2018-10-20

日々雑記 2018 Oct. #2

11日(木)




ウチで食べられなかったので、駅前のコンビニで買ったおにぎりふたつを電車内で。梅のを食べてしまってから、2018年のおにぎりアクションが始まっていたことを思いだして撮影、投稿。




シャケ弁当。
仕事帰り、ひと駅前で下車してほか弁を買った。つくってくれたのが新人さんらしく、指導を受けながらつくる姿がほほえましい。しかし「シャケは電子レンジで」「海苔はこれ素手でいっちゃっていいんですか」などがこちらに筒抜けで、まあわかっちゃいるけれども、ちょっと……

用事で出たついでに、ロシア食品・雑貨の店(店内イートインもある)を覗いたら、松ぼっくりのジャムがあって非常に興味をそそられたのだけど、ビビりなのでお茶とお菓子だけ買って帰る。なににビビったかというと主に値段にビビったわけで、奮発しても700円のマーマレードを買うのが精いっぱいのわたし、未知の味に1,800円はやはり怖い。


赤子チョコかわいい。




七輪焼きししゃも。
薬をのむので飲み物は炭酸水だけど、じゅうぶん幸せ。


12日(金)




冷凍ノビルうどん。
秋のノビルがいい感じに育ってきているので採りに行きたいけど、もう少し右腕が自由になってからだな。ニラの花は残っているだろうか。


13日(土)

朝はですね


焼きましたよ。


炭焼きトースト、コーヒー。食べているあいだにおやつを準備。


炭焼き芋。洗った芋を濡れたまま新聞紙で包んで、さらにそれを水で濡らし、アルミホイルで包んで、ときどき転がしながら焼けばできあがるのだ。途中、小腹がすいたのでフォカッチャを焼いて食べる。


1時間くらいでよさそうだったが、念のためもう30分焼いた。


うひょー。




野菜カレー(レトルト)、クスクス。
やってみて、クスクスに合わせるならカレーはもう少しシャバっとした方がいいと思った。日本の甘い米に合わせるための味つけだからか、市販のカレーはそうとう甘みが強いことが、こういう食べ方をするとわかる。それはそうと、クスクスはこの倍量つくってあって、あとでカット野菜なんかを合わせてタブレにしようと思っていたのに、久々のカレーに気分が高揚したか、もう一袋を湯に投入してしまい、結局ぜんぶ食べてしまったのであった。

午後は仕事。2週間以上放置するしかなかった仕事をはやいとこ片づけてしまわないと。まあ終わらなかったわけだが。

仕事中に、某呟き処で進行していた、リレー形式で本の引用による物語をつくる企画のバトンが回ってきていた。前の人の引用を見た瞬間に頭に浮かんだ本の一節を引用したのだけれど、実はちゃんと引用できていない。無理。


まあ黙ってやっちゃったけど。あらためて朗読できない詩について考えるなどする。




七輪バーベキュー。
このほかピーマン、薄揚げを焼き、白湯を飲んでイイキブン。服薬はあと3日。ビールが恋しい。


14日(日)




ほうじ茶ラテ蒸しケーキ、紅茶。
茶、牛乳、茶である。

だいたいがぼんやりしている人間で、目につくところに出しておかないと薬をのみ忘れがちなのだが、今朝は1日分まとめて机の上に置いておいたのにのみ忘れたので、目に入っているとかいないとかの問題ではないのかもしれない。

出かけまして、昼。


天満橋の婺州府さんにて、かに玉定食770円也。
壁に貼ってある写真を見ては、次はあれにしようなどと思うのだけど、なぜか毎回かに玉定食をたのんでしまう。とても美味しい。


