11日(水)
某所で仕事。来週は自宅待機。
昨日まで洗い物だけしてればいい生活だったわけだが、今日から食事の準備もしないといけないのだ。あまりのめんどくささに、昼めしはトースト、晩めしは仕事帰りに買った2個入りのたまご蒸しパンを食べた。明日の朝食にと思ったけど、まあいいだろ。
12日(木)
午後届いた本
たのしみ。某呟き処で呟いたところ、翻訳された八重樫克彦さん・由貴子さんがスペイン語訳して著者ハビエル・シエラさんに伝えてくださった。あなかしこ。シエラさんは英語がご堪能とのことで、英語でのコメントにも気さくに応じてくださるそうです。
13日(金)
本日はお役所に出かけ、必要な手続等を行うことにしていたのだが、昼めしを食べてうっかりおいもを焼き始めてしまった。家を出るのが遅くなってしまうがしかたない。おいもだいじ。焼きあがったのを確認して、お役所へ。
帰宅して、いい感じに蒸らされたいもを食う。
食べていたら、すぐ外で作業員さんがていねいに掃き掃除をはじめられた。いも食ってるのでなんか気まずい。見られてるわけじゃないけれども。
晩めしは鍋。
寒いのでみるみるうちに冷めてしまう。ガスコンロのところに椅子出して煮食いにしたいくらいだが、椅子はベランダの物置にあり、この寒さの中、出ていく気持ちになれない。カセットコンロもたしか物置。そのうち出そう。
14日(土)
朝
トーストは今回魚焼きグリルで焼いた。焼き網よりきれいに焼けるものだな。
午後、そろそろ怪しげになってきたりんごを煮た。
いつも煮りんごは2,3日で食べられる量を、無糖・レモン汁少々でつくるのだけど、今回は量が量だけに、保存性を考えて赤ワインシロップ煮にした。
寒い。
15日(日)
ああ外、雪が積もってるね。路面は完全凍結してるね。午後用事で出かけるのだけどね。室内では淹れたばかりの珈琲が空前の勢いで冷めていくね。そんな中、わたしはごく薄手のダウンジャケットとダブルフリースジャケットを重ね着して、小豆をたいている。
午後、煮りんごを試食。
冷たっ!というのが第一印象であった。
用事で外出。地下から地上へ出てみたら、
吹雪いとる。勘弁してください。
夜、今年の手帳を買っていないことに気づいた(今頃)。呟いてみたら、余分の手帳があるという方から譲っていただけることになった。ありがたい、ありがたい。
16日(月)
ちょっと信じられないことがあって気分が落ち込んだのだけど、いいこともあった。古道具屋さんで根来の小皿を5枚1,000円で買えた。もちろんとてもいいものではないけれども、気に入ったものだから問題ない。1勝1敗。おっけーおっけー。
18日(水)
午後2時までは仕事でウチに拘束されていた。晴れてお役御免となったのち、某映画館へ出向き、会員証の更新などをし、『ヒッチコック / トリュフォー』(ケント・ジョーンズ 監督)を観る。フランソワ・トリュフォーによる、アルフレッド・ヒッチコックへのインタビューを軸に、10人のヒッチ・マニアの監督たち(でいいですよね?)が語る語る。使用言語はほぼ英語、たまにフランス語。黒沢清監督は日本語で話されるので当然字幕ついてないんだけど、このときそれがとっさに理解できなくなる現象を体験した。日本語字幕つけてくれたらいいのに。
19日(木)
今日は映画をハシゴするのだ。1本目はずっと観たかった『この世界の片隅に』(片渕須直 監督)。連日補助席も出るほどの盛況ぶりなので、早めに出てチケットを確保しようと思ったのだけど、なかなか出られずに予定より30分ほど遅く現地着。
現在は文化イベントなどに使用されている、元・立誠小学校の1927年築の校舎の中で映画を観るのだ。
ここは「日本映画発祥の地」でもあるそうな。
中へ入って、ぎしぎしいう廊下を歩き、階段を上る。
