2020-09-20

日々雑記 2020 Sep. #2

11日(金)

このところニガウリの花が増えてきて、確実に秋になっているのだけれども、どうも虫(ミツバチやチョウ)が来てくれていないようで、雌花を5つダメにしてしまった。ということで、今朝は雄花をぶっちぎって人工授粉。


無事に育ってくれればいいけど。




インスタントスープ(オニオン)、6Pチーズ(チェダー)、茹でたまご、にんじんときゅうりのサラダ、昨日焼いたレーズン酵母パン。

今日は帰りに土を買って帰ろうと思っていたが、土砂降りの雨で諦めた。


12日(土)




キウイ、一昨日焼いたパン、コーヒー。




もやし焼きそば、水。
もやしは1袋使用。フライパンにごま油をひいて、中華蒸し麺を焦げ目がつくように弱めの火でじっくり焼き、火力を最強にして洗ったもやしを投入、がっふがっふと炒めて(麺に付属していたけれども使わず残っていた)マルちゃん塩焼きそばのソースで味つけ。皿に盛ってから一味唐辛子をふった。

午後は外出、ホームセンターで土と鉢底石、いい魚を置いているスーパーで鰯などを買う。買ったものを担いで帰ってきたらさすがに疲れた。床に倒れ、フォローしている方の日記を読む。ひとさまの日記を読むのは楽しい。日々考えておられることに触れると自分も考えることに誘われるし、なんでもないような出来事には心をほぐしてもらえるし、読まれた本は「読みたい!」となる。自分も日記を公開しているけれど、だいたい食べものとベランダ園芸の話ばかりになっていて、こんなの需要があるんだろうかね、とは思うけれども、今期は仕事もウチでやることが多く、ほぼ買いもの以外で外出しない生活で、とくに面白いことも起こりようがない。

さて、体を縦にしまして


こいつを料理していきましょう。17匹。

じゃがいもをスライスして、油を塗った耐熱容器(今回はパエリア鍋)に敷き詰め、


洗って鱗をとった鰯を載せ、隙間に半割りにしたミニトマトを詰め、ハーブソルト(ほんとうは「ローズマリーで」と教えていただいたんだけど手に入らなかった)をふり、オリーブオイルをかける。


鰯、可愛い顔してるなあ……しかし焼く。220℃に予熱したオーブンで10分ちょい焼く。

オーブンで焼いている間に、残りの13匹を梅煮にする。

焼けました(乾燥パセリをふった)。


以前、某呟き処でフォローしている方が秋刀魚でつくっておられて、それがあまりにも美味しそうなので「ワシもなんかオーブンで焼く!」と、アスパラごぼうキッシュをつくったのであったが、ありがたいことに、その方がつくりかたを詳しく教えてくださった。

さて。


あー美味い。これは美味い。すべての素材が抜群に美味しくなるんだな、この調理法。しかも簡単って最高じゃないですか。今後何度もつくることになるだろうな。ありがてえありがてえ。ワタはとらずに焼いて、焼き汁とワタをパンにつけて食べるといいと教えてくださったのだけど、今回パンを仕込むのを忘れるという痛恨のミス。次回はパンを焼き、冷ましている間に魚を焼く構えでいきたい。


13日(日)

昨夜たくさん食べたので腹が減らず、朝は抜き。




鰯の梅煮、ごまきゅう、麦飯、なすの味噌汁。

昨日買ってきた土で、ペパーミントを植え替えた。思った通り根詰まりからの根腐れ(こんな予想は当たっていらん)。生きろ!生きて雑草魂を見せろ!と励まし、直射日光の当たらない場所で静養させる。来年は初夏あたりに鉢増ししてやるようにしたい。

ニガウリのネットに、頭を下にしてピクリとも動かないシロテンハナムグリ氏を発見。


えー、ひょっとして死んでる?と、だらりと下がった前肢に触ってみたら、しばらくして
動き出した。


寝てたんか。すまん。


また寝た。


14日(月)

シロテンハナムグリ氏は、ニガウリのつるにつかまり、ゆっくり、もがくように歩いている。よく見ると左の前肢の跗節が失われており、細いつるをとらえるのに難儀している様子。たぶんもうすぐその生を終えるのだろう。