とはいえ、いつか西安うどんは食べてみたい(いつかっていつだよ)。

店を出て、ぽくぽく歩いて中之島の国立国際美術館へ。「プーシキン美術館展―旅するフランス風景画」を見に来たのである。


エントランスでは草上の昼食をともにできる。しないけど。
展示の前半ではロベールの「ついに開いた牢獄から(春の祭日)」は、これ風俗画じゃなくて風景画なの?という感想をもつなど。コローの「嵐、パ=ド=カレ」、クールベの「水車小屋」(ポスカ売り切れ)がよかった。「第3章 大都市パリの風景画」あたりから面白くなってきたんだけど、ロワール「パリ環状鉄道の煙」、コルテス「夜のパリ」は、なんとなく映画的な光の扱いがよかった。いや、映画が絵画を目指してるのかな(ある種の映画がある種の絵画を、とか、まあそうでなくとも個々にいうべきだろうけど、ここでやると長くなってめんどくさいからいわない)。ルノワールは意外とテクスチュアにこだわってる(また大雑把なことを)。
「第6章 海を渡って / 想像の世界」の初っ端、ゴーガンの「マタモエ、孔雀のいる風景」を見ていると、後ろから
女子1「わーゴーガンやゴーガンや」
女子2「またタヒチ描いてる」
女子1「ほんまタヒチ好きやな」
女子2「タヒチおじさん」
女子1「タヒチおじさん」
という会話が聞こえてきて、笑いをこらえるのに必死で絵を見るどころではなくなった。「またタヒチ描いてる」で吹き出さなかった自分を褒めてやりたい。最後の「タヒチおじさん」リフレインにもよく耐えた。
そして最後はルソーの「馬を襲うジャガー」。ジャガーが馬の首に噛みつき、馬は逃れようと暴れている凄惨な場面、のはずなのだが、なぜかのどかだ。のどかな割に、不穏だ。それもこれも、馬がつぶらな瞳でこちらを見ているからだ。


こっち見んな。(出口付近の撮影可コーナー)
馬がジャガーに噛みついているようにも見えるのが、また不穏。諸星大二郎『暗黒神話』の、タケシに聖痕を与える馬頭観音像を思い起こすなど。関係ないけど。
ミュージアムショップでポストカードを数葉買い、常設展へ。時間が足りなくて流し見になってしまったが、サイ・トゥオンブリーの作品が見られてよかった。

もうすぐ日が暮れる。


橋から見た日没。


帰りに阪急百貨店の英国フェアに寄り、揚げたてのフィッシュ・アンド・チップスを買う。薬をのむのでビールは買うまいと思ったが、いちおう(なぜだ)覗いてみたら売り切れていた。広場の階段に座ってパックを開き、酢をたっぷりかけていただきます。


うまー。

大坂に行くと必ず行く飲み屋にも寄らず、午後9時前に帰宅。薬をのんで寝る。


15日(月)




塩ぱん、りんご、バナナ、紅茶。
前回学習したので、高さのあるパンは網で焼いた。


16日(火)




バジルのたまごとじうどん。

来週もう一回レントゲン撮ります、といわれていたので、病院へ。今回はほどほどに空いている。おばあちゃんたちの恐るべき情報交換(なぜそんなことを知っているのだ&なぜそれを他人にいうのだ)に耳をふさぐように文庫本に没入。名を呼ばれ「次ですから」と診察室横の椅子で待たされた。レントゲン撮らないの?と思っていたら、診察室でおじいちゃん先生、熱心に画像を見ておられるが、今日はじめて見る女医さん(おばあちゃん情報によるとおじいちゃん先生の娘さん)に「これ先週の写真ですよ」と指摘され、「ほなら撮ってきて」という話になったので、「肘の方が痛かったので気がつかなかったんですけど、シーネはずしたら実は手首も痛いことがわかりました」と訴えたところ、「えっ今気づいたの?」と診察室が和やかな笑いに包まれてしまった。移動して、技師さんに機械を頭にぶつけられたりしながらも、右肘と両手首のレントゲンを撮ってもらう。手首の方は骨に異状なく、捻挫ということでロキソニンテープを処方してもらった。肘の方は今日からリハビリ。今日のおじいちゃん先生は、肘の模型を取り出して橈骨の動きを説明してくれ、「小さい子供は手首持って引っ張ったら、ここが簡単にはずれて大泣きする。あんたお子さんは?」「いません」「10歳までの子供は手首持ったらあかん、ここ(わたしの二の腕の肘の少し上)を持って引っ張る」うん、わたしに子供がいようがいまいがお構いなしですね。「外れたらここをこうしてグッと押す」「なるほど」 おじいちゃん先生は今日も絶好調であった。
肘と手首にマイクロ波をあててもらって、お会計したら予想外の出費(手首の分)で財布に小銭しかなくなってしまったので、お昼はホカ弁をあきらめて


