2018-08-10

日々雑記 2018 Aug. #1

1日(水)




冷やしそうめんにバジルと塩レモンのつゆ。
つゆは、包丁で細かくたたいた塩レモンに煮切り味醂を加え混ぜ、冷ました昆布出汁で割って醤油少々を足し、刻んだバジルを加えて氷で冷やした。思った以上に美味くて最後に飲み干してしまった。去年仕込んだもののあまり使ってない塩レモン、塩気といい酸味といい、これ梅肉と同じ感覚で使えばいいんじゃないかと気づいたら、視界が開けた。ガンガン使っていく所存。

もう少し大きくなるかと思っていたら、黄色くなりはじめたにがうり。


ほかの実が大きくならないので、これでしばらく食べられない。

午前中は「夏休み子ども科学電話相談」を聞くので仕事にならない。この時期の在宅仕事は、作業に充てられる時間が実質半減するので困る。今日も楽しかった(そして困る)。
本日のベスト質疑応答:

小1男子「セミはなぜ味がしないんですか」
枝やほかの昆虫(カマキリ、カナブン、バッタ)を舐めてみたというツワモノ登場。迎え撃つのは昆虫担当の久留飛先生。
久留飛先生「舐めるだけじゃあかんと思うわ。むしゃむしゃむしゃって齧ってみたらどう?……それは嫌か」
小1男子「www嫌だ」
久留飛先生「嫌だw 嫌かあ……舐めるだけか」「口の中で噛んだらおいしい昆虫もいてるみたいよ。いま調べたらセミを食べるとナッツの味がするって書いてあるねんけど……嫌やんな。どうしょうもないな。食べんと無理やと思うわ。むかしゴキブリを検査ですりつぶしてね、間違って口の中に入ったことあったけど……塩辛かったな(←えっ!?)……生理食塩水と混じってたからやけど(←ナイスひとりツッコミ)あんまり味はなかったな。ちょっと多めに食べるのがコツやな!(←まさかのコツ伝授)食べるんならやで。そこはもう君にまかすわ。食べるか舐めるかは」「舐めようと思うことはすごいなと思うけど。食べたいのかお友達になりたいのか、どっちなの
小1男子「味が知りたい
久留飛先生「味が知りたい……そうか……スキンシップがしたかったんやな」(←なぜそうなる)
ここで動物担当の小菅先生から、へんなものが皮膚の表面から出たりする動物がいるから「あまり舐めるのはお薦めしません。舐める前にしなきゃいけないことがあるけど、したらまた味が変わったりするから難しいですね」舐めるなら洗ってから舐めないといけないが、そうすると味が変わる……「味が知りたい」質問者の側に立ったコメントが素晴らしい。
このあと「舐めてはいけない毒を持っている昆虫」について説明、「こういうことをやっている人はきいたことないから、がんばってこれからもやってみるか」と激励。最初から最後まで狂っていて、じつによい。

本日はこのほか「恐竜をもふもふしたいけど、シチパチやオルニトミムスだと蹴られちゃいそうなので、いっしょに遊べる優しい恐竜を教えてください」という5歳女子に立ち向かう恐竜担当の小林先生&小菅先生のコンボも素晴らしかった。

小林先生「もふもふしたいっていうとですね……オルニトミムスってダチョウにそっくりだよね……小菅先生、ダチョウって人に懐くもんですかね?」
小菅先生「なかなかダチョウはね、わたしの経験からいうと慣れないですね。ぼく動物園入ったとき、ダチョウを朝晩移動させる係やってたんですけどね、もう何回やっても蹴ろうとするしね。何回やってもわたしに慣れてくれませんでしたね」
小林先生「じゃあもふもふ無理ですね」
小菅先生「無理だと思いますね、あ、いや 後ろから抱き着いてうまく翼をつかんで上手出し投げのように回転させてから頭を下げる という、そいういう方法でおとなしくさせるってことはできます」

この先わたしが生きている間にダチョウをおとなしくさせなければならない局面が訪れることはないであろうが、このティップスを忘れることはないだろう。というか上手出し投げが強烈すぎて、小林先生が提案された「もふもふできるやさしい恐竜」がなんだったのか、もはや記憶から抜け落ちている。




目玉焼き、魚肉ソーセージと野菜の炒めもの、きゅうりスライス、白飯。
炒めものは、魚肉ソーセージ、朝とったにがうり、キャベツ、ピーマン、にんじん、玉ねぎ、ミニトマトを炒めて焼き肉のたれで味つけ。目玉焼きにはマギーソース。


2日(木)




