日々雑記 2018 Mar. #1

1日（木）

やらなくてはいけないことはわかっていたのに、そういうことはギリギリまでやらない性分の尻火族、今回ギリギリを通り越してもサボっていたので、本日はまだ暗いうちに起き出し、仕事の準備をするはめに。反省を一切次に生かせてないのをなんとかしなければ。

朝は簡単なものになる。いや、いつもこんなもんか。

20秒ほどレンチンした塩パン、コーヒー、金柑よりちょっと大きいくらいの蜜柑。

昼過ぎに仕事を終え、午後2時ごろ帰宅して、昼めし。

白菜キムチと納豆のたまごとじうどん。
刻んだ薄揚げとキャベツも入れた。あったかいので汗かいた。

晩酌は大根のアチャールで一杯。


2日（金）

朝

大根のアチャール、きのこの佃煮、白ごはん、大根味噌汁。
アチャールで食べるごはんの美味いことよ。味噌汁とかぶっているけど、もらった大根は瑞々しいうちに食べたいのでしかたない。実をいうと冷蔵庫に使いかけの大根もあったのだ。

午後、古い方の大根を切ってみた。スが入るというほどではないけど、少々怪しげになっていたので、いちょう切りにして干す。

新しい方もまだ瑞々しいけれども、食べきれるとは思えないので拍子木切りにして干す。



うむ。

ここ数日でつくった保存食たち。

奥左：にんじんのピクルス、奥右：大根のアチャール、手前左：カクテギ、手前右：きのこの佃煮。

晩酌のアテも、もちろん大根。

豆腐ときのこのみぞれ煮。きのこは佃煮を使用。


3日（土）

朝

クロワッサン、コーヒー。

昼はインドあたりのごはん。不浄だとかでインド人が食べないきのこ使ってるけど、まあよしとせい。

大根のサンバル、じゃがいもとブラウンマッシュルームのマサラ、ムングダール、白ごはん、大根のアチャール、さやいんげん炒め、にんじんと干しぶどうのなんかレモン風味のやつ。

午後は国立近代美術館へ、明日が最終日の「ゴッホ展　巡りゆく日本の夢」を観に。今日は午後8時まで開館しているからと遅めに出かけたのだけど、まあすごい人。展示は副題にあるとおり、構図や色彩設計の面でゴッホに影響を与えた日本の浮世絵作品との比較展示に多くスペースを割いていた。そのうえで、ゴッホの日本はある意味「夢」であって、実際の日本とは違ったものであることも、キャプションで何度も指摘されていた。ゴッホの書簡の「われわれは日本の画家を愛し、その影響を受けている。印象派の画家たちは皆そうだ。それならなぜ日本へ、つまり日本にあたる南仏に行かないでいられるだろうか。」という言葉に出会って一瞬驚くが、南仏と日本が似ているわけではなく、彼の慣れ親しんだオランダ、イングランド、パリの環境とは大きく異なる南仏の明るさ、透明な空気感が、インスピレーションの源泉としての夢の日本と、そのありようにおいて似ていたのかもしれないなんてベタなことを思ってしまった。ゴッホ没後、作品を所蔵しているポール・ルイ・ガシェ（ゴッホが肖像画を描いたガシェ医師の息子）の邸宅を訪れた日本人画家たちの作品も展示されてあったが、里見勝蔵の絵がすごくよかった。彼の作品は常設展でも数点展示されていて、これはほんとに見ることができてよかった。そうそう、常設展示場にはあの寝室が。

森村泰昌チーム制作。奥の壁には彼がひまわり（！）に扮した絵がかかっている。観覧後はショップを見る。わたしの欲しい絵（彼の死の年に描かれた「草むらのなかの幹」）のポストカード、うんやっぱりないね、と思ったら、3種類（自画像、寝室、タンブーランの女将）がいくつかに分けて置いてあるだけだった。ほかは売り切れたんだろうな。明日で終わりだし。最近の特別展示のお土産には面白いものが多いんだけど、今回はタキイ種苗の「ひまわりの種」のほか、クレラー・ミュラー美術館の商品「アイリス」柄の自転車ベル、サドルカバー（さすが自転車王国オランダ）なんてものもあった。


