ちいと寝過ごした。急いでベランダの衆に水をやり、朝食。
塩クロワッサン、豆乳エスプレッソ。
塩クロワッサンは昨日買ったものなので、網で少し焙ってパリっとさせた。
夕方、妙なところに巻きついたナガイモのつるをはずしていて、むかごを発見。
むかごから生えたものにむかごがなると、なんか得した気分。
日暮れ、買いものに行く途中の空。
色がすごかった。ボケてるのが残念。
晩酌
アテは塩もみしたきゅうり、わかめ、岩下の新生姜を、新生姜の漬け汁で和えたもの。美味し。
22日(水)
朝
ひじき豆のホットサンド、紅茶。
なかなかよいのだが、ぽろぽろこぼれるのが難。水溶き片栗粉かたまごでとじるのがいいかもしれない。
23日(木)
朝
もずく酢、納豆、にがうりの佃煮、麦飯、インスタント味噌汁(揚げなす)。
とにかく茶色い和朝食。
台風が近づいているせいだかなんだかわからんが、頭痛が酷い。嵐の前の夕空が凄かった。
ダリっぽい。
24日(金)
台風は去ったが頭痛は酷い。
朝
塩バターパン、豆乳紅茶。
今日はウチ仕事の日なので、午前中はラジオで「夏休み子ども科学電話相談」を聴く。
☆本日の詩
小1女子の「地球はなぜ丸いのですか」という質問に、天文・宇宙担当の永田美絵先生は、太陽が生まれたころ、太陽になりきれなかった塵やガスが集まって惑星ができたこと、あらゆる方向から材料が集まるから丸くなること、正確に言うと真ん丸ではなく、回転しているため遠心力で上下につぶれたような形をしていることを説明、「地球ってぐるぐる回ってるって知ってる?回転してるから、いま小1女子ちゃんが太陽を見ているとするでしょ、太陽って東から登って西に沈んでいくでしょ? 沈んじゃうとね、こんどはほかの国の朝日になっていくんだよ。地球が回転していることで、どんどんいろんな国が朝を迎えていくんです」 素晴らしい。「この国で沈んだ夕日はまた別の国々の朝日となってゆき、再びこの国にも朝をもたらす」。イメージを喚起する力の豊かな詩表現ではないか。
☆本日のグルメ情報
その1.
水中の生物担当 林公義先生「ワタリガニって食べると美味しいカニがあるんだけども」
その2.
鳥担当 川上和人先生「手羽元ってきいたことある? 唐揚げとかによく使うんだけども。あと手羽先ってのもきいたことある? 焙って食べると美味しいんだけども」
その3.
林先生「イカの腕と脚の味は同じ」
その1.
(「地球ではボールを投げるといつか止まるけど、どうして宇宙で投げると何かに当たらないと止まらないの」という質問で)
永田先生「宇宙でキャッチボールするときは、なにがなんでも取るぞ!と思ってキャッチボールしてください」(どこまでも飛んで行っちゃうからね)
石山智恵キャスター「ぜひ宇宙でキャッチボールしてください」(無茶言うな)
その2.
小1男子「海でまだ見つかっていない生き物の種類をききたい」(林先生がんばれ!)
その3.
川上先生「小6女子さんは鼻が寒いって思って、背中にあったかい部分があるからって、首をまげて鼻を背中に埋めることはできますか?」
小6女子「できないです」
川上先生「試してみたことある?」
小6女子「ない」
川上先生「じゃあ試してみてね! でもできないと思うけどね!」(すばらしい畳みかけ!)
☆本日の(わたしにとっての)新知識
その1.
「アオウミガメは甲羅は青くないのに、なぜアオウミガメという名前なのか」=体脂肪の色が、一般的な動物ではクリーム色なのに対し、アオウミガメの体脂肪は青っぽい色をしているから。(外見じゃなくて、捌かないと見えないもの由来!)
その2.
「時計はなぜ右回りなのか」=日時計がもとになっているから。北半球では太陽が南の空を通るので、影が右回りになる。(科学担当 藤田貢崇先生の第一声「その理由は、いまから4千年ぐらい前にさかのぼります」にぞくぞくした)
その3.