ほうれんそうとモルネーソース(もどき)のホットサンド、紅茶。
ベシャメルソースにシュレッドチーズを加えただけで、卵黄やブイヨンは使っていないので、もどき。くたくたに煮たほうれんそうのグラタンが好きで、そういうのをつくりたかったのだけど、冷凍ほうれんそうは戻し加減がわからなくて、袋の表示通りにしたら、シャキシャキだった。


3日(金)




桃缶と水切りヨーグルトのホットサンド、紅茶。
今回は加糖タイプのギリシャヨーグルトを使用。プレーンヨーグルトでつくるなら、はちみつなどで甘みをつけるといいと思う。




鮭、塩レモン、バジルのスパゲティ。
塩レモン美味い。国産レモンが手に入ったら、また仕込もう。(まだあるけど)

本日の夕空




4日(土)

毎朝ニガウリの雌花は咲いているけど、大きくなってくれるのだろうか。


鮭とベシャメルソースのホットサンド、紅茶。
一昨日のベシャメルソースの残りを使用。ほうれんそうの水分を考えて硬めにつくったので、あらためて牛乳でのばせばよかったのに、そのまま使って固形ソース。失敗。味はよかった。




野菜のイエローカレー、厚揚げと舞茸と玉ねぎのバジル炒め、ミニトマトときゅうりのサラダ。
イエローカレーペーストを発掘したので、本日はタイカレー。じゃがいも、玉ねぎ、ミニトマト、赤ピーマン、オクラ入り。炒めものもにんにく、唐辛子、ナンプラー、砂糖で甘辛い味つけ。

午後、20年以上着続けている限界Tシャツを洗濯するなど。


どうですかこの透け感(薄い薄いとは思っていたが、写真に撮ってはじめて実感)。時間が育てたオーガンジーの如き繊細さ。繊細過ぎて綻びが生じている。まだ着ますよ、ええ。とはいうものの、事ここに至っては、すでに外に着ていくことははばかられ、さらに今後綻びが裂けに深化する事態も想定せずばなるまい。このTシャツの何が気に入っているかというと、長すぎず短すぎない袖丈と着丈が絶妙、ということでメーカーさんのHPで商品を検索すると、当時3色で展開していた同一商品の白と黒は健在だが、グレーが廃版になっていた。困るではないか。Tシャツの白無地は苦手なのだ。その1周回りきっていない爽やかイメージが、というのもあるけど、本来の用途である「下着」感が。黒無地もいかん。何も考えなくてもまとまってしまうので杜撰に見えてしまいがちなのがいかん。ということはワシがいかんのだが。

それにしても、今日はロクなことがなかった。ベシャメルソースは硬く、以前「おまえコラ買い替えるぞコラ」と言うや否や猛然と立ち直った洗濯機の元気には陰りが見え、風呂の給湯器はエラーを頻発し、少し前から不調だったトイレの照明スイッチは見事に陥没し、靴下には穴が開いた。お願いだから同時多発はやめて。そういえばオーブンレンジのあたためボタンも陥没気味……


5日(日)

今朝のにがうりの雌花は6つ。暑さが異常だったとき、シソは成長を止め、ニガウリは蕾を落とし、ほとんど花を咲かせなかったが、このごろシソは新葉を開き、ニガウリは花の数を増やしている。


キウイとこしあんと水切りヨーグルトのホットサンド、紅茶。
あんこ(チューブ入り)が激甘だということを以前学んだので、ヨーグルトは無糖。




冷やしうどんピーナッツバターだれ。
茹でて揉み洗いして氷水でしめたうどんに、トマト、錦糸卵、きゅうり、さらし玉ねぎをトッピング。たれはピーナッツバター(無糖)、砂糖、味噌、酢、醤油をだいたい同量混ぜて水で割ったもの。テキトーな思いつきでつくったけど美味い。うどんは富山みやげの氷見うどん。細麺を使用したので、ほぼ冷やし中華。たれにラー油を加えればよかったと思う。

日よけを下ろそうとベランダに出ると、小さいハナムグリがニガウリのつるをよちよち歩いているのが目に入り、ふふふと笑いながら見守っていたちょうどそのころ、気温は39℃を超えていた、そんな午後。掃除をしたり、浴室とトイレの境目のカーテン(そう、ユニットバスではなく洗い場があるが、境は壁でなくてカーテンなのだよ)、といっても拾ってきた布(デパートで働いていたとき、催し替えの際に捨てて行かれたらしい木綿のマルチクロスを誰かが拾ってきて、一枚もらったのだ)を、麻ひもを通した洗濯ばさみでカーテンレールに吊るしているのだけど、そのひもが劣化してきたのでつけかえたり、当然エアコンの効いていない場所での作業で大汗かいたのでシャワー浴びたり、エアコンのある部屋に入るや否や布団を敷いて寝転んで本を読もうとしたり、読もうとしたものの意識を失ったり眠ったり夢を見たり目覚めなかったり眠ったり眠ったりと、大忙しであった。

