5/10/2025

日々雑記 2025 May #1

1日(木)



ペコロス・キャベツ・にんじんのスープ、モーニングフランス。
ペコロスは剥くのがものすごく面倒なんだけど、スープにしたときの美味しさが格別なので、朝から頑張った。

昼前までに家のことを片づけて、おでかける。まずはお昼を食べに みふき亭 へ。ほぼ満席である。どうもわたし以外は全員観光客らしい(中国語とフランス語が聞こえてきたほか、全員テーブルにカメラを置いている)。ひとつだけ空いていた席に座り、あれにしようかこれにしようかと道々悩み、店の前に来たときに頭に浮かんでいたものを注文。


天ぷらうどん(550円)。

図書館で本を返却、古本まつり会場へ。


ジョージ・レイコフ『認知意味論』


……5,000円か……図書館にあるか。

巨大こけし(70㎝くらいある)


後頭部が見事に割れていてちょっと怖い。

1冊買ったところで友から連絡が入る。このあといっしょに「グラシエラ・イトゥルビデ」を見にいこうということで、図書館前のベンチに座って買った本を読みながら待つ。隣のベンチには、修学旅行中と思しき女子高生が3人、ぎゅうぎゅうに座っている。とても楽しそうだ。

友と落ち合い、京都市美術館別館へ。


チケットをどうしようか少し悩む。会期も残り少ないし、ほかに見たい展示もたくさんはないし、で結局シングルチケットを買って入場。いちど見ていた友から「これに注目してください」と注意を促される。


ほほう、左官。

会場はこんな感じで、テーマごとにまとめられてはいるが、とくに順路が決まっているわけではない。


それで、作品がかけられているこの壁、これが左官の仕事というわけ。友の解説によれば、漆喰に顔料を混ぜ、メキシコの日干し煉瓦の色を再現したということだった。空間設計は建築家であるイトゥルビデの息子さんとのこと。

さて、ひととおり見たかなと思ったら、なぜかふと見た覚えのない写真に目が留まる。全部回ったはずなのに、ともう一度入ってきた場所から見なおしてみる。おかしい。見た覚えのない写真がひとつやふたつではない。友も「あれ、これ見てない」「これも見てない」といっている。わたしだけに起こった現象でないのが不思議なんだけど、なにが不思議といって、ひとつの壁に2点並べてかけてある写真の一方だけに見覚えがなかったりするのが意味わからん。どれも非常に力のある写真なのに、なぜこんなことが起こる? ほかのひとはどうだったのか、ものすごく気になる。

夜はほかの友人ふたりと合流して食事の予定なので、それまで友の滞在先で休もうということで、バスに乗る。いつものことだが混んでいて座れないのは覚悟の上。それはいいんだけど、おっとり優しい口調でアナウンスしている運転手さんは、どえらく運転が荒かった。なんだこのギャップは。ていうかこれでは死の淵から這い出しつつある腰が再び本格的に死ぬ。加減速Gがかかるたびに、足を大きく開き膝を柔らかく曲げて衝撃を吸収せんとするわたしの姿を見て友が笑っている。あとで「周りのお客さんたちも何事?!って顔してたよ」と聞かされたが、周りを見ている余裕はわたしにはなかった。

そして今晩のお店 TARDES へ。こんな店あったの知らんかったなと思ったら、2023年に開店したそう。わたしがよくこの辺に出没していたのはずいぶん前の話だった。先に来ていたふたりはすでに飲み物を頼んでいた。わたしも箕面ビールを注文。黒板のメニューからいくつか頼んで、まずは乾杯。プラントベースの料理ということでとても楽しみ。

デリ盛り合わせ到着。


ひとくち食べて驚く複雑な味。ハーブの使い方が絶妙で、これはたいへんにおいしい。


マカロニグラタンは、カシューナッツミルクのベシャメルに野菜たっぷりでこれまたうまい。

ほかに肉厚のしいたけのフリット(バルサミコ酢のソース、野菜に生マッシュルームが合わせてあるのに唸った)、ごまたっぷりのチヂミ(縁がカリッと最高の焼き加減)、どれもこれも美しく、そしておいしかった。うまいうまいと食べるのに必死で写真を撮り忘れた。

デザート


豆腐のなにか(覚えてない)。

どうしよう。この店、午後3時から開いているというではないか(店名の TARDES はポルトガル語で「午後」)。そりゃ行くでしょう、昼間から。必ず行く。友よ、いい店を紹介してくれてありがとうありがとう。