納豆、ごはんのおとも盛り合わせ、麦飯、インスタント味噌汁。
ごはんのおともはなめたけ、ねぎおかか、新生姜の佃煮、にがうりの佃煮。麦飯は昨日の残り。

夕方、シロテンハナムグリ氏は死んで落ちていた。ナガイモの鉢の隅に埋めた。

夜、お揚げを炊く。


人生初のこころみ。続きは明日。


15日(火)

どうやらわたしはお稲荷さんをなめていたようだ。ウチ仕事の合い間、小腹がすいたらちょいとつまんじゃおうと、軽い気持ちでつくったのだけど、こんなに手間取るとは思わなかった。仕事をする暇がなかったではないか(言い訳ではない)(断じてない)。

まず米と同量の水で1合半の飯を炊く。実家では、酢飯のときは昆布を敷いて炊いていたけど、ウチは昆布を使ったり使わなかったり。今回は使わずにやる。理由は特にない。

米を炊いている間にすし酢と具を準備する。お揚げが甘辛いので、すし酢は通常より薄味で、1合半の飯に対しては、だいたい 酢:大さじ2、砂糖:小さじ1、塩:小さじ1/2弱 という感じ。具は酢漬けにしたみょうが(これはつくりおきしてあるもの)、塩茹でしたにんじん、薄い醤油味に炊いたひじき。

米が炊きあがったら、飯切はないのでボウルに移す。鍋の縁に沿ってさくさくと底までしゃもじを入れ、ボウルの上でひっくり返す。


お焦げができてしまった。まあいい。ここへすし酢を回しかけて混ぜ、いりごまを加え混ぜたら、ときどき返しながらうちわ(ちょっと自慢)であおいで冷ます。


酢飯が冷めたら4つに分ける。調理用の小さめのボウルはそんなにないので、カフェオレボウルも動員する。それぞれに具を混ぜ込み、それぞれをさらに4つに分けてにぎるのだが、これにかなり苦戦した。手がでかいので、というよりは不器用なので、小さくまとめるのが難しいが、どうにかこうにかクリア。


これを昨日炊いたお揚げに詰めていくのだが、これにもかなり苦戦(不器用)。しかしなんとかなった(と思う)。なんとかならなかった(お稲荷さんの形状が保てなかった)もの2つは、その場で口に入れた(この時点で空腹に耐えきれなかったということもある)。

ということで、なんとかありついた昼(すでに午後2時が目前)。


プレーン(ごま)、+酢漬けみょうが、+にんじん、+ひじき。熱い緑茶を添えて。
米を炊き始めたのが正午を過ぎてからではあったが、もうちょっとトントントンと進むんじゃないかと思っていた。自分の不器用を過小評価していた。でもおいしくできた。お焦げはプレーンに集中させ、味に変化をつけるのに役立てた(ものは言いよう)。

残りは神経衰弱状態に。


これをタッパーに入れておく。小腹がすいたらちょいとつまめるようになるまでに、膨大な時間がかかった気がする。次は海苔巻で。(巻きす持ってないし、やっぱり海苔巻なめてる気がするけど)

おやつにお茶を淹れ、お稲荷さんを2つ。

夕方、久々に散歩に出る。いつもの散歩コースで、春先にはセイヨウカラシナを採る場所が、アレチウリに覆われていた。去年まではこんなことなかったような気がするんだけど、と寄ってみたら、クロウリハムシ(かわいい)がいたので撮る。


ブレブレ。撮りなおそうとしたそのとき、少し離れた場所にスズメバチ(観察するヒマがなかったので種類はわからんが、明らかにアシナガ嬢たちとは面構えが違う)がいるのに気がついた。向こうもわたしに気づいた。と、あっと思う間もなくブンブンと威嚇飛行されたので速やかにその場を離れる。時期的なものもあるのかもしれないけど、うちのベランダに来るアシナガバチはもっと近くで見ていても平気なので、やっぱりスズメバチは気が荒い。かっこいい生き物なんだけどね。

クズ


ムクゲ(と電柱)


マルバルコウソウ


これを撮っていたら女子小学生たちから「あっカメラマンだ」の声がかかったけれども、そんなええもんちゃいますよ……でも怪しい者ではありませんよとニコッと笑いかけておいたけど、帽子メガネマスクなので伝わったかどうか……って、怪しいだろ、帽子メガネマスク。以前、完全素顔のとき「なにされてるんですか」と男子小学生から声をかけられ(つまり怪しまれ)、「草を見てます」とほんとのことをいったら通報されたわたしである。存在自体が怪しいんですよ野草好きは(野草好きだから怪しいというのが正しいかどうかは知らん)。

