2021-09-10

日々雑記 2021 Sep. #1

1日(水)

ワクチン接種後4日目の朝。8時間みっちり眠った。寝起きの体温は36.1℃。頭は痛いが倦怠感はなし。副反応終わったかな。

新しい葉を次々展開させているシノブちゃんの古い葉っぱを切ってやった。


新葉のあかるい緑がきれい。



うどん。
トッピングはとろろ昆布、かまぼこ、乾燥ねぎ。

食後にりんご。


斜に構えた姿が粋なニュージーランド産の「フジ」。日本の「ふじ」がかの地にもあるのだね。

午後3時、なんか熱っぽいので測ってみたら、37.4℃。あらら。頭も痛いので、おやつを食べて薬をのむことにした。おやつはずいぶんと久しぶりの〇ッチンプリン……


おまえ、こんな平べったかったっけ?

『高原英理恐怖譚集成』読みはじめる。巻頭を飾る「町の底」、
あとふたつ曲がったところと聞いている。顔が半分という。
(p. 7)
出だしのこの不穏さにがっちり掴まれてしまった。掴まれてしまったといえば、語り手もそうだ。子供たちの間に流布する都市伝説を追う語り手の取材につきあう格好で読み進めていくと、そのうち闇が語り手自身をも包摂し、思わぬ規模の悪の出現に読者は立ち会わされる。その底から這い上がる術はない。続く「呪い田」は、とんでもない速度で菌糸を伸ばす黴のように伝播していく呪いの連鎖、その謎の核心に迫るかというときに、語りの主体が姿を現し、読む者は足をすくわれる。やられた。今日はこの2篇だけにするけど、これは怖い。とてもよい。


2日(木)



あおさの三杯酢、茎わかめとたけのこの佃煮、白飯、インスタント味噌汁(わかめ)。
酢の物と佃煮は市販品。なにも考えていなかったので、わかめがかぶっている。

今日のミツバチ嬢。


花に潜っている写真も撮ったけど、花がだいたいベランダの外を向いていて嬢の尻しか写っていなかったので、葉っぱの縁を舐めている写真。アシナガバチもよく葉っぱの縁を舐めている。そこが甘いのか、水分補給のためなのかはよくわからない。


3日(金)



りんご(フジ)、全粒粉マフィンのたまごサンド、紅茶。

夜10時を過ぎたあたりで猛烈な眠気に襲われた。寝る。


4日(土)

午前8時過ぎ起床。2時ごろ、5時ごろに目が覚めたが、トータルで9時間以上眠っていた。頭スッキリ。



和栗デニッシュ、コーヒー。

また伸びてきたニラの花茎を収穫。


今日はだいぶ大きくなってきたものや、咲いたばかりの花も使う。



じゃこピー、じゃがいもとなすと玉ねぎの炊いたの、ミニトマトとあおさの三杯酢、白飯、花にらのおかか醤油、玉ねぎと麩とわかめの味噌汁。
花にらは細かく刻んでかつお削り節を混ぜ、醤油をかけて混ぜる。ほかほかごはんに乗っけて食べると最高。

バレンシアオレンジ。


皮を剥いて濡らしたキッチンペーパーに挟んでおいた種が発芽したので、土に植えたところ。

こちらは夏前に蒔いたレモン。


これまではことごとく冬越しに失敗したが、無事に育ってほしい。

おやつ


すごくすっぱいレモネード。
すごくすっぱい。飲むと震えがくる。ヘタするとむせる。さすが果汁42%。


5日(日)



栗蒸しぱん、コーヒー。



赤玉ねぎときゅうりのライタ、カレーライス。
カレーはナブラタンコルマ(レトルト)。茹でたまごを乗せ、乾燥コリアンダーリーフをふった。

おやつ


ラッシー。


6日(月)

