2022-06-20

日々雑記 2022 Jun. #2

11日(土)



汁ビーフン(ケンミン 米粉専家 タイ風トムヤムビーフン)
トッピングはにらキムチ、ミニトマト、冷凍刻みねぎ、茹でもやし、乾燥コリアンダーリーフ。
にらキムチは、ファスナー付き保存袋に醤油、砂糖、味噌、味醂、ごま油、粉唐辛子、輪切り唐辛子を入れて揉んで混ぜ、ざく切りにしたにらを加えて少し揉み、冷蔵庫で寝かせたもの。

菜箸と軍手に限界を感じたので注文した、煮沸消毒用トングとシリコンクッキンググローブが届いた。


我ながらどんだけジャム煮る気やねんと思う。



金目鯛の兜煮、フリルレタスとミニトマトのサラダ、もやしとにらの和え物、酢漬け大根、麦飯、じゃがいも玉ねぎわかめの味噌汁。
金目鯛は生姜、ごぼう、焼き豆腐と炊き合わせた。もやしとにらは朝使ったものの残り。

晩は昼の残りをアテにビール少々。


12日(日)



ヨーグルトにバナナといちごジャム、トースト、コーヒー。



野菜サラダ、インスタントスープ(クリーム)、ちくわ入りナポリタン。
サラダにはフリルレタス、ミニトマト、梅干しといっしょに塩水につけておいたきゅうりを使用。

食後、ベランダでお茶。


楽しい。朝干した洗濯物が頭上ではためいているけれども。

おやつ


砂糖漬けレモンでレモンスカッシュ。


13日(月)



マーマイトとチーズのトースト、紅茶。
トーストはちょっと目を離した隙に焦げてしまった。

畑の直売で買った。


全品100円。青梅も買ってくればよかった。台湾茶梅はもう少しあってもいいと思うし、梅酒を仕込んでもいいし。

鮮度が命のとうもろこしは、皮つきのまま600Wで5分レンチン。


いま食べる分と、明日の朝食とおやつ用にと三等分したが、我慢できずぜんぶ食べた。うまかった。次回は2、3本買おう。


14日(火)



ヨーグルトにいちごジャム、トースト、コーヒー。



インスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。
ちぎったフリルレタスを麺と一緒に茹で、たまごを落とした。ラーメンは消費期限切れ、レタスは使ってしまわないとヤバい感じ、たまごはちょっと古い(一人暮らしあるある)。

仕事を終え、雨も小止みだったので外出。どうかなーと思いつつ畑の直売に行ってみたが、雨の日はやはりお休みであった。その近くのスーパーで青梅が買えたので、追加の台湾茶梅用に塩漬けにする。


15日(水)



レモンの砂糖漬け、トースト、紅茶。

雨が小やみになったので、つい外出し、またしても青梅を買ってしまった。ついでに昼飯も外で調達。


焼き鯖弁当。

午後の仕事の前に、ちょっとだけ……のつもりで、昨日塩漬けしておいた青梅を砂糖漬けにして、残った梅酢に火を入れて瓶詰めし、梅酒、青梅サワー、青梅の塩漬けを仕込んでしまった。今季仕込んだのはこれだけ。


冷蔵庫で寝かせている梅味噌を出してくるのを忘れたけれども。

午後の仕事を終え、ベランダで晩酌。


アテは厚揚げとトマトの串焼き。強火でさっと焙ったトマトが格別。


16日(木)



スクランブルエッグのポケットサンド、トマト、紅茶。
パンは半分に切って切れ目を入れてから軽く焼いてある。



じゃこ唐、さやいんげんの胡麻和え、平天と糸こんの炊いたの、梅きゅう、麦飯、玉ねぎとわかめの味噌汁。


17日(金)

にんじん(小4本)を刻み


フライパンにオリーブ油を熱してにんじんを炒め、ぽん酢と少量の砂糖を加えてしばらく炒めたらコップ1/4ほどの水を注ぎ、ときおり混ぜながら煮て、水分が飛んだらすりごまといりごまを加え、ボウルに入れて粗熱を取ったらごく少量のマヨネーズを加えて混ぜる。