4日（日）

朝

昨日のダール、にんじんと干しぶどうの和えもの、トースト。

昼

残り野菜とたまごと干しえびの塩焼きそば。

おやつ

焼きりんご、紅茶。

大根の様子。

いい感じに乾いてきた。

夜、にんじんのピクルスで焼酎。ピクルス美味い。液が少し残っているので、干し大根もこれで漬けるか。シメは昨日のサンバルで煮たおじや。


5日（月）

朝

トースト、ラズベリージャム、コーヒー。

夜、うっかりベランダで干しっぱなしにしていた大根を取り込む。もともとカラカラに乾いてはいなかったとはいえ、今日は風雨が強かったせいか、しっとりしている。これをさっと洗って絞り、ピクルス液と、小口切り唐辛子入りの甘酢醤油に漬けた。晩酌はこれらとにんじんピクルスで梅干し入りの湯割り焼酎を飲む。干した大根がすごく甘かったので、はりはり漬けは砂糖いらなかったかも。

6日（火）

朝

トースト、コーヒー。

夜、かぼちゃの炊いたの、ほうれんそうの海苔和え、カクテギで焼酎の湯割りを飲む。最近は、ほうれんそうを茹でる際、半分は先にひきあげてシャキ感を残しておひたしに、もう半分はクタクタに茹でてカレーやグラタンにするのが気に入っている。明日はカレーにしよう、てことで、かぼちゃの残りはスパイス炒めにした。


7日（水）

今朝がた見た夢、ほとんど忘れてしまったけど、重力カタパルトに関係してたということだけは覚えている。いやそれどんな夢なんだ。めちゃくちゃ気になる。

やる気のない日の朝めしはテキトーに。

かぼちゃの炊いたの、ほうれんそうの海苔和え（以上昨夜の残りもの）、麦飯（冷凍）、豆腐の味噌汁（インスタント）。

午前中は、やる気はないがやらねばならぬ（なぜなら明日が締め切りだから）本気仕事に向けて気力をためるため、なにもしない。（しろよ）

昼

ほうれんそうカレー、麦飯、かぼちゃ炒め、大根のアチャール。

食べたら仕事。午前中に英気を養ったおかげで（本当か）すぐに片がついたのだけど、ちょっと時間があるからとサービスで資料をつくりはじめたら、これが思った以上に手間がかかって終わったのは午後7時過ぎ。別になくても文句などいわれはしないのだけど。ま、喜んでもらえたらいいや。


8日（木）

朝

ちくわと海藻のうどん。

今年度の某所での仕事は今日でおしまい。ウチでやる仕事はまだ残っているけれども。帰り際に、先方の専任で我が家の近所にお住まいの方と話していて、このごろ近所でよく発生している渋滞の原因は、最近できたメガドンキのせいですよねという話で盛り上がる。ほかに行くとこないんか、という。ないんやな、うん、という。どんなイナカやねんな、なあ、という。

午後2時頃に帰宅。妙に疲れて食事をつくる気力がなく、昼も夜もみかんで済ませたが、昼は温州みかん、夜はぽんかんと変化はつけたので大丈夫だ（なにが）。日付の変わらないうちに寝よう。

9日（金）

朝

ちょっとずつ残ったアレコレをぶっこんだ煮込みうどん。


10日（土）

朝

トースト、コーヒー。

昼

カレーコロッケ、せん切りキャベツ＆ライス、インスタント味噌汁（わかめ）。

花粉症だというのに「散歩せんと死ぬ族」のわたしにとって、いまの時期は非常にキビシイのではあるが、天気がよいのだから出るしかないではないか、セイヨウカラシナも収穫できるかもしれないし、と思って出かけた。

おお、ユキヤナギもちらほら咲きだしているではないか、とにこにこしながらカラシナ畑（中州）のほうを見やると

えっと……畑（中州）が跡形もなくなってますね。この飛び石で渡っていたのだけど、対岸まで行けるようになってる。いつの間に……まあ、なくなったものはしかたない。ほかに生えてる場所もあるし……って、今日は見てないけど、そっちもなくなってたりしてないだろうか。不安。

ラプンツェル（ノヂシャ）見っけ。

帰りは別の川沿いに歩いて、その先にあるホームセンターに寄っていくか、と合流点からコースを変えて歩いてみた。生えている植物も違うのでたのしい。

ナズナ咲いてた。

カンゾウが採れる位置に生えている。いつものコースだと入れないところにしかないので、こっちに採りに来よう。

ホームセンターではさんざん迷ったあげく干物ネットを諦め、タネをあれこれ買って、散歩終了。去年はハダニでだめにしてしまったコリアンダー、今年は早めに蒔くことにしよう。