朝は昨日の残りごはんとインスタント味噌汁(わかめ)でおじや。

午前の仕事を終え、昼からは空きなので某所へ赴いて少々気の重い用事を片づけた。そこから15分ほど歩いたところにある みやこ食堂 でお昼。


玉子焼き定食500円。
お出汁たっぷりふわふわあつあつのだし巻き。東寺の近所に住んでいた頃、たまに自転車で梅小路公園に行って本を読んだり昼寝したりしていたんだけど、そんなときここでよく食べたのだ。当時は400円で釣りがきたような記憶がある。

いいお天気だし、このまま帰るのがもったいなくて、京都御苑まで行ってみた。

ヤブミョウガ。


青黒い実がついているものもあった(スマホではちゃんと撮れてなかった)。

イヌビワ。


黒く熟した実を少しいただく。


食べごろのものは蜜があふれ出していて、手がべたべたになる。近くの水場で洗って食べた。イチジクの仲間なので、味や食感はイチジクとよく似ている。

ツルボ。


わーいツルボだーと近づいて激写していたら、ハチに厳戒態勢を取られてしまった。ずっと頭のうしろ辺りでブンブンいっていたので、敵意はありません、餌場を荒らすつもりもありません、写真だけちょっと撮らせてもらったら速やかに退散します、と念じ、振り返らずにそーっと離れた。

帰りに出町桝形商店街へ。


万国旗にスズメバチの巣。こういうセンス、よくはわからないけど好きだ。古本屋を覗いたのち、珍しく行列のできていない出町ふたばに遭遇したので、豆餅を買って帰宅。

おやつ


豆餅、ほうじ茶。


7日(火)



粥。
梅干しとわさび茶漬けの素で味つけ。



ごった味噌汁。
具は豆腐と市販の「豚汁の具」。このごろ野菜がお高いので重宝する。


8日(水)



そば粥。

食後にいちじく。


ちょっとぼんやりとした味だったので、残りは煮た方がよさそう。

夜、いちじくを煮る。せっかくだからとスーパーでおつとめ品になっていたものを買い足して、白ワインとラム酒、赤ワインとシナモンで2種類煮た。寝かせた方がうまいので、明日以降に食べる。

晩は、昨夜のごった味噌汁の残りでおじや。


9日(木)



ピーナッツバターとりんごなどのホットサンド、コーヒー。
5枚切り食パンの厚みを半分にしてピーナッツバターを塗り、りんごとカッテージチーズを乗せてはちみつをかけ、挟んで焼いた。カロリーが心配? そんなものは犬にでも食わせておけ。

重陽の節句だけど、なんの用意もなかったのでノコンギクでも摘んで帰ろうかと思ったが、寄り道していたら暗くなってしまった。せめて菊花文の器で冷酒をいただく。



蕎麦猪口なんだけどね。アテは白菜の切り漬け、焙り海苔とおかかの醤油和えにわさびを添えたもの。海苔おかかわさび添えは、青木正児「陶然亭」に登場した酒肴の簡易バージョン。いま『華国風味』が行方不明なので正確に引けないけど「焙って揉んだ海苔に花かつおを加え、醤油をかけて、摺ったわさびを比較的多量に添えたもの」という感じだった。わさびをちょいちょいと混ぜながら食べる。酒のアテには最高だと思う。冬、大根が出回るころには「錦木」もよい。大根おろしにへぎ梅、花かつお、海苔、ごまを混ぜ、醤油で味つけする。いまは大根がお高いので、ちょっと無理だけど。


10日(金)



茹でたまごときゅうりと赤玉ねぎのサンドウィッチ、紅茶。
味つけはいつものオリーブオイルと塩とレモン汁。

なすのからし漬けを作成。なす一袋(4本入ってた)を5㎜程度の厚さの半月切りにして


少量の塩(小さじ1程度)をふってきゅっきゅともむ


粉からし大さじ1.5を少量の水(大さじ1弱)で溶き、砂糖大さじ2、白味噌100ℊと混ぜた衣をつくり、なすの水気を絞って和える


消毒した瓶に詰めて冷蔵庫へ


翌日から食べられる。以前、母が送ってくれたのがおいしくてつくり方を聞いたもの。母は伯母からもらったのがおいしくてつくり方を聞いたのだといっていた。伯母オリジナルかどうかは知らない。

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