2016-08-20

日々雑記 2016 Aug. #2

11日(木)

今日は世間的には休日だったらしい。ちょっと早めに家を出たつもりだったのに、電車に乗り遅れかけた(休日ダイヤ)。

電車で読むのはフェルナンド・イワサキ『ペルーの異端審問』。

479481044Xペルーの異端審問
フェルナンド イワサキ Fernando Iwasaki
新評論 2016-07-29by G-Tools

もうすぐ読み終わる。滅法おもしろい。しかし通勤電車で読むのは危険。第8章を開いていたところ、隣に座った女性が「こいつ朝っぱらからなんてものを!」という目でその章題を見ているのが向かいの窓に映っていた(お持ちの方はおわかりですね)。ぜったいエロ本読んでると思われてたな。

今日は事務所にひとり。出勤したら、あれやれこれやれと色々指示するメッセージがデスクに置いてあったのだけど、そんな毎日やってるようなわかりきったことは指示しなくていいから(信用ないのか)、休みの間に起こったことについて、ざっくりとでいいので説明してほしかった。

帰宅して、途上で買ってきた生きのいい茄子6本を、辛子味噌漬けにするべく刻んだら腹減って倒れそうになり、あっ、これ食べられるの1週間後なんだ、と気づいた瞬間膝から崩れ落ちた。


いまこんな状態だけど、出来上がりは茄子から水気が出てしっとりした感じになる。ごはんがススムくんなのだ。半月切りにして、塩もみしてから水気を絞った茄子を、西京味噌200g・砂糖大さじ6・粉辛子大さじ3(茄子6本分ならこんなもん)を混ぜ合わせたもので和えるだけの簡単なものだが、美味いのだ。


12日(金)

休みなので、下鴨納涼古本まつりに行くのだ。午前中洗濯したり掃除したりして大汗かいたので、流してから行こうと全裸になった瞬間、見計らったように宅配便の兄ちゃんがベルを鳴らす。これほんとによくある。どっかで見てるのかと思うほどなんだけど、あれやっぱり見てるの?


さて出かけました。


本日の予算も3,000円。

ちょっと変わった本発見。


棒術の指南書。買わんけど。


収穫1.姪っ子への貢ぎ物。1,900円也。


おっとせいおんどは楽譜付き。


作曲は矢野顕子。

収穫2.自分用。1,300円也。


しめて3,200円也。大丈夫です。姪っ子への貢ぎ物は交際費として計上するので大丈夫です。


帰りは鴨川沿いを歩いた。川には見つめ合うコサギとダイサギ。



カモのシルエット。



帰宅後、収穫物を見ていたのだが、この『チャリング・クロス街84番地』


中に書き込みがないかとか、小口の状態とかは見るけど、これには気づかんかったわ。


今夜はペルセウス座流星群が極大。しかし曇り空。残念。


13日(土)

明日から夏休み。今日は職場から実家に帰るのだ。

で、帰ってびっくり。


自室の窓を開けたら大自然なのには度肝を抜かれた。


遅い時間なので会えないかも、と思っていたけど、姪っ子1が熱を出したとかで、早い時間に帰ってしまっていたので、やっぱり会えなかった。今回の貢ぎ物は、母に託す。


持ち帰ったけれども、「せかいの はてって どこですか?」 は、やはり少し早いかもしれないと思い、今回は渡さないことにする。


わたしの旅のおともはこれ。


木下古栗『グローバライズ』(河出書房新社)は電車で半分くらい読んだけど、これはヒドイ‼(褒めてます)


家の者が寝静まったあと、窓から星を見ていて怖くなった。凄いような星空ではないが、怖れを感じる。限りなく永遠に近いものがそこにあるような気になるからなんだろう。わたしの持ち時間の、絶望的な短かさを思う。完璧なんだな、星空は。だから怖い。


14日(日)

