2021-05-10

日々雑記 2021 May #1

1日(土)

サボ子は19番が終わって開いているのは2輪となり、オブツサ子1号3号はともに最後の花が開いた。

朝は豆乳飲料(カゴメ 野菜生活 SOY+ベリー)。

朝からスパゲッティを水浸していたので、それを食べることは決まっていたけど、それ以外がまったく決まらず、某呟き処で手持ちの食材を呟いて、どう料理するかをフォロイーさんに決めていただいた。いつもありがとうございます。



赤玉ねぎマリネ、野菜ときのこのスープ、さば缶とキャベツのレモンスパゲッティ。
スープは玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、冷凍してあったしめじと粉末野菜ブイヨンで作成。レモンスパゲッティは、オリーブ油ににんにくと赤唐辛子を入れて温めたところに、さば水煮缶を汁ごと加えてへらでほぐし、軽く煮詰めてレモンピール(冷凍しめじの下から出てきた)を加え、塩とレモン汁で味つけして、キャベツといっしょに茹でた麺の水気を切って合わせ、皿に盛って追いオリーブオイル。さば缶料理には柑橘が合う。

昼を過ぎると恐ろしいほどの突風が吹き荒れたので、小さい皆さんには互助会を結成していただいた。


このときはまだ日が射しているが、3時ごろには雷が鳴り、土砂降りに(すぐ上がった)。という次第で、散歩は諦めて部屋の片づけをする。

片づけは、終わらせてしまわなければ、往々にして片づけ前よりも荒れた状態の部屋で過ごさねばならないことは、骨身にしみて知っていたはずなのに(終わらせられなかった)。



炭火でお揚げを焼き、ビールぐいぐい。これを最高といわずして何を。


2日(日)



ロールドオーツ茶漬け。
茶漬けの素は、いただきもののわさび茶漬け。



うどんセット。
香の物は岩下の新生姜をスライスしたもの。うどんのトッピングはとろろ昆布、九条ねぎ、かまぼこ、しいたけ。おいなりさんは市販のもの。3個入りを買ってきたのだけど、空腹のあまり、皿に移すつもりの箸がなぜかダイレクトに口へ向かい、1個消失。

サボ子はおそらく今日ですべて咲き終わり。


ランポーくんの蕾が膨らみ始めた。


ずっとほったらかしにしていたコリアンダーの枯れ葉を、中腰前かがみで取っていたら腰に支障をきたした……


蕾かわいいよコリアンダー……腰いてぇ。

近所のスーパーでまぐろの血合いが手に入った。ベタ塩して霜降りし、煮付にしようと思ったらしょうがを切らしていたので、こないだ封を切った岩下の新生姜をスライスして入れ、ついでに漬け汁も加えて煮たら、相当おいしいものができたんでないの、これ。


煮汁は酒、醤油、砂糖、八丁味噌、新生姜の漬け汁。

それはそれとして、晩は鱈のアラ鍋。(アラしか買わんのか)


寒いでな。


3日(月)



かしわ餅(よもぎ+つぶあん)、番茶。

とうもろこし粉でマフィンを焼いてみた。


粉はコーンフラワー80ℊ+小麦粉30ℊ(それとベーキングパウダー5ℊ)。ほかの材料はバター(有塩)50ℊ、砂糖50ℊ、たまご1個、牛乳50㎖。全部(粉以外を書いてある順にすり混ぜて、最後に粉)混ぜて型に入れ、170℃で25分焼いた。



焼きししゃも、麩と白菜の炊いたの、麦飯、干し大根の甘酢漬け、きのこ汁。

昨日「サボ子はたぶん咲き終わり」なんてことをいったが


今日もイケイケであった。昨日寒かったからかね。

おやつ


コーンマフィン、コーヒー。
ほぼとうもろこし粉なのでホロホロと崩れやすいが、素朴な味がかなり好み。つぎはそば粉や豆粉でつくってみようか。

晩酌


アテは昨日つくったまぐろの血合いの炊いたの。はじめは赤ワイン煮にするつもりだったけど、土壇場で気が変わり、買ってきておいて使わなかった赤ワインとともに。1杯だけにしておくつもりが、酒のおかわりをしてしまった。


4日(火)



コーンマフィン、コーヒー。



インスタントちゃんぽん(マルタイ 長崎ちゃんぽん)。
具はにんじん、赤玉ねぎ、キャベツ、ししとう、かまぼこ、冷凍してあったきくらげ、ねぎ。
キャベツとねぎがアホみたいに硬い。花の季節やでな。ケチらず春キャベツを買っておけばこんなことには……

