某所での仕事、年内は今日でおしまい。帰りは霧に包まれるために途中下車しました。(→ 「真冬の霧中散歩」 )
22日(木)
所用ででかけた先の近所の古書店で、サマセット・モーム『アシェンデン』(河野一郎 訳 ちくま文庫)を購入。
そういや読んだことなかったのだった。
23日(金)
朝
こないだ焼いたパン、目玉焼き、カリフラワーとにんじんのバルサミコ炒め、インスタント野菜スープ。
昼はどかんとギョニソナポリタン。
やはりナポリタンは、油もケチャップも多めで大盛りに限る。レモスコをどばどばかけていただきます。
食べたらおやつ2種をつくる。バナナプディングは夜食べるぶん。
完熟バナナ200gを電子レンジにかけ、レモン汁小さじ1、牛乳150㏄を混ぜて冷やすだけなので、5分でできるのだ。わたしはホイッパーでテキトーにぐじゃぐじゃ混ぜたけれども、以前ごちそうになったときに教えていただいたとおり、ブレンダーでなめらかにしたほうが300倍くらい美味しい。(※個人の感想です)
3時のおやつには、ブラムリーズシードリングでアップル・クランブル。
しかし自分でつくってみると、砂糖とバターの使用量にビビる。ホンマにこんな量入れんの?単位間違ってない?と思いつつもレシピ通りに。恐る恐るアツアツのところを食べてみる。美味いけれどもわたしには甘すぎる。次回は砂糖を減らしてつくってみようと思う。
24日(土)
世の中はクリスマスイブで土曜日で連休二日目だけれども、わたしは仕事だ。弁当はこんなだ。
クリスマス無関係弁当。
夜は多少クリスマス風味。
いつもとさして変わらないが、チーズがちょっとだけ豪華。こないだ焼いたパンはこれでおしまい。
25日(日)
朝
クリスマス無関係朝食。まあ、昨夜のワインの残りでバナナを煮たのがついてるけど。これ、池田万寿夫『男の手料理』(中公文庫)に「キューバの学生料理」として載ってたという記憶が。ただ煮ただけだけど、美味いものです。
今日はイレヴンジズあり。
いうても、砂糖とバターの量におびえて半分残した一昨日のアップル・クランブルを温めなおしただけ。ちなみにどちらも同じように見えるが、朝めしの飲み物は紅茶で、おやつの飲み物は珈琲。
昼
クリスマス無関係昼食。カレー丼は栃尾の揚げと玉ねぎのたいたののリサイクルだけど、美味かった。
夜は某呟き処で仲よくしていただいている方のルータ接続成功記念と称して飲酒。
ツナと玉ねぎのサンドウィッチ。カラシたっぷり。
深夜、いもをふかす。明日の弁当用なのだけど、1個も10個も手間とガス代は変わらないので、えいやっ!とひと袋全部蒸した。いや、10個はなかったけれども。
そしてふかしたてのところをひとつ食らう。こんな時間に。そが甘き誘惑にたれか抗うべけんや。語法はこれ、あってるのか?まあいいや。おいもおいしい。
27日(火)
このところ某呟き処の一部クラスタ(虫・鉱物)の間で話題の女性誌の付録(自撮りライト・スマホカメラ用マクロレンズ)に興味津々なのだが、買いに行く勇気が出せない。実写レポ見てると欲しくなるのだけども。
28日(水)
うーん、Can Cam と Seventeen なあ……(まだ悩んでいる)
29日(木)
もろもろ終わった。やり残したことはないはず。大吟醸いただいた。
さっそく、帰りに寄った商店街で買ってきたこんにゃく天(100円ポッキリ)をアテにいただきます。
うめえ。飲みながら、帰省本の選書会議(一人会議、ゆえになおさら脳内議論白熱)。5枠をめぐって熾烈な争奪戦が繰り広げられたのであった。
結果発表
1. ナタリーア・ギンツブルグ『ある家族の会話』(須賀敦子 訳 白水Uブックス)、『町へゆく道』(望月紀子 訳 未知谷)
2. 『尾崎翠集成 上・下』(中野翠 編 ちくま文庫)
3. 『タゴール詩集―ギーターンジャリ』(渡辺照宏 訳 岩波文庫)