6時前に目が覚める。鳴き声を知らない鳥が鳴いている。

今朝方見た夢で、左手の甲にとまった異様に綺麗な蜻蛉を撮ろうと、右手だけでなんとか操作しようとしていたところ、開いた設定画面でバカボンのパパが踊っていたカメラは、いったいどこのメーカーの製品なのだろうか。(そんなカメラはない)

本日の窓外オカワカメジャングル。


食べ放題である。


窓から収穫して湯がき、おひたしに。


午後、母の制止を振り切って散歩に出かける。


猫も暑そう。


ヒオウギ。

止められるだけあって、さすがに暑く(35℃)、20分ほどで家に戻る。

実家は Wi-Fi 環境なので、Instagram 始めてみた。(よろしければこちらを→ )  まだ勝手がわからないが、フィルターがいろいろ使えて楽しい。 Twitter と、休止状態だった Tumblr (こちらもよろしければ→ Untitled )と連動させる。


15日(月)

6時起床。昨日と同じ鳥が鳴いている。飼い鳥かもしれない。

本日も窓からオカワカメ収穫。


朝の味噌汁にするのだ。


雨の予報なので、降る前にと8時半ごろ散歩に出る。

踏み石。



よく遊びに行ってた川。



土手の階段。



飛んでいったカラスとその影。



暑くて揃って口開けてたカラスたち。



ナンキンハゼ。



フヨウ。




ツタ。



陶器店のウィンドウの中。




2時間半ほど歩き回って汗だくになり、帰宅して汗を流すが早いか車に乗せられ、出石に連行された。


皿蕎麦、美味しゅうございました。

夕食に、ついったで仲よくしていただいている方に教えていただいた、山形の「だし」をつくる。茄子、胡瓜、オクラ、茗荷、青じそをひたすら刻み、濃口醤油を加えて混ぜる。

オクラは郷土野菜「八代オクラ」を使用。叔父が作っているもの。


粘りが強く、美味いオクラなのだ。


完成。冷や奴にかけて食べる。たいそう美味かった。


わたしが帰省して家の中が賑やかになったというが、それは本来無口なわたしが自発的にはまったくといっていいほど喋らないため、父が躍起になってほとんど独り言のような、しかも答えようのないことを言い、どう反応していいのかわからないわたしが困惑して黙りこみ、さらに父の謎発言を誘発するという負のスパイラルのせいなのだと理解した。我が家で聞こえる人声の約90%は父の、8%が母の、そして2%がわたしのものであると考えて、ほぼ間違いなかろうと思われる。


夜、怖くなるほどの雨が降る。


16日(火)

6時に目覚める。ツバメが歌っている。

昨日の雨で洗濯物が乾いておらず、穿くものがなくて散歩に出られない。湿ったまま穿いていくか(なぜそうまでして)、と思ったけどやめておく。


夕方ニュースを見ていて、わたし個人にとって、一歩間違ったらどえらいことになってたであろうことが起こっていたと知り、ものすごくいいたいけど、いうわけにはいかなくて気持ち悪くなってきたので、木下古栗『グローバライズ』の話でもして気を紛らせようと思う。

これは凄い。初っ端から断層だらけの短編群にぽかんと開いた口を塞ぐ暇さえ与えられず迎える「若い力」(地味なようでいて、強烈に変)、「道」(漢字ばかりで一見中国語なのに、日本語としてスイスイ読める文が延々と続くのには、目を瞠るとともに腹抱えて笑うしかない。そして最後は「それかーーーーいっ‼」……もう、某大手デパートが気の毒w)、「観光」(これはもう、ただただ凄い。凄くて、やっぱり変すぎる)の三連打でフラフラになり、そのあとの「絆」で確実に脳をやられる。怒濤のごとく押し寄せる言葉は滑らかなものでなく違和感を含み、それに気を取られていると気持ちいいくらいに足をすくわれる。怒濤系だと、「反戦の日」も面白かった。あと、ジェローム‼ ジェローム‼ もう、アレは卑怯‼……まあ卑怯なジェロームはともかく、「観光」みたいに、内容の如何に関わりなく、文章そのもののパワーとスピードで読む者を圧倒する短編というとどんなのがあったっけと考えていて、谷崎潤一郎の「お艶殺し」のラスト数行がなんともすごかったことを思い出した。両者は全然似てはいないけど。