トビウオには胃がない。(その他、脂肪分は1%で骨密度が低く、飛行に特化した体をしている)
☆本日の癒し
林先生「タコの脚は何ぼんか知ってますか?」
5歳女子「はちぽん」
林先生「ぴんぽーん」
今日も今日とて素晴らしい放送なのであった。
昼
冷やし蕎麦。
薬味は刻んだバジル。蕎麦に合うかどうかは微妙。
25日(土)
朝
揚げ胡麻団子、紅茶。
昼
なすとバジルのトマトソースパスタ。
午後、ベランダ最前線のニガウリたちに陽が当たると、部屋に緑の光が入る。
たいへんよい。
おやつ
梨~。
日中暑かったので、夜8時を過ぎてから買いものに出た。野生化したオシロイバナが匂っている。
26日(日)
朝
えびとアボカドとチーズのホットサンド、紅茶。
間違いない味。
種は当然水栽培。
二度ダメにしてしまったからなあ。三代目が無事育つかどうか。なんせ環境が過酷だもんで。
この夏、もう5年以上育てていた星美人とリトープスが枯れてしまった。リトープスは脱皮後ぐんぐん大きくなってくれていたのに。それほど暑さが異常だったということだと思うんだけど。叔父さんの畑では、里芋が全滅してしまったとか。
いつもなら、朝はやい時間にお休み処に戻るイエオニグモが、昼前になっても巣にいるので、ひょっとして死んでしまったのかと思って巣に触ったら、あわてて戻って行った。めずらしく巣で休んでいたらしい。なんか悪いことしたな。
昼
セビーチェ、なすと豆のカレー、キャベツ飯、きゅうりのマリネ。
セビーチェは朝の残りのえびとアボカドを使用。
おやつ
梨ソーダ。
すりおろした梨とはちみつを混ぜ、炭酸水を注いだ。
今晩も少し涼しくなってから買いもの。オシロイバナのわきにハチワレの猫が座っていたので、こんばんはと挨拶。
27日(月)
きのうのカレーでホットサンドをつくろうと思っていたが、台所においておいたら傷んでしまった。夜も暑かったからな。
さくさくチーズはんぺんのホットサンド、紅茶。
さくさくチーズはんぺん(商品名)は、チーズを挟んだはんぺんのフライ。味つけはケチャップ。まあ想像通りの味。
28日(火)
昨夜は涼しくてよかった。朝、ニガウリに水をやっていたら現れた助っ人。
ヤマトシジミさん。
29日(水)
今朝、イエオニグモはいつものお休み処におらず、巣にもいなかった。探したら、ニガウリのつるで休んでいた。
鮭フライのホットサンド、紅茶。
今日もウチ仕事なので「夏休み子ども科学電話相談」。
☆本日のNOといえる子供たち
その1.(「磁石は割れてもなんでSとNなのかな」と疑問を持った子に)
科学担当 竹内薫先生「小2男子くんが大きくなって一生懸命探したらモノポールが見つかるかもしれないよ」
小2男子「見つかったらどうしよう」
竹内先生「見つかったらこれはすごいかもしれない。これはね、ノーベル賞もらえるかもしれないよ」
小2男子「べつにもらわんでもいいけど」
その2.(「恐竜が絶滅した時に落ちてきた隕石は、どうしていまはないのですか」と聞いた子に)
天文・宇宙担当 本間先生「ちなみに隕石とか興味あるの? 見つけてみたい?」
小2男子「とくにありませんけど」
司会 JOYさん「なっ、ないのかい小2男子くん!?」
小2男子「はい」
隕石には興味ないけど、星や恐竜には興味ありという小2男子くん。恐竜絡みの質問だったのか……
本間先生「いやー、隕石がもし好きだったら、どうやって見つけたらいいか教えてあげようと思ったんだけど」
JOYさん「どうする小2男子くん? 一応聞いとく?」
小2男子「なにを?」
JOYさん「隕石の見つけ方だって」
小2男子「あ、大丈夫です」
あくまでも隕石には興味なしな小2男子くんであった。
JOYさん(電話を切ってから)「気になる人多いから、先生、教えてください」
うん、気になる。隕石見つけたい。
本間先生「隕石を見つけたかったら、実は一番簡単なのは、南極に行くんですね」
あっ、一番簡単な方法、初手から無理でした! ありがとうございました!
