2024-02-20

日々雑記 2024 Feb. #2

11日(日)



全粒粉食パンのパプリカトマトトースト目玉焼き乗っけ、コーヒー。
予測しうる惨事が当然のごとく起こり、朝から洗濯機を回した。洗濯スタートボタンを押しながら、「洗濯機を回す」という表現はメトニミーだなと気づいた。全然どうでもいいことだけど。



まいたけパプリカ玉ねぎの炒めたの、小松菜の生姜和え、ピリ辛切り干し大根、白飯、豆もやし汁。
今日は飯を炊いて、まいたけ炒めをつくっただけで、ほかはつくりおき。豆もやし汁はしょっぱくなりぎたナムルをリメイク。

おやつ


桜もち、蓮茶。
昨日手に入れたカップを使ってみたかったのだが、器に統一感がまるでない。ティーポットとカップ、カップと漆皿、漆皿とティーポットはそれぞれ合うんだけど、なんというか三すくみみたいになってる。

晩は、厚揚げを焼いたのをアテにビール。


12日(月・祝)

今朝見た夢。姪たちとゲームをする。五十音順に、ある文字で始まって、6単語からなる英文に翻訳できる文をつくる。難しすぎる。君ら小学校でそんなことやっているのか。

うんうん悩みながら目が覚めた。夢の中では
あ:あそこに人が何人かいる "There are some people over there."
い:井戸からなにか出てきた "Something came out of the well."
う:上唇がちょっと腫れてる "My upper lip is slightly swollen."
まではとりあえず行けた。激ムズやろ。つかワシなんで夢の中でまで頭使わなあかんの。



全粒粉食パンのトーストにマーガリン、ミルクコーヒー。
志津屋のカルネマーガリンを買ってみたので初使用。約500円とお高いだけあってうまい。



にんじんキャベツお揚げの炒めたの、豆もやしナムル、ほうれんそうナムル、大根センチェ、白飯、麩とわかめの味噌汁。

おやつ


チョコウエハース、蓮茶。
おやつセット、この組み合わせならいけるな。いただきものの九谷の豆皿も合いそう。

夜間の仕事の前にコンビニのたまごサンド、終了後に豆腐鍋で日本酒ちびっと。


13日(火)



マフィンのトーストにブルーベリージャム、コーヒー。
間違いなく色落ちするだろうなというものと一緒に洗ったランチョンマットは、思った通り青く染まった。これはこれで、なかなかいい。

午前の仕事はオンラインで、開始早々の機材トラブルでもたつき終了が大きくずれ込んだ。ということで、昼は簡単にあるもので(いつもアルモンデだけれども)。


ありあわせおかずのピビンパ、インスタント味噌汁)しじみ)。
ピリ辛切り干し大根、ほうれんそうのナムル、大根のセンチェ、豆もやしのナムル、両面焼きたまご乗っけ。

午後の作業中、あまりにも眠いのでドーピング。


アンデス ミントパフェ シン。
ミントチョコでミルクチョコをサンドしたやつ。これの逆で、ミルクチョコでミントチョコをサンドした クリームミント シン は売り切れで、こっちが大量に残っていたんだけど、わたしはミント強めのこっちの方が好きかも。気付けにもなるし。

晩は、湯豆腐で日本酒。1合徳利がほしいとずっと思い続けてるのだけど、なかなかいいのが見つからない。


14日(水)



マフィンのトーストにピペラード、紅茶。
つくりおきのパプリカトマト炒めに少しカイエンペッパーを加えて温めなおし、たまごでとじた。



キャベツまいたけ炒め乗っけインスタントラーメン(エースコック ワンタンメン)。
トッピングは、キャベツを炒めて、つくりおきのまいたけ炒めを加えたものと、白ごま。

午後の仕事をはやめに切り上げ、郵便局へ。ついでに植物の様子も見る。

キュウリグサ


オオイヌノフグリ


ふきのとうが出始めている


もう少し経ったら採りにいこうか。

郵便局で用事を済ましたのはいいがお金をおろすのを忘れ、書店でうっかり本を買ったら財布に402円しか残らなかった。危ない。


片山廣子 著 / 早川茉莉 編『片山廣子随筆集 ともしい日の記念』(ちくま文庫)

ATMでお金をおろし、別の書店へ行ったが目当ての本はなし。喫茶店で休憩してコーヒー豆を買おうと思ったら、臨時休業であった。もう1軒の新刊を扱う古書店も閉まっていたので帰りましょう。