サボ子は今日もイケイケであった。


わたしはきみのことをなにもわかっていなかったようだ。ともあれ、今日もきれいだね。

今日が連休期間中唯一の散歩チャンスらしいので、午後2時に家を出た。

毎年たのしみにしている、道端のシロバナマンネングサ。


いつもの散歩コースを北へ。


以前はミゾソバばかりだったけど、このところシャクチリソバが増えている。紫色はナヨクサフジ。これもかなり増えた。

ナルトサワギク(特定外来生物)にナミホシヒラタアブ


ツルウメモドキ


このごろ増えてきたカキネガラシ


茎が四方八方に枝分かれして、集まると垣根状になるということで、この名前。


川沿いの道をはずれ、公園を突っ切っていく。植え込みのあたりには、誰も見向きもしないが、ミツバがもりもり生えている。


まあわたしもここのは採ったことないけど(主に人通りの問題で)。

ここからは市街地を行く。花が見られるかもと思い、街路樹のユリノキを上から見下ろせるスポット(某商業施設)に行ってみるも、緊急事態宣言を受けて休業中であった。木の下に腰かけてひとやすみ、さらに10分少々歩いて琵琶湖疎水へ。まずは西へ。

ハルジオン


この辺りのは、うちの周囲のよりピンク色が濃い。

こういう場所を見るとすぐ入っていくタチで。


イワヒメワラビ(だと思う)


その根元に、タニギキョウ


シダかぶりのしかピントが合ってなかった……



キノコはマジでわからない。好きなんだけど。シダも好きなのにあんまりわからない。個性を主張するタイプと、食用になるヤツは見たらわかるんだけど(そのつもりで覚えればいいのでは)。

日当たりのいいところでは、コナスビが咲いていた。


コナスビなんて名前だけど、ナスビとはなんら関係のないサクラソウ科の植物。

エゴノキはまだ咲いてなかった。


はー山たのしい(対岸より)。


クサイチゴの様子を見に行く途中で出会ったアマゲーロ様


愛らしいお方。

肝心のクサイチゴは


まだ緑。

タラノキ


刺す気マンマン。

帰り道、来た時と少しコースを変えたら、ギンランが咲いていた。


二株を確認。ここのギンランたちは、だれかが石で囲いをして守ってあげていた。



わたしの散歩コースのササバギンランたちを守るには、どうしたらいいんだろう、なんてことを考えながら歩く。

ナワシロイチゴにヒメウラナミジャノメ


ヒメウズは種がはじけたあとも花のようだ。


後ろに見えている緑色のが若い種莢。

コースを変えたおかげで、熟したクサイチゴを発見。


採れそうなのが5、6個だったので、その場で美味しくいただいた。

起点まで戻ってきた。こんどは東へ。この辺から食材を採りながらの散策に切り替える。途中、フキの生えている場所を通りかかるが、ひとんちの敷地かどうかが不明確なのでやりすごす。

山のウグイスが鳴いている。見事に仕上がったホーホケキョのあと、谷渡り。はじめて生で聞いた。これは警戒を意味するんだそうだ。

カラムシがたくさん生えているところに来た。何本か先端が折り取られている。これも食えるらしいということが最近わかったので、ためしに太いものを5本ばかり摘んでいく。その他、山道でオオバコを少々、カキドオシを少々いただいた帰り道、


例のフキが何者かによって摘まれているのを見た。葉っぱを捨てていくんじゃないよ……

すっかり暗くなったころ、帰宅


にまんななせん……って馬鹿なのかな?

とりあえず、採ってきた食材をざっと洗っておく。本日の収穫


カラムシ、アキノノゲシ、ホソバアキノノゲシ、カキドオシ、オオバコ。


5日(水)

昨日、歩数からいって20㎞以上歩いたせいで、さすがに足腰が厳しい感じ。

サボ子はついに咲き終わり。オブツサ子2号も咲き終わり。

朝はコーンマフィンと紅茶。



カラムシのおひたし、オオバコとツナの炒めもの、フキの佃煮、カキドオシ飯、アキノノゲシのかきたま汁。
茹でて皮を剥いたカラムシはシャキシャキと歯切れよく、臭みなしで案外いける。まあ、美味くも不味くもないので、味つけ次第か。そこへいくと、フキは明らかに香気素晴らしく、美味い。さすが売り物になるものは違う。アキノノゲシは、何度もいうがレタス(キク科アキノノゲシ属)の親戚で、ほぼレタス。

夜、硬いキャベツは煮込めばなんとかなると、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、しめじ、缶詰のカットトマトと煮てスープにした。

晩はまぐろの血合いの炊いたのをアテに、湯割り焼酎少々。


6日(木)



野菜スープのポリッジ。

夕方、食材採りを兼ねて少し歩く。近所のマンションの花壇では


茎についたままのノビルのむかごが発芽していた。そんな季節か。

キツネアザミ


対岸のナヨクサフジは、同じ高さでずーーーっと横に広がっている。上には行けないのだろうか。


セイヨウヒキヨモギ


シロバナマンテマ


別の場所のシロバナマンテマは、少しピンク色が濃かった。


本日の収穫


アキノノゲシ、シャクチリソバ、クズ、ヤブカラシ。
ヤブカラシは塩茹でして水に晒し、クズは湯通しして皮を剥いておく。


7日(金)



