2019-08-20

日々雑記 2019 Aug. #2

11日(日)

朝、一日分のお茶をつくる。こないだ買ってきた、水出しもできるはとむぎ茶のパッケージがいい。


このハトなら許してしまうな(なにを)

昨日一部の葉を枯らしたニガウリだが、肥料と活力剤のおかげで(だと思う)またツルを伸ばし、花をつけ始めている。よかったよかった。




ジャム(ピーチメルバ)、ライ麦パンのトースト2枚、紅茶。
パンは近所のパン屋さんで昨日買った「昨日焼いたパン」。つまり一昨日焼いたパンだ。だから何というわけではないが。「昨日焼いたパン」は80円(税別)という破格値で売られており、当然朝早く行かないと買えないのだ。




焼きめし。
材料は昨日の残りのジャスミンライス、たまご、かにかま、玉ねぎ、にんにく、にんじん、伏見唐辛子、赤ピーマン、にがうり18号、味つけはナンプラーとマギーソース。乾煎りして砕いたピーナツをトッピング。食べるときに適宜ライムジュース(濃縮還元)と酢漬け青唐辛子をかける。無論おかわりあり。

午後は作業をしていたはずが、気づいたら意識を失っていた。恐ろしい。

晩酌


アテは焼き厚揚げに青唐辛子の醤油漬け。


12日(月)




スコーン(と称するもの)、紅茶。
近所のパン屋で買ってきたスコーン(見た感じからしてわたしの知っているスコーンではない)が脳天ぶち抜き級に甘かった(つまり、断じてスコーンではない)。びっくりした。

10時ごろ家を出て、糺の森へ。


全部の店舗を見て回るのに、結局午後4時過ぎまでかかった。腹が減った。

本日の戦果:


『雨やどりはすべり台の下で』は、姪1(小2)にもまだ少し早いかもしれないので、わたしが先に読む。


『ねこのピート』の1ページ


かなりさいこう。この歌、巻末に楽譜がついているので、このあとずっと歌っていた。かなりさいこう。


『たねのゆくえ』、旧版を持っているのでこれはあげるつもりだけども、『コケの世界』は着服してしまうかもしれない。

自分にはこれ


ヘブライ語を日常語として再生させたエリエゼル・ベン・イェフダとその家族のセミ・ドキュメント。400円で買えた。日本の古本屋サイトにはなく、密林マケプレで辛うじて1冊だけ、それも2,000円で売っていたので、わたしの勝ち。

明日からお盆で帰省するので、お供えなどを買い、通りかかったパン屋で4個500円(税込)セールをやっていたので4個買い、帰宅。腹が減って目が回っていたのでたちまち3個食べつくす。ひとつ残ったパンプディングは明日の朝に。


13日(火)




パンプディング、豆乳マサラチャイ。
どうでもいいが、パンプディングというのは湯桶読みとか重箱読みみたいなものなんだろうか。"Pan pudding" (日本語の直接の語源はポルトガル語の"pão"だろうけど、これ発音がパンじゃなくてパォンなので、スペイン語の"pan"で。フランス語の"pain"でもいいか)ならそういうことにならない?

手土産にとベランダ産ミニトマトを収穫。


京都駅でのり弁を買い、園部行き快速に乗車。混んでいるが、なんとか座れた。嵯峨嵐山でかなりの人が降りていった。

保津峡。


シャッターチャンスはトンネルとトンネルの間の一瞬。


スマホカメラでがんばりました。

園部で乗り換え。思ったよりも混んでいる。座れなかったのでおべんとうタイムに遅延が発生したが、午後1時半ごろ座席が空いた。太秦のロケ弁だそうな。


おかかをまぶしたごはんに海苔、おかずはちく天、焼き鮭、白身魚フライ、だし巻き、よもぎ麩の田楽、れんこんのきんぴら、しば漬けと、ごく普通ののり弁だけど、生麩の田楽が入っているのが京都風ってことだろうか。

