2018-10-10

日々雑記 2018 Oct. #1

1日(月)




たまごむしパン、コーヒー。
買ってきて袋のまま放置していたため消費期限が過ぎているが、気にしない。なんとなくパッケージ裏の商品情報を見て、「名称 和生菓子」と書いてあるのにちょっと驚いた。蒸しパンは和菓子だったのか。これはわたしにとっては意外だったけど、よく考えたら境目のわからないものは案外ある。生クリームをはさんだどら焼きとか。カスタードをつめたまんじゅうとか。


2日(火)




冷凍&乾燥うどん。
冷凍うどん、冷凍ほうれんそう、冷凍ノビル、一昨日買ってきた乾燥わかめと乾燥にんじんを使用。包丁を使うのが困難なので、これはかなりありがたい。

先週より30分早くうちを出る。近所のパチンコ屋は開店前で、すでに長蛇の列ができている。開店と同時に入らないといけない理由がなにかあるのだろうな。玉の出がいいとか。しらんけど。病院に着いたら先週以上の混みよう。まわりの人の話が漏れ聞こえてきたが、昨日臨時休業だったらしい。受付で「14番目ですが」といわれる。30分早く来てもこんなものであった。
レントゲンを撮って待合室に戻り、松谷健二『ヴァンダル興亡史』(中公文庫)を読んでいると、来院したひとりの老人が「土曜日に保険証を預けたままなので取りに来た」といい、待合室に緊張が走った。「月が変わる前やったから、返してくれんかったんやなと思って家帰ったんや」その場にいる全員の「そんなわけあるかい」という内心の声が聞こえたのは気のせいだが、みんなそう思っていた筈だ。受付の人が、土曜日にいた者は領収証といっしょに返したといってます、というと、「領収書はぜんぶまとめてファイルしてるし、そこは見た」とおっしゃる。みんなの「いや絶対そこにあるって」が聞こえたことはいうまでもなかろう。気のせいだが。
今日もおじいちゃん先生は快調であった。場所を確認するだけだからだと思うが、レントゲン撮影のあと固定しなおしてあった右腕を見て、「こっちでいいか」とわたしの左手を取り「ここやな?」とおっしゃり、なぜかそのままわたしの左手を握ったままマウスを操作してレントゲン写真を熱心に見ておられる。ハハハなんだこの状況は。先生画面から目を離さず「えーと、ズームどれー?」とおっしゃるが、助手の方はさっきなにかの用事で出ていかれ、周りには誰もいない。仕方ないのでわたしが「えーっと、さっきのそれじゃないですかね」「これ?」「それです」
「この辺にね」と橈骨頭のあたりを指しながら「ヒビが入っとるんやね」うーん、ヒビ入ったか。戻ってこられた助手の方が「先生、せっかくですから」と、右腕の包帯をほどいてギプスシーネをはずしてくれた。なにがせっかくなのかよくわからないけれども、「どっちにひねっても痛いです」と訴えておいた。先生による「もう1週間我慢して」で診察はお開きとなる。




カキフライ弁当(ライス大盛り)。
久々のごはんが美味しい。自分であれこれできるようになったら、まず土鍋でごはんを炊こうと心に決める。

夕空


ちょっと珍しい色だった。


3日(水)




デュラム小麦のデニッシュパン、コーヒー。
昨日買っておいたパンなので、パリッとさせようと魚焼きグリルに入れてみたけど、高さがあるパンは炎がスレスレのところにくるのでうまくいかないことがわかった。やる前に気づかなかったことに我ながら驚いた。


4日(木)




あんぱん、コーヒー。
あんぱんのパッケージの左上の絵、ああ、地球か、下には「AN PAN」表記、そうか「世界に羽ばたけあんぱん」の願いが込められているのであろうな、とか思っていたがよく見たらあんぱんだった。

ワールドワイドを夢見ないあんぱんを食べ、いつもと同じつもりでのんびりしていたが、今日は早くにうちを出ないといけないのであった。あわててカバンをひっつかんで出て、階段を3階まで降りたところで傘を持っていないことに気づいたが、まあいい、このまま行ってしまえと決めて1階まで降りて、そこではじめてメガネをかけていないことに気がついた。メガネがないと仕事にならないので、取りに戻る。

