2019-10-31

日々雑記 2019 Oct. #3

21日(月)




くりあんぱん、ほうじ茶。

昼、吾妻ひでおさんの訃報に接する。子供のころ、叔母の蔵書の『オリンポスのポロン』を読んだのが出会いだったんじゃないかと思う。女の子をべらぼうに可愛く描く漫画家といえば、手塚治虫のほかには吾妻ひでおなのであった(※個人の感想です)。




インスタントラーメン(出前一丁)。
乾燥野菜、もやし、付属のごまラー油に追いラー油。

夜、あじましでお先生の本を発掘。


今夜の気分は『カオスノート』。安らかにお眠りください。


22日(火)

サボ子ジュニア、ちょっと目を離していた隙に4株発芽していた。


赤くなっているからここ2、3日のことだろう。育て!

学会で仙台に行く友人にリクエストして買ってきてもらった、九重本舗 玉澤の「霜ばしら」


いちばん上に置かれた一枚を掘り出し、今朝封切った煎茶を淹れていただく。さくりほろほろ、儚くほどける、初めて食べる類の繊細さ……ありがてえありがてえ。


そのあとは落雁粉を上蓋にあける。この詰め方を見ただけで、丁寧につくられていることが知れようというもの。慎重に取り出していただく。幸せ。

昼はウチにあるものだけでなんとかしようと冷蔵庫を覗いてみて、ヨーグルトとチーズがあるのを確認。ならばハチャプリをつくってみようとレシピを検索していたところ、某サイトのレシピに「おいしいチーズを使うとおいしくなります!」とあるのを見て無の顔になるなどしつつ、それはやり過ごして荻野恭子先生のレシピ( → キューピー3分クッキング「グルジアのチーズパン~ハチャプリ~のレシピ」 )を見つけた。強力粉もないし、カッテージチーズもグリュイエルチーズもなくてふつうのミックスチーズだけど、まあなんとかなるでしょ、と薄力粉にベーキングパウダーを混ぜ、ヨーグルトを投入して練る。


これを28℃で1時間……抱いて布団に入るしかないか。まあ間に合わせの材料でつくるパチもんなので放っといていいだろと思いつつも、湯を沸かしているガスコンロの近くに置くなどして、なるべくあったかく過ごさせる。1時間後、生地を丸めてのばし、さてチーズをと思ったら肝心のチーズがカビていた。仕方ないので買ってきた。包んでのばす。そして焼く。


ひっくり返す。


おーいえー。

カットして、あったかいうちにいただきます。


ハチャプリ、紅茶。
ふつうのチーズを使ってもおいしかった。しかしこれ、全部食べておいていうのもなんだが、たぶん3人分くらいあると思う。ほかにスープやサラダなんかがあれば、ひと切れでじゅうぶんなのではないか。

夜になっても一向に腹が減らないのは間違いなくハチャプリのせいだが、これ何キロカロリーあるんだろ。薄力粉150ℊ、プレーンヨーグルト100ℊ、シュレッドチーズ100ℊ、油はよくわからないけど大さじ半分くらいが生地に吸収されたとして、ざっと計算してみたら1,000キロカロリーを超えていた。そら腹も減らんわ。


23日(水)




オートミール粥。
干鱈、わかめ、ねぎ、生赤唐辛子入り。生赤唐辛子は日曜に買ったので、ちょっと傷んでるのもあった。なんとかしないといけない。

ということで、帰宅後すぐ仕事にかかる。


すぐ使えそうなぶんだけ冷蔵庫で保存、残りは干そうかと思ったが、乾燥ものはいつでも買えるので冷凍することにした。ひとつひとつラップに包み、ジップロックに入れて冷凍庫へ。




干鱈鍋。
干鱈、じゃがいも、伸びてきた赤玉ねぎの芽、白ねぎ、ズッキーニ、豆腐、ピーマン、生赤唐辛子。煮汁は野菜ブロスに醤油。


24日(木)

本日、玄関ドアまわりの工事があるので、朝はヨーグルトにはちみつをかけたものでテキトーにすまし、作業の邪魔になりそうなものを片づける。いま住んでいる住宅は、こちらが頼まなくても適宜アップデート&メインテナンスしてくれるので助かるが、「工事は9時‐12時の間、時間指定はできません」と通告されていた(もちろん都合が悪ければ日にちは変えられるけど、時間指定はできない)。たまたまうちにいる日だったのでよかった。そして職人さんが9時ジャストに来てくれたので、なんかちょっと得した気分。




