2020-01-20

日々雑記 2020 Jan. #2

11日(土)




焼き豆餅、ほうじ茶。
豆餅は三つ焼いた。(皿に乗らなかった、というか乗らんことはないがちと見苦しいので「バエ」を優先)




栃餅ぜんざい、ほうじ茶。
市販の粒あんでつくったぜんざいに、茹でた栃餅をふたつ。

そう、もち地獄である。妹のお義母さんからいただいた餅はおいしい。おいしいが、いつまでも保つものではない。冷凍庫に入れればすむ話だが、現在そこはコーヒー豆(2㎏)その他でパンパンなので、カビる前になにがなんでも食べ切らないといけないのだ。「もち地獄」と呟くと、餅のさまざまな食べ方をご教示くださる方々がいらしてとてもありがたいのだが、わたしがもらった餅は普通の餅が1、豆餅が5、栃餅が4。教えていただいた技はほぼ使えない。それにしても、なぜこの配分になったのか。

仮説1. 変わった餅が好きだと思われていて、ご厚意でそうした餅を詰めてくださった
仮説2. 変わった餅が嫌いな人物が普通の餅を中間搾取し、余ったものを渡された

1だと思っておこう。実のところ、変わった餅どころか、餅自体が積極的に好きではないのだが。まあ嫌いというわけでもないが、どちらかというと「嫌い寄りの普通」かもしれない。ただ、子供の頃、母の実家に餅つきの手伝いに行ったとき、醤油で味をつけた大根おろしに、つきたての餅を小さくちぎってほいほいと放り込んでもらって食べるのは大好きだった。あれはほんとうにうまかった。

夜、餅を見ると普通の餅と豆餅にカビが出ていたのでこれは捨て、とくに変化は見られない栃餅は、いまさら、とは思うが水餅にしておいた。栃の実の成分がカビをよけているかもしれないし、だいじょうぶだろ。


12日(日)




栃餅ぜんざい、ほうじ茶。
昨日のぜんざいの残りに茹でた栃餅をふたつ。

もちも食べつくしたし、昼はどうするか。1週間の実家暮らしですっかり人任せに慣れてしまったが、帰ってきたからには自分でなんとかしないといけない。

さば缶


きのこ類と生姜せん切り


白菜


蓋をして弱火にかけ


こうなったら酒と醤油で味つけ、さらに煮る。


完成


さば缶鍋定食。
かぶの葉の塩もみ付き。鍋にはさばと相性のいい黒胡椒をふったが、生姜が効いているので、なくてもよかった感じ。




豆乳鍋。
豆乳を同量の水(昆布出汁でもいい)で割り、ごくごく少量の重曹(凝固防止のためなので、気にならなければ省いてもいい)を加え、塩と醤油と胡椒で味つけしたつゆで、甘塩鮭、えのきたけ、しいたけ、しめじ、白菜、かぶの葉を煮た。この写真を撮ったあと盛大に吹きこぼれてたいへんなことになったので、やってみようと思われた方は火加減にお気をつけください。


13日(月)




鍋焼きうどん。
お揚げと干ししいたけの炊いたの、えのきたけ、春菊。




すき焼き(っぽい煮物)定食。
麺つゆに砂糖を足して、豆腐、お揚げ、麩、糸こんにゃく、しいたけ、えのきたけ、九条ねぎ、春菊を煮た。味噌汁はインスタント(小松菜)。このあと、すき焼き(っぽい煮物)の鍋でうどんを煮て汁も完食するつもりなので、飯(昨日の残りの冷やごはん)は少なめ。

用事で出たついでに銀杏を拾った


今日は11個。まだ落ちてるものだな。




あるものなんでも入れた鍋。
豆腐、春菊、九条ねぎ、しいたけ、しめじ、えのきたけを昆布出汁で煮て、ぽん酢で食べた。

よく見たら今日は植物しか食べてない。まあ麺つゆとぽん酢に鰹出汁が使われてるけど。


14日(火)




月見うどん。
昨日の鍋の残り汁を使用。

仕事のメールを1件やっつける。送信しただけで一日の仕事が終わった感。




鮭きのこ炒飯。
甘塩鮭、にんにく、赤玉ねぎ(具材として炒めるものと、薬味として生でトッピングするもののツーウェイ使用)、しめじ、たまご、冷やごはん、クコの実、ごま油、塩、胡椒、乾燥パセリ。フライパンで鮭を焼き、その場で骨を外してほぐしたところにほかの具材を入れて炒め、フライパンの端に寄せて空いたところでたまごとごはんを炒めて、しかるのちにすべてを混ぜ合わせるという横着なやり方だが、それなりにうまかった。

仕事を片づけ、夕方からは帰省時に依頼された母の部活の会計簿(のテンプレート)づくり。できるだけ操作が簡単なものにしようと思うとなかなか難しい。


15日(水)

雨に濡れるとゾンビ化する可能性のある世界で、ともに旅してきた三人のうちのひとりがゾンビとなっていくのをなんとか止めたいがどうにもならないという、なんとも疲れる夢を見た。ゾンビはほぼ意思疎通のできない敵であったが、紫色の顔をした石原裕次郎は理性的なゾンビで、わたしたちの力になろうとしてくれた。なぜ石原裕次郎?




