2015-07-20

日々雑記 2015 Jul. #2

11日(土)

炸花枝丸食べたい。よく行ってた台湾料理屋さんが閉店してしまってから、うまい炸花枝丸食べてない。ああ炸花枝丸。なんて読むのか知らんけど。

↑ などと某呟き処で呟いたら、読み方を教えてくださる方が現われた! ありがたいことだ。「ヂャーホヮジーワン」というのだそうな。忘れないように、何度か口の中で呟いた。「ヂャーホヮジーワン、ヂャーホヮジーワン……」 いつか颯爽とこういって注文したいものだ。もう好きだったお店はないけど、いつか台湾のどこかで。


12日(日)

【我が家におけるロシア年2015】
 今日は仕事帰りにスズキのあら、というか、切り身にできない端っことかカマの部分を買ってきたので、ロシアの魚スープ「ウハー」をつくっている。我が家におけるロシア年だからな。



ヒラメのあらも使おうかと思って買ったのだけど、こちらのほうにはパックの底に、皮がいっぱい入ってたので、これはやっぱり煮こごりでしょ、と酒・醤油・みりんで煮込む。


熱々ごはんに乗っけて食べるのが楽しみ。


13日(月)

暑い。熱風が吹いているのですが。なんなんですかこれは。あまりの暑さに、昼は今年初めての冷やしそうめんですよ。


ヒラメの煮こごりは、こいつに乗せたら最高だろうに、昨夜冷蔵庫に入れ忘れてて、こごってなかったですよ。

そして夜は熱々のウハーを食べて、ぬるめの風呂に直行ですよ。我が家におけるロシア年2015ですよ。誰も覚えてないだろうけど。


ウハーなのに、ディルを入れ忘れてますよ。まあ細かいことは気にしますまいよ。しかしスズキのウハー、うめえ。


14日(火)

のっけ弁のとき、ためしにステンレスのキムチ保存容器(700cc)を使ってみたら、さすが汁漏れ一切なし。(飯とおかずを分ける弁当のときは、いままでどおり、長年愛用のアルミのドカ弁使ってます)
本日の弁当: 麦飯、焼き鮭、薄揚げの甘煮、きのこクミン炒め、キャベツの塩昆布和え、野菜味噌漬け(きゅうり、大根、みょうが)、じゃがいもと玉ねぎのスープ。


野菜の味噌漬け、重宝してる。ジップロックに味噌と味醂、もしくは酒粕を入れて、袋の上からもんで混ぜ、お好みの野菜を漬け込むだけ。生で食べられる野菜はそのまま、ごぼうやれんこんなどは茹でて漬ける。野菜の水気が出てゆるんだ味噌は、味噌炒めのタレにしたり、味噌汁に使うといい。

東京土産だといって「富山湾の宝石 しろえびの 優雅な味わい」と書かれたものをくださる方が友人で、いろいろ楽しい。


友人 「これ、お土産」
わたし 「ああ、ありがとう」
友人 「東京の」
わたし 「えっ」
友人 「時間なくてペリーカレー買えへんかって」
わたし 「ちょっと待って」
友人 「なに」
わたし 「富山湾の宝石は東京土産にしては荒唐無稽すぎるんで不問に付すけど、ペリーカレーてなに」
友人 「浦賀に行ってん」
わたし 「ああ……いや、えっ!?」
友人 「なんもないで、浦賀」
わたし 「いや、浦賀は東京ちゃうやろ」
友人 「まあええやん」
わたし 「なにが!ていうかペリーカレーが気になりすぎるわ!」

土産をもらった帰り道、とある食料雑貨店で買い物をした。会計時、レジのお嬢さんから「レモンお好きなんですか?」と尋ねられて、あらためてカゴに入れた商品を見たらこういう状態で。