スパゲッティ。
にんにく、生赤唐辛子、バジル。バジルは、日照の問題だろうと思うが花を咲かせていない株の葉。




鮭の味噌鍋。
甘塩銀鮭、白菜、玉ねぎ、白ねぎ、しめじ、えのき、青唐辛子、赤唐辛子。味噌仕立てだけど、塩鮭なので薄味に。シメはうどん。


25日(金)

サボ子ジュニア、新たに3株の発芽を確認。これで19株。


現在の様子(去年種の2株は別ポット)。




ヨーグルトに自家製りんごジャム、トースト、コーヒー。
これは4枚切り。トーストは薄切りに限るのだけれども、厚みを半分に切ってホットサンドにしようと買った4枚切り、何を挟んだものかまったく思いつかなかったのでそのまま焼いた。

小野不由美『月の影 影の海(上下)』(新潮文庫)読了。これまでに講談社X文庫ホワイトハート版、新潮文庫版が出たときと二度読んでいるのに、案外細部を忘れているものだ。ちなみにわたしの推しは冗祐。楽俊でも延王でもなく、冗祐。陽子に憑依した景麒の使令ですね。異界にひとり放り出されて他人に裏切られ続けた結果、自分がどれだけ浅ましい生き方をしてきたか誰も知らないと呟く陽子に「わたしは知っている」「あなたはずっと独りではなかった。わたしは全部知っています」と語りかける冗祐。景麒に「ないものとして振る舞え」と命じられていたため「あえて主命に背きました。お許しを」と詫び、再び沈黙。そして物語の終盤、陽子に礼をいわれたときの「仕事ですから」感。半端なくカッコいいじゃないですか。顔色悪くて目が赤くて首から下は半透明のゼリー状のクラゲみたいだけど。







26日(土)

朝は食欲なく、紅茶のみ。




スパゲッティ・ナポリタン。
魚肉ソーセージ、赤玉ねぎ、ピーマン、しめじ、にんにく、生唐辛子を炒めて砂糖をひとつまみ加えて炒めたのち、具を片側に寄せて空いた場所にケチャップをこれでもかと絞り入れ、かき混ぜながら強めの火でぐつぐつ沸かして煮詰め、具と合わせてから茹ですぎのスパゲッティを入れて炒める。麺はイタリア人が見たら泣いて止めるほど茹で、ケチャップ投入時はこれくらいでよかろうと思う量の倍入れる勢いでやり、しかるのちにしっかり火を入れ、べちゃっとならないようにするのがコツ。

食後、この間のハチャプリの小さいサイズのをおやつ用につくろうかと思ったがヨーグルトが切れていた。このあと宅配便を受け取る予定があるけど、14時-16時で時間指定してあるから大丈夫、と家を出て、帰宅したのが13時40分ごろ。郵便受けに「ご不在連絡票」が入っているのだが? お届け日欄に「10 月 26 日 14 時 00 分頃」とあるのだが? ウチの時計は止まっていないのだが? なに、ワシ過去に戻ってきてるの?って、そんなわけはあるまいよ、とドライバー氏に電話。ゆっくり、低めの声で「2時-4時で時間指定したのですが」と「おのれ何さらっしょんじゃ」を抑えている風を装う。まあ、こう見えて(見えない)それほど怒るほうではないし、実際怒るというよりは呆れているのだけれども、こういう場合は「怒ってます」が伝わったほうがいいかと思ったのだ。そしたら「あー、今から伺いまーす」ですと……「ごめんなさい」は?

まあいい。粉とヨーグルトを練って寝かす。寝かしている間にドライバー氏登場。扉を開けるや否や荷物を押し込んできてわたしに伝票を突きつけ「このお宛名でお間違いないですか」、目が悪いので怯みつつ確認し、「はい」というが早いか伝票を持ってそそくさと帰って行った。ハンコとかサインはいらんのか……というか、なにがどうしても謝れといわせる隙は与えないという意思が見えたな。べつにそんなこという気はなかったんだけどな。なんか追及を避ける気マンマンなのは不在連絡票のドライバー名にも出てるな


いま腹立ったわ。まあええけど。

そしておやつハチャプリは、味は決して悪くないけれども、次回の教訓にするしかないものができあがった。今回フィリングは自家製りんごジャムにしたのだけど、それだとチーズと違って包んでからのばすのが難しく、分厚い生地が団子のように。薄いのを2枚つくるか1枚を半分に折るかしてフィリングを挟むべきであった。