4. J. マルトレイ / M. J. ダ・ガルバ『ティラン・ロ・ブラン 1~3』(田澤耕 訳 岩波文庫)
5. レイナルド・アレナス『めくるめく世界』(鼓直 / 杉山晃 訳 国書刊行会)
……9冊ですね。えー、説明させてください、
1枠=ギンツブルク枠
2枠=小説枠
3枠=詩枠
4枠=GP枠
5枠=借りパクされたので再購入した本枠
……いや、冷静に考えたらギンツブルグ枠1冊でええやないか。てことで軽量化のために、新書(『ある家族の会話』)にしときます。
30日(金)
朝
クロワッサンと珈琲。ひとつでじゅうぶんなクロワッサンがふたつなのは、昨日のバンドルセールでふたつ150円だったから。そしてひとつ次に回さないのは、明日帰省するのに日持ちしない食品がけっこうあるから。もう「新年の抱負」は「ご利用は計画的に」しかないのではないか。
ということで明日までに食べてしまわないといけないうどん玉と納豆とキムチがあり、つまり帰省前のわたしにメニューの選択権はない。
これ一択ということですね。うまいけどね。
軽量化を図ったというのに、昨夜の5枠に加え、なぜか池田満寿夫『男の手料理』(中公文庫)と『大手拓次詩集』(現代詩文庫)まで持って帰ることになったりして、肩と腰が心配。
夜の「いまあるナマモノ食べきり作戦」行動。
たらこ豆腐鍋。思いつきでつくってみたけど、うまい。鍋に湯を沸かし、たらこをテキトーに切って(もちろん皮から中身をしごきだしてもいい、というかそのほうがおいしいと思う)入れ、豆腐もテキトーに手でくずしながら入れ、味をみてものたりなければ醤油を足し、ねぎをバサっと入れるだけ。たらこのうま味で出汁いらず。これ、水溶き片栗粉でとろみをつけるのもいいと思う。あと、たらこと相性のよい海苔を散らすのも美味かろう。なんにせよ、大吟醸がススムくんである。
過去記事サルベージ(→ 【Archives】「薄い本」 )。3年では、人間は進歩などしないものであることよ(一般化するな)。
31日(土)
帰省の日の本日、朝は茶のみ、昼飯は引き続き、ナマモノ食べきり大作戦。
たまごとじうどん。しかしねぎが1本、どうしても使い切れずに残ってしまった。持って帰るか……と呟いたところ、刻んで冷凍すればよろしいとの叡智の言葉が。すんでのところで帰省の土産にねぎ1本持って帰ったおっちょこちょいになるところであった。
なんだかんだとやることがあって、乗ろうと思っていた電車を2本逃し、ということは到着が予定より2時間遅れることになったりするのが流石の赤字路線なのであるが、その電車に間に合うことさえ覚束ない時間に慌ただしくウチを出て、改札ではたったひとりの駅員さんに延々質問している人に待たされる(18きっぷ利用なので、スタンプを押してもらわないといけないのだ)など相当スリリングなことになったのであるが、ホームへの階段を駆け上がり、無事車上の人となったはいいが、乗換駅での乗り継ぎ時間が2分であるのにホームがやたらに遠いので、さらにスリル満点、とかいってる場合ではなく、本の詰まったリュック(重い)を背負い、32番ホーム(遠い)に向かってひた走り、でっかい荷物を引きずって迫りくる中国人観光客の集団を華麗にかわすその姿はまさにマルセイユルーレット(嘘)、なんとか発車ベルの鳴り響く中、乗り換えに成功したのであった。
車窓より。
なかなかよい夕空であった。
郷里の駅に着いたときには日はとっぷりとくれていたのであった。実家への途上にある、妖しく光るこの建物は市役所である。
見ていると色が刻々と変わる。
妖しすぎる。やめたらいいのに。
無事実家に着きました。正月は少しゆっくりできるはず(姪っ子たちが来るとそうもいかないが)。
さて、あとは蕎麦啜って寝るとしましょう。皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。