2023-07-20

日々雑記 2023 Jul. #2

11日(火)

明け方、足首を蚊に食われ、痒くて目が覚めた。窓は全開だけど、ノーマット的なアレは稼働している……蚊じゃないのか?

布団に転がったまま、本を読む。ふと外を見ると、ニホンミツバチが来ている。のはいいんだけど、初観測の一昨日以来、いつ見てもニガウリの花でなく、ナガイモのつるにいる。ニガウリ蜜にはご興味ございませんか?

早く目が覚めたので、あったかい紅茶をのんで、はやめに仕事開始。今日は午後は休みにして、出かけるつもり。

11時前にうちを出て、 みふき亭 で、はやめの昼飯。


きぬかけ丼(660円)。
お揚げとねぎのたまごとじ丼。衣笠丼ということが多いように思うが、ここのはきぬかけ丼という。食べていたら、後から入ってきた若男子が肉カレーうどんとコーラを注文。一瞬首をひねる取り合わせだけど、そういやコーラっていろんなスパイスが使われているし、カレーと合うね。なるほど。

平安蚤の市へ。いいお天気で、よかったような、かなわんような。店の人の「これは危険やで」という声、お客さんの「命の危険をあんま感じひんの、人が多いしやろか」「倒れてもだれか助けてくれるやろしな」という会話が耳に入ってくる現場。暑い。

妙にかわいい


黒白赤の色彩も素晴らしいし、えりまきの感じもたまらない。後頭部が長すぎる気がする、と某所で呟いたら、「前から風が吹きつけているのを感じさせる造形」とリプライをくださった方がいて、ああなるほどねーと思った。いやこれ、なんか見れば見るほどいいなあ。

菓子の木型


とてもいい。うちでは飾る以外の使い道はないけど。まあ手の出る値段でもない。

わたしの目の前に突如舞い降りた、昆虫界最強のハンター


わーいシオヤアブ♂だーと激写していたら、横にいた人に珍しい生き物でも見るような目で見られた(負けない)。会場内でスズメバチ見たんだけど、狩ってくれないものか。

とり蛇口


いいよねーウチ庭ないけど。

何周かして意識がもうろうとなってきたので、目をつけていたものを回収して帰ることにする。

会場を出て、いつもの 祇園饅頭 工場 にておやつを買う。みな月は白が好きなんだけど、もう売り切れたとのことで、黒糖を買った。注文品の入荷連絡をもらっていた書店に行き、支払いをしているときに、蚤の市でかならず買うコーヒー豆を買い忘れていることに気づいた。急いで戻って無事ゲット。

帰宅即おやつ


黒糖みな月、コーヒー。
白には緑茶だけど、黒糖にはコーヒーだな(※個人の感想です)。抹茶は何を合わせたらいいのかわからん(ので買ったことがない)。

蚤の市で買ったもの


カレー屋さんで使われていたというステンレス皿(1,100円)、アンカーグラス(500円)。

ステンレス皿は、こんなふうにトレイとして使うのもよさそう。


本日買った本


塚本邦雄『塚本邦雄全歌集 別巻1』(短歌研究社)、大濱普美子『猫の木のある庭』(河出文庫)、チョ・セヒ / 斉藤真理子 訳『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出文庫)。


12日(水)

ランポーくんがやる気である。


これは仕事どころではないな(仕事しなさい)。



ミルクトースト、コーヒー。

昼食の準備をする前に、ベランダに出る。


わくわくがとまらない。



麦飯、茎みょうがの甘酢漬け、さば水煮缶のカレーそぼろ、オクラのターメリック炒め、じゃがいもと干しグリーンピースのスパイス炒め煮、ヨーグルトにはちみつ。

さてランポーくん(気になって仕事が手につかず、集中力が切れるたびにカメラを持って灼熱のベランダに出ている)

おおお


おめでとうおめでとう。今年もきれいだ。

というわけで、ロクに仕事してないけれども、休憩。


冷たいアールグレイ。

晩は、昼のじゃがいもと豆をアテに、ビール。

足首の、きのう何者かに刺された部分が、真っ赤に腫れて異様に痒い。やはり蚊ではなかったのか。


13日(木)



全粒粉パンのトーストにいちごジャム、ミルクティー。

ランポーくんは今日も美しく




ありあわせワンプレート、少し冷やした水。
昨日の残り飯に昨日の残りもの(さば水煮缶のカレーそぼろ、じゃがいもと干しグリーンピースのスパイス炒め煮)を乗っけ、トマトときゅうりと切るのに失敗した茹でたまごを添えた。