その前に、もう一か所の野草スポットを見ていく。こっちのふきのとうはまだ出ていない模様。

オトメツバキもまだまだであった。


そんじゃ帰りますかね、と川沿いを行く。草の中にウサギが見えたので「まさかこんなところに」と近寄ったら


持ち手を縛ったレジ袋であった。目が悪いにもほどがある。

帰宅。13,299歩あるいてた。郵便局に行きたかっただけなのに。

晩は、コンビニのたまごサンドでビール。


15日(木)

今日はパンケーキ・デイであった。ここのところ毎年、だいたい牛乳を買い忘れていてパンケーキを焼けないでいるのだけど、今年は薄力粉も切れていた。まあいいや。週末、久しぶりにそば粉のパンケーキを焼こう。牛乳を忘れずに買うこと。



マフィンのバナナトースト、コーヒー。
マフィンを二つに割り、ピーナッツバターを塗ってバナナとココナッツロングを乗せて焼く。某呟き処で教わった。これは自分では思いつかない組み合わせ。とくにココナッツが効いていてとてもおいしい。



大根のセンチェ、ほうれんそうのナムル、豆もやしのナムル、塩らっきょう、干し鱈のスープ、白飯。
干し鱈は適当な長さに切ってさっと水洗いする。水は絞らない。鍋にごま油を熱して鱈を炒め、適当な大きさの色紙切りにした大根を加えて、さらによく炒める。酒、みりん、塩、しょうゆを加えてしばらく炒め、水を加えて煮る。仕上げに豆腐とねぎを加え、溶きたまごでとじて完成。大根の代わりにじゃがいもを使ったり、生の赤唐辛子や青唐辛子を加えてもよい。具材からいい味が出るので出汁は必要ないけど、味をみて、もの足りなければ昆布茶を少々足す。今回は足さず。

新年度の仕事の打診を受けている先から資料が送られてきた。業務時間は終了しているので、受領の返事は明日。ということで、詳しい話は来週でよかろうな。

晩は、鱈の端っこと豆腐とねぎの鍋。


16日(金)



マフィンのトーストにクリームはちみつ(ジンジャー&レモングラス)、コーヒー。



セロリとツナのスパゲッティ。
オリーブ油でスライスしたにんにくと鷹の爪を焼いて、香りが立ったら薄切りにしたセロリ(葉っぱは細かく刻む)とツナ缶(油も全部)を加えて炒める。茹でたスパゲッティと茹で汁を加え、ガーッと混ぜて、塩とレモン汁で味を調える。盛り付けたら粉チーズとタバスコをたっぷり。

仕事を片づけ、アップルバターを作成。


前回はりんごとりんごジュースでつくったが、今回はりんごジュースのかわりにサイダー、そして黒砂糖を使用。サイダーはりんごの皮を100%りんごジュースに入れて酵母を起こしたもの。酒にならないうちに飲んでるのでセーフだと思う。たぶん。

瓶に詰めて脱気したアップルバター


アップルバターの思い出をひとつ。何度か書いている気がするが、学生のときに読んだアーネスト・ヘミングウェイの中篇 "Big Two-Hearted Rier" で、主人公(いうても人間はひとりしか出てこない)のニック・アダムスがキャンプをして、スキレットでそば粉のパンケーキを焼いて食べているのが無性にうまそうで、いてもたってもいられなくなったわたしはすぐにそば粉を買いにいき、本のとおりにつくってみようとしたのであった。パンケーキの生地の配合は "one cup of [buckwheat] flour, one cup of water" とあったけど、焼き脂は "grease" としか書いてなくてなんの脂かは不明、ニックがパンケーキに塗って食べた "apple butter" も当時のわたしには正体不明であった。新潮文庫の翻訳をみたら、 "apple butter" は「りんごジャム」と訳されていた。それで、そば粉と水を1:1で練った生地をマーガリンで焼き、買ってきたりんごジャムを塗って食べたのであった。ワクワクしながら食べたそれは、さほどおいしくはなかった。

その後、アップルバターの正体を知り(バターが入ってないのに?と思ったけど、ピーナッツのペーストが「ピーナッツバター」なのだから、まあそういう感じのもんか、と納得)、おいしいそば粉のパンケーキのつくり方も、知人から教わったのであった。ニックはさあ、あのイタリア人が食べたら憤死しそうな「スパゲッティの缶詰」を平気で食ってるんですぜ? そりゃあ、もっとおいしいつくり方もあろうというものでしょうよ。