これくらいの量ならすぐ食べてしまう。



にんじんのごまぽん炒めのポケットサンド、紅茶。



野菜ラーメン(マルちゃん正麺 味噌)。
キャベツ、にんじん、玉ねぎ、ピーマンは、麺を茹でるときに加えて一緒に茹で、七味唐辛子をふった。

夕方、遠方から来る友人と待ち合わせた ギャラリー PURPLE で 中井菜央『雪の刻』を見る。雪庇の崩落の瞬間をとらえた写真は、見たとき最初なにが写っているのかわからなくて、あとから、ああ、あれだ、と思い出した。わたしは雪の多い土地に生まれて、あれを毎冬何度も見ていたのに、雪が降っても滅多に積もらない土地での生活が長くなったせいか、とっさに把握できなかった。それは由々しいことだと思う。この感覚については書き残しておいた方がいいのではないかと思ったりする。自分のためにというだけなのだけど、個人的な記憶も、放っておいたらその個人の内にさえ残らないのかもしれないという焦りを最近つよく感じる。そういう意味で、個人的にとても刺激を与えられた展示だった。在廊しておられた中井さんに、置いてあった英語の資料をいただいてもいいか聞いたら、もちろんです、というお答えと、これもどうぞ、と 横浜市民ギャラリーあざみ野 での展示のパンフレットを出してきてくださった。写真集『繍』の色見本のプリントも見せていただいた。本になったものは赤が強い印象。

晩は友人と 米福 にて。最初に頼んだたこぶつがおいしかったので、「たこのねぎまみれポン酢」も頼んでみた。


豪快なまみれっぷりである。桃ポン酢もうまかった。


18日(土)



トースト、コーヒー。

友と京都駅で待ち合わせ、烏丸七条の 京都中央信用金庫 旧厚生センター へ



BRIAN ENO AMBIENT KYOTO を観に。入場すると、3階から見るように指示された。最初に入った部屋で見たのが、世界初公開作品の Face to Face だった。三分割されたスクリーンにそれぞれ三人の人物が映し出されている。とはいえそれぞれの人物の顔は別の人物の顔へシームレスに変化していき、どの瞬間を切り取っても同じ人物の顔にはならない。なるほど、そういうことね。

次の部屋は The Ship 。イーノのアルバムのタイトルだということは知っている。聴いてはいないけど。ソファが置いてあって、それに座ってもいいし、フロアに座ってもいいとの説明を受け、靴を脱いで入室。暗い室内には多数のスピーカーが配置され、なんかもうすんごい音響空間になっている(語彙力)。入った時に聴こえていたのは男性の声で朗読されるなにか。英国アクセントのそれは、どんな言葉を言っているかはわかるのだけど、はっきりした像を結ばなくて不思議な感じがするなあと思っていたが、あとで調べたら、タイタニック号の沈没と第一次世界大戦に関係する文書からマルコフ連鎖ジェネレータで生成された文言なのだそうだ。友は「曲(Velvet Underground "I'm Set Free" のカヴァー)に入る前に "Please notify the sun" と言っていたけど、そういうタイトルの写真集がある」と言っていた。ほほう。スティーヴン・ギルの写真集が2021年、イーノのアルバムが2016年なのだね。ってことは、おそらく写真集のタイトルの出典はこれなのだろう。自動生成された一文なので、ほかにまるまるこの文があるとは考えにくい。こういうことがあるから、誰かと一緒に何かを見て語り合うの、面白いんだよねえ。展示に戻ろう。鑑賞者は思い思いの場所に立ったり座ったり、いいポイントを見つけようと歩き回ったり。ヨガをやってる人もいた。実はアンビエント音楽はうるさくて聴いてられないわたくし(本展示の感想など見ていて「音楽に癒された」という人が何人かいて驚愕していたが、そういう人たちって、あ、ヨガの人もそうかもしれんけど、ひょっとして、眠れない貴族のためのおやすみミュージックとして作曲されたというバッハの『ゴルトベルク変奏曲』ですやすや眠れるクチなのではと思い、まあそういう人もいるんやろねと納得した)、アンビエント以降のイーノの音楽はまったく意識して聴くことがなかったので、正直どんなものかなあと思っていたのだけども、とてもよかった。

