朝
そば粉のパンケーキにアップルバター、紅茶。
アップルバターはブラムリーでつくって冷凍しておいたもの。こってりしているので塗るというよりは挟む形式。どら焼きのように手づかみで食べた。
生地の残りは、焼いたそばからラズベリージャムを塗り、どんどん重ねていく。
いちばん上にかぶせるラスト1枚が焼けるのを待っている状態。これは昼に食べる。
きゅうりのにんにく塩水漬けを新たに仕込む。
2本漬けたうち、1本を長めにしてみた。
ランポーくんの1番は、今日でおしまいのようだ。
ずっとお天気悪くて残念だったね。
ワクチン接種券が届いたのはいいけど、今日内容を見てみたら「接種券が届いた方から予約・接種をしていただけます」は
・基礎疾患のある方
・高齢者・障碍者施設等の従事者の方
・60歳から64歳の方
で、「上記以外の方」(わたしはこっち)は「8月以降に予約・接種をしていただける予定です」だそうだ。予約できるのさえ1ヶ月先。「予定です」といわれたひには、まだオリンピックやるとかいってるけど開催したとして、そのころ本邦どうなってんの?と思わざるを得ず。
それはともかく、「基礎疾患のある方」は
1.[特定の]病気や状態の方で、通院・入院している方
2.基準(BMI30以上)を満たす肥満の方
とある。1は無理だが2はいけるかもしれない。よし、太ろう(なにか間違っていないか)。まあ1ヶ月以内にそんだけ太るのはどう考えても無理(だからそういう問題ではなく)。診断書は不要ということだし、とにかく予約して接種当日「こう見えて体重100㎏です!」といってみたらどうか(突破できる気がしない)。
晩はきゅうりのピクルスをアテにビール。ワクチン接種を受ける気なら酒を断たんといかんと思うが、すぐには受けさせませんといわれては断つ気にもならんのだよ(言い訳)。
2日(金)
今朝見た夢。ちよっとした知り合いの恋人が参加しているバンドの練習を、体育館のような場所に見に行く。体育館のようだが足元は地面が露出している。バンドの演奏は驚くほど技巧的で、隣で見ていた人と感想を語り合っていたら、知り合いが突然なにか叫んで走り出し、恋人に殴りかかったので、慌てて二人で止めに入り、なんとかその場を収める。帰りはその人と話しながら最寄り駅へ向かう。わたしの乗る電車は「フィナーレ・ド・6月」という名らしい。運転手が「フィナーレ・ド・6月、発車しまーす!」と叫ぶので、乗るのが少し恥ずかしい。
「ド」て。
挿し木したローズマリーはなんとか無事に育っているようなので、水やりの際にそのまま与えるタイプの液肥を少しやる。
大きくなってほしい。
ニラに花茎が出ていた。
急に出る、というより出ていることになかなか気づけないので、毎度びっくりしている。
朝
ポリッジ。
熱々のオートミールに冷たい牛乳と黒糖の組み合わせが好きなのだけど、今回オートミールを煮る水が多かったせいで、牛乳があっという間に温まってしまった。人間が適当すぎるとこういうことになる。
昼
インスタントラーメン(農心 ノグリ)。
トッピングは茹でたまご、偽メンマ(エリンギ)、ねぎ、もやし。茹でたまごは手で割ったので歪な形。最近は辛ラーメン(辛いラーメンだと思っていたら、辛は創業者の姓だったので目からうろこがぽろり)以外の韓国のインスタント麺も手に入りやすくなった。カムジャミョン(じゃがいもを練り込んだ麺)なんてなかなか美味い。ノグリは海鮮出汁で、かやくに昆布が入っていて好み。しかし、なぜノグリ(너구리=タヌキ)なのか。
3日(土)
朝
わかめうどん。
今は晴れているけどたぶんすぐ曇るだろうし、洗濯どうするかなーと週間天気予報を見たら、この先1週間ずっと雨マークが出ていたので、いつやっても同じという結論に達した。洗濯機を回してベランダを掃除、洗濯ものを干したらものすごい湿気。これはエアコンを使わんとたまらんと思ったが、その前に掃除だわな、とエアコンをガシガシ掃除、ほこりが落ちたので床もゴシゴシ掃除。汗だくになったので、まずは風呂だな。洗濯ものがまた出るな。夏の無限ループ。
