2021-07-20

日々雑記 2021 Jul. #2

11日(日)

今日からお茶はこれ。


水出しも可能だけど、朝は煮出して熱いのを一杯。残りはやかんを水に浸けて冷まし、空いたペットボトルに移して冷蔵庫へ。洗いやすい冷水筒があったら買おう(といい続けて幾年月)。

涼しい朝だが、お隣さんのエアコンはガンガン働いている。ベランダの衆に水やり。今日は液肥を与えた。ニガウリの実は順調に大きくなっている。シソとバジルはハダニを克服した模様。



アップルバター、全粒粉石窯ブレッドのトースト、生姜紅茶。

いま野菜長者なので、献立をあれこれ考えるのが楽しい。なすは電子レンジで加熱して冷やし、ごまだれをかけようか。三度豆はごぼう天と炊くか、いやいや、封を切ったばかりのほぐしたらこがあるから、茹でてたらこ白和えにしよう。にんじんをいっしょに茹でて、お揚げは焼いて……と冷蔵庫からたらこの瓶を取り出したその瞬間。手から離れた瓶は床に当たって蓋が飛び、ごろごろと弧を描くように転がった。何が起こったか理解するのに少し時間がかかった。わたしは見事な軌跡を描くたらこを前に立ち尽くし、これは何だろう、あれかな、黄金螺旋ってやつかな、うん違うな多分、などと考えていた。それほどまでに自分のしでかしたことを認めたくないのか。ああ人間よ……いや大丈夫です、掃除しました。



鰺の干物、三度豆とお揚げとにんじんの胡麻味噌和え、冷やしなす、白飯、きゅうりとにんじんのにんにく塩水漬け、玉ねぎと麩とわかめの味噌汁。
たらこ白和えが夢と消えたので、三度豆は胡麻味噌和えにした。ごまだれだと三度豆と味がかぶるので、冷やしなすには白だしをかけることにした。ヘタを落したなすを1本ずつラップでくるんで皿に乗せてレンチン。中2本なら600Wで5分程度。大きさや本数でできあがり時間は変わるので、様子をみて適宜レンジを止め、ラップのまま氷水に放り込んで急冷、裂いて適当な長さに切る。

おやつ


ヤマザキ「クリームたっぷり生どら焼 甘納豆入り小豆ホイップクリーム」、ほうじ茶。
生どら焼、ホイップクリームはそんなに甘くない(そして小豆の存在感はほとんどない)けど、本丸の甘納豆が歯が痛くなるレベルのスゴい甘さであった。

本日の夕空


晩酌


アテは焼きトマト。
悪いことはいわないから、ミニトマトを焼いてみてほしい。塩をちょっとふってもいいけど、なにもつけなくても最高にうまいから。ミニじゃなくても可。焼いたトマトはうまいのだ。串に刺したのは、丸いまま単独で網に乗せると転がり落ちる危険があるのと、風情がいいので。風情は気分の問題だけど。


12日(月)

おめざ


くず餅(こしあん)、ほうじ茶。
見た目涼しく口当たりがつるりとしたくず餅は、夏のお菓子ですなあ。近所のスーパーで買ったあわしま堂の製品。



味付めかぶ、きゅうりとにんじんの塩水漬け、ほぐし焼き鰺のっけ飯、お揚げなどの味噌汁。
昨日焼いてほぐしておいた鰺をレンチンした残り飯に乗っけ、ベランダ産のしそを刻んでトッピング。昨日の味噌汁の残りを煮返して、これまた昨日の残りの乾煎り油揚げを投入。