エビスグサ


日が暮れたのでそろそろ帰ろうか、というとき、オシロイバナにセスジスズメ(かわいい)が来ているのが見えた。


速すぎて(&暗すぎて)うまく撮れぬ。

晩はお稲荷さんを4つとほうじ茶。


16日(水)

朝は昨日のお稲荷さん4つと緑茶。

仕事の合間に国勢調査を片づけ、サボ子の今年種を蒔いた。


育て。




スパゲッティ・ポモドーロ。
冷凍しておいたトマトソースとベランダ産バジル、粉チーズ。

午後の仕事を終えて外出。

本日のにゃー


耳がこっちを向いている(気づかれてる)。

本を買い


本を借り


菓子(栗蒸し羊羹)と果物(なりくらまくわ)を買って帰宅。



潔いタイプの鍋(具材2)。
昆布出汁で豆腐と白菜を煮て、ぽん酢で。


17日(木)

目は覚めたが布団でごろごろしていたら、外で大きな鳥の声。美麗な歌声はイソヒヨドリ。転がったままずりずりと移動して、開け放しの窓から顔を出して見たら、オスが手すりにとまって歌っているのが至近距離で見えた(満足)。それにしても、この前わたしを叩き起こしたのは誰だったんだろう。イソヒヨは別鳥なんだよねえ。鳴き声も違ったし。

おめざ


栗蒸し羊羹、緑茶。
久々に祇園饅頭さんのお菓子。

ナガイモの鉢に生えてきたマルバアサガオに小さな蕾ができている。




なりくらまくわ、チーズトースト、紅茶。

晩は昨晩の鍋の残り汁でインスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。パン生地を仕込んで就寝。


18日(金)



レーズン酵母ピザパン、紅茶。
昨日仕込んだ生地に一昨日のトマトソースの残り、ベランダ産バジルをちぎって載せ、シュレッドチーズを載せて焼いた。もう少し薄くのばしたほうがよかったかもしれない。タバスコをふり、二つ折りにして食べる。


19日(土)



オムレツサンド、紅茶。
昨日ピザパンのとなりで焼いたコッペパンを使用。



きゅうりとにんじんの酢醤油漬け、蒸しなすのねぎおかか和え、じゃこみょうが飯、オクラの味噌汁。
オクラはちょっと筋張っていた。

レーズン酵母を起こして約3か月、このところ酵母に力がなくなってきたような気がしていたのだが、いよいよ本日は中種がでろでろになってしまった。タンパク質分解酵素のはたらきらしいんだけど、なんか違う菌が増えているのか。よくわからんので、酵母液からつくりなおすことにして、いまある中種は使い切ってしまおうと、そば粉のクランペット生地を仕込んだのだが、昼に1合分炊いた米を完食してしまい、おやつどきに腹が減らず。夜食べることに、と思ったけれども、なんやかんやしていたらツールTTのスタート時間が迫ってきたもので、急いで焼いて1枚だけ食べ、残り5枚は明日の朝食とおやつに。


20日(日)



そば粉のクランペット、コーヒー。
昨夜焼いておいたクランペットをフライパンで温め、シュレッドチーズを載せて折り、はちみつをかけた。

ラジオ「子ども科学電話相談」を聴きながら昼の準備。といっても米を洗って浸水しておくだけ。今日はベランダキャンプなのだ。

さて、これを


こうして


こう。


布巾に包んで蒸らしている間にインスタント味噌汁用の湯を沸かし、ポットに入れておく。

飯が蒸らしあがったら底から混ぜ、缶詰を開けて、こう。


最高。

食後のコーヒー


コーヒーを沸かしている間にメスティンとカップは洗う。ベランピングのいいところは便利な水場がすぐそこだということだな。

コーヒーを飲みながら、まとまった時間がなくて切れ切れに読んできたJ. G. バラード『ミレニアム・ピープル』の続きを読む。涼しい風が吹き、イソヒヨドリやキジバトの声も聞こえて極楽。西向きなので、午後は晴天なら日よけを下ろさないと本など読んでいられないのだけど、いい具合に曇ってきたので日暮れまでベランダで過ごす。

本日の夕空。


明日もベランダにいようかな。

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