途中、年配のご婦人を追い越し、3階へ。
すずさんが出迎えてくれました。すぐ横の教室から、上映中の映画の音声が聞こえてくる。ということは、こちらのたてる音もダイレクトに伝わるわけで、ぎしぎし鳴る廊下をなるべく音をたてないように気を遣いながら、展示してある原画の複製などを鑑賞。
置いてあるチラシをみたりして、さて受付へ行こうかの、と動いたところに、先ほど追い越した年配のご婦人が来られ、きょろきょろしながら「ここで映画観るんですか」と尋ねてこられたので、ええ、こちらですよー、とドアを開けて「お先にどうぞ」してしまった。礼儀正しい好人物のフリしてんじゃねーよ、まったく。ご婦人のあとでチケットを買うと、14番。なんだ、意外と少ないな、平日の昼間だもんな、と思っていたら、あとからあとから人が集まってくる。すぐに満席になり、補助席も出ている。大盛況だ。
開場して、中へ入る。床に座椅子式の座席が置かれている。この雰囲気、むかしK大の映研が運営していた映画スペースに似ているなと思いつつ、2列目中央というポジションを確保。最前列中央も空いていたけど、足腰にきつそうだったので、少し高さのある2列目にしたのだ。あ、これから観に行かれる方、上着は脱いでから入場したほうがいいです。隣に人が座ってからは、脱ぎ着はなかなか困難なので。
上映中の場内はほぼ真っ暗(非常口サインはあるけどうっすら見える程度)になるので、映画を観るにはかなりいい環境。映画そのものの感想は別に書こうと思う。各方面に「おススメします」メールを送りつけたことだけお伝えしておきます。
元・立誠小学校を出て次の館に向かう。行きは急いでいたけど、帰りは余裕があるので、ぶらぶらと。木屋町通を歩くのも久々だし。
いつできたんだ、こんな自販機!と吃驚していたら、買っていく人がいたので二度吃驚。だって、出汁だよ?それはそうと、"Do not drink. This is a vending machine of dashi" ってこれ伝わるのか?
本日2本目の映画は『ワイルドバンチ』(サム・ペキンパー 監督)。おっさん映画の金字塔である。「『ワイルドパンチ』じゃないの? 」という人がたまに現れるのだけど、今回も係員に「『ワイルドパンチ』じゃなくて、『ワイルドバンチ』なんやねー」といっているおっさんが出現していた。
上映終了後、すぐ帰る予定にしていたのだけど、次の映画は『エデンの東』(エリア・カザン 監督)だと思い込んでいたところ、実は 『理由なき反抗』(ニコラス・レイ 監督)だったので観て行くことにした。毎度思うけど、「理由」あるよね。
20日(金)
用事で出かける。電車で隣に座った人が「ゆっげふん」というくしゃみを3連発。1回ならともかく3回ということは、この人にとってこれはくしゃみの基本形なのだな。世の中にはいろいろなくしゃみ表現があるものだと思った。むかしのバイト先のおばちゃん社員の「はーくしょん」という、まさに「字に書いたような」くしゃみ以来の感興を覚えた。
手帳をいただく。タダでいただくのは申し訳ないので、お礼というのも恥ずかしいようなものだが、シナモンで香りづけした煮りんごをびんにつめてお渡しした。いただいたのは Letts Diary ですよ。いつも文庫サイズのうっすいやっすい奴を使っている人間が。罰が当たりそうだ。汚すのが嫌で、書き込まないという未来が見えないこともない。(書けよ)
手帳をくださった方と、こんど『帰ってきたヒトラー』(デヴィッド・ヴェンド 監督)を観に行こうという話になったのだけど、なんと今日で上映終了であった。また見逃してしまった。
ドカベン岩鬼のくしゃみは「グワァラゴワガキーン」だそうです。
返信削除omojiさん、コメントありがとうございます。
削除唯一無二のくしゃみっすね、それ。