いろいろやったので小腹が空いた。
豆腐ドーナツと紅茶。
盆に妙なシミがついている。拭いてもとれないけど、なんだろう。昨日まではなかった(と思う)。
夏野菜をごちゃっと煮たものを仕込む。
これは冷やしておいて明日以降食べる。
残ったピーマンは、焦げ目がつくまで油炒りにして丸炊きにする。
これは昼に。残ったらこれも冷やしておく。
ピーマンを焼くと、わたしは必ずいつかの夏の暑い台所を思い出す。腹をすかせたわたしのために、母がピーマンを網焼きにしてくれた、暑い日のこと。ぱちぱちと焼けるピーマンのにおいで、そのときの暑さとわくわくした気持ちが蘇ってくる。それまで網で焼いたピーマンを食べたことがなかったわたしは、焼いている様子をわくわくしながら見ていた。焼きあがった熱々のピーマンを裂いて、かつお削り節を乗せ、醤油をかけて、それをおかずに飯を食べた。こんなうまいものがあるのかと思った。ずいぶん安上がりだと自分でも思うけど、たぶんこのときのことは一生反芻するのだろうと思う。
昼
ピーマン丸炊き、ひじきとお揚げの炊いたの、きゅうりのにんにく塩水漬け、切り干し大根飯、打ち豆の味噌汁。
切り干し大根飯にはお揚げ、かえりちりめん、にんじん入り。打ち豆の味噌汁は赤だし味噌を使用。
切り干し大根の残りは、お揚げとにんじんと生姜を加えて炊いておく。
晩
厚揚げ、アスパラガス、ベビーホタテを焼く。飲みものはノンアルコールビール(ヴェリタスブロイ)。
脱アルコールビールのヴェリタスブロイ、評判がいいので買ってみたけど、ほんとにいい。ビールのつもりで飲んだら「やっぱり違う」と思うけど、食事と合わせる飲みものとしてはかなりよい。
アスパラの切り落とした硬い部分と剥いた皮は取っておいて、明日使う。
4日(日)
夜明け前、どこかの火災報知器が「火事です!火事です!〇階で火災が発生しました!落ち着いて行動してください!」と鳴っているので目が覚めた。ずっと鳴り続けていて止まらない。そのうち消防車が来て、どこに行くのだろうと思っていたらうちの建物の前で止まった。えー、「〇階」といったらうちの階なのだけど……しばらく警察とやりとりしているのが聞こえたが、なにもせずに帰っていった。
ランポーくんの2番はまだ小さい。
ニガウリの雌花が咲いた。
まだ虫が来ている様子がないので、雄花を取って人工授粉。
朝
ラタトゥイユ、焼きカンパーニュ。
食後にミルクコーヒー。
昼
アスパラガスとくるみのスパゲッティ。
スパゲッティの乾麺は、2時間ほど水に浸しておく。アスパラの硬い部分は切り落とし、下の方の皮は剥く。これを少量の水で煮出し(昨夜とっておいた分も足した)、塩で味をつけておく。フライパンにバターとつぶしたにんにくを入れて熱し、にんにくの香りが出たら粗く刻んだくるみ(無塩の生くるみを使ったけど、なんでもいい)を加えて炒め、くるみがカリッとしてきたら、適当に切ったアスパラを加えて炒める。湯を沸かし、浸水しておいた麺を1分ほど茹で、水気を切ってフライパンに投入、強火にしてアスパラの皮などの煮汁(皮などは取り除く)を適量加えてガーッと混ぜ、味をみて塩気を調整(レモン汁が入るので薄めが吉)、レモン汁を加え、胡椒をふって完成(追いバターをするもよし)。
おやつ
レモンスカッシュ。
シロップはレモン(国産)を同重量の砂糖に漬け込んだだけ。輪切りにしたレモンの種を取って、煮沸消毒した保存容器に、砂糖、レモン、砂糖、レモンの順で重ねていき、一番上に砂糖をかけて冷蔵庫で保存する。これ部活(バスケ部)で試合前夜にタッパーにつくって持って行ったな。だれかが始めて部内でブームになり、ほぼ全員が持ってきてたので品評会みたいになってた(試合中なのに)。国産のノーワックスでとか考えたことなかったし、種を取った覚えもなく、砂糖の量も適当だったが、美味かった。