今日も今日とて姪っ子たちに送る本の検品(と称して自分のたのしみのための読書)。安房直子・作 / 高橋和枝・絵『童話集 銀のくじゃく』(偕成社文庫)を読んだ。なにかしらの欠落を抱えた人たちの前に、この世界と地続きの異世界が現れる。「あちら」が彼らを呼ぶのではなく、彼らが「あちら」を必要とし、その世界へと誘うものたちを呼ぶのだろう。誘われるままに「こちら」の世界を後にする彼ら、「あちら」に留まる者、惹かれながらも「こちら」に帰ってくる者、物語の結末はそれぞれだけど、その選択は彼ら自身の意志にまかされている。銀の月、青い水、翻る旗、べにむらさきの花咲く野、山を焼きながらやってくる熊の娘。どの物語も絵画的で強い印象を残し忘れ難い。ふたつの孤独な魂が時を越えて出会う「青い糸」に、わたしは心を掴まれた。



午後11時になる少し前、ほうじ茶を淹れ、朝の残りのくず餅を食べたら猛烈に眠くなった(因果関係はない)。最近は毎晩日付が変わる前に眠り、夜が明けるころに目覚めている。いい傾向。


13日(火)

おめざ


ひとくち塩豆切餅(つぶあん)、ほうじ茶。
昨日に続いてあわしま堂のお菓子。このごろ近所のスーパーに常備されるようになってうれしい。



両面焼きたまごのホットサンド、紅茶。
全粒粉石窯ブレッドの厚さを半分にしてピザソースを塗り、両面焼きたまご、赤玉ねぎ、ベランダ産バジル、スライスチーズを挟んで焼いた。たまごの焼き加減が甘くてたれてしまった。たれるかたれないかのギリギリの線を狙って精進いたします。(難度C)

実はミツバチを見たのは一度きりで、翌日からは見ておらず、おそらくニガウリの雌花4号は受粉していない。アシナガバチは毎日来ているのに……もしかして見間違えた?(どうやったら見間違えるのか) ということで毎朝雌花を探しては人工授粉しているのだけど、今朝は三つ咲いたうち、二つを見落としていたことに夕方気づいた。残念。もうちょっと気合を入れて探さねば。

晩はごまだれをかけた蒸しなすをアテに、ノンアルコールビール。新たにレンジ蒸しなすをつくっておく。なんせ野菜長者なもので。


14日(水)

おめざ


りんごと巨峰のくず餅、はとむぎ茶。
これもあわしま堂の製品。わたしはもう少し香料控えめなのが好みかな。



味付めかぶ、あるもんなんでものっけ飯、インスタント味噌汁(油揚げ)。
飯に乗せたのは、きゅうりのにんにく塩水漬け、大根の梅酢醤油漬け、ちくわのねぎ和え、偽きゅうりのキューちゃん(母作)、レンジ蒸しなすの生姜醤油和え、冷凍コーン。コーンは缶詰のを使った際、残りを小分けして冷凍していたもの。

晩は紅茶を淹れて、帰りに寄ったパン屋さんで値下げ処分していたアールグレイのなんとか(名前忘れた)とフレンチトースト。食後、生きゅうりに味噌をつけてぼりぼりかじりながら、ビール少々。たまごを熱湯に入れて就寝。


15日(木)

明け方に目覚めたとき、それまで見ていた夢があまりにも気色悪く、二度寝したら大半を忘れたけれども、何かの賞品が手のひら一杯の歯で、それをがりがりと噛み砕いていたことは覚えていた。気持ち悪い。



茹でたまご、アップルパイ、コーヒー。
たまごの加熱に難ありのわたしだけど、今回はベストの出来ではないだろうか。白身はぷるんとやわらかく、黄身は固すぎず柔らかすぎず。小鍋に湯を沸かし、冷蔵庫から出したばかりのたまごを入れてすぐに火を消し、湯が冷めるまで放置したもの。これは楽ちん。とはいえ、湯の量とたまごの数で違うのだろう。たまたまうまくいっただけだと思う(数値化しとけ)。

晩は白飯を炊いて、インド製レトルトカレー(ダールフライ)。


16日(金)

明け方は雨だったが、7時過ぎには上がった。涼しくていい。



インスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。
トッピングはたまご、しいたけ、刻みねぎ、ちくわ、もやし、コーン。しいたけとコーンは冷凍しておいたもの。