園部からは単線。胡麻のあたりは車両の両側に緑が迫っているので、こういう素敵なことになる


晴れた日の午前だと、もっと緑の光が車内に入るのだ。

福知山で70分待ち。某呟き処で教えていただいて、行ってみるかと思った古書カフェは残念ながら定休日だった。待合室で持参の本を読む。

午後4時20分豊岡着。盆地を出て盆地に至ったわけで、当然暑い。しかし家に帰ればエアコンのきいた部屋に……えっと、うちに着きましたが、鍵かかってますね。誰もいません。忘れられてますか、わたし。しばし呆然、気を取り直して持参の水を飲み、本屋にでも行ってようか、と歩き出したら帰ってくる両親が見えた。墓参りに行っていたらしい。なぜこんな暑い時間に……(母に聞いたら、やはりイラチ&ひとのいうことを聞かない父が行くといってきかなかったらしい)

風呂に入り、自分以外の人間のつくった夕食をたらふくいただく。ありがたい。(つくってもらったので洗い物を担当する)


14日(水)

朝は6時に起床。今年のアサガオ。


2階までは届いておらず、1階からは後ろ姿しか見えない。

朝食後、実家の墓に参り、続いて母の実家の墓へ。「無縁さん」のお墓が撤去され、更地になっていて驚いた。その後叔父さんのうちで仏壇におまいり。畑で育てたイチゴの小さいのに砂糖をかけて冷凍しているそうで、それを使ったジュースが出るわコーヒーが出るわスイカ(もちろん叔父さん作)が出るわ、帰り際にはかぼちゃを持たせてくれるわ、怒涛の歓待っぷりであった。

叔父さんのうちの玄関先のホテイアオイ


咲いているところははじめて見たような。

おやつ


わたし「これは」
母「フォンダンショコラ」
わたし「食べたことないけど、わたくしが理解しているフォンダンショコラは、たぶんこういうのじゃないです」
母「固いな」
わたし「かなり」
母「火が通ってないような気がして、さらに電子レンジで加熱したんだけど」
わたし「それやね」
母「別物」
わたし「あえていうならこれはチョコ蒸しパン」
母「それやね」

蒸しパンとしては美味しかった。

少し涼しくなったので散歩に出る。土手の上あたりからふと下を見たら、民家(ぜんぜん知らない人の家)の庭先で道にはみ出して寝ていた犬が体を起こした。そうとう遠いところにいたのだけど、犬はわたしに気づいている。ちょっと降りて行ってみようか。

古い建物の前の猛禽のオブジェ。


犬と目が合わなければ、たぶん見ることはなかった。

隣で寝ていた猫と玄関に繋がれていた若い小型犬は「なんだお前は」という感じだったけど、はみ出していた老犬は歓迎してくれたので、思うさまなでくりまわした。そのうち猫はわたしを気にしなくなり、はみ出し犬は「ここも、なでてええんやで」とごろりと横になって腹をさらしてくれた。ありがとう、ありがとう。

帰り道。わたしの前方を猫が歩いていたが、べつに後をつけていたわけではなく進行方向が同じだっただけ。しばらくしたら追いついて、ヤツもわたしに気づいてこちらを見たのだが、これが絵に描いたような「お魚くわえたドラ猫」であった。残念ながら、鮭の切り身をくわえてこちらを振り返った最高の瞬間はブレブレであった。


居酒屋の前に落ち着いて、鮭を食っている。

生協に寄り、頼まれていたキャベツ、頼まれてはいないが半額になっていたゆでうどんと天かすを買って帰る。


15日(木)

台風が近づいているということで、本日来駕予定だった妹家御一行様(義弟は仕事で来られないとか)はキャンセル。わたしも散歩を禁じられたので、献上品(本)に次々と手をつける。松岡享子 作 長新太 絵『それ ほんとう?』(福音館書店)がすばらしい。「あ」から「わ」まで、「あ」なら「あ」ではじまる言葉を集めてお話をつくるというもので、はじめは黙読していたが、そのうち音読をはじめてしまった。これがまた音読するとめちゃめちゃ楽しい。




お昼は昨日買ってきたうどん玉と天かす、煮玉ねぎ、温泉たまごをつくるはずが加熱しすぎてただの茹でたまごになったもので温うどん。母作の醤油だれを水で薄めて玉ねぎを煮たが、うまかったのでつくり方を教えてもらう。醤油1に対し味醂2を合わせ、半量になるまで煮詰めるだけ。帰ったらつくろう。

午後、叔父さんがスイカを届けてくれる。


でかい。


16日(金)