最後に 77 Million Paintings を。正面の大きなスクリーンには、変化し続ける色と光。ああ、そういうことね、なんだけど、これが見ていて飽きない。


周囲には幾本もの裸木の柱が聳え立っている。


北山杉、かなあ。

偶然左に体をひねったら、発光するちっさい築山っぽいものが見えた。


枯山水、なんだろうなあ。ちっさいのがなんかいいなあ。でもわたしより右にいる人には見えないね。右には右でなんかあるのかもしれんけど。

展示室を出て、イーノショップの前でよかったねーおもしろかったねーとかいっていたら、それを聞きつけたスタッフさんがめちゃめちゃ語ってくれた。「7千7百万通りの絵が」とか「あれは北山杉なんです」とか「あれは枯山水で」とか。答え合わせできたよありがとう。

お昼はタイ料理店 キンカーオ へ。ちょっと来ていない間に注文はタッチパネル式になっていた。わたしはベジタリアン炒め物セット


友はパッタイセットを注文。「ここマジ最高だから!」とご案内したが、店先の色あせたメニュー写真に不安を覚えていたらしき友、提供されたパッタイの美しさおいしさに喜んでくれた。よかった。

午後は大阪に移動、の前に某所へ寄って、そこの人と一緒に来る予定だったようだけど、わたしがちゃんと把握していなくて直で大阪に出てしまった。申し訳ない。

というわけで、一足お先に肥後橋の The Third Gallery Aya にて 川田喜久治展『地図』を見た。


手前のケースで展示されているのが、『地図』の初版……ほとんど開かれた形跡がない感じですね。すごい。奥のケースには2005年の新装版、壁面の展示台には2014年の復刻版、2021年のマケット版が展示され、手にとって見ることもできる。左右壁面に展示されているのは1970~90年代のゼラチンシルバープリント。


展示台右手前が『地図』復刻版、左奥にあるのがマケット版。

正面の三点は阿波紙(インクジェットプリンター対応和紙)にインクジェットプリント。


いやプリントすごいよこれは。この黒がもうね……ここに写されているのはたぶん地獄なんだろうなと思うんだけど、この黒はその地獄の闇の物質的なあらわれとなっているというか。すごいものを見せてもらった(語彙力)。皆さんぜひ行かれるがよい……って今日が最終日ですね。はは。

置いてきちゃった人が来るまで中之島で時間をつぶしましょうかと、以前立ち寄ったカフェに行ってみたら、本日貸切。自販機で飲み物を買い、その辺に座ってスズメを見ながら飲む。

若スズメ


コガネムシをつかまえたスズメ


そうこうするうちに、蚊の餌食になった。わたしだけが。どっか店に入ったほうがいいなとその場を退散、以前からよさそうだと思っていたけれども、なんとなく勇気が出ずに見送り続けていた橋のたもとのカフェに行ってみた。案内されたのはテラス席であった。外かよ。


橋を渡る人々にガン見されながら(どうかな)、深煎りコーヒーをいただく。美味しい。ちっさいパウンドケーキもしっとり美味しい。よい店だ。蚊に食われることもなかった。

ギャラリーに戻り、置いてきちゃった人と合流、もういちどじっくり展示を見たのちみんなで中華料理を食べに行き、話し込んだ挙句、京都まで戻れたはいいが、終電に2分及ばず。終電を逃しても歩いて山を越えようとはするな、タクシーに乗れ、そう言い含められていたので素直にタクシーに乗った……ちょっと多めにお金持って出ててよかったけれども、途中ちょっと心配になった、そう、割増料金。しばらくおとなしくするほかあるまい。


19日(日)

ランポーくんがいよいよ。


その気配を漂わせている。



ヨーグルトにいちごジャム、にんじんの胡麻ぽん炒めとチーズのホットサンド、紅茶。

お昼はベランダで


あるもんなんでも乗っけたぶっかけそうめん、ししとうとじゃこの炊いたの。
ツナ缶、きゅうり、ミニトマト、味付けもずく、玉ねぎを乗せた。

おやつ


手づくりバターケーキ、コーヒー。
ケーキはいただきもの。

開花は明日だね。


たのしみにしてる。


20日(月)



ヨーグルトにバナナといちごジャム、マフィンのトーストにスライスチーズ、紅茶。

午前11時50分


いよいよ。



平天と糸こんの炊いたの、じゃこ唐、きゅうりの浅漬け、じてんしゃ飯、玉ねぎとわかめの味噌汁。

午後12時半を回ったころ


おめでとうおめでとう。

やかんにコーン茶を沸かし、氷を入れたコップに注いで飲む。


蒸し暑いからね。

0 件のコメント:

コメントを投稿