晩は昨日の残りの煮物などをアテに、ノンアルコールビール。
5日(月)
今朝もニガウリの雌花に人工授粉。ミツバチどうしてるのかな。アシナガバチは昨日見たけれども。
いい感じにシワシワになったパッションフルーツ。
朝食にいただきます。
もうひとつおかわりした。
いくらなんでもパッションフルーツ2個ではと、駅前のコンビニでおにぎり2個(赤飯、梅昆布)とルイボスティーを買った。が、電車が満員で食べるのは無理。さすがにカロリーが足りず、午前の早い時点で空腹が頂点に達していたが、なんとか仕事をこなし、帰りに寄ったスーパーで「でっかいおにぎり たまご明太子」を買った。ついでに葵餅で水無月(7月だけど)を買い、疲れ果てて帰宅。おにぎり3個を貪り食い、腹が落ち着いたところで床に転がる。
2時間ほど転がったのち起き上がり、頑張った我に水無月(黒糖)を許す。
しみますね。
午後8時、睡魔来襲。抵抗むなしく9時に倒れる。
6日(火)
おめざ
水無月(白)、ほうじ茶。
朝
インスタントラーメン(イトメン 魚介と野菜のおだしらーめん あさりみそ味)。
トッピングは偽メンマ、ねぎ、わかめ、もやし、缶詰コーン。
イエロー・スプリット・ピー(皮を取った干しえんどう豆)を水に浸しておく。
昼
めかぶ納豆、切り干し大根とひじきの炊いたの、ラタトゥイユ、麦飯、きゅうりのにんにく塩水漬け、もやしの味噌汁。
おかずは冷蔵庫から出しただけ。切ったり混ぜたりはしたけど。
夕方、風はどうやら涼しくなっているのにうちのベランダがいつまでも暑いのは、お隣のエアコンの熱風が吹き込んでいるせいなのではという気がする(うちはいまのところ、エアコンを使用するのは風呂上りだけ)。洗濯ものがよく乾いていいかな(ポジティブシンキング)。ということで、風呂入って洗濯。
晩はきゅうりに味噌をつけてかじりつつ、ノンアルコールビールを飲む。水に浸しておいたイエロー・スプリット・ピーを煮ておいて、就寝。
7日(水)
今朝見た夢。病院にいる。なにかの薬を注射することになったが、医師も看護師もいない。医療職でもなんでもない友人が、自分が打ってやるという。抵抗したが、あっという間に上腕にゴムチューブを巻かれて観念する。注射器や薬液の扱いなど見ていると、案外手際がいい。針を刺す。浅い。えっ皮下注射?ゴムの意味は?
すごい雨で部屋の中が暗い。
朝
干しえんどう豆のスープ、カンパーニュのトースト。
何度か書いているような気がするけど、豆のスープではこの干しえんどう豆のスープが一番好きだ。旨味が強く、水で煮て塩を加えるだけで完成する。「イエロー・スプリット・ピー」という名でえんどう豆でなく樹豆(トゥールダール)を売っている場合があるので要注意。樹豆も美味しいんだけど、やっぱり違うものは違うもの。
晩はタイの香らない米を炊き、ラタトゥイユの残りに舞茸を加えて作成したスープカレーと。朝の豆スープの残りは再加熱しておく。
8日(木)
午前5時すぎにベランダに出てみたら、ミツバチが来ていた。安心安心。授粉は任せた。
いくらなんでも早く起きすぎたので寝床に戻り、といって二度寝するのもなんなので、姪っ子に送る本を読む。
かこさとし・文 / かこさとし、なかじまかめい・絵『くもとり山のイノシシびょういん 7つのおはなし』(福音館書店)
わたなべしげお・さく / やまわきゆりこ・え『もりのへなそうる』(福音館書店)
エリナー・クライマー・文 / ロバート・クァッケンブッシュ・絵『ねこのホレイショ』(阿部公子 訳 こぐま社)
エリナー・ファージョン / エドワード・アーディゾーニ『マローンおばさん』(阿部公子、茨木啓子 訳 こぐま社)