4309024521グローバライズ
木下 古栗
河出書房新社 2016-03-24by G-Tools


17日(水)

朝から雨で、散歩に出られない。



午後、雨上がる。さっそく散歩に出かける。ワシャ散歩せんと死ぬんじゃ。


本日のにゃー。


うっすら開いた扉の中が気になる御様子。


以前帰省したときに撮影した、「小学生たちの登下校を見守る謎の人」がリニューアルされていた。


謎度が減ったかというとそうでもない。彼が着ているのは、(わたしが通っていた)近くの小学校の制服だ。BEFORE のものとはボタンの配置が違う。黄色い帽子までかぶっている。体形は大人のそれなのに小学生を装っており、甚だしく怪しいと言わざるを得ない。わたしは断言する。BEFORE 氏と AFTER 氏は別人である。わたしが小学生のころから子供たちを見守っていた BEFORE 氏はどうなってしまったのであろうか。事件のにおいがする。


アホなこというておりますが、本日で夏休み終わり。明日からは仕事なのだ。京都に帰ります。帰る直前に叔父が届けに来てくれた八代オクラを分けてもらった。


洗ったら、小さいコオロギが浮かんできた(とりあえずベランダに放したけど、どうなることやら)


18日(木)

仕事帰りに寄ったスーパーで、辛唐がお値打ち価格なので買い求めた。


刻んで醤油漬けにするのだが、先に「だし」をつくるべく、キュウリ、ナス、八代オクラ、青じそ、ミョウガ……は売ってなかったので、代わりにショウガ(音はあってるな)を延々刻んで気力が尽きたので、明日にする。


19日(金)

昨日つくった「だし」で朝めし。


麦飯、だし、納豆、胡瓜の佃煮、茄子の辛子味噌漬け、塩漬けきのこの澄まし汁。

「だし」がうますぎて、三杯飯。


明るいうちに帰れた。本日の夕空。


淡い色合いがなかなか。


昨日のアレをナニしました。


奥左は醤油漬け、奥右は酢醤油漬け、手前は酢漬け。醤油漬けは冷や奴やあったかごはんに最高、酢醤油漬けは焼き魚に、酢漬けはインスタントラーメンに漬け酢とともにちょいと入れると、ステージが一段階上がります。

しかしもう冷蔵庫がぱんぱん。


20日(土)

朝えらく早い時間に目が覚めたので、久々に弁当をつくった。きのうの麦飯に梅干し、胡瓜の佃煮、塩抜きしたイタドリ塩漬けの甘辛炒め、ピーマンとツナの炒め煮、切り干し大根と桜えびの酢の物。蓋つきのプラスチックのマグカップにねぎ味噌とわかめを入れていき、食べるときにお湯を注いで味噌汁にする。地味だけど、うまかった。


小さいのとキズがあるのとで、お値打ち価格の梨を買ったので、白ワインに漬けこんでみようと思うが、暑すぎてやる気がしない。


甘口が合うかなと思い、お安いリースリング(ツェラー・シュヴァルツ・カッツ)も買ってきたのだが。明日だな。

イナカから土産に持ち帰った「ノメ」(ウチのイナカの西隣の町ではこう呼ぶのだそうだが、ウチのほうでは「グベ」と呼び、もっと西へ行くと「ドギ」と呼ぶ、本名を「ノロゲンゲ」という、見た目はグロテスクだけど意外と味は上品な深海魚)の干物を焼いて食べたいが、暑すぎて焼く気がしない。


暑さのせいか眠いので、ビール飲んだらコテンといきそうだし。明日だな。

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