そら尋ねられるわな。笑顔がとても素敵なお嬢さんに、こちらも負けじと自分史上最高レベルの爽やかな笑顔を浮かべながら(酷暑のなか、そこだけには5月の風が吹いていたはずだ)も、「ハイ、好きなんで、ほっといたらこういうことになります」と、間抜けなお答えを申し上げてしまった……


16日(木)

午後から本格的な雨。台風が近づいている。風雨のなかの宵山、すれちがった中学生女子らしき集団のうちのひとりは、ゆかたの着付けが着くずすとかそういうレベルではなく、寝起きの旅館の寝巻きみたいだったんだけど(前からスパッツみたいなの見えてた)……風で乱れたわけではあるまいが……
帰宅して、小さい鉢植えたちは下に下ろしてかためて、風で飛んだり倒れたりしないように互助会結成。アボ子(1さい)はどうするかな。横倒しにしといたほうがいいのかな。いや、部屋に取り込んどけばいいか。


17日(金)

今日は滋賀県で仕事。台風の影響でダイヤが乱れているのは覚悟して、通常より30分早く家を出た。最寄の駅は普通しか停まらず、本数は30分に1本、まあ前の電車が多少遅れていても、それに乗れればOKだし。そう思った。甘かった。悪天候に加えて米原駅の信号トラブルのため、遅れどころか運転取りやめ、行き先変更など、もうダイヤが乱れるわ乱れるわ、跡形もなくなるレベルであらゆる処置がなされており、わたしが駅に着いた時点で、目的地に行ける電車が来るのは、1時間20分後であった。しかもそれは本来ならば、その時刻の1時間前に発車する電車だったりして。仕方ないので、ともかく目的地のひと駅手前まで行く電車に乗車して、そこから先は着いてから考えることにした。しかしなんにでも乗ってみるものである。途中の駅で、目的地へ行ける先発の電車に乗り換えることができ、おかげさまで遅刻は免れたのだった。いつもの時間に現場に着いたら、「よう来れましたね」といわれ。「帰れますかね」ともいわれ。「どーっすかねー」と笑う。笑うしかない。
昼過ぎに仕事を終え、駅に着くと、電車が来るのは30分後の予定で、それも遅れる可能性があるとの駅員さんの説明。それなら駅から徒歩5分のスーパーで買い物しようか。てことで、琵琶湖産の魚の惣菜などを買い、ころあいを見て駅へ向かう。


こういうの買いました。

帰り、まだまだ風雨の強いなか、駅のホームで大幅に遅れている電車を待っていたのだけど、風がきつかったので本を読むことはあきらめて、少し離れたところに立っておられる和服姿のおばさまの、スプレーでかためた庇状の前髪がどのくらいの強風まで耐えられるのかを観察していた。ちなみに観察している間、それは微動だにしなかったことをご報告申し上げます。そしてやっとこさ到着した電車には人間がぎっしりでしたよ……

ウチに帰ってアボ子を外に出し、互助会を解散させ、昼飯にはコンビニおにぎり(たらこ、昆布、梅)食べて、午後はダラける。

晩酌: なすの青唐味噌炒め、鮎のてんぷら(びわこ産)、キリンラガー。


うめえ。


18日(土)

昨日は昼からものすごい雨で、明け方まですごかった。こうなると「鴨川にオオサンショウウオが何匹流れてくるか予想」をはじめてしまうわけだが、最近流れてくる率が高いような気がする。昔はそんなに流れてこなかったように思うのだけど。うっかりさんが増えてるのか?

