汁。

本日で夏休み終了。K都に帰るのは明日、夜間の仕事の始まる前までに。実家にいるとなんだかんだやることが多くて、結局そんなに休めはしないような気がするが、ひとのつくったごはんが食べられるのはありがたい。

夜、あまりの寒さに冬の布団を勝手に出してかぶる。昨日まで夏だったのでは。

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