おやつ


ひよ子、緑茶。
手土産にいただいたひよ子、食べずに置いている間に賞味期限が切れていたが、自己責任にて。

夕方、ニガウリにヤマトシジミが来た。


(花の後ろからしか撮れないので、触覚しか写せない)よかったら明日から毎日、午前中においでください。

本日、ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』公開10周年とのこと。アマプラにあったので観た。パーフェクトだ。と思うと同時に、どうもひっかかる部分があった。一部カットされているようなんだけど、そこカットしちゃったら監督のオタク心へのリスペクトがないでしょと、ちょっとモヤっとする。円盤買うしかないのか。

晩は、つくりおきおかずと残りものをアテにビール。パシリム観ながら。


14日(金)

ニガウリ、ニラ、ナガイモ、セイヨウシノブ、アサガオに液肥。サボテン、多肉に水。サボテン・多肉にそのまま与える液肥が切れたのに、買ってくるのを忘れていた。ニガウリの雌花を発見、雄花を取って人工授粉。朝のうちに見つけられず無駄にした雌花がこれまでにふたつ。虫たちは朝に来てくれないものか。



全粒粉パンのトーストにバター、ミルクコーヒー。

ランポーくんの1番は、たぶんこれで咲き終り。


今日もきれいですよ。

ニガウリ1号のようす


そろそろ収穫適期。



うどん。
お揚げの甘煮(冷凍)、わかめ(塩蔵)、かまぼこ(冷凍)、しいたけ(冷凍)、ほうれんそうと間違えてうっかり入れてしまったセイヨウカラシナの漬物(冷凍)、ねぎ(冷凍)。漬物のおかげでやたらにしょっぱいうどんになってしまった。

晩は、冷やしトマトにタヒンをふりかけたものをアテに、ビール。


15日(土)



全粒粉パンのチーズトースト、紅茶。

今日はY区農業祭。即売会の整理券をもらいに、配布開始5分前に行ってみたら、この暑い中、すでに30人くらい並んでいた。券をもらっていったん部屋に帰ろうと、即売会場を通りかかったら、早くも入ろうとする人多数。おちつけ。わたしは部屋に帰って即売会開始時間まで待機。空腹ふさぎにカレーパンをひとつ。

13時ちょっと過ぎに会場へ。さほど待たずに入場できたが、狙っていたとうもろこしは早々に売り切れてしまっていた。てことで、これ。


玉ねぎ(大)8個300円、なす10本400円、万願寺唐辛子20本500円。問題はこれをひとりでどう消費するかだ。とくになす。

ともかく昼


テンジャンチゲ、漬物(みょうが、きゅうり、にんじん)、麦飯。
チゲには鱈のアラ、玉ねぎ、なす、万願寺唐辛子、豆腐、冷凍しめじ入り。

なすを3本、万願寺唐辛子2本でアチャールを作成。


晩は、これをアテにビール。


16日(日)



納豆、なすと万願寺唐辛子のアチャール、冷ややっこ、漬物、麦飯、インスタント味噌汁(麩とわかめ)。

なす4本を刻んだ。


これがこうなりまして


最終的にこう。


なすのからし漬け。
詳しいつくり方は2021年9月10日の日記に書いた(→ 「日々雑記 2021 Sep. #1」 )。



なすそうめん、万願寺唐辛子の焼いたの。

おやつ


スパイス梅ソーダ。
梅のスパイス砂糖漬けのシロップを炭酸水で割った。

晩は、なすのアチャールとからし漬けをアテに、ビール。


17日(月・祝)

7月に入ってしばらくして、ブログに埋め込んだ Twitter ウィジェットがツイートを取得しなくなっており、その原因がツイートを休止したせいなのか、仕様変更のせいなのかが不明だったので、1週間前に画像付きの投稿をしてみたのだった。「ツイートがあればここに表示されます」とあるのに、ツイートしてみてもまったく反映されず、1週間経った今も復旧する気配がないので、もういいやと Mastodon のトゥートを取得表示するように差し替えた。Twitter で呟いていたようなことは、いまは Mastodon と Bluesky で呟いている。(Twitter でフォローしてくださっていた方で、この日記を見ている方がもしおられたら、 Mastodon (→ 本の虫 )、または Web 版の『寓居雑記』で、まあたまにでも見てくださるなんてことがあれば、うれしいこと限りないです。)



あるもんなんでも乗っけ飯、インスタント味噌汁(麩とわかめ)。
冷凍麦飯に、茹でたまご、メンマ、さば缶カレーそぼろ、茎わかめの佃煮、なすと万願寺唐辛子のアチャール、なすのからし漬け。

今日は祇園祭の前祭、山鉾巡行があるけれども、あれは KBS京都 の配信を涼しい室内で見るに限る(見てないけど)。

ニガウリ1号を収穫。


全長24㎝。



ゴーヤーチャンプルー、きゅうりとわかめの酢の物、さつま揚げとさやいんげんの炊いたの、なすのからし漬け、白飯、なすの味噌汁。
チャンプルーは、にがうり、豆腐、ツナ、たまご入り、花かつおトッピング。なんだかんだでなす10本を3日で使い切った(食べきってはいない)。