食べて喋って飲んで笑って、佳い夜だった。


2日(金)

6時前に目が覚めたので二度寝、再び目覚めたら8時31分だったので飛び起きた。しかし今日は休みだった。心臓に悪い。



せいろ蒸し、コーヒー。
新じゃが、たまご、スナップエンドウ、キャベツとにんじんミックス、ミニトマト、モーニングフランスを、時間差で蒸した。たまごや野菜には軽く塩をふっただけなので、黒酢玉ねぎドレッシングを少しかけて食べた。



ピーマンのスパゲッティ。
具はバターで炒めたピーマンのみ、仕上げに粉チーズとタバスコをかけて。案外うまかった。

午後は京都新聞社ビルにJRの展示を見にいくことだけ決めていて、ほかになにかひとつかふたつ見てもいいかな、くらいの気持ちでいたところ、なんとなく変な予感がして KYOTOGRAPHIE のサイトを見た。見てよかった。JRのチケットは会場で買えばいいやと思っていたのだけど、オンラインで無料チケットを配布しており、しかもそれはオンラインのみの配布ということがわかった。わかったのではあるが、チケット申し込みはすでに受け付けが締め切られていた。えー…… 会期が残り少ないのに、パスポートチケット(K都市民は5,500円で買えるけれども)を買わないと見られないってこと?と思ったら、JRとほかにひとつの展示が見られるミニパスポートが2,000円で売っていた。あーあ、これ昨日知ってたら、グラシエラ・イトゥルビデ(1,500円)の会場で買ってたよ…… まあしゃあない。

ということで、マーティン・パー(1,000円)の会場でミニパスポートを買い、入場。


やー、辛辣でいいね、マーティン・パーは。これらポップでユーモラスなイメージの根底にあるものは、商業主義的な、あるいは帝国主義的な暴力なんだということが、あからさまにわかりやすい形で提示されとるね。なんかクリント・イーストウッド監督の映画『ミリオンダラー・ベイビー』で一瞬映し出された、とあるシーンが脳裏に浮かんだが、あちらのほうははっきりと「踏みにじるもの / 踏みにじられるもの」が対置されていたけれども、こちらのほうはむしろ自家中毒的な痛ましさが感じられる。とか思いつつ、『ミリオンダラー・ベイビー』は公開時に一回見ただけなので、記憶違いがあるかもしれないし、思い違いをしているかもしれないとは思うけど。

友から「京都新聞社ビルに向かっている」という連絡が入ったので、こちらも鑑賞を切り上げて現地に向かう。

ビルの入り口で手を振る友は、ゆうパックの段ボールを小脇に抱えていた。

わたし「今から展示を見るのでは」
友「思ったより荷物が増えてしまって、郵便局があったから『もうここで買うしかない』と思って買ってきた」
わたし「それ小脇に抱えて見るんすか」
友「まあとにかく入りましょう」


JR号(そんな名前かどうかは知らない)。

案の定、友の段ボールは入場前に「預かりますので!」の声がかかる。


ひとりひとりの話を聞き、個別に撮影した写真を切り抜いて構成しているそうな。


途方もない時間がかかっているのだな。

ここ、なんか好き(流しは現在は使用されていない)。


写真壁画のパートのあとは、8分ほどの記録動画を見て、最後のパートはツアー形式。ここでは最初の壁画のパートで全体を構成していた中の幾人かが大きく引き伸ばされ、我々はその人たちの個々の声に耳を傾けることを促される。


さまざまな人がそれぞれの生を生きつつ、同じ瞬間を共有している。ああそうだ、世界はそんな風にできている……そう思った瞬間、高野文子の短篇「奥村さんのお茄子」の最後の数ページが脳裏によみがえった。これは、あれじゃないのか……いやまあわからんけど。

会場を出て、段ボールを受けだしに入口へ戻る。取りに行ってくれた男性は「想定外のものでした」と笑いながら段ボールを渡してくれた。そらこんなものを持って展示見に来る人は、まずいなかろう。

それじゃ、ちょっと休憩しますか、と 珈ノ介コーヒ へ。


インドネシア深煎り(600円)。


プリン(450円)。
友のお気に召したようでなによりであった。

堀川商店街を散策中に見た謎


何も守っていない鍵ふたつ。

夕食は、前から気になっていた 素食カフェ REN にて


水餃子鍋(豆乳スープ)など。昨日に続いてヴィーガン料理。鍋のほかに玄米炒飯とソイミートカツ、ノンアルコールビールでふたりで3,300円。飲み物はソフトドリンクのみだったので、帰ってからビールを飲んでしまった。