電車は1本遅らせる羽目になったが、出先の最寄り駅からのバスには間に合った、と思ったら5月のダイヤ改正とともに、その時間のバスはなくなっていた。タクシーを呼び、待つ間、フェンスで咲いているマメアサガオの写真など撮りつつ、これは仕事でもなにかしらやらかすのではなかろうか、と思う。


仕事はノーミスでいけた(たぶん)が、腕を吊っている姿に驚かれ、過保護に扱われてしまった。たまには甘えておこうかと、やればできることもやってもらったりしたが、「コーヒーかき混ぜましょうか?」はさすがに辞退した。

午後2時過ぎ帰宅、遅い昼めしは


おすし。
体が米を求めている。

夜、昆布と干し椎茸のスープをつくる。


さっと洗った昆布と干ししいたけを土鍋に入れて水を注ぎ、じゅうぶん戻ったら塩をほんの少々加え、ごく弱火で温めてうまみを抽出。決して煮立てないで、1時間ほどかけて出汁をひき、できあがったら昆布としいたけは取り出しておく。これは明日の朝の分で、今晩は


海老だし塩ラーメン。


5日(金)




梅干し入り昆布と干ししいたけのスープ。
ちょっとびっくりするほどうまい。この本の「しいたけのスープ」を参考にした。


『辰巳芳子 スープの手ほどき 和の部』(文春新書)。本家の方法は、材料を蓋つきの容器に入れて蒸し器で蒸すというもので、そうすれば当然さらに美味かろうが、わたしの雑なやり方でも美味かった。梅干しを後入れにしたのは、味が出過ぎるかと思ったからだけど、最初から入れておいてもよかったかもしれない。

続きまして、炭水化物の部。



トースト、コーヒー。

松谷健二『ヴァンダル興亡史』(中公文庫BIBLI0)読み終わった。前作『東ゴート興亡史』とは時代的に近い(どちらもユスティニアヌス帝の東ローマに滅ぼされる)が、『カルタゴ興亡史』に始まるこの三部作、大国ローマの周辺国を扱ったものとして非常に興味深く読んだ。東ゴートとヴァンダルは、まあカルタゴとは時代も制度も違うし、ゴート族もヴァンダル族も同じゲルマンの部族ということもあってか、国としての行路が似通っているような気がした。ゲルマンの王は有能な者が選ばれてなるのだけど、ゴートのテオデリック、ヴァンダルのゲイゼリックと、なまじ傑出した王が出たばかりに「王家」ができちゃってグダグダになってローマにやられるというね。











豆もやしと冷凍ノビル入りインスタント醤油ラーメン。


6日(土)




くずし豆腐スープ。
昨日のしいたけスープの残りに豆もやしの茹で汁を足し、もどした干鱈、つかみつぶした豆腐、豆もやしを入れて煮て味噌で味つけ、仕上げにわかめを入れた。ごま油をたらしたいところだけど、土鍋は重くて洗うのが面倒なので躊躇してしまう。

白菜がそろそろ怪しげなので食べてしまわねば。


右手で押さえられないので押し切るしかなかったけど、がんばりました。てことで、昼。


炒め白菜ラーメン。
朝昼とがんばったので、晩はがんばらないことにする。場合によっては明日もがんばらない。

おやつ


栗のぷりん。
カルディで売っていた。とろりと美味であった。


7日(日)




インスタント春雨スープ(キムチチゲ味)。




ゆず塩ラーメン。
野菜不足解消にこれを足した。


ちょっと入れ過ぎたかも。

今日もがんばっていない。これまでの人生で、短期間にこれほど多くのカップ麺を食べたことはない昨今、お湯を沸かすのに頭上の収納場所から鉄瓶を下ろすのはちょっと怖いので、鉄瓶をもらう前に使用していたぺかぺかのインドやかんを使っているが、軽くて早く湯が沸くので重宝している。


取っ手の黒い樹脂は断熱効果があまり期待できないので鍋つかみが必要だけど。蓋が微妙に歪んでいてどうかすると本体の中に落下したりするけど。そういったところも含めてカワイイやつなのである。

おやつ


珈琲どらやき、コーヒー。
以前も書いた気がするが、こういう飲み物味のお菓子にどんな飲み物を合わせたものかいまひとつわからない。いっそ同じものを合わせてみたらと思い、このような陣を敷いたところ、まったくメリハリがきかずなんのことやらわからなくなった。