夜は村上春樹氏のラジオ特番を聴こうと、久々にFM大阪にチューニングした。雑音だらけの中聴いている、と呟いたら「radiko で聴いている」との返信があったので、おお、その手があったかと切り替える。ほとんど聴けていなかったので、放送終了後、あらためてタイムフリーで聴く。テーマは「Run & Music」ということで、走るときに聴く音楽を選曲されている。さすがに音楽の趣味がいい。ルイ・アームストロングの "What a Wonderful World" をラモーンズのバージョンでかけるとは、やってくれる。ところで番組とは関係ないけど、わたしの知らないうちに FM 大阪が FM OH! になっていてびっくりした。


6日(月)

熱帯夜で大汗かいて目が覚めて、6時半の段階ですでに暑かったので


しらす冷ややっこ丼、揚げなすの味噌汁(インスタント)。
比較的(あくまでも比較的)に涼しい日々に息を吹き返した青じそをドカンと使用。爽やか。

夕方から本棚と箱詰め本の整理を始め、幾粒涙を呑もうとも処分する本が決まらず、ドツボにはまる。もういっそ本は箱に詰めてバックヤードで管理、本棚は陳列スペースとして企画展示、時折展示替えするということでどうだ(なにが「どう」なのか)。それ以前に収蔵庫パンク問題というものが聳え立っているわけだが。まあ整理の行方は見えずとも、行方不明だったジョウゼフ・コンラッド『ロード・ジム(上)』を発見できたので、今日のところはよしとしておけ。


7日(火)

目が覚めた瞬間から、頭が割れるように痛い。


なすとトマトソースとバジルのホットサンド、紅茶。
厚切りにして両面オリーブオイルで焼いたなすと市販のアラビアータソース、ベランダ産のバジルを挟んだ。なすは、油の沁み込みを防ぎたいときには濃い目の塩水にしばらく浸けておくといいのだけど、今回は油を含ませたかったので、切ってそのまま焼いた。

食べたら痛み止めを服用、頭痛がスキッと止まる。ろきそにん強し。

夜、かなり涼しい。が、酷暑で感覚が麻痺している可能性もあり。


8日(水)

今朝も頭痛。勘弁してほしい。ウチで仕事の日なので、誰はばかることなく休みにしてごろごろ過ごすことに決めて、朝食。


温玉うどん。
調子が悪いときはうどんに限る。調子が悪くなくてもうどん食べてるけど。食後に痛み止め投下。痛みが止まれば仕事はできるというのが理屈なのだが、病は気からというではないか。いや自分でいっておいて意味がよくわからないが。まあいいから休め休め。




インスタントのカムジャ麺にバジル&ねぎ。
痛み止めでは体のだるさはとまらない。買いものに行く気にも料理する気にもならないので、買い置きのインスタントラーメンとベランダ作物でできるもので。


9日(木)

本日もあまり調子がよろしくない。ということで朝食は


舞茸とお揚げのうどん。
写真がブレているのは体調不良のせいにしておこう。

用事のついでに少し散歩。散歩コースの川でバーベキューしてるヤツらはだいたいゴミを放置していくので、わたしはヤツらを憎んでいる。片づけていく人々もいることは知っているが、群れてうるさい(3人くらいまでなら、楽しそうでちょっといいな、と思うが、それでもゴミを放置したら許さない)うえに、河原を独占するバーベキュー人種はわけへだてなく一律に憎んでおく。今日は食い散らかしたゴミ、花火のカスばかりか、バーベキューコンロまで放置してあった。あいつら雷に撃たれて燃えればいいのに。

午後11時、バニラアイスを食べて寝る。


10日(金)

頭痛はほぼおさまったかと思うが、時折ズキンとくる。


ほうれんそうのたまごとじうどん。
冷凍ほうれんそう使用。

お盆には実家に帰るつもりではあったが、気づいたらもう目前ではないか。まだ1ヶ月くらい先のような気持ちでいた。帰省の準備を一切していないんだけど、どうするよ。明日必死で準備しないと。持って帰るものなどしれているので、さほど手間は取らないはずだが、問題は帰省のお供にどの本を選ぶかだ、ってまあ、業というやつですかね、これ。

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