2023-12-26

日々雑記 2023 Dec. #2

※12日までの日記は別にしました →(工事中)

13日(水)



ミニクロワッサン4個、インスタントベトナムコーヒー。



インスタント味噌煮込みうどん(寿がきや)。
お揚げ、冷凍かまぼこ、白菜、冷凍しいたけ、九条ねぎ、たまごと煮込んだ。

晩はあるもんで鍋。もう冬の夜はこれだけでいい気がする(毎年いってる)。


14日(木)



オートミール粥にわかめ茶漬け。
煮ている間に、味つけどうしようかなとごはんのおともを物色していたら、盛大に吹きこぼれた。



大豆ミートの麻婆豆腐丼。
備蓄食材を整理していて、消費期限を大幅に超えた麻婆豆腐の素を発見。レトルトだから大丈夫だろと強行突破。体調に異状なし。

晩はカップ焼きそば(マルちゃん 昔ながらのソース焼きそば 中華スープ付き)。
中華スープはとっておく。


15日(金)



海苔納豆麦飯、インスタント味噌汁(わかめ)。
新しい箸は、こないだいただいたもの。正月におろせばいいのに、うれしがってすぐ出してしまった。

午前、某所にて打ち合わせ。とある施設の新館の会議室で会合があり、そこの受付前で先方と待ち合わせであったが、本館は知っていて、まあ行けばわかるでしょと新館の場所を確認せずに出かけたのが運の尽き、新館がどうしても見つからない。本館の守衛さんに「新館ってどこですか」と尋ねたところ、本館の中からもいけるとのお答えを得、館内の見取り図も貰って、やれ助かったとそっちに向かうも、職員通用口のようなところから入ることになり、どうしても客用の入り口にたどりつけず。外に出てぐるぐる歩き回り、ここからでは表に出られないということを理解、再度通用口から入館、たまたま来合わせた職員の方に「新館の受付ってどこでしょう?」と泣きながら尋ねる始末(泣いてません)。時間にじゅうぶん余裕を持ってうちを出たにもかかわらず遅刻してしまった。申し訳ない。※実は昨日「[某所]は、建物の構造がとてもややこしいので、待ち合わせ場所がご不明な場合は、[ケータイ番号]へご連絡ください。すぐにお迎えに上がります。」というメールをいただいていた。しかしわたしは見ていなかった。それが敗因。いや、仕事のメールは見とけよ。

打ち合わせ終了後、せっかく遠出(というわけでもないけど)したので、ちょっと歩くことにした。歩いているうちに雨が降ってきてしょんぼりする。

もと洋品店が名称そのままでカフェになっている


ちょっといいなと思ったけど、今日はせっかくこっちまで出てきたので、一度行ってみたかった喫茶店でお昼を食べようと決めてきたのだ。またこんど。

だいたいの場所は覚えていたので、その店を目指して歩く。喫茶店のオリジナルらしい飛び出し坊や


いい感じだけど、この店でもないのであった。

せっかくなので、見ていくことにした雨の琵琶湖


なんも見えん。

目当ての店は見つからない。よさそうな食堂もいくつか見たけど、やはりそこに行きたいわけで、ぐるぐる歩いていると、義仲寺が見えた。


てことは、ここ膳所やんか。行き過ぎとるな。

とりあえず、琵琶湖沿いに戻ることにする。


頭が!たいへんなことになってますよ!

そうこうしているうちに昼もすぎて、腹がへってきた。今日はどうもこんな日らしい。もういいや、最初に見た洋品店カフェに行こう。あそこへの道はわかっている、と歩きはじめたらすぐ、目当ての店が見つかった。


1958年創業の喫茶店 マタリ。「お財布にやさしく満足感を大切に」がモットーのお店。来れてよかった。
カウンターに座ると「日替りはチキン黒胡椒焼きと牛肉コロッケです」と声がかかる。サンドウィッチのセットにしようと思っていたけど、やっぱりごはんが食べたくなって、定食を注文。

来ました


オムレツ定食(650円)。
おいしゅうございました。ちょうど目の前でサイフォン式のコーヒーを淹れているのを見ながら食べていたら、やっぱりコーヒーも飲みたくなって、ホットを注文。