というわけで、明日はこれと、おいしいそば粉のパンケーキを食べるのだ。

それはそれとして、ニックがパンケーキを食べるところはこのように書かれている。
Nick ate a big flapjack and a smaller one, covered with apple butter. 
英語ではすでに廃れたり意味が変わってしまった言葉が、米語では入植当時のままの形で残っていることがわりとあって、ここでパンケーキを意味する "flapjack" は、現在の英語ではオーツ麦やドライフルーツを使った焼き菓子を意味するようになっている……なんかこれ日記に書くより、別に一項を立てて書いた方がいいような気がしてきた。まあ、気が向いたら、いつか。

晩は、買ってきたわかさぎの天ぷらを温めて、ビール。


17日(土)

さて、朝は予告通りそば粉のパンケーキ。いつもの簡易バージョン(2019年11月10日の日記、やっぱりヘミングウェイのことも書いてた → 「日々雑記 2019 Nov. #1」 )でなく、今回は初心に帰り、教わったとおりたまごの黄身と白身を分けるやり方で。つくり方をちゃんと書いておく。

  材料
そば粉 125cc
たまご 1個
ベーキングパウダー 小さじ1(5g分包のものなら1袋)
塩 ひとつまみ
バター 大さじ1
牛乳 125㏄
サラダ油 適宜

  つくり方
1.バターは室温に戻しておく。たまごは黄身と白身を分ける。そば粉、ベーキングパウダー、塩は合わせてホイッパーでシャカシャカして(またはざるなどでふるって)おく。牛乳は人肌に温める。
2.バターをクリーム状に練り、たまごの黄身を加えてよく混ぜる。
3.2に牛乳と粉類を入れて混ぜる。牛乳から先に、少しずつ交互に混ぜるとやりやすい。
4.たまごの白身を固く泡立て、3にさっくりと混ぜる。
5.フライパンにサラダ油をひき、4を直径10㎝くらいになるように流し入れて焼く。

やりましたよ、メレンゲ


「小さいのをいくつも焼いて食べるのがうまい」と教わったので


20㎝のフライパンでこんな感じ。

アップルバターを添えまして、さあさあ


茶色 on 茶色……だけどうまいのよ、これが。メレンゲをがんばったおかげで、いつも以上にサクっと軽い。やっぱり手間は惜しんじゃいけないね。

メレンゲ泡立てで疲れたので、昼はカップ麺……


なんか腹立つなコイツ。

晩は、あるもんなんでも煮込んだ鍋。


18日(日)



全粒粉食パンのトーストにブルーベリージャム、コーヒー。



茹で白菜にかつお削り節と醤油、大根のセンチェ、玉ねぎとキャベツの酢漬け、じてんしゃ飯、厚揚げとキャベツの味噌汁。
おかずはほぼアブラナ科。味噌汁は昨夜の鍋の残り汁を使用、白菜の芯とキャベツの芯も入っている。

晩は、茹でキャベツと買ってきたわかさぎの天ぷらをアテに、ビール。


19日(月)



全粒粉食パンのトーストにマーガリン、ミルクティー。



大根のセンチェ、茹でキャベツの土佐酢がけ、茹で白菜の白だしがけ、じてんしゃ飯、厚揚げとキャベツの味噌汁。
ほぼ昨日の残りもの。つくりおきのセンチェはこれでおしまい。またつくろう。

夜間の仕事の前に残り野菜とサラダ豆を煮込んだ適当スープ、終了後に昨夜のわかさぎの残りをアテに、ノンアルコールビール。


20日(火)



全粒粉食パンのジェノベーゼソーストースト、紅茶。

午前のオンライン仕事はまたも先週と同じトラブル発生で開始が遅れた。どうしたものか。



ブロッコリーの胡麻和え、茹で白菜のおかか醤油、ピリ辛切り干し大根、コロッケ丼、豆もやしの味噌汁。

晩は、めかぶ納豆と白飯。

これまで日記に書いた夢の話をまとめてみようと思い、「夢」とタグをつけた日記をざっと見返す。その過程で目に入った過去のわたしは、無音で河内音頭を踊り狂っていたりしていた。相変わらずだなという感想しかない。

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