おやつ


グリコ とろ~りクリーム on カフェゼリー。
アイスコーヒーは好きではなくてまず飲むことはないけれども、コーヒーゼリーはなぜか好きだ。このゼリーはあっさりめ。

夜間の仕事の前に、昼の残りの白飯となすの味噌汁、茎わかめの佃煮で腹ごしらえ。仕事終了後、軽くビールを飲んで就寝。


18日(火)

アサガオの蕾が大きくなってきた


たのしみたのしみ。



ヨーグルトにいちごジャム、ライ麦パンのトーストにバター、コーヒー。

用事で出たついでに、近所に最近オープンした障害者就労支援事業所で弁当を買う。そこでつくっているものを売っているのかと思っていたが、大手の製品を仕入れて販売しているようだ。せっかくなので、今後もたまに利用しよう。



本家かまどやののり弁、少し冷やした水。
ポテサラが甘くて驚愕。

おやつ


ビスカウト(チョコレート)、コーヒー。
横浜みやげにいただいたビスカウト。いちど食べてみたかったのでうれしい。

晩は、冷ややっこをアテに、ビール。


19日(水)

アサガオ開花。



昨日つぼみを見たときは、赤紫の花が咲くのかと思ったほど赤みが強かったのだけど。不思議。



ライ麦パンのトーストにピーナッツバターといちごジャム。
ジャムは、自家製のものがあとひと瓶あるけど、先に消費期限が来そうなアヲハタ55を開封。



ありあわせチゲ、ベランダ産にがうりの酢の物、白飯。
チゲには、鱈のアラ、豆腐、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニ、冷凍しめじ入り。今日は比較的涼しいので(といっても昼には30℃になった)、冷房なしでアツアツを食べたら、食べ終わってスッと涼しく感じられた。暑気払いに熱いものを食べるというのは、このくらいの温度だと有効なのだな。普段(になってしまった)のあほみたいな暑さの中でやると、死を意識せざるを得ないけど。

夜、買いものに出て、わたしの少し先をゆっくり歩いている猫を見た……え、あれ猫か?なんかちょっと雰囲気違うな……あっ自販機の裏に入った、出てくるとこ見たろ……えっハクビシン?なんで前にいる人間に向かって平気で歩いてくるん?ほんで通り過ぎるん?こんな近くを?ほんでまた進行方向一緒なん?えっこういうときどうするのが正解なん?とぐるぐる考えながら、わたしはハクビシンと並んで歩いた。なんだこの状況。それにしても、こんなに近くにいるのに、わたしが怖くないんかな。大丈夫なんかな。しばらくしてハクビシンは曲がり角を曲がって水路沿いを行き、わたしは直進してスーパーに行った。なんだったんだろ。ケータイをケータイしていなかったので、ヤツの写真はない。

晩は、冷ややっことにがうりの酢の物をアテにビール。


20日(木)

今朝見た夢。東北のどこかに調査に行く。移動のため、両側が延々ガラクタ置き場の道を歩いて駅に向かう。駅の近くのベンチで寝ている猫の写真を撮ろうとするが、カメラを向けると猫の体の輪郭が曖昧になり、密度にムラのある何かに変化してしまう。写真はあきらめて駅へ。学校帰りの高校生たちに混じって歩く。代赭色の岩盤を堀り抜いてつくられた巨大な駅舎が見事で、外観を撮っておこうと一度引き返すが、どこまで歩いても駅舎から出られない。駅の名前は「敷地石」というそうだ。

今朝もアサガオはふたつ咲いた。


ひとつの花茎に蕾がふたつ。


双子の蕾がいくつもついている。なんかうれしい。



大穴の開いたライ麦パンのチーズトースト、紅茶。



ベランダ産にがうりのワタ入りチーズ炒りたまご、万願寺唐辛子とじゃこの炊いたの、さつま揚げとさやいんげんの炊いたの、えのきたけの佃煮、なすのからし漬け、白飯、具だくさん味噌汁。
にがうりのワタは種をはずして適当にちぎり、溶きたまごと合わせ、粉チーズと塩胡椒を加えて炒りたまごにした。味噌汁は、昨日のチゲの素の残りにえのきたけを加え、味噌で味つけした。

午後、図書館に本を返却に行く。カラッとして気持ちのいい日。昔の夏って、暑い日でもこんな感じだったと思う。命の危険とか感じたことなかったよねえ、なんて考えながら白川沿いを歩く。

カニクサがトクサに絡んでよい感じ。


カニクサの方は勝手に生えてるんと違うかと思うのだけど(川べりにいっぱい生えてるので)、いいと思うよこれ。

5冊返して3冊借り、そういえば今日は土用の入りなので、いつもの 祇園饅頭 の工場であんころ餅(粒あんの方)を買って、帰宅即餅。


甘味がしみる。

晩は、いわしの刺身をアテに、ビール。

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