コーヒーもおいしいねえ。

満足してお店を出た。せっかくだからあちこち歩きたいんだけど、雨が降っているし、3世紀ぶりにスーツを着て普段履かない革靴なんか履いてきて、足元はおぼつかないわ靴の中に水がしみてて惨めな気持ちだわで、とっとと帰ることにした。

帰宅して、明日の勉強会の課題図書を読む。前に寝っ転がって読もうとしていたら内容がまったく頭に入ってこず、ここまで読めん本は生まれてはじめてやぞと腹を立てていたのだけど、ちょっと反省してノートと鉛筆を傍らにおき、キーワードを書き出し考えたことをメモしながら読んでみたら、驚くほどするする読めて、著者の方にはほんと申し訳ありませんでしたという気分になった。読み方がわかったとはいえ、結局最後までは読めず、タイムアップ。まあ出たとこ勝負なのは毎度のことなので(予習しろよ)、とくに不安はない(反省しろよ)。


16日(土)

今日の勉強会終了後にクリスマス会をやるというので、さばマリネ(つくり方→ 鳥頭料理帖「さばサンド」 )とタブレを作成。さばマリネはサンドウィッチにするつもりで昨夜買いものに行ったところ、パンのいいのがなかったのでクラッカーを買っておいた。



タブレ、紅茶。
タブレは持ち寄り用にタッパーに詰めた残り。クスクス、トマト、ブロッコリー、ミックス蒸し豆、黒オリーブ入り。

勉強会は午後からだけど、メイン料理の買い出しの手伝いのため、午前中に出かける。某スーパーで待ち合わせ、買いものをしている途中で、自分が財布を忘れてきたことに気がついた。ICカードの罠……1,000円借金してさばマリネ用のタバスコを買い、別の店での買いものを終えていったん帰宅することに。買ったタバスコと、持ってきた食べ物まで現地に持っていってもらうことになり、手伝いどころか荷物を増やしてしまった。役立たずでまことに申し訳ない。

会のメンバーと別れて駅に向かっていて気がついた。そういえば suica には100円あまりしか残っていなかったような気がする。1,000円借りて、タバスコ代338円を支払った。現在の所持金662円。うっかり suica で改札を通ってしまうとチャージできなくなる(と思われる)。現金で切符を買わなければならない。うちの最寄駅へは電車を乗り継いで520円、ということは電車に乗った時点の所持金が142円。そのへんの小学生でももっと持ってるぞと思ったら笑えてきた。

大人としての情けなさをかみしめて、昼


ミニピビンパ、インスタント味噌汁(とうふ)。
冷凍麦飯をあっためて、くるみじゃこと大根センチェ、両面焼きたまごを乗っけてコチュジャンを添えた。

財布を取りに帰っている間に発生したミッションをこなし、あらためて現地へ。勉強会では課題図書が難しかったという声が続出、苦戦したのは自分だけではなかったと少しほっとする。

さてクリスマス会。皆さんが持ち寄った料理を並べる。


このあと飲み物が並び、現場で調理したメインディッシュが来る。

グリューヴァインをあたためるのにやかんを使えばいいのではと提案したがために、言い出しっぺのわたしがやかんを持って席を回り、皆さんの湯呑に注いで回るという妙なイベントが発生、やかんであったかい赤ワインを注ぐ姿を激写されまくる。

メインはチキンアドボ


(わたしの分は肉抜きで)粒のままの黒胡椒がよいアクセントになって、たいへんごはんがススムくんであった。

そしてケーキ


なんでしょうかこのかわいさは。

よく飲みよく笑い、楽しい会であった。


17日(日)



にゅうめん。
冷凍かまぼこ、乾燥わかめ、天かす、冷凍ねぎをトッピング。

午前は某所でフリーマーケットを見て、昼ごろ文博へ。まず「京都写真ビエンナーレ」を見る。授賞式に続いてギャラリートークを見てからお昼にしよう、まあいい時間でしょうと思っていたら、思いのほか(事前に聞いていたよりも)話が長く、終わるころにはもう腹がペコペコになった。

てことで、某店にてお昼。たのんだものはメニューの写真とかなりちg(そこまでだ) ほかにも気になることが2、3。この辺に来るとよく利用する店なのだけど、どうするか。ランチタイム以外にいちど来てみて考えることにする。