特売のシーフードヌードル138円也。
ものたりないので、このあとバナナを3本貪り食った。

現金が心許ないので、クレジットカードが使用できる薬局でロキソニンテープを出してもらった。前回の処方を見た薬剤師さんに「まだ痛むんですか」といわれ、説明するのがめんどくさいので「はい」と答えた。


17日(水)




トースト、バナナ、紅茶。


18日(木)




オートミール粥。
乾燥フライドオニオンと乾燥にんじん入り。

袖口から見えるのが嫌で手首のロキソニンテープをはがしておいたのだけど、その跡が赤く腫れているのに出先で気づく。かぶれてますがな。




醤油ラーメン(インスタント)。
煮あがりに乾燥野菜を入れ、ごま入り薬味をトッピング。そろそろ簡単な料理を始めようかと思いつつも。


19日(金)




蒸しぱん2種、紅茶。
2種出してあるが、少し寝坊したため、かぼちゃを食べたところで時間切れとなり、りんごとレーズンは食べずに家を出た。そういえばこの前、蒸しぱんが「和生菓子」であることに衝撃を受けたのだけど、これらは「菓子」という分類であった。メーカーによるのだろうか。

帰り道にて


八重の芙蓉。


コスモスにヒメヒラタアブさん(たぶん)(なにヒメヒラタアブかはわからん)。なんでしょうかこのかわいさは。

夜、朝の残りの蒸しぱんを食べ、オリン・グレイ&シルヴィア・モレーノ=ガルシア編『FUNGI 菌類小説選集 第Ⅰコロニー』(野村芳夫 訳 Pヴァイン)を読み始める。


20日(土)




トースト、チョコレートスプレッド、紅茶。
そろそろ簡単な料理を、と思ってフライパンを出し、カゴメサルサとたまごを焼こうとしたところ、瓶の蓋を開けることができず断念。「簡単」の意味が違うことになぜ気づかないのか、我ながら驚いた。ていうか腕が痛い。馬鹿か。

外で食べる昼飯のことは書いてないけど、パンを買ってくるか、店で食べるときは食器を持ち上げる必要のないカレーか麺類にしている。三角巾がとれた今、茶碗や丼をテーブルにおいたまま食べるのはちょっと気が引ける。てことで、昼は丼ものにしよう。ウチでは気兼ねなく食べられる。

まずは自然解凍した冷凍ごはんを蒸す。


そういえばいいザルがあったのだった。強火で蒸したらこれ電子レンジより早くあったまるのではないか。


ツナ丼、しじみの味噌汁(インスタント)。
缶詰は瓶よりはラクに開けられた。ツナに刻んだ玉ねぎと岩下の新生姜を混ぜ、しょうゆちょびっとで味つけしたのを蒸したごはんにのっけて、ちぎったベランダ産バジル、刻み海苔をのせて完成。インスタント味噌汁にはごはんを蒸した鍋の湯を使用。完璧ではないか。

おやつ


ロシアのチョコレート、コーヒー。

菌類小説半分ほど。小説に関しては、菌類とホラー、SF、ファンタジーは相性がいいらしく、きのこ好きとはいえ、わたしが自分からはあまり手を伸ばさないタイプの小説が多くて面白い。「人菌不倫によって生まれた」海賊が存在する世界のクロニクル(ラヴィ・ティドハー「白い手」)など、もっと長くてもいいんじゃないのと思うなど。

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