本日ののっけ弁: 白飯、焼き鮭生姜酢びたし、なすの青唐味噌炒め(昨日の残り)、キャベツとにんじんのレンジ蒸し、きゅうりの味噌漬け、なすの味噌汁。 なすがかぶっているけど気にしない。


焼き鮭の生姜酢びたしは、思いつきでつくってみたけど、コレいける。魚を素焼きにして、熱々のところを醤油と酒と味醂のタレに漬け込む「焼きびたし」はよくつくるけど、酢に漬けるのは考えたことなかった。昨日の鮎のてんぷらの残ったのを南蛮漬けにしているときに思いついて、塩鮭の焼いたのを、すりおろし生姜を入れた酢に漬け込んでみた。さっぱりしてたいへんよろしい。甘酢でもいいと思う。

帰り道で、わたしに向かってまっすぐ歩いてくる人がいて、道でもきかれるのかと思ったら、ものすごく近い位置でこちらの目を見すえながら「いまテーマパークをつくれるのは公〇党だけですキチ〇イにはつくれませーん」と早口でおっしゃったので、スタコラ逃げる。びっくりした。

帰宅後しばらくして「探せども探せども洗濯物の山から見つかるのは靴下の片方ばかりの刑」という電波を受信したので、部屋の一角を占拠していた、取り込んだなりほったらかしにしていた洗濯物の山を片づけた。部屋が広い。


19日(日)

本日の弁当はコロッケ弁当。


 白飯にキャベツをしいて、スーパーで買ったいもコロッケのっけてソースどぼどぼ、にんじんの味噌漬けを添えて、汁物はキャベツとわかめの味噌汁。たまにこういうの食べたくなる。決して手抜きではない、とはいわない。

帰宅して、ニガウリ1号を収穫。


ウチの可愛い子だから、ワタもタネも全部食べる。ワタはたまご焼きに混ぜ、タネは一日太陽に当ててから、煎って食べる。

そして本日の晩酌: 一昨日食べ切れなかったびわこ産鮎のてんぷらを南蛮漬けにしたの、ベランダ産ニガウリ1号のおひたし、シルクヱビス。


ニガウリ1号、うまいよ! ありがとう! 明日は2号の収穫だ。


20日(月)

朝、ニガウリ2号を収穫して、ベランダの皆さんに液肥をやる。

受粉の助っ人登場。


ヤマトシジミ。今日は雌花咲いてないけど、毎日いらっしゃい。

昼飯: みょうがご飯、紅白なます、いんげん胡麻和え、味噌汁(たまねぎとわかめ)。


みょうがご飯は炊き込んだのもうまいけど、暑い日の昼飯には、混ぜご飯がいい。ふつうに炊いたご飯に、フライパンでパリッとするまでからいりして醤油をからめた薄揚げと、小口から薄く刻んで水にさらしたみょうが、いりごまを混ぜるだけ。さっぱりしてよろしい。
紅白なますは、当初ツナサラダにするつもりだったが、ツナ缶が発見できず、急遽こうなった。

午後、ニガウリ1号2号のタネを天日干し。


しておいて、きくらげを水に漬けておいて、外出。京都文化博物館に映画を観に。今日は衣笠貞之助監督の『或る夜の殿様』。展開は読めるけど、それはたいして気にならない、ほのぼのした喜劇。名優がズラリ。配役も安定、というかまあ、高峰秀子はひたすら可愛いく、進藤英太郎はひたすらガメツく、と出てきた時点でどんな人物か想像つくという。志村喬、飯田蝶子、吉川満子はもう、出てきただけでなんか安心するね。

そしてなんと、文博はただいま常設展無料! 東寺百合文書(「ゆりぶんしょ」じゃないよ)も、横山大観も、映画も無料なのよ奥さん! なんだか知らないけど京都市太っ腹! 8月30日までは無料なのよ! ただし特別展は有料よ! そこ間違えちゃダメよ奥さん!

大満足で帰宅したわたしを待っていたのは、戻す量を間違えたきくらげ。


思わず「 ♪きくらげーを戻すとーき~ 見積もりー誤りー毎度毎度~ 途方にー暮れてるー俺なのさ~」って歌ったわよ奥さん! この半分の量でよかったのよ奥さん! まったく、いいかげん覚えろっての。

というわけで、本日の晩酌: きくらげとにんじん入りの炒り豆腐、びわこ産鮎の南蛮漬け、ヱビス。


てなわけで、明日の弁当にはきくらげが入ることが決定したのよ奥さん!

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