文博に戻って「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」を見る。当日一般500円って常設展示の値段ですね。これで館内のすべての展示が見られるわけで、なんなら映画も見られちゃう(今日は見ないけど)。なんとお得な。
つい最近シュルレアリスムのことを学ぶ機会があり、興味深く鑑賞。知っている作家のうちでは、東郷青児がシュルレアリスムやっていたとは知らなんだ。下郷羊雄の『超現実主義写真集 メセム属』は、中が見たかったねえ。

晩は安心の 炎の池 にて


食べかけでなんですが、えびのグラタン。


ビールのアテに、小えび(小さくない)のカクテル。


18日(月)



とろろ昆布とわかめのうどん。

お徳用れんこんを買ったので、全部煮てしまう。


少し残っていたくるみも入れた。



にんじんキャベツさきいかの炒めたの、れんこんとくるみのピリ辛煮、大根皮のセンチェ、麦飯、もやしスープ。
食べやすい長さに切り、5分ほど水に浸けておいたさきいかと野菜を炒めた。はじめにサラダ油でみじん切りにんにくを炒め、あとは材料を全部入れて一気に炒めて味醂、醤油、胡椒で味つけ。

晩は、昼の残り。


19日(火)



バタール、コーヒー。



パニールマカニ、クスクス。
パニールマカニはレトルトのもの。刻んだ赤玉ねぎをトッピング。

午後、東の友と伊丹へ。目的地へ向かう道で見た


夜間は専用ライトで照明ばっちりキマっているであろう彼。

目的地 市立伊丹ミュージアム 着。これを見に来た。


「牛腸茂雄写真展 "生きている" ということの証」。

チケットをもらったので見に行った「ヘルムート・ニュートン写真展」のアンケートに「今後展覧会を見たい写真家があれば」とあったので「牛腸茂雄」と書いて出したのいつだっけ、と思って調べたら2002年だったわハハハ。その某百貨店ミュージアムからはそれっきり返事も展示の案内もなしのつぶてだったけど、来たじゃないか、時代が。ワシのいうことを聞いておけばよかったのに(何者)。しかし21年前っすよビックリ。
数本上映されていた短編映画には、正直あまり魅力を感じなかった。写真には、この人よく見てるな、よくこの変な瞬間を逃さなかったなという驚きがあるんだけど。しかしほんと変な写真が多いんだよねえ。横位置で天地ぎりぎりに人の顔を置いたポートレートとか。いままではまとまった量の作品を見る機会がなく、ひとつひとつバラで見ると変さ・不穏さが前面に出てくる感じなんだけど、こうまとめて見るとなんかいいんですよ、これが。
しかし、そういう見方は、わたしがはじめて牛腸茂雄の存在を知った雑誌記事に影響されているような気もする。たぶん美術雑誌だったと思うんだけど(サブカル雑誌だったかもしれない)、映画『シャイニング』の双子について論じている記事で、ダイアン・アーバスの双子写真とともに牛腸の双子写真が引用されていたのだった。今思えばダイアン・アーバスはわからなくもないけど、牛腸の写真はただ双子の写真というだけで引用されていたような気がする。ま、どんな記事だったか一切覚えていないのでなんともいえないが。
ポジカラー作品ははじめて見たが、面白い色、というか光の具合だったな。撮影する時間帯を選んでいたのかな。
本展示自体の図録はなかった(今年赤々舎から出た『牛腸茂雄全集 作品編』がそれにあたるということで)ので、ポストカードセットを購入。全集、ほしいんだけど8,000円……

K都に戻り、晩はいつもの 炎の池 にするかと行ってみたら定休日。ではと 大也鮨 に行ってみたら満席。胡 も休みの模様。そういえば我々、一緒に粉もん食べたことなかったのでは、と 風月 へ。


塩焼きそば(えび・いか)、いか玉モダン。
もちろんビールも飲んじゃった。満足。


20日(水)



ラーメンのようなにゅうめん。
スープはさば缶の汁に湯を足して、とっておいた焼きそば付属の中華スープで味つけ、ごま油をたらした。トッピングは冷凍なると、小松菜、冷凍ねぎ、もやし、黒ごま。



にんじんキャベツさきいかの炒めたの、れんこんとくるみのピリ辛煮、大根のセンチェ、くるみじゃこ、麦飯、わかめともやしのスープ。

晩はおじや。

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