8日(月)




トースト、コーヒー。




落としたまごとバジルのうどん。
バジルを葉物野菜として使用。そろそろ片づけを考えないと。

最初にむかごがついているのを発見した株は台風でだめになってしまったけど、無事だったものたちのむかごが育ってきている。


食べ甲斐があるほどの量はないので、来年の種にするか。

シソに花が咲いた。


ウチに10年以上いるシノブちゃん(上)と、去年の5月に来たタマちゃん(下)はたいそう元気。


大きくなったなあ。

おやつ


珈琲フィナンシェ、豆乳。
昨日「コーヒー味のお菓子にコーヒーを合わせて失敗」と呟いたら、様々なご提案をいただき、中に「冷たい牛乳」というものがあり、それだ!と思った。牛乳はないので、夏に箱買いした豆乳で。正解。

夕空


凄かった。

晩はいちょう切りチャレンジ。


甘塩紅鮭の味噌煮込み鍋。
大根とにんじんをいちょう切りにしたけど、右手は添えるだけでもばらけないので、白菜を切るより楽だった。ビールちょっと飲んじゃえ。


9日(火)

「夢にいつも出てくる町で起こったことを、目が覚めてから記録しておいたものを連作短編としてまとめており、今朝は白髪をおだんごにまとめて着物に前掛け姿の英国女王(顔は北林谷栄)が短冊に毛筆でさらさらとなにか書きつけているのを眺めている夢を見たので、メモしておかないといけないと思った」という夢を見た。なんなんだ。




ミネストローネ(レトルト)、フォカッチャ。

午前中に病院に行くつもりだったけど、うっかりしていて財布に小銭しかなかったので、夜にする。Suica では支払いできまい。




味噌煮込みうどん。
昨日の鍋の残り、たまご、冷凍ほうれんそうを使用。

午後は用事で外出、帰りにカップ麺などを買う。

午後の診療時間が始まって10分過ぎたくらいの時間に行ってみると、またもや大混雑。午前休診だったらしい。待合室のおばちゃんによると、今日は新患が多いので長くかかりそうなのだとか。持参の文庫本を読んで待つ。
レントゲンを撮るまで2時間。今日はいつものおじいちゃん先生ではなく、おじさん先生。「これ橈骨頸部骨折ですね」 骨折に昇格(?)した。「2週間前の怪我ですね……このまま固定してて変に固まってしまうと困るので、シーネはずしましょう。三角巾の中で、痛くない程度にひねって運動させてください」ということで、固定から解放されたが「痛かったら当ててください」とシーネはお持ち帰りに。「炎症止めと痛み止め出しときますね」ここへきてはじめてお薬が出るとな。

病院を出たのは午後9時になろうとしている時間。当然ながら薬局は閉まっているので、薬は明日の朝買えたら買おう。


10日(水)




クラムチャウダー(インスタント)、フォカッチャ。

昼前に薬局に出かけ、処方してもらったロキソニンテープ、痛み止め、痛み&炎症止め、胃の荒れ止めを買った。以前は午後8時まで開いていたところだけど、営業時間が変わって午後5時までになっていた。午後診がはやく終わっても間に合わない。道をはさんだ向かいのスーパーに寄って食料を買い、さて帰ろうと思うと雨が降っていた。缶紅茶を買って休憩スペースで雨宿り。


本はジャック・ル・ゴフ『子どもたちに語るヨーロッパ史』(前田耕作 監訳 川崎万里 訳 ちくま学芸文庫)。




天ぷらそば。

午後はまじめに仕事。怪我による遅れを取り戻さねばと、がんばればがんばるほど逃げたくなる。キャンプ行きたい。日帰りでいい。沸かしたコーヒー飲みながら本読みたい。弁当持ってピクニックでもいい。水筒で持っていったお茶飲みながら本が読みたい。要するに外で本が読みたいだけではないのかこれは。というか外に出たいだけだな。よし、ベランダで七輪バーベキューだ。なんかちがうけど、これ週末にでもやろうか。しかしバーベキューやるならビール要るだろ。1週間薬のまないといけないんじゃないのか。よし、次の週末だな。腕もなんとかなってるだろうし、それに向けてお仕事がんばれ、自分。とりあえず晩めしはカップきつねうどんだ。ほんといいかげん飽きたけど。

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