野菜スープ、超熟フォカッチャ。

晩は野菜スープと、厚みを半分に切り、チーズを乗せて焼いた超熟フォカッチャ。

姪っ子への貢物にしようと買った本を片っ端から読んでいるわけだが、今日はE. L. カニグズバーグ『クローディアの秘密』(松永ふみ子 訳 岩波少年文庫)を読んだ。思慮深く慎重なお姉ちゃん(でも金銭感覚なし)と度胸があって機転の利く弟くん(でもドケチ)のコンビ最高。わくわくするような冒険と成長の物語であり、良質なミステリでもある。クローディアの「それはね、人が秘密をもってたとしても、その人が秘密をもってることをだれも知らないと、そのうちつまらなくなっちゃうからよ。それで、その秘密が何かってことは人に知られたくないけど、せめて秘密をもってるってことくらい、人に知られたくなるのね。」ってセリフに痺れた。フランクワイラーさんが、テープレコーダーに吹き込んでは消し吹き込んでは消ししているジェイミーを叱りつける、「ローレンス・オリヴィエがハムレットの芝居をやってるんじゃないでしょ。」は現代っ子に伝わるのであろうか(「であろうか」じゃない)。ってこれ、伝わらないポイントが二つあるな。まずもって、テープレコーダーが……


昨日採ってきたシャクチリソバを茹でて水に取り、茎を少しかじってみたら、めちゃくちゃ酸っぱい。さすがスイバやイタドリの仲間。てことはイタドリと同じように処理すればいいのだろうか。今回はこのまま水に晒してみるとしよう。アキノノゲシも茹でて水に晒しておく。


8日(土)

今朝見た夢。締め切りの迫っている仕事を実家に持ち帰る。手をつけたはいいが、すぐに嫌になり、飼っているチャボたちの様子を見に行く。さすがに老いているが元気そうだ。背中を撫でると雄は嫌そうだが雌は嬉しそうにしていた。雌が傍らに置いてある袋から黒胡麻の団子を取り出し、二羽で食べ始めた。喉につめたりしないだろうかと心配になる。

夢の中でチャボの背中を撫でながら、わたしよりちょっと年下なだけなんだよなー、長生きしてなー、なんて思っていたけど、目が覚めたら、チャボたちはどちらも、わたしが小学生の時に死んでしまったのを思い出した。しかし締め切りが迫っている仕事があるのは現実。夢ならいいのに(仕事しろ)。

朝は野菜スープにカレー粉を足して。



クズとじゃがいものサラダ、シャクチリソバのじゃこ炒め、じてんしゃ飯、アキノノゲシの味噌汁。
何も考えずにつくったら、じゃこがかぶってしまった。しかし軽く酸味の残っているシャクチリソバにはコレでしょう。思った通りかなり美味い。白いごはんに合う味。今日のは白くないけど。ポテサラに豆(さやいんげんとかえんどう豆とか)だけを入れたのが好きなんだけど、やはりクズも合う。って酸味のあるおかずもかぶっているな。何も考えないって恐ろしい。

シソの芽が出た。


ひとつ違うのがいる(ノゲシだな)。

晩は冷や奴に青唐醤油漬けを乗せて、ビール少々。


9日(日)

朝は水出し番茶のみ。

ラズベリージャム入りそば粉のマフィンを焼いた。


ひとつを除いてジャムが吹きこぼれてしまった。ジャムを煮詰めるか、コーンスターチでとろみをつけておけばいいと教えていただいたので、次の機会があればそうしてみよう。



スパゲッティ・ナポリタン。
魚肉ソーセージ、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム入り、粉チーズをかけ、タバスコを添えて喫茶店ランチ。

おやつ


ラズベリージャム入り(出た)そば粉マフィン、紅茶。
穴に新たにジャムを詰めるべきなのだろうか。

午後は仕事。晩は仕事の合い間にカップ麺(日清シーフードヌードル)。


10日(月)

コリアンダーが花を開きはじめた。


花もいいねえ。

朝、食欲はなかったけど、今日の現場には気合と体力が要るので、バナナを2本食べた。昼は近所のインド料理店で。



ベジタブルセット。
カレーはミックスベジタブルとアルー・パラック。写真を撮ったあとにチャトニ2種(グリーン&レッド)を持ってきてくれた。今日がたまたまだったと思いたいけど、お店に入ったときにはお客さんゼロで、店内音楽もかかっていなかった。以前はいつも「ナン オカワリ?」と聞いてくれていたのに、今日はなかった。うーむ。

帰り道のスイカズラが花盛り。


蜜を吸いたくなるのをぐっと我慢。(人も車も多い)

0 件のコメント:

コメントを投稿