3日(土)



焼きれんこん、塩蒸しかぼちゃ、茹でスナップエンドウ、ミニトマト、モーニングフランスの素トースト、コーヒー。

友は朝から北野天満宮あたりに行っているというので、では円町で落ち合って、昼はそのあたりの美味しい店に案内しようと行ってみたら、折悪しく大将が出前に出てしまったらしく、看板は出ていたが店が開いていなかった。バス停方面に戻りながら、よさそうなところがあったら入ろうと話しながら歩いていて、すぐに見つけた しげちゃん食堂。ここにしましょう。


まぐろ竜田揚げ定食(1,100円)。
ここにして大正解。竜田揚げも味噌汁も小鉢も漬物も、ぜんぶ美味しかった。友は店頭で販売している味噌を購入していた。

このあと滞在先に荷物を取りに帰り、午後の新幹線で帰る友が、 祇園饅頭 のみそあんかしわ餅を食べる機会がなく、別の和菓子屋のみそあんかしわ餅を買ったというので、じゃあ食べ比べ用に買いに行ってくるといって別れ、円町駅へ。すぐに来た電車に乗ったはいいが、方向を間違え、しかも快速電車であったため、嵐山まで来てしまった。我ながらびっくり。嵯峨野山陰線は本数が少ないのだ。間にあうんか……と思ったが、無事もちを買い、地下鉄に乗車、なんとバスで移動する友よりもはやく京都駅に着けた。新幹線乗り場でかしわ餅(みそあん・こしあんひとつずつ)を渡し、手を振って別れる。

疲れて ホリーズカフェ にて休憩


あまおうのクリームソーダ(550円)。
イッキ飲みしてしもうた。

晩はたまに行くスーパーののり弁。白身魚フライでないのがひとつだけあったので買ってみたらコロッケだった。ほかにちくわ天とさやいんげんのおひたしと漬物。


4日(日)



モーニングフランスのトーストにアップルバター、紅茶。

昼に炊く米を研いで、水浸している間に近所のスーパーに買いものに行ったら、栃尾の油揚げを売っていたので、これはもう致し方ない。


青唐味噌に刻みねぎを加えて射込んで焼いた。ビールもやむなし。

午後、注文していた品が届いた。


日本野鳥の会のアウトドア日傘ハット(セグロセキレイ)、刺繍ブックマーカー(スズメ)、タオルハンカチ(ツバメ)。

こないだ買った本にスズメを挟んでみた


ちょっとなんですかこのかわいさは。本のことは気にしないでください。どうみてもエロ本ですがエロではないです。いやある意味エロかもしれませんが、普通の意味ではエロではないです。いいわけではありませんエロではないです。

晩はありあわせの野菜を刻み、蒸し黒豆と戻したわかめを加え、オリーブ油、塩、クミンパウダー、レモン汁で和えたサラダ。焼きれんこんの残り、玉ねぎ、にんじん、レタス、きゅうり、ミニトマト、と次々刻んで入れていったらボウル一杯できてしまった。最初はブルグルを茹でて加えようと思っていたけど、えらいことになりそうでやめた。これをアテにビール、シメに昼炊きそびれた米を炊き、茶漬けにして食べた。


5日(月・祝)



野菜と豆と海藻のサラダ、塩蒸しかぼちゃ、目玉焼き、モーニングフランスのストースト、紅茶。

午前中に出かける。まずは御霊神社へ。今日はお祭りの日らしく、境内にはお神輿の準備をする人たち。お参りを済ませ、イチハツを鑑賞。




今年も見られてよかった。
 
蹴上まで戻り、 みふき亭 でお昼。今日は先客ひとり、後から3人ほどで、いつも通りの感じ。


中華そば(550円)。

ここに来たということは、つまり最終日の古本まつりを覗きに行くのだ。そのあと頼まれたおつかいをするにもちょうど都合がよかったし。

古本まつり会場をぐるっと回り、今日も1冊購入。祇園饅頭 の工場に立ち寄り、頼まれたぶんのかしわ餅と自分のおやつを買い、某所に届けに行く。

途中見た看板


色といいフォントといい、違う業種の看板に見える。そして綴りが間違っている。

かしわ餅を届けたら、お菓子をいただいてしまってわらしべ長者みたいになった。ま、ここで終わりなんだけど。

帰宅しておやつ


祇園饅頭のかしわ餅(みそあん、こしあん)、蓮茶。
2個いっちゃう。

この春の古本まつりで買った本:


ロバート・クーヴァー 著 / 佐藤良明 訳『女中の臀(メイドのおいど)』(思潮社)、クリスティーヌ・ビュシ=グリュックスマン 著 / 谷川渥 訳『見ることの狂気 バロック美学と眼差しのアルケオロジー』(ありな書房)。
『見ることの狂気』は、しばらく前にパラ読みしていたハル・フォスター 編 / 榑沼範久 訳『視覚論』(平凡社ライブラリー)でマーティン・ジェイが言及していたので買ってみたけど……読めるんかな、これ(ラカンとかデリダとかをある程度読み込んでいないと無理かもという気がする)。

夜間の仕事終了後に野菜と豆と海藻のサラダとビール。サラダはまだある。


6日(火・祝)



野菜と豆と海藻のサラダ、チーズトースト、コーヒー。



スナップエンドウのおひたし、わかめえのき、しめじきゅうり、白菜キムチ、塩蒸しかぼちゃ、干し鱈のスープ、雑穀飯。
スープには干し鱈、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、大根、長ねぎ、豆腐、たまご入り。

午後は明日の仕事の準備。

晩は昼の残りものとサラダ。


7日(水)

朝はコーヒーのみ。

某所での仕事終了後、帰りの電車を途中で下りてお昼を食べに行く。途中出会った挟まれ物件。


去年はなかったな。

開店時間まで少しあったので、ちょっとB琶湖を見にいった。


今日は風が強くて波が高い。

さて、久々に マタリ へ。開店直後、昼前にもかかわらず、もうお客さんがいっぱい。さすが繁盛してる。


エビチリ定食(850円)。
そうだった、ライスけっこう量があるんだった。並でゆうに2膳分はある(うれしい)。150円プラスで「大」にできるということだけど、どんな量なんだろ。

帰宅して少し倒れ、午後は懸案のミントの株分け。もっと早くやってやるべきだった。早く回復しますように。ほかにアサガオの種まき、ニガウリの種の水浸。

晩はサラダをアテにビール。やっと食べきった。


8日(木)



ありあわせスープ、雑穀飯。
スープにはじゃがいも、大根、にんじん、玉ねぎ、長ねぎ、豆腐、わかめえのき使用。

週末はお天気が崩れるという予報なので、疲れた体に鞭打って外出。まずはお昼。行こうと思っていた店は入店待ちの人がいたので、別の店へ。そういえば、どちらも休みで入れなかったことがあったのだった(2025年2月15日の日記→ 「日々雑記 2025 Feb. #2」 )。

前回は運悪く不定休に当たってしまった きん安 、今日はいけた。しかしわたしがカウンターに座るとすぐに満席になった。運がよかった。カウンターは厨房をかぶりつきで見られる良席。次から次へ、料理が見事な手際で仕上げられていく。働く皆さんのまったく無駄のない動きが見ていて心地よかった。

きました


選べる定食オムレツM(900円)。
選べる定食はごはん・香の物・サブおかず・味噌汁の基本セット(550円)にメインおかず(210円~500円)を合わせるのだ。昨日から値上がりしたとのことで、それまでは基本セットが500円だった(気になっていたので調べた)。しかしメインは据え置き価格。ありがとうありがとう。オムレツはS・M・Lがあり、Mは350円。

さて、府立植物園へ。年パスを購入して入場。こちらもこの4月から入場料500円、年パス2,000円と大幅値上げ。とはいえ、これまでが安すぎたとは思うので(だって入場料200円、年パス1,000円だったんよ)、ヨシ!