全国各地が梅雨明けしたというのに、東海、近畿、四国はとりのこされ未だ梅雨だと。

晩はきゅうりの塩水漬けと冷やしトマトをアテにビール。


17日(土)

近畿、東海は梅雨明けしたらしいが、空はどんよりしている。

ニガウリ1~3号はそろそろ収穫できそう。


これは3号。

ミニトマトを湯剥きして、つくりおきの甘酢に漬けた。


湯剥きは手間がかかるけど、食べるのは一瞬……しかし美味いのでつくらざるを得ず。冷やしトマトには酢(甘くしない普通のやつ)というのが麩家の定番なのだけど、甘酢をかけるのもよいものだ。

その甘酢を使い切ったので、新たにつくっておく。


鍋に水180㎖を入れて火にかけ(今回は出汁昆布と赤唐辛子も加えた)、砂糖大さじ5、塩小さじ1/2を溶かし、酢120㎖を加えて火を止め、冷めたら瓶に詰めて冷蔵庫で保存。



かぼちゃの炊いたの、蒸しなす生姜醤油、三度豆とごぼう天の炊いたの、偽きゅうりのキューちゃん、ミニトマトの甘酢漬け、白飯、玉ねぎとわかめとコーンの味噌汁。
かぼちゃは食べ切れない分を切って生のまま冷凍しておいたもの。早く煮えるので夏には助かる。コーンも缶詰のを小分けして冷凍しておいたもの。ごぼう天はカネテツ「素材揚げ ごぼう」。

おやつ


レモンの砂糖漬けのシロップと炭酸水でレモンスカッシュ。

下ろしていた日よけを上げたら……


ニガウリが葉焼けを起こしていた。梅雨が明けたからっていきなり本気出すことないんやで、夏よ……

本日の夕空


明日も暑くなりそう。

日が沈んだら涼しくなったので、ベランダで夕涼み


といいながら厚揚げを焼いてビール。最高。


18日(日)



納豆、味付もずく、きゅうりの塩水漬け、白飯、インスタント味噌汁(お揚げ)。

ミツバチは最近ご無沙汰だけど、今朝はヤマトシジミが来ていた。


毎朝おいでください。

そして収穫。


同じ日に開花した、ニガウリ1-a号、1-b号。



ゴーヤーチャンプルー、万願寺唐辛子とお揚げのたいたの、にがうりの土佐酢がけ、ミニトマトの甘酢漬け、麦飯、なすの味噌汁。
チャンプルーにはにがうり、玉ねぎ、にんじん、豆腐、ツナ缶、たまごを使用。採りたてのにがうりを薄く切って氷水に晒して土佐酢をかけたのが、わたしの一番好きな食べ方だ。

晩は昼の残りで適当に。


19日(月)



インスタントラーメン(日清 ラ王 味噌)。
茹でたまご、ねぎ、もやし、わかめをトッピング。たまごは剥いていて白身がはがれ、黄身が見えたし切らなくてもいいかと丸ごと乗せた。

今日もニガウリの葉焼けが酷かった。これまでは8月の39℃越えの日にたまにあるくらいで、7月の段階でこんなことは初めて。それまで日中陽射しがほとんどなかったのが、梅雨が明けるやいきなりのカンカン照り35℃越えでは、いかに暑さに強いニガウリといえど耐え切れないだろう。焼けた葉は回復しないので切るしかない。緑のカーテン、すでに穴だらけ。

晩はつくりおきの漬物などをアテに、ノンアルコールビールを少々。


20日(火)



キャベツとちくわのサンドウィッチ、紅茶。
見事な暴れサンド。キャベツをさっと湯通ししてざるに上げ、冷めたら水気を絞って小口切りのちくわを加え、オリーブオイル、塩、胡椒、レモン汁で和えた。フィリングに粘性がないため、パンを焼かずに挟んだら軟弱すぎて倒壊した。こんどはトーストサンドかホットサンドにしよう。

晩酌


ノンアルコールビールに、アテはにがうりとツナの酢味噌和えと蒸しなすの胡麻ドレッシング。

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