「(広大な雪の平原だから)南極に石が落ちていたら、それは隕石です」とのこと。
その3.(「ビルは何階まで建てられるのですか」と質問した子に)
JOYさん「建築家になりたいんですか?」
小3男子「建築家には、まあ……なりたくありません」
古生物学者になりたいそうです。
☆本日の個人的ベスト質疑応答
小3男子「どうしたらぼくは化石になれるんですか」
JOYさん「化石になりたいの!?」
小3男子「はい」
理由は「いまの人間の標本になれるかもしれないから」。科学に貢献したいということか。すごいすごい。
竹内先生「小3男子くん、ほんとに化石になりたいですか?」
小3男子「はい」
竹内先生「方法はあります」
あるんかい。ていうかこの流れほんとに好き。
竹内先生「あまり化石になりたいという人がいないんで、これまで使われた方法ではないんですけど。まず化石ってどういうものかということからいくと、生物が死んで、地面の中に埋まりますよね。そこに金属が溶けている水があったりすると、骨の中に金属が入って、それが地面の中で圧力が凄くかかるので固まるんですね。そうすると鉱物っていうんですけど石みたいになる、それが化石ですよね。じゃあそういうふうになるためにはどうすればいいかっていうことなんですが、これすごく難しくて、普通に放っていると、ほぼ確実に化石にはなれない。じゃあどうすれば化石になれるかというと」
きたきた。
竹内先生「棺桶をコンクリートで頑丈につくります。それで棺桶の中には死んだ人と、砂を入れます。それから鉄分が必要なので、鉄を多く含んだ鉱物を入れておきます。そして棺桶には、小さな穴をたくさん開けておくの。それを土の中に埋めるんですね。そうやっておくと自然に化石ができるような感じになるので、たぶん化石になれるんじゃあないか、というふうに考えている人がいます」
小3男子くん、相槌をうちながら、しっかり聞いてた。本気のほどがうかがえますね。
竹内先生「ただ小3男子くんはまだまだ棺桶に入るのは早いので、もうすこし大きくなって大人になってから、ほんとうに化石になりたいと思うかどうか、もう一度考えてみてくれるかな」
といいつつも、もうひとつの方法を繰り出す竹内先生。
竹内先生「たとえばですけど、小3男子くんが化石じゃなくてもずーっと残りたいっていうんだったら、琥珀の中に入るという方法もあります」
JOYさん「将来小3男子くんがどうなるのか、非常に興味深いところです」
今日も面白かった。
昼
釜玉うどん(大盛)。
うどん2玉を湯がいて盛り、あご出汁のつゆをかけ、温泉卵とベランダ産ねぎをトッピング。
おやつ
野いちごソーダ。
去年つくったナワシロイチゴのシロップを使用。
アボカドを切り、皿に盛って、冷蔵庫からビールを出して、さて!ってときにワサビが切れているのが判明。
某呟き処で「柚子胡椒はどうか」とアドバイスをいただいた。ねっとりしたアボカドに柚子胡椒のキリっとした塩気がなかなかよい。
30日(木)
朝、素うどん一杯食べただけで、某所で仕事、帰りに JR 駅前で買いもの。腹は減ったが疲れ切って晩めしの支度をするのもおっくうだし、と思って買った無茶な見た目の焼きそばパンは、なんとなく食べる気がせず冷蔵庫行きにして、カップ天そばを食べてしまった。
31日(金)
今朝のニガウリには、こないだとは別の鱗翅目の方(スズメガっぽかったが種類は不明)が来ておられた。
にゅうめん。
つゆにはインスタント海藻スープ(がごめ昆布ともずく入り)を使用、刻み海苔をトッピング。
本日も午前は「夏休み子ども科学電話相談」。
☆本日の藤田貢崇先生情報: 藤田先生はたまごがあんまり好きじゃない
すみません、ファンなもので。
☆本日の個人的ベスト質疑応答
中3女子「カラスに言語があったり、種によってはグループの中で優劣があると聞いたのですが、遠い将来でも、カラスが人間と近い社会を築いたり、わたしたちと対等な立場で接するような日は来るのでしょうか」
鳥担当 中村忠昌先生「社会をどういう意味で捉えるかが難しいんですけど、カラスも獲物を捕らえるときに群れで協力して捕まえたり、天敵のタカが近くに来ると、集団で追い払ったりします。そういう行動を1羽ではなくてたくさんで行うこと、それもひとつの社会的な動きだとすれば、そういうことは実はもうしているんですね。ただ、人間みたいな行動をするようになるかというと、それは難しいんじゃないかなと思います。難しいというか、カラスにはあんまりそれをやる必要がないのかなという」
中3女子「フランスでタバコの吸い殻を集めるとエサがもらえるという美化計画があると聞いたんですけど、そういう相互利益みたいなのは難しいのでしょうか」
中村先生「個体のレベルで、1羽がすごく賢くなって、いろんなことをするということはできるだろうけど、社会になるかは……たとえば人間は社会性を持っているけれども、なんでかっていうと、人間って他の動物に比べると弱いんですね。すごく弱い動物がほかの動物から身を守るために、社会をつくったと思うんです。昆虫ではアリやハチも、外敵が多くて、身を守るために社会性を持つようになった。カラスはあんまり外敵もいないし、わざわざ社会性を持つ必要がないので、たぶんこのままの暮らし方でいくのかなと思います。もし外敵がたくさんできて、集団でないと生き残れないという状況になったら、そういうふうに進化するかもしれない」
ただ群れているのを社会とはいわない、ということで。
昼
昨日買った無茶な外観の焼きそばパン。冷蔵庫に入れておいたので、電子レンジであたためるため皿に乗せた。これはミニなのでかろうじて横からパンが見えるが、そば1.5玉使用のレギュラーだと、パックの裏から見ないとパンは見えない。食べてみて「焼きそばかパンかどっちかひとつに絞ったほうがいいのではないか」以外の感想はない。