翻訳物は期せずして訳者が同じであった。「イノシシびょういん」以外はすべて既読のもの。まあ何度読んでもよいものはよいのだ。「おれはねこだぜ」や「へなそうる」みたいに教訓もなにもないおはなしがわたしは好きだ。痛い目にあってもちいとも懲りないねこ。懲りないところがいいんだなあ。おはなしのスケールがでかいというか、規格外。これが改心してしまっては、どうにもつまらない。「へなそうる」は小さな兄弟が森に行って変わった動物と遊んで帰るだけのおはなし。へなそうるの想像する「かに」がすごい。まるくて頭(?)には蓬蓬と毛が生え、両手にハサミを持ち、たくさんある足には長靴を履いている。そしてなんか笑ってる。この笑顔はなんなのだ。そら怖いわ。そうそう、おかあさんがもたせてくれて、兄弟がへなそうるにわけてやるお弁当が美味しそうなのだよね。「いちごを とんとんとうすくきって、それに、はちみつを とろとろとろっとかけたのを、パンにはさん」だサンドイッチ、「たらこを やいて、それをほぐして、ごはんに まぜて、きゅっきゅっきゅっと にぎって」のりをまいたおにぎり。「とんとん」「とろとろとろっ」「きゅっきゅっきゅっ」という擬音が効いている。間違いなく料理上手だ、このおかあさんは。
『マローンおばさん』を読んで泣いていたら、ご近所さんが罵り合いのケンカをはじめた。まだ7時前ですよ……
梅雨寒の朝飯にあったかいうどんでもつくるか、と台所に行ったら、冷蔵庫にしまい忘れていた昨日の豆スープ。それはこっち優先でしょう。あたためなおしていただきます。
晩は麦飯を炊き、おかずは焼いた厚揚げに生姜醤油、きゅうりの塩水漬け、インスタント味噌汁(油揚げ)。
9日(金)
今朝も5時前に目が覚めた。雨の中、えらく枯れた声のカラスが鳴いている。
朝
めかぶ納豆、きゅうりのにんにく塩水漬けに梅酢、あらめの佃煮、麦飯、インスタント味噌汁(とうふ)。
買いおき、つくりおき、つくりおき、残りもの、インスタント。完璧。
8時ごろ、雨がやんだと思ったら、今年初のクマゼミの声。
10日(土)
土曜日なのに、5時前に目が覚めた。今朝も枯れた声のカラスが鳴いているのが聞こえる。
朝
うどん(普通種)。
毎度のにんにく塩水漬けに、今回はにんじんを少々。
昼
インスタント春雨スープ(グリーンカレー風味)、味付もずく(ゆず風味)、レモンの砂糖漬け、焼きめし。
焼きめしは、冷凍してあったタイライスを解凍して使用、にんにく、しょうが、青唐辛子、にんじん、九条ねぎ、かまぼこ、たまご入りで、トッピングは赤玉ねぎと乾燥コリアンダーリーフ、生の柑橘はないのでポッカレモンを少々。
午後、実家からの支援物資(伯母さん、叔父さんが育てた野菜いろいろ)が届く。ありがたや。この時期はベランダよりこっちの方がまだしも涼しくて乾燥しているだろうと、玉ねぎはとりあえず玄関ドアにフックをかけて吊るした。
出入りの際は外さんといかんけど。なんとか邪魔にならないところに引っかけられないか、あとで考えることにする。
今日は紙ものの片づけがけっこう進んだ。映画や美術展の半券やフライヤーなんか出てくると、こんなの観てたんかーと懐かしくなって手が止まること幾たびか……
こんなん観てたんやな。『刑事まつり』、『帰ってきた刑事まつり』。どう考えてもソフト化は無理だろうし、観ておいてよかった。『刑事まつり』のおじいちゃん刑事は、突貫小僧こと青木富夫さん。篠崎誠監督の愛を感じた。
フライヤーは、もらったけど観に行けなかったものを処分するのに成功。しかし買っていないはずがない「ジョルジュ・モランディ展」の図録が出てきていない。ということは、まだまだ出てくるわけで……終わる気がしない。が、やらねばならない(謎の使命感)。
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