豆乳ラーメン。
こないだの豆乳鍋がうまかったので、思い付きでインスタントラーメン(サッポロ一番塩らーめん)に豆乳を入れてみた。これなかなかいける。野菜(なんでもいいけど今回は玉ねぎ、キャベツ、ピーマン)とかにカマを軽く炒めたところに水(コップ1杯程度)を注いで煮立たせ、付属のスープを入れて溶かし、豆乳(これもコップ1杯程度だけど、少しずつ入れて味をみながら調整するのがいいと思う)を加えて軽く温めたものを、別に茹でた麺と合わせ、付属の切りごまをぱらり。麺を別茹でせず、袋の表示より少なめの湯でつくって、仕上げに豆乳を足してもいいかも。豆乳を加えてからはぐらぐら煮立たせないということさえ気をつければ、なんでもいいと思う。

夕方、いつもの書店に注文品を受け取りに行き、新たに何冊か注文。帰りに何の気なしに東北物産展を覗き、なぜかブリヌィ(キャベツ、にんじん、マッシュポテト、大豆入り)を買う。売っていたおねえさんフロムロシアいわく「ブリヌィ、ロッシャの料理、でもこれぜんぶ福島の材料使ってます」

そのあと某高級スーパーに寄り、そこで売っていると教えてもらった PG tips の紅茶(さいこうの日常茶!)とアーモンドと胡桃のカンパーニュ(うまい!)を買い、さらに魚介の安いスーパーにも寄っていろいろ買って帰宅。すぐにあさりを塩水(水500㏄に塩大さじ1)に漬け、新聞紙をかぶせる。新聞紙は暗くしておくためと、あさりが水をぴゅーぴゅー吐くため。かぶせておかないと周りが水浸しになるのだ。




サワラ(これで150円)の煮付。
これとフライパンで温めたブリヌィ(どんなとりあわせだ)、そしてビールを少々。


16日(木)

リラックスするあさりたちを確認


明るくなるとすぐ水管をひっこめてしまうが、しまい切らずにのびのびしているのもいる。すまない……




アーモンドと胡桃のカンパーニュ、りんごジャム、紅茶。
りんごジャムは自家製なので砂糖はかなり控えめ。これをパンにこってりと載せる。紅茶は昨日買ったものではない。

食後、あさりを洗い、ワイン蒸しにする。すまない……


開いたものから取り出し、冷めたら殻を外しておく。もちろん蒸し汁もとっておく。これは晩めし用。

生クリームがうまいこと半額で買えた。


玉ねぎとセロリとじゃがいもでチャウダーのベースをつくる


まあ野菜スープなんだけど、これにメインの具材と、クリームかトマトペーストを足すことで、ニューイングランドチャウダーもマンハッタンチャウダーも両方楽しんでしまおうという寸法。本日は適量を土鍋にとり、あさりの蒸し汁、牛乳、生クリーム、剥きあさりを加え、塩と乾燥タイムで味を調えまして


あさりチャウダー(あさり見えねえ)。
オイスタークラッカーはないので、クリームクラッカー(甘いクリームがサンドされてるものではなく塩味の四角いやつだが、なぜクリームクラッカーというのかは知らない)を添えて。

昨日買った鱈のあらを茹でておき、布団に入る。

眠れない。


17日(金)

5時過ぎに目が覚めた。まだ暗い。湯を沸かし、少し冷まして飲む。




アーモンドと胡桃のカンパーニュ、オレンジマーマレード、紅茶。

昨晩茹でた鱈のあらの一部を温めてぽん酢で食べる。残りは二つに分け、食べやすい部分はチャウダー用にとっておき、骨の多い部分は煮付にしておく。


18日(土)

いつも通りに目は覚めたけど、何をする気にもなれず、台所へ行って水を飲み、また布団に戻る。二度寝して見た夢。楽器屋のバイトに久々に出勤すると、売場が通路から数段降りた約2ⅿ四方の空間になっていて、床はサラサラの砂に埋もれていた。三方はコンクリートの壁で、商品もレジカウンターもない。足元の砂地には、花の咲いていないオオキバナカタバミがぽつぽつ生えている。なぜこんなことになったのか同僚に尋ねても、だんだん砂がたまってきたのだとしか答えてくれない。




鱈のあら煮、麩と糸こんとかぶの葉の炊いたの、白飯、インスタント味噌汁(白ねぎ)。
あら煮の煮汁で春菊をさっと煮たのがうまかった。

本日の夕空


ついでに冬もベランダにいるペパーミントくん


春に散歩道で摘んできて挿したもの。主人帰省中の過酷な夏のベランダで、施された腰水が完全に干上がり、同時期に挿した他の三茎が力尽きるなか、からくも生き延びたひと茎が今こんなに(泣いてる)。鉢に阻まれ、びゅんびゅん伸ばしているランナーが行き場を失い盛り上がって露出している。地植えにしてやれたらいいのに。




鱈チャウダー。


19日(日)




残りもののっけラーメン。
マルちゃん正麺(醤油)+昨日の煮物。




鍋焼きうどん。
お揚げ、たまご、春菊、かまぼこ。

食後に豆乳マサラチャイ





鱈チャウダー。
今晩はトマトペーストでマンハッタンチャウダー。


20日(月)




鍋焼きうどん。
たまご、かまぼこ、ねぎ。




鮭チャウダー。
甘塩鮭のあらを使用。塩鮭なのでスープ部分に味つけしなかったのだけど、そういうことをすると全体として塩分量が適切であったとしても、口中調味の配分が難しいということに気づかされた。なかなかうまいこといかんものだ。鮭の残りは茹でておいて、茹で汁も使うことにしよう。

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