2024-07-13

日々雑記 2024 Jun. #2

11日(火)



きゅうり漬け、雑穀飯に納豆、インスタント味噌汁(ゆうげ)。

今日は友と蚤の市を見たりなんだりするのである。ということで現場の最寄駅で待ち合わせる。いいお天気でよかった。蚤の市日和である。とはいえ今日は30℃を超えるという予報なのだけれども。

はじめて平安蚤の市にご一緒したとき、友に 祇園饅頭 の志んこをオススメしたらとても気に入ってくれたのであった。通り道ですし見ていきましょう、いま時分はやっぱりみな月ですかねー、なんていいながら工場の前まで来たら……本日休業であった。不定休……

会場着。早い時間にもかかわらず、お客さんがいっぱいであった。こんな早い時間から来たのは実は今日が初めてなのだけど、わたしが以前ライティウ焼の皿を買った店は朝イチから会計に長蛇の列ができており、今後は早く来た方がいいということがわかって有益であった。

これは


「しらんけど」。

今日も街角トイピアノ


今回は街角キーボードもあった。弾いている人がいたので写真は撮っていない。

半分ほど見たところで、次の予定を考えてお昼にすることにした。例によって みふき亭 にて


天とじ丼(820円)。

このあとは映画館へ。目的の映画はジョナサン・グレイザー監督の『関心領域』。マーティン・エイミスの小説『関心領域』が原作ということだけど、すでに小説を読んだ友によるとどうやら別物らしい(曰く「小説には(映画の主人公である)ヘスのヘの字も出てこない」)。大胆な翻案とかそういうことではなく、映画は小説と観念的に主題を共有しているんであろうかね。読んでみないとわからないけど(買おう買おうと思っていてまだ買わずじまい)。
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観終わった。これを書いているいまもまだ感情が整理できないでいる。わたしは観てよかったと思う。でも万人にはおすすめできない。何を扱っているか知っていて観ても、かなり精神的にえぐられる。いま、まさにいま、ガザで起きていることを思わずにはいられなかった。

詳しいことはまた書くかもしれない(書けないかもしれない)。

映画館を出て、蚤の市へ戻る。道中ずっといま見た映画の話をしていた。

午蚤の市会場では前中に見られなかった店をゆっくり見て回った。美濃焼のツバメ柄の小皿を友とお揃いで買った。わたしはそのほかに名古屋牛乳の粗品のふきんを2枚。それと前回落手した皿(2024年5月16日の日記→ 「日々雑記 2024 May #2」 )の作家さんの名前がわかった(店の人が聞いておいてくれた)。「コシジリョウタ」さんという方。あとで調べたけれども、ネットオークションに出品されたぐい飲みの情報が出てきただけで(それによれば「越路良太」と書くらしい)、詳しい情報はわからなかった。

このあとは、プリンのおいしい喫茶店でお茶して、生活雑貨の店を覗いて、あとは京都御苑のアジサイを見に行こう、というのが事前にたてた予定。なのだが、地下鉄ホームで電車を待ちながら、ふと気になって検索してみたところ、目当ての喫茶店が月火定休であることが判明……

気を取り直し、 倉日用商店 へ。ここは開いててよかった。友にもご満足いただけたようでよかった。

さて京都御苑へ。ここの児童公園のところにいろんな品種のアジサイが咲いてるんですよーなどと話しながらウキウキ行ってみたら、なぜかアジサイはほとんど咲いてなかった。愕然。


この種類だけはきれいに咲いていた。

近くに夏椿も咲いていた。


涼やか。

そしてわたしは顔を蚊に食われた。眼鏡とマスクの間をうまいこと。腹立つ。

地下鉄でK都駅へ。なんか今日さんざんでしたねー(顔痒いし)(これはわたしだけなんだけど)、お土産売り場を見にいきましょうか、やっぱり阿闍梨餅がテッパンですかねーなどと話しながら土産物屋へ。なんと 満月 が臨時休業で本日は阿闍梨餅の入荷なし……あらまあ。というわけで甘いもんはまあ間違いない 葵家やきもち総本舗 のやきもちをお薦めする。ほかにはおつけもんを買いたいという友に、どこでも売っているやつじゃなくてあの店のを買えと吹き込み、結果あっちこっち引き回すことになってしまった。すまぬ。