北山門から入ってすぐのところには、アイスランドポピー。



輝いているね。

大好きな植物生態園へ。

ムサシアブミ


これ、高知に行ったとき、野生のやつ見たなあ。

カナヘビ


かわいい。

ミヤコワスレ


実家の庭でもいまごろ咲いてるんだろうな。

オヤブジラミ


ひっつき虫の一種ですね(くっついてるとけっこうでかいのでギョッとする)。

ヒトツバタゴ


最近増えているらしいミツカドネギ(外来種)がわさわさ生えている。


採りたい(ダメです)。ちなみにちらほら見える紫の花はオオアラセイトウ。これも食べられる。

植物生態園を出て、シャクヤク園へ。すごい人。


人が多すぎてあんまり落ち着いて見られなかった。

ヒメウツギ


タニウツギ



連休で帰省したときのたのしみは、晴れた日に、ありあわせのもので弁当をつくって兜山に行くことだった。山でよくタニウツギを見たんだった。

オオカナメモチ(たぶん)


では行きますか、バラ園……すごい人ですね。

アホイ


うらら


たそがれ


プスタ


夕霧


しかし暑い。人が多い。ひとつだけ空いているベンチには容赦なく日が照りつけている(だから空いている)。無理。

太陽と人にあてられ、ふらふらと植物生態園へ。


日陰に入り、巣に出入りするニホンミツバチを見て一息ついた。


(根元の穴のところ、飛んでます)

トキワマンサクがまだ咲いていた。


ケイカ


ちょっとアジサイに似ているけど、ガマズミ科ガマズミ属(アジサイはアジサイ科)。中央部の両性花は、たしかにガマズミの花とよく似ている。

全体はこんな感じ。


マスクを外して香りをたのしむ。

ヨウシュカンボク


花盛りのケイカを背景に。


これもガマズミ科ガマズミ属。両性花はなく装飾花のみなんだね。

ヤブデマリ


こちらもガマズミ科ガマズミ属。

シャガ


やっと見られた。

シャクナゲたち




なぜかこの花だけがハナムグリに大人気であった。


いっぱい飛び回ってたけど、撮れたのはこの方だけ。

カルミア!




愛らしいねえ。しかしこんなでかい木ははじめて見た。


府立植物園に植えられているのは知らなかった。花の時期に来ていなかったからだろうけど。今年は年パス活用できそうなので、これまで知らなかった植物に会いに通うぞ。

大満足で門を出る。このあと山にエゴノキやタニギキョウを見にいこうと思っていたけど、さすがに疲れたので、たまに行くスーパー(魚がいい)に寄って帰宅。

えてかれいの子入りが買えたので煮付けにして、晩は尻尾側をアテにビール。


9日(金)



酢トマト、ギリシャヨーグルト(ブルーベリーソース)、全粒粉食パンの素トースト、紅茶。
トマトに酢をかけると甘味が増してうまいのだ。

昼は今季初の豆ごはん。まずは莢を煮出す。


この煮汁で飯をしかける。豆の方は莢の出汁に酒と塩を加えて茹で、冷ましておく。


米が炊き上がったら、ここから適量を取り出して混ぜ、蒸らす。

莢の煮汁の残りに昆布と水を加え、少し煮る。


これにサラダに使った缶詰コーンの汁を合わせて、汁物の出汁にする(昆布は細く刻んで酢につけておき、酢の物をつくるときに使う)。



しめじきゅうり、えてかれいの煮付、大根のぽん酢漬け、豆ごはん、豆腐とわかめの味噌汁。

晩は厚揚げを焼いて生姜醤油で。もちろんビールも。


10日(土)

雨が降っても寒くならず、むわっとしている。もう夏なのか。げんなりする。



ミックスビーンズとわかめ入りクミンサラダ、全粒粉食パンの素トースト、コーヒー。
サラダにはきゅうり、玉ねぎ、にんじん、トマト、サラダ蒸し豆、缶詰コーン、わかめ入り。最近気に入っている、オリーブ油・塩・レモン汁・クミンで和えたもの。



焼きカリフラワー、しめじきゅうり、大根のぽん酢漬け、豆ごはん、炒りごぼう汁。
汁物のつくり方。鍋に油を熱し、ささがきにしてさっと水で洗ったごぼうを炒める。ごぼうのツンとしたにおいが消えるまで、10分程度弱火で炒めたら、酒と干ししいたけの戻し汁を加える。適当に水を足し、はさみで適当な長さに切り、もみ洗いしてぎゅっと絞った切り干し大根、薄切りにした干ししいたけ(軸は石突を落として裂く)、ありあわせの野菜(今日はにんじん、玉ねぎ、白ねぎ)、こんにゃくを加えて煮て(お揚げを入れようと思っていて忘れた)、味噌で味つけ。素材からいい味が出るので、とくに出汁は必要ない。ほかに、崩した豆腐を加えても美味い。

晩は焼きカリフラワーの残りをアテにビール。

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