珍しく妹からメールがきた。すわ「新米送ります」かと色めき立ったが、本文は姪たちの近況であった。もう諦めて買おう、と米を買ったら、こういうレシートクーポンが出た。


遊ばれている気がする(誰に?)
ところで自分で書いておいてなんだが、「すわ」ってなに?と思って調べてみた。『明鏡国語辞典』には
すわ スハ
〘感〙
突然の出来事に驚いて発する語。さあ。あっ。「、一大事」
とある。「すわ!」……積極的に使っていきたい日本語「すわ!」




鮭の辛味噌鍋。
甘塩銀鮭、豆腐、白菜、ねぎ、しめじ、えのき、青唐辛子。おんなじようなものを毎日食べているが、あまり苦にはならないのだ。「煮汁は同じでも具材がちょっとずつ違う」とか、「具材が同じでも、煮汁の味つけがちょっとずつ違う」とか、まあそういう類のマイナーチェンジはある。シメはうどん。


27日(日)

朝は紅茶のみ。

にがうり30-32号を収穫。


これでおしまい。よく頑張りました。




大根の酢醤油漬け、ゴーヤーチャンプルー、白飯、麩などの味噌汁。
ラストにがうりズはチャンプルーに。豆腐とにがうりを強火で炒めているところに、めんどくさいので油を切らずにツナ缶を投入したら、見事に着火。たいへん香ばしいチャンプルーとなった。味噌汁には沖縄の車麩、にんじん、玉ねぎ、もやし、わかめを使用。

ごはんの残りはおむすびにして晩に食べる。


新米記念の塩むすび。晩に食べるといいながら、即ひとつ食べてしまった。あればあるだけ食う病。

米を食べすぎたので腹が減らず、おやつハチャプリチャレンジは来週の課題にして、ベランダにテーブルと椅子を出し、マキネッタをバーナーにかけ、エスプレッソを淹れてミルクコーヒーを飲み、本を読む。


狭いながらも楽しいベランダ。

ふとニガウリの葉を見ると、逆さカメムシくんの姿が透けている。


足先のチョキがかわいい。


28日(月)




トーストにバター、紅茶。
ホットサンドの具、今日もなにも思いつかなかった。




鱈のアラ鍋。
鱈のアラ、豆腐、白菜、ねぎ、えのきを昆布出汁に酒と塩少々で煮て、ぽん酢で。シメは醤油とごま油少々を足し、中華麺。


29日(火)




トーストにバター、紅茶。
今日もなにも思いつかない、というかなんとなくやる気が失せている。そのせいかどうかは知らぬが火加減を誤って焦がした。

晩は素うどんを腹に収めてから、メープルあまぐり(カルディで買ったやつ)をアテにアイリッシュ・ウィスキーを飲みつつ読書していて、そういえば去年母が拾ったオニグルミをわけてもらっていたなと思い出し、出してきてトンカチでかち割ってアテにした。


美味。しかしこれはほじくり出さないと食べられないので、これをアテに飲むと本は読めない。


30日(水)




フレンチトーストにはちみつ、コーヒー。
分厚い食パンがあって、ホットサンドの具を考える気力がなく、日曜の牛乳がまだ残っているとなれば、まあこういう成り行きになるというもので。何度も書いているが我が家のフランス人直伝フレンチトーストは、「古いカチカチのバゲットにまず牛乳(フランス人はこれに砂糖を混ぜたが、わたしは砂糖なしでやる)を含ませ、しかるのちに溶きたまごを絡めて焼く」ので、ひと晩卵液に浸さなくとも「外カリで中フワトロ」なのだ。ただ、日本のふかふか食パンでやるとどうにもベチャッとしてしまうので、やはりこれは古バゲットでやるのが望ましい。

夜、近所のスーパーで買ったものをエコバッグに入れていたら、店員さんがすぐ近くでG用殺虫剤をシューシューしはじめ、わりとしつこく噴射していたので、なんとなく気分が落ちた。刺身とか買ったからね。気分の問題だとは思うけど、ちょっとね。


31日(木)




鍋焼き月見うどん。

首里城の火災の報に呆然とする。なんということだ。今年のはじめ、30年にわたる復元工事が完了したばかりではなかったか。沖縄には一度だけ、まだモノレールのない頃、買ったばかりのベッサRをお供に行ったのだった。もちろん首里城へも。モノレールにも乗ってみたいし、めでたく完成した首里城も見てみたいし、ということで、近いうちにまた行きたいと思っていたのだが、そんなわたしの事情より、沖縄の人たちがどれほど悲しんでおられることかと思うと胸がふさがる。


首里城の写真は探してみたけど見つからなかった(フィルムとプリントは残っているけれども、デジタルデータが見つからなかった)ので、那覇の路地の写真など載せてみる。いまはお見舞い申し上げますというしかない。なにかできることはしたいと思う。

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