今日は祇園饅頭に振られ、喫茶店に振られ、アジサイに振られ、阿闍梨餅に振られと、なかなかキビシイ一日であった。いつかリベンジしましょうね。

本日買ったもの


ヒュンヒュンつばめ15㎝小皿(300円)。


粗品のふきん(1枚300円)。


12日(水)



オレンジマーマレードサンドウィッチ、コーヒー。

昼は久々に


川を渡るコロッケパン。

仕事を終え、出先の駅前の書店に立ち寄る。表の本の整理をしていた店員さんが店内に戻る。小さな書店である、ワンオペなのだな。店内をぐるっと回る。客はわたし一人。新刊書の棚から塚本邦雄『連弾』(河出文庫)を確保、レジに向かい、店内で見つけられなかったマーティン・エイミス『関心領域』(早川書房)があるかどうか尋ねる。小さい店舗ながら、品ぞろえはかなり攻めている書店なので、もしやと思ってきいてみたのだ(2021年6月14日の日記→ 「日々雑記 2021 Jun. #2」 )。エプロンに佐藤究『テスカトリポカ』のバッジをつけた店員さんは、『関心領域』は現在重版中で、在庫を持っている書店も少ないらしいと教えてくれた。ではこれだけお願いします、と『連弾』を渡す。会計後、文庫にカバーをかけながら、映画は見られましたか?と店員さんが尋ねてきたので、ええ、昨日見たばかりなんですと答えると、あれはすごかったですよね、あれを見て以来日常の生活音が恐ろしくて、に始まり映画の話で大盛り上がり。突然、あっすみません、勝手にカバーをかけてしまいました!と恐縮されたので、いえいえ、お願いするつもりでしたから、と笑顔で答える。

店員さん「このところ塚本邦雄の作品が立て続けに出てますね」
わたし「そうですねー。以前『十二神しょ」
店員さん「『十二神将変』!大好きなんです!読まれている方に初めて会いました!」

スーパーイントロクイズ(伝わるのか?)かと思うほどの素早すぎるレスポンスであった。まさか盟友に出会えるとは思いませんでした、と答えた。

帰りの駅のホームから


すっかり夏の雲。

帰りにホームセンターに立ち寄り園芸用土を買う。同じ店舗だったけど、前に買ったのと違うメーカーのものしか置いてなかった。まあしかたない。

本日購入した本


塚本邦雄『連弾』(河出文庫)。

ちなみにブックカバーはこんなの


晩はインスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)。


13日(木)

朝は例によって出先の近くの コメダ珈琲店 にてモーニング


ホットコーヒー、山形食パンのトーストにバター、茹でたまご(520円)。
先週とまったく同じ。パンもパンに添えるものもいくつか選択肢があるんだけど、わたしにはこれがベストってことですね。

仕事終了後、今日は仕事絡みでちょっとやることがあるので、いったんうちに帰って荷物を置き、あらためて外出。

昼は久しぶりに ますや にて


ヤキメシ(600円)。

馴染みの書店に行く前に、某商業施設に行ってみて、そこの園芸売場がなくなってしまったことを知る。これでもうここには用がなくなってしまった。まあいいんだけど。

馴染みの書店で注文品を受け取り、ついでにマーティン・エイミス『関心領域』がどっかの支店にあるか調べてもらったら、ある店舗に在庫があるということがわかった。なんとなく客注分なのではないかと思いつつ、その店舗へ。果たして店頭には見当たらなかった。ということで、『関心領域』と、その他仕事で使う(かもしれない)洋書を探しに某大型書店へ。いまや密林もその書店も洋書の値段はそう変わりないので、実際に手に取って見られるのはとても助かる。『関心領域』の邦訳がなくても原書があったらそっち買ってもいいし……と思っていたが、邦訳あっさり見つかった。在庫14冊だって。あるところにはあるのですね。ちなみに原書はなかった。

そして気づいたら入店してから4時間が経過していた。でかい本屋だ、仕方ない(ないのか)(どうかしているのではないのか)。

本日購入した本:


マーティン・エイミス 著 / 北田絵里子 訳『関心領域』(早川書房)。
その他仕事用の本4冊。組織に所属していない身分だと自腹切ることになるんだよねえ、こういうの。はは。

晩はコンビニのタマゴサンドをアテにビール。明日の予想最高気温35℃とか。そんな予想はずれてくれてええんやで。


14日(金)

