月曜と勘違いして、えらく早起きしてしまったが、起きてしまったものはしかたないので、朝めしにする。
りんごパンと珈琲。食べたらホームセンターに土を買いに行く。
徒歩30分の道のりを、14リッターの野菜用の土を背負い、5リッターの観葉植物用の土を提げて帰宅。暑い。
さわやかにミントティーでもと、昔いただいたストレーナー付きテントウムシちゃんカップ(似合わねえ)に昨日摘んだミントをブチ込んで熱湯を注ぐ。
すーっとするねえ。
お昼はいよいよこれを。
さやは紫がかっているけれども、豆はみどり色。炊きましょう。
炊きあがりはふつうのえんどう豆ごはんだけど、これを2時間ほどおいておくと、ごはんの色がピンク色になるらしい(スーパーの貼り紙情報)ので、すこし残しておむすびにしておいた。
ツタンカーメン飯、なめこの味噌汁、せりと焼き椎茸の醤油和え、茹で鱈ねぎポン酢。
さて、ツタ飯おむすび、作成直後のようすがこれである。
そして2時間半後のようす。
……色変わってませんけど?と、Google先生にお伺いをたてる。せんせい曰く、「炊きあがってからしばらく『保温状態で』おいておくと、ごはんの色がピンク色に変化します」だとか。ウチには炊飯保温ジャーなどないから無理でんな……しかし、豆を茹でてあったかい状態に保っておいて、その茹で汁で炊いてみたらどうだろう。保温ジャーはなくともサーモス・シャトルシェフはあるのだ。あ、豆ごはんをシャトルシェフで炊いてそのまま保温すればいいのか。でも、ごはんは保温しておくと味が落ちるので、あまり気は進まない。とにかく残った豆は塩茹でにして、茹で汁ごと冷蔵庫で保存。
23日(火)
朝
素トースト、キャベツ炒め、一昨日の茹でツタンカーメンとたまご炒め。食べたら一昨日買ってきた土にニガウリとシマクワズイモを植え付けて、家を出る。
ユリノキに花が咲いていた。
しかし高すぎてよく見えない(写真もこれが限界)。
静岡の学会に行っていた友人が土産をやるというので、もらいに行くついでに書店に寄って注文していた本を受け取る。
フェルナンド・イワサキ『悪しき愛の書』(八重樫克彦 八重樫由貴子 訳 作品社)。イワサキは前に読んだ『ペルーの異端審問』がよかったので楽しみ。
静岡土産は緑茶そばとかつをの塩辛。
ありがたい。
24日(水)
"Death ends a life, not a relationship"(死は命を断つが、つながりを断ちはしない)ということばがふと脳裏をよぎった。折に触れてよみがえることばなのだけど、誰のことばだったのか思い出せない。死は自然なことなのに人がそれを受け入れられないのは、人が自らを自然の一部とみなしていないからだ、というところから、それでも人が植物などと違うのは、生前に関わった人々の心にその人の記憶が在りつづける限り、人は死んでもそれで終わりになりはしない、という流れででてきたように思うのだけど。
それで思い出すのがPhilip Freneauの"The Wild Honeysuckle"という詩の一節。
From morning suns and evening dews
At first thy little being came:
If nothing once, you nothing lose,
For when you die you are the same;
朝の太陽と夕べの露から植物はそう。でも人はちがう。わたしは忘れないでいよう。
そもそもきみのちいさな存在は生まれ出た
なにものでもなかったきみが失うものはなにもない
死ねばまたなにものでもなくなるだけのこと
25日(木)
仕事帰りに酒屋でビールを買う。レジで店員さんが「酒税法改正で6月から値上がりしますので、お買い求めは5月中にお願いします」というので、「お願いします」はなんかちょっとおかしくないか?と思いながらも、笑顔で「ありがとうございます」と返した。あの店員さんがめんどくさい客に絡まれませんようにと祈りつつ、寝る。
26日(金)
コリアンダー1号が芽を出した。
おめでとう。よく来てくれました。
27日(土)
今日は午後からウチで仕事……と考えていたら突然家を出たくなり、カメラを持って11時前に飛び出す。
夏の空ですね。
夏の花ですね。(シモツケ)
ホシミスジ。
キキョウソウ。
今日いちばんうれしかったのは、この花。
白花種のアカバナユウゲショウ(ややこしい)。はじめて見た。散歩コースにほんの数株しかなかったから、いままで発見できなかったのだな。何年も歩いている道でもこういうことがあるから面白い。
帰宅して時計を見たら、出てから3時間経っていた。そんなに仕事が嫌だったのか。(嫌だ)
とにかく飯を炊いて、遅い昼食。
あさり飯、薄揚げと茗荷の味噌汁、ミニトマトサラダ、ハルジオンとにんじんの胡麻味噌和え。
仕事の合間に、午前の逃避で摘んできたレモンバームでお茶タイム。
さわやか。
夕方、またしても散歩に出る。
草刈りの済んだ土手に猫。
そう、本日、市による草刈りが行われ、わたしの菜園が丸坊主になったのだ。
ミントも一掃されてしまった……ノイバラも跡形もなく……悲しい。特定外来生物のオオキンケイギクも、土手に生えていたものは一掃されたが、
まるで「植えられてます」みたいな顔(?)をして花壇に生えているものはこのとおりであった。
28日(日)
昨日やるべき仕事をサボったので、本日はマジメに作業。
昼
余り野菜と魚肉ソーセージ入り牡蠣油焼きそば。
30日(月)
晩酌
サッポロクラシックに、アテはちくきゅう梅和え、キャベツとミョウガの甘酢、ハルジオン味噌。ハルジオンは、同じキク科の花のつぼみだからと蕗味噌の要領でつくってみた。白いごはんがほしくなる味。
31日(水)
ドクダミの苞の白の、なんという清さ。
近所のスーパーで買い物していたら、関ケ原以東では販売を中止するというお菓子「カール」のうす味とチーズ味を各3袋ずつカートに入れているおばさまを目撃した。いや、買い占めなくてもここは販売継続地域……まさか、転売……?いや、きっと東に住む一人息子に手づくりの佃煮などといっしょに送ってやるのだそうだそうにちがいない。
そんなことよりこれですよ。
鯛の白子ですよ。
大なべに湯を沸かして火を止めて、白子を入れる。
そしてほったらかして15分たったら水にとって冷ます。
今日食べない分は、水に浸けたまま冷蔵保存。3日くらいは大丈夫。
で、切って、きゅうりとわかめとポン酢で!日本酒を持て!といいたいところだけれども、ない袖は振れないので、本日もビールで。
至福。これ、2~30円ですよ……
明日5時起きだけど、ビールが進むね。