昼前に妹家御一行様(やはり義弟は仕事で来られない)御来駕。

今回の献上品


ロアルド・ダール、クェンティン・ブレイク『こちらゆかいな窓ふき会社』(清水奈緒子 訳 評論社)、長新太『ノンビリすいぞくかん』(理論社)、松岡享子、長新太『それ ほんとう?』(福音館書店)、大村次郎『パンが いっぱい』(福音館書店)、アンドレ・オデール、トミ・ウンゲラー『かめのスープはおいしいぞ』(いけうちおさむ 訳 福音館書店)、エリック・リトウィン、ジェームズ・ディーン『ねこのピート だいすきなしろいくつ』(大友剛 訳 長谷川義史 文字画 ひさかたチャイルド)、金関寿夫、本永定正『カニ ツンツン』(福音館書店)

姪2、『ねこのピート』にくいつく。何度か図書館で借りてきて読んだ人気作なのだそうだ。YouTube で訳者による朗読と、原著者による朗読会を見せてやる。『それ ほんとう?』が大好評。

昼はごはんに昨日の天かすと煮玉ねぎ、温泉たまご(今日は成功した)を乗っけて醤油だれをかけた丼。昨日のうどんと構成は同じだが、うまかった。

午後、いつもの温泉へ


……営業は今月いっぱいとな。円山川温泉といい、乙女の湯といい、我が家が贔屓にしている温泉がことごとくなくなってしまうとは。

晩は子供らのリクエストで手巻き寿司。温泉に行く前に、帰宅したころに炊きあがるよう炊飯器をセットしておいた。炊飯器があるとこういうことができるのだな。便利。


17日(土)

午前中は庭のアサガオで色水遊び


わたし「レモン汁入れてみー」
(姪1、冷蔵庫からポッカレモンを取ってきて入れる)


姪1「わー赤くなったー!」
姪2「おねえちゃんすごーい!」
妹「アサガオすごーい!」
わたし「指導したわたくしは」
妹「ほかにもなんか入れてみよっか!」

重曹(アルカリ性)を提案しました。


青(重曹)、紫(原液)、赤(レモン汁)。このあとは葉っぱでつくった緑の色水も加えて、各自思い思いのものを入れて実験&観察。


最後はレモン汁で赤くなったアサガオ水に重曹を入れ、発泡&紫色に戻るのを観察して終了。

妹家のお義母さんへのお土産を買いに、ぶどう直売所へ


子供ふたりはぶどうソフトクリームを食べた(そして昼ごはんをなかなか食べない)。

午後3時ごろ、妹家御一行様帰る。姪2は持って帰るといってきかなかったアサガオの色水をあっさり忘れている。

母が20代のころに買ったという料理本を見ていたので、ちょっと見せてもらった。


『おそうざい十二ヵ月』(小島信平 暮しの手帖社)。基本的にシンプルで手間のかからない料理だけど、素材の組み合わせなど、自分ではなかなか思いつかないようなものも多くて参考になる。



現在も改訂新版が出ているというのがすごいが、旧版には当時はお安かった素材「くじら肉」のおかずなんてものもいくつか載っていて、これが新版ではどうなっているのか気になる。


18日(日)

お昼は江野(ごうの)へ蕎麦を食べに行こうという話になる。江野まではうちから車で10分程度なのに、せっかちが過ぎる上にひとのいうことをきかない父のおかげで開店20分前に現地に着いてしまう。仕方ないのでそこから10分無意味に走って戻ってくるはめに。

開店時間に到着。すぐに満席になる。以前は「そば」「大盛りそば」「かけそば」しかなかったように思うが、久しぶりに来てみたら品数が増えていた。そば定食を注文。


十割そばが美味い。次回来るときは大盛りそばにしよう。

夕方、大型日の丸弁当を持たせてもらって帰る。


19日(月)




白ごはん、梅干し、麩とわかめと乾燥野菜の味噌汁。
昨日の日の丸弁当を半分残しておいたもの。半分でもどんぶり飯なわけだが。梅干しは妹のお義母さんが漬けられたもの。ぽってりと美味しい。


20日(火)




オートミールのトマト粥。

帰ってきたらいきなり実家暮らしの日々とは比較にならない粗食。ちなみに晩酌のアテは、昨日も今日も冷奴である。

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