最近日付が変わる前に寝る習慣ができたけど、それで長く眠れるというわけではなく、だいたい毎日4時ごろに目が覚めてしまう。その時間帯は、夜の間鳴いていたカエルと、目が覚めて鳴きだしたスズメ両方の声が聞こえて楽しい。今朝は二度寝できなかったのでえいやと起きる。



ニュージーランドりんご(プリンス)、玉ねぎ入りオムレツのホットサンド、紅茶。

実生レモン(3さい)を植え替えた。


もう少し早くしてやりたかったけど、手持ちの土が足りなさそうだったもので(実際足りなかった)。新たに買ってきた土は前の土と構成がかなり違いそうだったので、前の土の残っていた分を全部混ぜ込んである。



新じゃがのコチュジャン煮、めひかりの煮付、きゅうり漬け、白飯、わかめの味噌汁。

午後も気温がぐんぐん上がって予報通りの35℃超え。ちょっと早くないですか……

晩はめひかり煮をアテにビール。


15日(土)



りんご、シュレッドチーズのホットサンド、紅茶。



さつまあげと、万願寺唐辛子の炒め煮、ピリ辛切り干し大根、さやいんげんの胡麻和え、かぶの皮漬け、白飯、さつまいもとわかめの味噌汁。

晩は冷やごはんときゅうり漬け。


16日(日)



きゅうり漬け、白飯に酢納豆、さつまいもとわかめの味噌汁。
味噌汁は昨日の残り。



ピリ辛切り干し大根、塩鮭の端っこの焼いたの、きゅうり漬け、さつまいもとしめじの炊き込みごはん、キャベツの味噌汁。

イタリアンパセリの花


種ができるだろうか。ミツバチは今来てくれたらいいのに。

晩は炊き込みごはんの残り。


17日(月)



牛乳ねじりパン、コーヒー。



塩鮭の端っこの焼いたの、きゅうり漬け、ピリ辛切り干し大根、かぶの皮漬け、白飯、あつめ汁。
あつめ汁には玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツ、出汁を取った干ししいたけと昆布入り。

夜間の仕事の前に牛乳ねじりパン、終了後にきゅうり漬けをアテにビール。


18日(火)



かぶの皮漬け、白飯、塩鮭の端っこ入りあつめ汁。
昨日のあつめ汁の残りに、焼いた塩鮭の端っこの残りを足した。



青ねぎとキャベツのソース焼きそばせん切りなると乗せ。
冷蔵庫からなるとを出しておきながら炒めるときに入れ忘れた(なにかが足りない気はしていた)ので、生のまま刻んであと乗せにした。

晩は買ってきたかつおのたたきをアテにビール。


19日(水)



白飯、塩鮭入りあつめ汁。

用事で外出、ついでに公園のヤマモモを見にいった(袋持参で)。が、


すでに終了していた。

ひとつぶ落ちてた。


いつもボトボト落ちていてもったいないなーと思っている梅の木にはまったく実がなっていない。


某所でそうつぶやいたら、暖冬の影響でそもそも授粉がうまくいかず結実していないと教えていただいた。そのかわり(?)この冬みかんが豊作になりそうだとのこと。

アガパンサス


アジサイ


どちらも雨や曇りが似合う花なんじゃないかな(今の時期に咲く花だし)。まあそもそもどんな花でも雨に濡れる風情がわたしは好きなのだった。

本日のにゃー


暑くなってきましたね。

いつも行くのとは別のスーパーで買いものをした帰り道、マルバマンネングサを発見。


いろんな道を通ってみるものだな。



さつま揚げと万願寺唐辛子の炒め煮、ピリ辛切り干し大根、きゅうりとかぶの皮漬け、たくあん漬け、白飯、もやしとわかめの味噌汁。

きゅうりがお安くなってきたので、傷アリのお徳用5本入りを買い、3本はみそ漬けに、2本は干しえびと炒めた。


晩は、きゅうりの味噌漬けをアテにビール。


20日(木)



もずく納豆、たくあん漬け、白飯、インスタント味噌汁(あさり)。



焼き豆腐のコチュジャン煮、きゅうりと干しえびの炒めたの、ピリ辛切り干し大根、白飯、インスタント味噌汁(しじみ)。

おやつ


豆腐ドーナツ、コーヒー。

晩は焼きいか(市販)をアテにビール。